学習机評論家をやっていると、ついつい目新しいものを追い求めたり、逆に昔話やウンチクを語ってしまいがちです。しかし、今年学習机を買おうと思っている人にとっては、そんなことはどうでも良い話。いま用意されている選択肢こそがすべてです。
そこで、学習机選びの道先案内人として、売場で商品をひとつひとつ紹介していくようなスタンスで説明するのも良いのではないかと考えました。普通ならその店の商品しか紹介できませんが、私なら他店の商品も紹介できます。
というわけで、今回はまずコイズミファニテックのロングセラー「ビーノ」から紹介して参りましょう。
※価格および仕様はすべて2023/01/25現在に更新済み
コイズミファニテック・ビーノ
カラーバリエーション
- 3色=MO色とNS色とWT色
ラインナップ
商品名 | サイズ W×D×H(mm) | 税込価格 | 品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
90デスク | 900×600×730 | 60,500円 | BDD-101MO | BDD-071NS | BDD-171WT |
105デスク | 1050×600×730 | 66,000円 | BDD-102MO | BDD-072NS | BDD-172WT |
120デスク | 1200×600×730 | 72,600円 | BDD-103MO | BDD-073NS | BDD-173WT |
リフティングワゴン | 413×495×585~730 | 52,800円 | BDW-134MO | BDW-064NS | BDW-164WT |
ワゴン | 415×495×585 | 45,100円 | BDW-135MO | BDW-065NS | BDW-165WT |
スリムワゴン | 300×442×585~730 | 48,400円 | BDW-136MO | BDW-066NS | BDW-166WT |
サイドチェスト | 420×600×730 | 62,700円 | BDB-137MO | BDW-067NS | BDW-167WT |
90デスクシェルフ | 894×233×350 | 36,300円 | BDA-132MO | BDA-062NS | BDA-162WT |
105デスクシェルフ | 1044×233×350 | 39,600円 | BDA-133MO | BDA-063NS | BDA-163WT |
本立て | 450×210×320 | 22,000円 | BDA-141MO | BDA-081NS | BDA-181WT |
エクステンション本立て | 469~864×210×320 | 30,800円 | BDA-142MO | BDA-082NS | BDA-182WT |
マルチラック | 600×343×1125 | 71,500円 | SDB-516MO | SDB-517NS | SDB-518WT |
シェルフ | 600×284×1419 | 57,200円 | BDB-128MO | BDB-008NS | BDB-108WT |
エクステンションシェルフ | 600~1058×299×1419 | 79,200円 | BDB-129MO | BDB-079NS | BDB-179WT |
チェストシェルフ | 350×600×1500 | 72,600円 | BDB-138MO | BDB-068NS | BDB-168WT |
チェア | 434×495~576×765 | 39,600円 | FLC-847MOIV FLC-848MOSA | BDC-37NSIV BDC-38NSDB | BDC-39WTIV BDC-40WTDB |
特徴・人気の秘密
コイズミファニテックのビーノは10年以上続くロングセラーです。ロングセラーでありながら人気は衰えるどころか、むしろますます売れ筋になってきている、非常に稀な存在です。
ビーノの人気の秘訣はシンプルなデザインで、かつサイズバリエーションが豊富で組み合わせも自由に選べるというところ。それだけでなく、天板にナラ突板を使っており質感が上々。国産の浜本工芸の学習机は予算オーバーだけれどビーノなら…という方も多いです。
ここ数年減少傾向である天板リフティング式のワゴンが選べる、コンパクトな90cm幅がある、お揃いの本棚を選ぶこともできる、といった点も人気の理由です。2021年度からはさらにデスクシェルフが加わり、上棚付きのベーシックデスクとして使うこともできるようになりました。
店舗限定オリジナルモデル
ビーノ50

出典:ファニチャードーム
首都圏と関西圏で展開している島忠ホームズでは、奥行50cmの「ビーノ50」があります。リビングダイニングに置きたいという方に人気があるようです。
よく比較検討されるデスク
コイズミファニテック・ルトラ
ビーノは天板がナラ突板なので高級ですが、「ルトラ」はメラミン合板なので価格が手頃です。奥行55cmで圧迫感が少なく、リビングダイニング向きと言えるかもしれません。

コイズミファニテック・ファリス
「ファリス」が登場した当初は奥行480mmなんて浅すぎる、引出しが付いていないしコスパが悪いなんて思っていましたが、これが意外と人気が高いようです。リビングに置くという前提で考えると、インテリアと調和させやすいのだと思います。

コイズミファニテック・ワイズ
「ワイズ」はメラミン天板でビーノより奥行がコンパクトな55cm。ラインナップはビーノに比べると少ないのですが、構成が割りと似ています。価格はビーノよりも1割ほど安いですが、スペックの違いを考えるとコスパは悪いかもしれません。
コイズミファニテック・アルフ
予算と睨めっこしながらビーノの組み合わせを考えていると、意外と「アルフ」のコスパが良いことに気づくことがあります。書棚とデスクライト付きで実売価は税込12万円くらいですからね。10パターンの組み替えができますからレイアウトの自由度が高いというのもメリットです。

ケユカ×コイズミファニテック・アロン

出典:KEYUCA
ケユカの「アロン」はビーノよりも高級ですが、コイズミファニテックが作っているということで品質的に安心感があります。天板などにオーク無垢を使っているのでビーノよりも質感が良いと思います。ただし、送料の負担が大きいです。

コイズミファニテック・コトア
アロンの配送料の負担が大きいことに戸惑った場合は、「コトア」も検討の余地があると思います。アロンよりもコトアのほうがナチュラル感が強いですが、奥行は同じ55cmです。天板は突板ということもあり、価格はアロンより2~3割ほど安くなります。
コイズミファニテック・WDスペシャル
意外に思われるかもしれませんが、ビーノを検討していて同じコイズミファニテックでナラ突板の「WDスペシャル」に至るケースは決して少なくありません。デスクライト付きでコスパも良く、なにより収納力があります。

