【2025最新】定番デスク徹底分析!カリモク家具「ユーティリティプラス」

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定番デスク徹底分析の第4弾は再びカリモク家具に戻って「ユーティリティプラス」を取り上げたいと思います。

カリモク家具の学習机と言えば「ボナシェルタ」が圧倒的1番人気で、ユーティリティプラスは少しでも予算を抑えたい人向けみたいなイメージになってしまっています。ですが、もちろんそんなことはありません。ユーティリティプラスはボナシェルタに負けず劣らず良くできた机なのです。

今回はそこのところをしっかりと見ていきたいと思います。

※この記事は2020年11月18日時点の情報に基づいています(2024年8月20日一部更新)

 

カリモク家具・ユーティリティプラス

カラーバリエーション

  • 5色=ピュアオーク、モルトブラウン、モカブラウン、シアーブラック、シアーホワイト
  • 限定色=ウォールナットナチュラル

ラインナップ

商品名 サイズ W×D×H(mm) 税別価格 品番
デスク
D450
900×450×723 65,120円 SS3458
1000×450×723 68,860円 SS3955
1100×450×723 72,930円 SS3958
1200×450×723 76,560円 SS4458
デスク
D600
900×600×723 77,000円 SS3478
1000×600×723 82,170円 SS3975
1100×600×723 87,670円 SS3978
1200×600×723 92,620円 SS4478
D450用 引き出しユニット 437×333×74.5 21,230円 AS0401
D600用 引き出しユニット 437×483×74.5 22,550円 AS0402
D600用 ブックスタンド 526×213×443 42,350円 AT0571
D600用 ブックスタンド 539×210×373 44,550円 AS0406
D450用 ワゴン幅31cm 314×450×603~723 62,370円 SS0465
D450用 ワゴン幅41cm 414×450×603~723 68,200円 SS0466
D600用 ワゴン幅31cm 314×600×603~723 62,370円 SS0475
D600用 ワゴン幅41cm 414×600×603~723 69,190円 SS0476
マルチシェルフ幅90cm 900×290×1075 95,150円 QS3087
マルチシェルフ幅100cm 1000×290×1075 100,650円 QS3587
引き出しユニット幅90cm用 408×276×135(208) 21,450円 QS3087300
引き出しユニット幅100cm用 458×276×135(208) 23,100円 QS3587300
マルチラック 600×348×1071 78,760円 SS0429
書棚 幅120cm 1200×300×723 76,120円 QS4082
書棚 幅150cm 1500×300×723 89,980円 QS5082
書棚 幅90cm背板付き 900×265×723 64,020円 QS3085
書棚 幅90cmオープン 900×265×723 64,020円 QS3086
書棚 幅100cm背板付き 1000×265×723 65,780円 QS3585
書棚 幅100cmオープン 1000×265×723 65,780円 QS3586

※ウォールナットナチュラル色は価格がアップします

特徴・人気の秘密

ユーティリティプラスは元々あった「ユーティリティ」というデスクの幕板を改良して、引き出しユニットを取り付け可能にしたものです。2013年度に登場し、2018年度からユーティリティプラスに一本化されて現在に至ります。

ボナシェルタとユーティリティプラスは似たところが多いのですが、ユーティリティにはもともと幅広の上棚が用意されていたり(現在は廃番)、現在はマルチシェルフと組み合わせて組み替え式デスクのように使えるなど、従来の学習机に近い使い方ができる点が大きな特徴と言えます。

また、元祖ユーティリティ譲りの書棚は上下に積み重ねることができるため、ボナシェルタとはまた違った組み替えや買い足しができることがメリットとなっています。

そのほか、デスク2台をL型セッティングできる、リフティングワゴンをセットできる、価格がボナシェルタよりもちょっとお手頃といった点も人気の秘訣と言えるでしょう。

店舗限定オリジナルモデル

アマゾン・ノバリエ

カリモク家具×アマゾン・ノバリエデスク3点セット

基本的に店舗オリジナル商品を作らないことで有名なカリモク家具がamazonのために作ったのが「Novarie(ノバリエ)」というブランドです。そのブランドのデスクはユーティリティプラスのデスクとマルチシェルフ、マルチラック、クレシェをベースに作られています。

カリモク家具「ノバリエ」って何だ!?実はAmazon専売ユーティリティプラス
カリモク家具がamazonオリジナルとして「ノバリエ」シリーズの販売を開始しました。デスク、マルチシェルフ、マルチラックは、基本的にユーティリティプラスのパッケージを変えたものです。チェアはクレシェ。以前にミキハウスで販売されていたものに近い組み合わせです。今のところ価格は安くありませんが、今後の激しい値動きに期待したいところ。
2024/07/26追記:ノバリエはクレシェを除いて販売を終了した模様です。
ユーティリティワーク

200台限定で、天板がメラミン合板、引き出しユニット付き、サイズが900×450×723mm、カラーがシアーホワイトとシアーブラックの2色の「ユーティリティワーク」という商品が島忠ホームズで販売されています。島忠ホームズだけで200台というのは微妙なところなので、よそでも扱っているかもしれません。