コイズミファニテック・レイクウッド
本棚ハイタイプの「WDスペシャル」はやりすぎ、でも天然木は捨てがたいということで、「レイクウッド」に流れるというパターンもアリです。WDスペシャルもそうですが、上棚が目の前にあると圧迫感がありますけど、ユニットスタイルにすると意外とビーノに近い雰囲気になります。

浜本工芸・No.89デスク
実際のところは浜本工芸のデスクを検討していてビーノに落ち着いたということが多いですが、いろいろ知恵がついてくるとビーノよりも浜本工芸のほうが素敵なんじゃないかということで「No.89デスク」などを買ってしまうというパターンもあります。

カリモク家具・ユーティリティプラス
ビーノから浜本工芸というパターンよりも少ないですが、カリモク家具の「ユーティリティプラス」という選択肢もナシではありません。特にL型デスクとしてレイアウトしたい場合や、よりスタイリッシュなデスクを希望する場合にはオススメです。

ウィドゥスタイル・セレクト
コイズミファニテック以外でビーノにもっともコンセプトと価格帯が近いのがウィドゥスタイルの「セレクト」です。中国で作られた浜本工芸という感じで個人的には好きなのですが、ちょっと横揺れすることがネック。

無印良品・木製デスク オーク材

出典:無印良品
ナラやオークを使ったデスクでビーノよりも価格が安いということで、無印良品の「木製デスク オーク材」も候補に挙がるかもしれません。もっとも、無印良品は木目のハズレが多いので、ビーノのほうが安心感があると思います。

ビーノは組み合わせの自由度が高く、デザインや質感も良いことから人気となっているわけですが、浜本工芸より手が届きやすい価格も支持されているのと思います。ただし、2023年度の2度の値上げで、さすがに手頃とも言えなくなってしまいましたが。
ともあれ、意外と女子からも引き合いが強く、男女ともに売れるデザインというのも売れ筋となっている重要なポイントでしょう。お子さんが大学生くらいになっても違和感がないデザインということもあり、様々な点で後悔が少ないデスクだと思います。
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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など
収納マン様
以前から別記事でお世話になっております、エリンギ です。
あれからいろいろ検討し、ビーノにほぼ固まってきました。
ですが、1点気になる点があり、、、
複数の店舗でビーノの展示品を確認したところ、ワゴンの引き出しがスムーズに開閉できるものもあれば、重いというか、開閉しにくいものもありました。
別記事に書いていらっしゃるように、スライドレールのグリスアップを定期的にすれば、問題なくスムーズに開閉できるのでしょうか?それとも、きちんとグリスアップをしていても、何年も経つと劣化に伴い、開閉しにくくなってしまうのでしょうか?
ちなみに、開閉しにくいと感じたお店では、他に浜本工芸やカリモクも扱っていましたが、いずれも他店の展示品に比べて開閉しにくいという事はありませんでした。やはりここも、価格に比例してくるのでしょうか、、、?
エリンギさま
ビーノでほぼ固まってきましたか^^
展示品の引出しをひとつずつチェックして回るというのは良いですねー。
おっしゃる通り、同じ商品でも開閉のスムーズさが違うことがあります。
音もヌルっという感じに無音で開くこともあれば、ザーッと音が鳴ることもありますよね。
こういうのは何度も引出しを開閉しているうちにスムーズになっていくこともあると思います。
ただ、根本的には、スライドレールの取り付け位置が微妙にズレてしまっているのです。
たぶん1mmもズレていませんが、極端に言うと左右で捻じれた状態で取り付けられてしまった結果ですね。
これがコイズミファニテックだからその程度で済みますが、ニトリなら引出しが固定されたかのように引き出せないこともあります。
逆に浜本工芸やカリモク家具だったら、まずそんなことはあり得ないです。
つまるところ、引出しのスムーズさはある程度、価格に比例します。
私が大手メーカーの中でもコイズミファニテックやイトーキを推すのは、つまるところそういう問題が非常に少ないからです。
敢えて名前は挙げませんが、ほかのところは引出しがスムーズか否かどころかまったく開かないとか、かなり固いということが稀に起こります。
でも、ビーノに関してはさすがにそういうことは一度も見聞きしていません。
そこは安心してもらって良いのではないでしょうか。
収納マン様
お返事ありがとうございます!
やはり価格に比例しますよね。特に浜本工芸の引き出しは、他社のものとは全然違うと感じました。スライドレールもさることながら、デスク本体のレールのない引き出し、、、子供用ではなく自分が欲しいぐらいです(笑)
ともあれ、ビーノでも問題なく使えるとのことで、安心しました。
ビーノに決まった経緯を、、、
実は先日、上の子と二人で出かける機会があり、ちょうどケユカの店舗が近くにあったため寄ってみました。姫系のキラキラ好きの娘ですが、意外にもニノスを気に入りました。
帰宅してから詳しく聞くと、片付け下手な娘ですが、机の上がぐちゃぐちゃになるのは本人も望んでいないらしく、大きい上棚があった方が片付けしやすい、と熱弁していました(笑)ただ、ニノスの上棚のように端から端まで棚だと天板が狭くなり、A4サイズが縦に置けなくなるので、「デスクの横に別の棚があれば、上棚はデスク幅の半分くらいのサイズでもいいんじゃない?」と聞くと、納得したようでした。
ニノスとビーノは印象も近いし、いけるかも?主人は上棚はいらないと言っているけど、使うのは子供達だし。ビーノならエクステンション本立てがあるから、必要に応じて上棚のサイズも変えれるし!ということで、エクステンション本立てが着いたビーノの写真を見せて、娘のOKも出たので、ビーノに決まりました!
あとはサイズです。できれば大きい方がいいし、105cmでも置けなくはないのですが、以前ご相談した通り、ベッドや書棚との兼ね合いもあり、まだサイズは決めかねていますが、ここをクリアしたら、妹の分も一緒に購入します!
最後に、
我が家は予算が足りずミニマは断念しましたが、ミニマは本当に理想にピッタリの学習机です。もしビーノやニノスぐらいの価格帯でミニマのような学習机があれば、迷わず買っていたと思います。
今でもまだ、幅100cmの方が良くない?とか、上棚は2段で幅がコンパクトなものがいいなぁとか思いますが、収納マンさんが別記事でおっしゃっていた、学習机はベストである必要はない、という言葉と、自宅のダイニングセットの価格を参考に、、、というコメントを見て、納得してビーノを買うことができそうです。
本当に長きに渡り大変お世話になり、ありがとうございました!!
これからも収納マンさんのご活躍を陰ながら応援しています!!
エリンギさま
大きな上棚があったほうが片づけやすいと熱弁するお嬢様の様子、見たかったなーと思います^^
ビーノがお手元に届いた暁にはきっと大喜びしてくれるでしょう。
ミニマを「理想にピッタリの学習机」とまで褒めていただきましてありがとうございます(≧▽≦)
もっと安い価格帯でミニマに近いデザインのものはなくもないんですけどね。
堂々と○ウヤの方が名出しで「私がデザインしました」って販売してくれています^^;
ただ、パクり云々以前にクオリティがとてもオススメできるレベルではないため、こちらでは取り上げていないだけです。
話は変わって、私はサイクリングが趣味なのですが、所有するロードバイクはエントリーモデルで15万円くらいです。
もっと安いものを探せば1万円台からでもありますし、高価なものだと自動車よりも高いです。
でも、付いているパーツは構造的にはほぼ同じ。
高価だからと言ってタイヤが4つ付いているとか、ハンドルが金でできているわけではありません。
じゃあ何が違うのかというと、精度が違います。
パーツ1点当たりの重量が最大で数十g違います。
耐久性はむしろ高級になればなるほど低くなったりすることもあります。
つまり何が言いたいのかと言うと、学習机も自転車も下を見ても上を見てもキリがない中で、ビーノという選択肢は非常に合理的だということです。
お嬢様さえ気に入ってくれればそれは間違いなくベストな選択肢です。
またこちらや収納教える.コムのほうにもお越しくださいね^^
はじめまして。
いつもブログを拝見しております。
シンプルなベーシックデスクを探しておりまして、ビーノを検討しています。
組み合わせや価格などで悩んでいたところ、ネットで良さそうなデスクを見つけました。
でもこのサイト以外には見当たらないので、比較ができず悩んでおります。
学習机評論家様でしたらアドバイスをいただけるかと思いコメントさせて頂きました。
こちらがURLです
年末のお忙しいところ恐れ入りますが、アドバイスをお願い致します。
そうすけママさま
はじめまして^^
家具の里のリッケ、これは堀田木工所の机ですねー。
私は実物を見たことがないのですが、スペックやディテールを見る限り、これは◎だと思いますよ^^
天板は同社「マハロ3021」と同じセラミックス塗装ですから、オイル塗装のようにキズや汚れの心配はありません。
我が家でもセラミックス塗装のリビングテーブルを使っていますけど、質感はオイル塗装のように良い感じです。
ワゴンは「2011・3000共通袖」そのものですね。
上2段がシングルレール、最下段、そしてデスク本体引出しはフルスライドレール。
全体の質感は家具屋で堀田木工所の机をご覧いただければ分かるでしょう。
最初はデスク奥行55cmで上棚付きはさすがにちょっと作業面が狭く感じるだろうと思ったんですけど、拡張して63cmになるなら問題ないですね。
ただし、最初から奥行63cmにする場合は、拡張天板の継ぎ目が残念に感じるかもしれません。
デスク+上棚の2点セットで税込61,380円、
デスク+上棚+ワゴンの3点セットで同82,280円、
上棚に代えてカルロ3011(100)ラックの3点セットで同96,580円ですか。
「国産」でこの価格は魅力的ですねー。
総合的に見て私は良いと思いますよ^^
良い商品を教えてもらいました。
ありがとうございます!
初めまして。
学習机難民で、こちらのブログもずいぶん前からたくさん読ませていただいています。
1年以上悩んでようやくデスクは注文したのですが、新たな悩みが発生してしまったので相談させてください。
娘2人に学習机を用意します(年長、年少)。小さいうちは、基本的に1階ダイニングにあるカウンターで勉強します。ランドセルもダイニングに置きます。
学習机は2階の子供部屋に置き、しばらくはかさばる学用品置き場と、ひとりになりたいときに使うくらいになりそうです。
まだ子供部屋にはベッドのみで、収納家具はありません。
デスクはkeyukaのニノス、上棚はアロンにしました。
ニノスは引き出しがフルスライドレールではないため、ワゴンもアロンにするつもりでいました。
しかし、ビーノでも合うのでは?と思い、ワゴンや本棚はビーノにしたいと考えています。(ビーノの方が引き出しの奥行きがあり、値段も安いため)
そこで、
1 ニノスにビーノのワゴンや本棚を合わせるのはおかしいでしょうか?(チェアはisseikiのLIFEオーク材をすでに使っています。どれも素材感は似ていますが、ビーノだけ角ばっています…)
2 他記事で天板の昇降するワゴンをお勧めされていましたが、ビーノは昇降タイプの引き出しの深さが上、中ともに47mmしかありません。ニノスデスクの引き出しも、深さは45mmしかないため、浅い引き出しばかりで使いづらい気がして悩んでいます(固定タイプのワゴンでも、それほど深いわけではないのですが)。
昇降する機能がないと、大きくなってから不便に感じるでしょうか。
3 ワゴンを昇降しないタイプにするなら、デスクのサイドに、同じビーノのシェルフかSラックを置けば、多少デスクを広く使えるかなと思いつきました(そもそもニノスとビーノが合わなければ無理なのですが…デスク天板の高さが1cm違うこともあり。。)
キャスターがあるのでSラックが便利そうですが、ランドセルラックではなく主に本棚として使う場合、大きくなってから収納量が足りなくなるかなとも思います。Sラックの使い勝手について、何かご存知でしたら教えて下さい。
4 ここまでビーノの記事に質問をさせて頂いてきてなんですが、ビーノ以外にニノスに合うワゴンや本棚が何かありそうですか?