価格は税込65,780円。低コストのはずなのにカタログモデルと比べると割高です。

※2022年度以降未確認

よく比較検討されるデスク

カリモク家具・ボナシェルタ

これまでの経緯を見るに、背の低い書棚が良い人はユーティリティプラス、逆に収納力のある書棚を希望する人は「ボナシェルタ」を選ぶことが多いのかなと思います。ほか、ワゴンの使い勝手重視の場合はユーティリティプラス、見た目のシンプルさ重視ならボナシェルタという感じでしょうか。

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カリモク家具・クリアネル

「クリアネル」はカリモク家具のラインナップの中でもっとも新しいデスクです。直線的なデザインのユーティリティプラスに対し、クリアネルは丸みを帯びています。また、スチール製のバックパネルをセットすることで使い方をアレンジしやすいのが特徴です。

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浜本工芸・No.28デスク

コスパで言えば浜本工芸の「No.28デスク」のほうがお得かもしれません。デスク天板は突板ではなく無垢、引出しも最初から2杯付いています。また、デスクの奥行が45cmでは小さすぎる、かと言って60cmでは大きすぎるという方には、奥行約50cmのNo.28デスクは魅力的に感じると思います。

コイズミファニテック・ビーノ

ユーティリティプラスが予算オーバーならコイズミファニテックの「ビーノ」はどうでしょうか。こちらもデスク本体に最初から引出しが付いており、ワゴンもリフティング式が選べるなど、子供にとって使い勝手が良いのが魅力です。

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一生紀・リフレ

価格帯がまったく違うので比較されることはほぼないと思いますが、一生紀の「リフレ」はユーティリティプラスとボリューム感が似ているところがあります。ユーティリティプラスを検討していたら家族から「高すぎる!」と大反対された場合は検討してみても良いのではないでしょうか。

ますますコイズミ「ビーノ」に競合!一生紀「リフレ」に上棚が追加
一生紀の「リフレ」に専用の上棚が登場しました。ベーシックデスクとして見た場合、コイズミ「ビーノ」と比較して半値程度で済みます。無印良品の「木製デスク オーク材」やニトリ「メルシーH」と比較するまでもないほどコスパ良く仕上がっています。
杉工場・レグシー

杉工場の「レグシー」にレグシーまたはクッカのシェルフを組み合わせた状態も、ユーティリティプラス+マルチシェルフの組み合わせに近いのかなと思います。これでウレタン塗装なら言うことなしなんでしょうけどね。

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堀田木工所・カルロ

お次も自然塗装で堀田木工所の「カルロ」。これもユーティリティプラス+マルチシェルフの組み合わせに近い感じです。そういうこともあってか、カルロは堀田木工所でも人気上位らしいですよ。

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堀田木工所(hotta woody)の学習机は国産であるにもかかわらず浜本工芸やカリモク家具に比べて価格が安いことが魅力です。一方で、オイル塗装でキスや汚れがつきやすい、モデルによってスライドレールの仕様が異なる、中国製とそれほど変わらない品質といったデメリットもあります。

 

以上の通り、7アイテムをユーティリティプラスの比較対象としてピックアップしましたが、ユーティリティプラスをシンプルな組み替え式デスクと見るか、L型デスクと見るかで、比較対象はまた変わってくると思います。L型デスクというのは選択肢が限られるものの、組み替え式デスクは他にもたくさんありますからね。

ただ、ユーティリティプラスは組み替え式デスクにもなるし、L型デスクにもなるという、ラインナップの多さが魅力です。こういうのは他にありませんし、ボナシェルタとはまた違った魅力です。

やっぱりカリモク。スゴイなーと改めて感心します。

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この記事を書いた人

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. えりまき より:

    はじめまして。いつも楽しくブログ拝読しています。

    去年は「ダイニングテーブルにセットするのに最適な4本脚の子供用学習椅子まとめ亅を読みダイニングテーブル用の椅子を購入しました。
    著書も読み、片づけの参考にさせていただいています。何か収納用品を購入する時はまず収納マン様のブログをチェックしています。
    いつもありがとうございます。

    今回、今までリビングの勉強用に造り付けた机で勉強していた小4の長男、小2の次男の部屋に学習机を購入し部屋で勉強する環境を整えようと考えています。
    ダイニングテーブルの近くで勉強していますが、学用品がごちゃごちゃしてきてしまったためです。

    椅子はカリモクのクレシェを使って
    います。あまり高額なものを購入できないのでブログを参考に他のメーカーのページをみたのですが、近くにカリモク本社ショールーム、アウトレットがあり、長く使えそうなデザイン、品質も確かときき、アウトレット価格で購入できるならカリモクに決めたいと思っています。 価格とすっきりしたデザインでユーティリティプラス寄りになっていますが、ワゴンはボナシェルタが好みです。
    机はユーティリティプラス、ワゴンはボナシェルタと言う選択はありでしょうか?
    引出しが3段あること、昇降ワゴンは天板がカタカタしないかなといったことからです。
    机サイズは奥行60、幅100か110センチで考えています。
    ユーティリティプラス幅100でクレシェとワゴンは入りますでしょうか?