オーク材の学習机をいろいろ調べたつもりですが、フルスライドレールではなかったり、奥行きが浅すぎたり、価格が高すぎたりして、結局ビーノ(またはアロン)に戻ってきてしまいます。
長々と書いてしまってすみません。
どうぞよろしくお願いします。
きささま
はじめまして^^
KEYUCAのニノスのデスクにアロンの上棚を既に注文し、ワゴンをアロンにするかビーノにするか、ということですね。
また、それらにビーノの本棚も合わせたいと考えるも、見た目が変じゃないかと改めて気になったというわけですね。
ひとつ分からないことがあるのですが、フルスライドレールのビーノのデスクではなくてニノスのデスクを選んだのは、ニノスの無垢天板や装飾性に惚れたということでしょうか。
ただ、その場合はあくまで機能性よりも見た目を取ったと言えると思うのですが、一方でボリューム感の異なるニノスのデスクとアロンの上棚という組み合わせ、さらにそこにビーノのワゴンを組み合わせるという話に、整合性がなくなってしまいます。
つまり、あくまで見た目重視であれば、ニノスまたはアロンのデスク一式だったと思うし、機能性重視であればビーノのデスク一式だったのではないかと思うのです。
しかし、きささんは既にニノスのデスクとアロンの上棚を選ばれています。
この時点では見た目を最重視しつつ、上棚はコンパクトにしたいということから、見た目の違いをある程度妥協されたのだと思います。
その延長でさらに見た目を妥協してしまっては、ニノスのデスクをベースにしたことに疑問符がついてしまうと思うんですよ。
それなら、あくまで見た目重視でニノスのワゴンをセットしたほうが私は良いと思います。
アロンのワゴンはボリューム感が強いのでニノスにはちょっと合わないと思いますし、ビーノのワゴンもニノスとはちょっと違うからです。
本棚についてはニノスやアロンには大きなものはありませんから、似た質感のものを中心に探すしかありません。
その点で言えば、ビーノは合うほうだと思います。
ワゴンの引出しの深さについては、イトーキの「リーモ・ベーシックタイプ」のようにリフティング機能なしでワゴン2段目が深めのものや、浜本工芸の「No.89昇降袖B」のようにリフティング機能付きでも引出し2段のものであれば、デスク本体引出しと深さがかなり違うので使い勝手は良いと思います。
一方で、ビーノのリフティングワゴンとワゴンのように深さが3cm違うくらいだと、引出しの深さの違いを実感するのは難しいんじゃないかと個人的には思います。
3cm深さが違うだけだったら、リフティング式を選ぶほうが便利さを実感しやすいのではないでしょうか。
デスクの横にビーノの本棚もしくはSラックを置くプランについては、理屈で言うとそうすることで天板面を広く使うことはできると思います。
ただ、本などを積んでおく場所になってしまう可能性も高く、その場合はあまり有効利用できるとは言えないでしょう。
もちろん、ワゴンの天板を上げて出しっぱなしにした場合も同様の事態を招くことが多いと思います。
なお、Sラックにはキャスターが付いていますが、中身を収納すると普段から気軽に動かせる重量ではありません。
ワゴンに比べると収納量は多いですけど、ワゴンのような機動性は期待できないと考えたほうが良いでしょう。
以上、あくまで私の主観やこれまでお伺いしたお宅での経験に基づいてアドバイスさせていただきましたが、特に見た目に関しては許容範囲が人それぞれ違うと思います。
きささんがニノスのデスクとアロンの上棚の組み合わせを選んだ理由、そこにもう一度立ち返って検討してみてください。
そうでないと、最初に選んだ組み合わせが台無しになりかねません。
一方で、書棚はサイズさえ問題なければビーノがベストマッチだと思いますよ。
ほかに同じ材質、色を用意しているメーカーはないですからね^^
年末のお忙しい中、大変丁寧に、かつ的確なお返事をいただきありがとうございます。
自分では、考えすぎて訳が分からなくなっていたので、問題点がハッキリして、とても分かりやすくなりました。
詳しく書くと長くなってしまうと思い、ニノスにした経緯を省いたのですが、改めてkeyukaの記事の方へ書き込みさせていただきます。
あちこちにすみません。
ビーノに関係することについて
リフティングワゴンの引き出しの深さについて。
3cmくらいの差では、あまり違いはないのですね。近所で探したのですが、ビーノの普通のワゴンの実物を見つけられず、他のシリーズと比べても、ビーノだけかなり引き出しが浅いため、使い勝手が気になっていたので参考になりました。
しかしニノスと合わないとなると、わが家では候補から外れてしまいます。オーク材の板見本を持って家具屋めぐりをしていましたが、ニノスとビーノの手触りや色味はかなり近く、keyukaが値上がりして送料も高いため、ビーノでいけるなら嬉しいなと思ったのですが、なかなかうまくはいかないですね。
Sラックについて。
重量について教えて頂きありがとうございました。空でも34kgでしたか、かなり重いことは承知していましたが、子供が動かせるかどうかまでは考えていませんでした。
天板の広さを求めてデスクに本棚を横付けする場合、Sラックなら下段の荷物も、動かして出せるから便利かと思ったのですが、普段使わないものだけ下段に入れて、たまに動かすのでも難しいくらい重くなるのでしょうか。
ファニチャードームで、ビーノのSラックがデスク側面に向いて展示してあったので、そういう使い方をするものだと思い込んでいましたが、それだとSラックの引き出しが開けられないので、デスクとは別で使うのが良いということになりますよね。
すると、デスクはニノスですが、書棚として何かを購入する場合、
Sラックかシェルフかエクステンションシェルフか、ビーノシリーズではなく違うものから探すのか…また悩みが増えました^^;
長々と申し訳ありません。
もし何かアドバイスいただければ幸いです。
きささま
お気遣いくださいましてありがとうございます^^
ニノスとの絡みについては別頁で回答させていただくとして、Sラックについては”普段使わないものだけ下段に入れて”使う分にはそこまで重くなることはないです。
ただ、スペースがあればモノを収めてしまうのが人の常なので、その場合はお子さん一人で移動させるのは難しいということです。
なお、Sラックの正面をデスク側面に接するかたちで配置する場合、「ルトラ」のマルチラックのように上下段の向きを変えることはできない仕様になっています。
改めて取扱説明書を見るとSラックでも上下段の向きを変えることができそうに見えますが、Sラック登場時にコイズミファニテックの社員に確認したところ、「できない」と言われた記憶があります。
よって、Sラックは正面をビーノのデスク側面に接するかたちで配置できないわけではありませんが、単純に横並びにしたほうが引出しが塞がれなくて良いでしょうね。
お返事ありがとうございます。
なるほど、ルトラのマルチラックは上下で向きが変えられるのですね。他のラックも同じようにしてほしかったです(苦笑) 。
そういえば、ファニチャードームで浜本工芸の15ラックをものすごくお勧めされたのですが、これも上下で向きを変えられるので便利そうでした。
別記事も読ませていただきましたが、Sラックは本当によくできていて使いやすそうなので、購入する方向で考えています。
小学生の荷物、案外多いですし、置き場所がないと散らかるのは目に見えているので…。
ワゴンその他については、keyukaの方に書き込みさせていただきましたが、もう一点だけ質問させていただいても良いでしょうか。
ビーノのリフティングワゴンについて、
店舗で試したのですが、リフティングワゴンの天板は、およそ1cm刻みで昇降しますよね。
ビーノのデスクはH730ですが、ニノスのデスクはH720なので、ワゴンの天板を1番上から1cm下げた状態で並べれば、高さはピッタリ合うと思っていました。
でも、お返事の中に、1cmの違いは誤差の範囲…とあったので疑問に思ったのですが、そもそもリフティングワゴンは、天板の高さをいちばん上または下でしか使わないものですか?途中の高さで止めて使うことは、通常ならしないということでしょうか?(できても、壊れやすいとか、何か問題が生じますか?)
お忙しいところ、何度も質問してしまってすみません。
よろしくお願いします。
きささま
Sラックはいわゆるランドセルラックの中では先発で、後発の「ルトラ」のマルチラック、浜本工芸の「No.15マルチラック」、カリモク家具の「マルチラックSS0429」などは両面使いができるようになっています。
初見だと学習机なんてどれも同じと思ってしまいがちですが、各社とも切磋琢磨して常に改善しているわけですね^^
おっしゃる通り、置き場所が決まっていないモノは片づけられません。
でも逆に、置き場所を明確に決められすぎても片づけるのが大変になってしまいます。
その点で、Sラックはある程度の緩さがあり、また大人になっても使えるシンプルな構造に仕上がっていると思います。
ビーノのワゴン天板リフティング機構について、およそ1cm刻みで昇降するというのは気づきませんでした。
ただ、天板を途中で止めて使うというのはあまりオススメしません。
途中で止めた場合、斜めになっていても気付かないことが多く、そうすると2本の支柱のうち片側に荷重が掛かって、メカが壊れてしまう可能性があるからです。
斜めになっているように見えない場合でも、片側がロックされていないことがあります。
1cm残して止める、もしくは完全に上げ切ってから1cmだけ下げるというのは、たぶん大人がやってあげないと無理でしょうね。
ちなみに、私は途中で止めた状態で使用してリフティング金具が壊れたという話を何度か聞いたことがあったので、子供には完全に上げ切って使用するように言っています。
念のため、ビーノの取扱説明書を確認しましたが、リフティング天板の取り扱い方については記載がありませんでした。
また機会があればコイズミファニテックに聞いてみたいと思います^^
きささま
追記です。
ビーノの旧い型(BDW-899NS)の取扱説明書を参照すると、11段階調節であること、警告として天板の水平を保って固定することが書かれていました。
もちろん、途中で止めて使用してはいけないとは書かれていません。
よろしければ一度、コイズミファニテックのホームページから取扱説明書を検索してご確認ください^^
こんばんは。
リフティングワゴンについて、詳しく教えていただきありがとうございます。
11段階なんですね。
ピッタリかは分かりませんが、それなりに合わせることはできそうですね。
ただ、収納マン様も仰る通り、きちんと使わないと壊れやすいかもしれません。わたしの見た展示品は、ワゴンの天板がぐらぐらで、壊れていたので^^;
デスクが105×60で、いずれ狭いと感じるのか分かりませんが、慎重に検討したいと思います。
(わたしはニノスのワゴンにして、見た目を揃えた方がいいと思っているのですが、長女に聞いたら、引き出しが使いやすい方がいいと断言されました…笑 どれを選んでも大正解、と言っていただいたので、使う人→娘たちに委ねるのもいいかもしれません…)
もやもやして悩んでいたところへ、たくさんのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
今後もブログやインスタを楽しみに、陰ながら応援しています(^^)
きささま
展示品のリフティングワゴンが壊れているのをご覧になったんですかー。
実際、ありますね。
学習机に限らず、可動ギミックがあるものは便利ですが、壊れる可能性もあるということです。
だから、もっともメジャーな可動部である引出しはやっぱり学習机の命!
使い方次第ではありますが、その点、コイズミファニテックなら安心だと思います。
あとはもうおっしゃる通り、どちらかで迷ったら実際に使うお嬢様に全て委ねてしまうのも方法のひとつかもしれません。
さて、どちらに決まるか楽しみですねー♪
是非またご感想などをご報告いただければ幸いです^^
はじめまして。
小学校への入学を控えた長男の机選びにあたって、ブログを参考にさせていただいております。
8年前に長女に浜本工芸のNo71タイプを購入し、大変気に入って使用しているので、
今回も浜本工芸のものを購入したいところなのですが、今回はそこまで予算がとれないので、もう少し価格が低いもので、サイズが100✕60ぐらい、上棚は無しか小さいサイズでシンプルなものを探しております。
やはりコイズミのビーノが候補になるかと思い、先日長男をつれて店舗へ行ってきました。
いくつか展示品があった中で、長男もビーノが気に入ったようなので、これで決めてもよいかと思ったのですが、一つ気になることがありましたので、コメントさせていただきました。
店舗で実際に座って見たところ、少し横揺れがするのが気になりました。
店員さんがネジを締め直してくれのですが、若干ましになったかなというぐらいで
解消はしませんでした。
他の店でもみたのですが、少し揺れやすいような気がします。
横に展示されていたワイズは、気にならなかったですが。。
展示品だからなのか、この机の構造上多少揺れるものなのか、何かご存じでしたら
教えていただけましたらと思います。
長女の机は全くそのようなことを気にしたことが無かったので、
ここはお値段の差?、ということである程度のことは致し方ないものなのでしょうか。。
私が気にしすぎなだけなのかもしれませんが、気になったのでビーノで決定には至りませんでした。
他にケユカのニノス、ヒカリサンデスクのサンウッドを候補にあげていますが、
いずれもまだ実物にお目にかかっておらず、検討中です。
アドバイスよろしくお願いします。
うさこさま
はじめまして^^
お姉ちゃんがお使いの浜本工芸の机は天板昇降式のものですかね?
(No.2013年度のNo.74デスクまたは2014年度のNo.75デスク)
コイズミファニテックのビーノはこれまで何台も見てきましたが、個人的にはビーノが横揺れするという実感はありません。
ただ、かたや完成品が基本、かたや組立品が基本ですから、浜本工芸の机に比べると横揺れを感じることもあるかもしれないですね。
その感覚でいくと、浜本工芸のほか、カリモク家具、飛騨産業以外は、横揺れを感じる可能性があります。
ケユカ×コイズミファニテックのニノス、ヒカリサンデスクのサンウッドも同様です。
他のモノもそうですけど、なかなかダウングレードというのは難しいですねー^^;
横揺れするか否かだけでなく、引出しのスムーズさ、同じナラ材と言ってもグレードが異なりますし、引出しの桐材やスライドレールなども同様です。
当たり前だと思っていたことが、案外当り前じゃなかったりします。
ちなみに、8年前と現在の価格差を調べてみました(すべて税別)。
浜本工芸・No.82デスク100…71,400円→No.89デスク100…84,000円
17.6%アップ
コイズミ・ビーノ105…37,500円→46,100円
23.0%アップ
この間、消費税が5%から10%になっており、物流コストもかなりアップしていますので、感覚的には3割ほど高くなっていると感じるかもしれません。
どちらのお宅でも親としては頭が痛いところですよねー^^;
収納マンさま
お返事ありがとうございます。
うさこです。
そうです、長女のものは天板昇降式のものです。
2013年度のNo.74デスクだと思います。
天板の全面がカーブ状のものではなく、まっすぐ直線のものです。
一昨日に続いて昨日も店舗巡りをしていましたが、
ナフコとシマホで、それぞれ浜本工芸No9とのコラボ商品を目にしてしまい、その良さに目を奪われてしまいました。
比較するものではないとわかってはいるのですが、
やはりいいものを一度知ってしまうと、
仰るとおり、ダウングレードはなかなか難しいですね。
一方で、長女の時からの値上がり感は、ご指摘のとおり大きく感じ、
頭のいたいところです。
ビーノの横揺れについては、他の商品なども見て回ってそんなに気にするものでは無いかと思いました。
今、ビーノとNo9の間で迷いが生じています。
どちらの商品をとっても、それぞれの良さがあると思うので
今一度、何を優先するか整理してゆっくり悩んで決めたいと思います。
うさこさま
お姉ちゃんがお使いの机はNo.74デスクでしたか^^
ナフコとシマホに足を運ばれたということは、うさこさんは大阪か兵庫にお住まいですか?
それでしたら、豊中市のデスクランド、堺市の藤光家具あたりに行ってもらえば、価格はご満足いただけるでしょう。
東京インテリア家具も同等の値引率が出ることがあるみたいですけどね。
オリジナルモデルは販売員が「(価格は)これが目いっぱいです」と言うためのものなので、機能的に魅力なところがなければ消費者にとってはほとんどメリットはないです。
ともあれ、ビーノの105デスク+リフティングワゴン+本立ての3点セットと、No.09デスクの100デスク+昇降袖+バックパネルの3点セットを比較すると、価格は倍近く違います。
さらに、椅子、デスクライトもセットすると、ビーノなら10万円ちょっとで済むところが、No.09デスクだと20万円弱という感じでしょうか。
マイカー買うときにはオプション1つ程度の価格差ですが、なかなかそういう風には割り切れませんよねー^^;
ぜひ得心されるまでご検討ください♪
収納マンさま
うさこです。
色々アドバイス、ありがとうございます。
住まいは大阪ではなくて、京都なんです。
大型店舗が近くになく、色々と見られそうな店をとおもい、
寝屋川まで足を延ばしました。
ほんと、家具屋さんって少なくなりましたよね。。
デスクランドはとても興味があるのですが、
少し遠いので足を延ばすのは難しいかもしれません。。
もし京都、滋賀あたりでおススメのお店があればうれしいです。
浜本工芸No.9とナフコやシマホのコラボ商品については、
価格面では、地元の家具やさんできいた浜本工芸の商品の価格と比べても
そんなにメリットはなく、仕様は浜本工芸のNo.9の方がいいと思ったので
購入をかんがえるとすれば、No.9になると思います。
ともあれ、仰るとおり価格差がかなり大きな二点なので、
じっくり考えます。
うさこさま
うさこさんは京都にお住まいですかー。
京都と言えば奥西木工や枚方家具団地で買うというイメージが強かったですが、今は枚方もこれといった家具屋さんがないですものねー。
近新の近江大橋店(草津市)はちょっと遠いですかね?
あとは家具の川上(中京区)、ファニチャーエキサイト(宇治市)、田辺木工(枚方市)あたりでしょうか。
これといったお目当ての商品があれば足取りも軽いのですが…^^;
いつも、参考にさせていただいています。
我が家は、ビーノ105cmに、エクステンションではない小型の本立てをセットする予定です。
そこで、悩んでいるのが、デスクライトなのですが、コイズミECL-357と611では、どちらがいいでしょうか?
田舎なので、実物を見たこともなく、迷っています。
アドバイスをいただけたら、ありがたいです。
ゆきさま
はじめまして^^
ビーノにセットするデスクライトをご検討中ということですね。
機能的にはECL-357のほうが上です。
シェード幅が広く、天板の隅々までムラなく照らすことができます。
また、アームの可動範囲が広く、任意の位置でピタリと止まってストレスがありません。
一方で、ECL-357はシェードが大きいのでECL-611よりは圧迫感が強いです。
また、アームで壁紙を傷つけてしまうこともあるかもしれません。
一方のECL-611は機能的には50%調光が可能、上締めクランプなので左右の移動が楽にできるというのがメリットです。
また、圧迫感がなくてスマートなデザインです。
デメリットはECL-357に比べるとアームの可動範囲が狭いので、広げた教科書の照り返しを抑えづらい可能性があります。
また、105cm幅の天板を照らす場合はできるだけ中央に設置しないと、端が少し暗く感じる可能性があります。
天井照明の明るさにも留意してもらえばOKだと思います。
個人的には、エクステンションシェルフとの併用なら、左右どちらかの端に設置することが推奨されるECL-357のほうが適していると思います。
圧迫感が強いと言われがちですが、実際に使っているとそんなに気になりません。
それでも、一般的にはリビングダイニングに置く場合などはECL-611のほうが良いでしょうね。
私としてはどちらも好きなデスクライトなので悩ましいところです^^;
子供部屋に設置するので、357に決定できました!
的確なアドバイス、ほんとうにありがとうございました!
ゆきさま
そうですね。子供部屋に置くならECL-357のほうが良いでしょう。
まだ実物をご覧になっていないということですから、届くのが楽しみですね~^^
収納マン様
他のページでさんざん質問していたおよめちゃんです。
孫の入学祝の学習机で、何度もご教示いただいていたのですが、最終、サンウッドかリーモかと絞り込み、今日、息子夫婦と孫と一緒に最寄りの島忠に行ってみたのですが。
もともとリーモは店頭にないことは分かっておりましたが、サンウッドがあるつもりで行きましたら展示されていたのはサンノットで。
店員さんに聞きましたらそもそも島忠はサンウッドは取り扱っていないと。
それでも気を取り直して、平日のとても空いているお店の中で孫が思う存分あれやこれやと座ってみて、また息子夫婦もあーでもないこーでもないと品定めをして。
最終孫がどうしてもこの天板の色と柄が気に入ったと言って聞かなかったのが、ビーノのWT色なんです。
お嫁さんにビーノだと90㎝か105㎝しかないよと、100㎝までだったよねと言いましたら頑張れば105㎝入ります、と・・・
そこで、店頭展示物のセットそのままを購入することにしたのですが、
デスクBDD-172WT
ワゴンBDW-164WT
上置きBDA-182
ライトECL-336WT
イス BDC-40WTMB
これ全部合わせると、シマホ価格でも予算の10万円をかなりオーバーしてしまいます。
少しでもネットで安いのを見つけて送るねと約束して別れたのですが、様々な通販サイトを検索して、現状上記のデスク+椅子+ワゴンで85800円というのをみつけています。
あとはライトと上置きだ・・と探しながらふと、そもそも展示してあったものをそのまま購入する必要はあるのかと。
孫は机を大層気に入っていたので、またお嫁さんも仕事で使わせてほしいと言っていたので、あのビーノの質感、フルスライドレールの引き出しなど、私もとても気に入ったのですが、ワゴンはリフティングである必要があるか?
あんなに良い椅子でないといけないか?
ライトも同色にしてカッコ良いけれど、もう少し安めでも?
上置きもスライドして広がるものでなくても・・・と、他のものに差し替えてもう少し金額を下げられないかと思い始めています。
息子たちも、予め予算は伝えてあったので、椅子や上置きはこれでなくても・・・と話しております。
そこで収納マンさんにお聞きしたいのですが、実際にこれは妥協しても良いよ、とか、いやいや、ここは譲れないよとか、まあ机とワゴン(リフティングにしなかったとしても)おそろいの木目でそろえてやりたいですが、それ以外のものについて、何かアドバイス頂けないでしょうか?
本当にすみません。
およめちゃんさま
返信させていただくのが遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでしたm(__)m
それにしてもリーモの予定がビーノとは…。
かわいいお孫さんのためとは言え、およめちゃんさんも慌てたことでしょう^^;
もちろん、ビーノは良い机です。
お孫さんも気に入られた通り、木目が美しい。
私がビーノを「浜本工芸キラー」と呼んでいるのも、ご納得いただけることと思います。
ともあれ、お孫さんが見てもいないリーモに今さら戻ることもできないでしょう。
せっかくお孫さんが気に入ったビーノで何とか決めたいところ。
しかし、いくら良いものでも、予算というのがありますよね。
リーモならデスクライトと椅子は別、デスク+ワゴン+上棚の3点セットで6万円でした。
ビーノを購入する場合もこれに近づけたいところだと思います。
それで言うと、ご覧になったビーノのデスク+ワゴン+椅子の3点セットで85,800円というのは椅子を差し引きしてリーモと同じくらいの金額となりますね。
残念ながら、ビーノはこれ以上の割引率にはなりません。
なので、予算をキープするなら、おっしゃる通り上棚や椅子やデスクライトを工夫するよりないでしょう。
内実をあまりぶっちゃけるわけにはいかないので結論から申しますと、こちらのセットはいかがでしょうか。
105デスク+リフティングワゴン+椅子+デスクマットの4点セットで税込&送料込み88,500円。
椅子を4ステップチェアの板座にランクダウンさせるなどすれば、さらに3,300円安くなります。
さらに、レビューを書けば後日デスクライト進呈。
スペックはECL-336WTとほとんど変わらないはずです。
2月16日まで10%oOFFクーポンが使えて、しかも2月11日までポイント5倍。
(いずれも9:59まで。しかしながら、急かすつもりはありません。同様のセールは何度もチャンスがあります。ただ、ひとたび欠品すると納期がかなり先になる場合があります。)
ただし、基本的には玄関届けですから、家の中に運び込んだり、組み立てたり、梱包材の処分がなかなか大変です。
DIY的なことが苦手という方にはオススメはしません。
あとは上棚ですが、なくても問題ないと思います。
ファイルボックスの口を正面に向けてブックエンド代わりにし、デスク奥側に教科書類を並べるかたちでOKでしょう。
それでもやっぱり上棚が欲しいという場合は、エクステンション本立てより105デスクシェルフのほうがオススメです。
棚板の位置が高いので、天板面を広々使えます。
島忠ホームズなどお近くの店舗でご購入いただいたほうが安心ではありますが、できるだけ予算内で、お孫さんのご希望に沿ったビーノをということでしたら、こちらで一度ご検討ください^^
収納マン様
返信ありがとうございます。
欠品したら…とのご指摘に、色んなサイトを見ている中で、ビーノに限らず、「お取り寄せ」「納期が3月」「残り僅か」の文字が見え隠れするようになっていることに気づき、そろそろ一気に学習机を購入される時期になっているのだなと実感しました
そこで、とりあえずライトは他のものでも大丈夫かと(余裕があればECL-336WTで)。
机・椅子・ワゴン・上置き(いるかどうかも含めて)について再度息子夫婦と相談し、特に上置きは収納マンさんから天板が広く使えるのは105シェルフだと教えて頂いたことも伝え・・・。
色んなサイトを片っ端から探して、収納マンさんに教えて頂いたサイトもみて、何とか上記4つについて予算内に収めることができ、発注することができました!!
上置きについては、お嫁さんが天板が広く使える、との言葉に反応し、またエクステンションの展示物を見た時に孫が伸ばしたり縮めたりと遊んでしまってもいたので、結果的には一番お高い105にしまして・・・。
何かを他の代替品で妥協することなく買ってやることができて、しかも入学に間に合うようですので(今月末に配送)、本当に良かったと胸をなでおろしています。
このサイトに行きついていなければここまで学習机&付属品がこんなに色々あることも知らないままだったでしょう・・・。
本当に助かりました。
この先、また孫が増えることがありましたら、そして小学校入学の時を迎えましたらまたまた収納マン様にお助けいただきたいと思います。
お世話になりました。
およめちゃんさま
ご希望通りのビーノのセットを購入することができたのですね!
それは本当に良かったです^^
一昔前は学習机シーズンのピークに品切れが起こることがよくありましたが、今の納期遅れはコロナ禍によるものです。
輸入するためのコンテナが不足していたり、現地での生産が計画通りに進まないことがあって、学習机の納期はかなり先になることが増えています。
そんな中、今月末に配送してもらえるのはとてもラッキーだと思います♪
お届けが楽しみですねー^^
さぞお孫さんも、息子さんご夫婦も喜ばれることと思います。
お孫さんが増えて学習机をまた買ってあげなきゃいけないというときが来たら、またこちらにお越しください^^
収納マン様
ひとたび締めくくりのご挨拶を申し上げたのですが、再びの質問がありまして・・・
先日ご報告しました通り、デスクライト以外の物を発注し、今月末には届きます。
ライトは家具屋さん以外の電気店や大手の通販サイトなどでもゆっくり安くなる時を吟味して買ってやればよいと思い、時々見ているのですが・・・。
収納マンさんが他の方の質問にお答えになられている記事も拝見したりしている中で、ふと、一番良いと思いこんでいる(展示物を見た時にそう思ってしまった)ECL-336が本当に良いのだろうかとの疑問が沸いてきまして。
確かに木目がデスクや周りの物とお揃いで、スリム&コンパクトでいかにもリビングデスクという感じではありますが、こんなにライトの部分の長さが短くて良いのかなと?
孫が勉強するために机に向かった時、教科書やノートなどをストレスなく明るく照らしてくれるのだろうかと?
今さらながらそう思ってしまいました。
展示を見た時は、エクステンション上置きが右側半分にたたまれた状態で、左端にライトが取りつけてあったのですが、今回買った105幅の上置きでどこに取り付けるのか?
取りつけた位置によって影ができたり不具合が生じないかと改めて考えています。
色々調べますと、ECL546みたいなえらく大層な感じのものがとても評判良いみたいになっているんのですが、どうみても圧迫感が半端ないような・・・。
そこで、またまた収納マンさんに質問です。
ビーノの机に取り付けできるライトで、おすすめできるもの、何かありますか?
デスクは最終105センチ幅、上置きも105センチ幅のもので、色はWT色です。
およめちゃんさま
ECL-336はコイズミファニテックのデスクライトの中ではあくまで見た目重視のものと言えます。
同等のご予算でしたらシェード幅が広く、操作性も良い、「ECL-612」のほうがオススメ。
より学習用に最適なのは「ECL-359」です。
お手元にコイズミファニテックのカタログはあるでしょうか。
8ページ目の右上にデスクシェルフをセットしたイメージ写真がありますが、セットされているのはECL-357(359と同型の白色)です。
メーカーとしてはやはりこれが最適と考えていると思います。
どうしてこれが最適と言えるかというと、まずシェード幅が広くて机上面全体をムラなく照らすことができます。
ECL-336の場合はシェードが短いため、あかりが必要なところに位置を調節してやれば良いのですが、そもそもアームが長いわけでもないのでそれも限界があります。
また、シェード直下が明るく、逆にその周辺は相対的に暗く見えるので、目の負担は大きくなりがちです。
また、ECL-336の操作ボタンはシェード下面にあります。
見えにくい位置なので操作がしにくく、せっかく調色機能があっても使う機会は少なくなりがちです。
その点、操作パネルが手前にあるECL-612やECL-359のほうが操作は容易です。
もうひとつ、デスクシェルフをセットした場合はデスクライトを左端もしくは右端に取り付ける必要があります。
ECL-612は基本的にT型なので、左端に取り付けた場合はどうしても右端まで光が届きません。
その点、アーム型のECL-359のほうが断然広範囲を照らしやすくなります。
ほかにも見た目重視で山田照明の「Z-81」なども検討の余地があるかもしれませんが、学習用としてはECL-612やECL-359には及びません。
ECL-359は確かにボリューム感が強いですけど、実際に取り付けてみたらそんなに気になるものではないと個人的には思います。
じっくりご検討ください^^
収納マン様
アドバイスありがとうございます。
確かにそうですね。EC359がとても良いように思います。
タイミング見計らって購入しようと思います。
そこで、再度お尋ねなのですが、105センチ幅上置きを購入しているのですが、この場合、上置きの棚にEC359を取りつけるのでしょうか?
島忠で見た時にはエクステンション上置きでしたので、ライトは確か左端にデスク直付けだったと思うのですが・・・。
およめちゃんさま
学習用ということを考えれば、私もECL-359のほうが良いと思います^^
我が家も同型のものを使ってますが、圧迫感はそんなに気にならないですよ。
取り付け方については、以下のページから取扱説明書をダウンロードしてご覧いただくと分かりやすいかと思います。
私はてっきり左右どちらでもOKと勘違いしていたのですが、棚板の左端だけでしたね(+_+)