    また、机の色でなやんでいます。
    部屋は7.5畳で収納なし、1歳の娘と3人で使用する部屋です。ホワイト三段ベッドをおいており、将来的には机3台おく予定です。床は無垢のパイン材、扉はナチュラル色です。次男は白っぽい机を希望しています。長男はピュアウォーク、次男はシアーホワイトと色違いはおかしいでしょうか?
    ウォールナットのユーティリティプラスはアウトレットにあったのですが、扉の色からウォールナットは合わないかなと思いますがいかがでしょうか。

    アウトレットだとなかなか希望のものに出会えないので、ワゴンだけ、机だけなど一部のみアウトレットで購入や価格次第で机もボナシェルタにすることも考えています。

    色々迷いすぎていますが、アドバイスいただけたら嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    • 収納マン より:

      えりまきさま

      はじめまして^^
      いつも私のブログ&著書を読んでくださっているそうで、ありがとうございます!

      いまカリモク家具のクレシェをお使いなら、机もカリモクで…というのは自然な流れでしょう。

      さて、机はユーティリティプラス、ワゴンはボナシェルタという組み合わせについて。
      逆はよく聞くんです。
      ボナシェルタにリフティングタイプのワゴンを組み合わせたいということで。

      しかし、ユーティリティプラスは背面にも幕板があるため、ボナシェルタのワゴンだと幕板に当たっちゃうんじゃないかと思います。
      無理というわけではないんですけど、幕板に当たらないようにするためにはワゴンを数cm手前に出してやる必要があると思います。

      ユーティリティープラスの幅100cmにクレシェをセットする場合、ユーティリティープラスの幅31cmのワゴンならOKですが、幅41cmのほうは収まりません。
      また、ボナシェルタのワゴンを組み合わせるときは、幅36cmならOK、幅41cmはアウトとなります。

      クレシェは学習椅子としては幅が大きいほうで、逆にユーティリティプラスやボナシェルタは学習机としては脚の太いほうと言えます。
      なので、標準的な幅40cmオーバーのワゴンを組み合わせるときはデスクの幅は110cm以上を選ぶのが良いでしょう。

      カラーコーディネートについては、その色の組み合わせならお兄ちゃんはピュアオーク、弟くんはシアーホワイトでも全然問題ないと思います。
      むしろ、それぞれ違いが出て良いのではないかと個人的には思います。

      一方で、1台だけウォールナットというのはちょっと浮いて見えるでしょうね。

      ちなみに、シアーホワイト色については私はユーティリティプラスでは見たことがなくて、カリーシルだけなのですが、ちょっとグレーっぽく木目が透けて見えてイメージと違うと感じました。
      えりまきさんは既にユーティリティプラスなどでご確認済みかもしれませんが、一応、イメージと相違ないか改めてご確認いただければと思います。

      カリモク家具のアウトレットでは基本的に廃番品や廃番色しか出会えなくて、キズ物現品特価みたいなのはなかなかないと思います。
      たまたまデスクまたはワゴンだけ掘り出し物が出てきても、ロットが違うと組み合わせたときに色ツヤが違って見えるかもしれません。

      2台まとめて購入というかたちでショールーム常駐のAIDもしくは馴染みの家具販売店に見積りをお願いしてみるのもひとつの方法かと思います。

      • えりまき より:

        収納マン様
        とても早い返信、詳しいアドバイスをありがとうございました!

        悩んでいたことがよく分かりとてもすっきりしました。
        ユーティリティプラスの幕板にボナシェルタのワゴンが当たってしまうなど全く気付かないことでした。
        その点もよく確認して選びたいと思います。
        部屋の色のコーディネートも参考になりました。

        ボナシェルタではみたのですが、ユーティリティプラスはまだなのでシアーホワイト、確認します。

        アウトレットでは机はナッツシェルでワゴンはナッツシェルがなく、廃盤になった色なのでワゴンはピュアオークにするしかないというものがありました。
        お値打ちだったので迷ったのですが、やはりワゴンと机の色が違うのはおかしいでしょうか?

        アドバイスいただいた点をしっかりみて新品購入も考えてみたいと思います。ありがとうございました!

        • 収納マン より:

          えりまきさま

          ナッツシェル色は私も好きだったのですが、ピュアオーク色とはちょっと質感が違いますよねー。

          あくまで個人的な意見ですが、ユーティリティプラスの1100×600でアウトレットでも目立ったキズ等がなく半値になるなら新規発注と比べて1.5万円くらいの差になるのでちょっと考えそうですけど、差が1万円以内だったら色を揃えたいかなと思います。
          でも、さすがに半値はないですよね?^^;

          • えりまき より:

            収納マン さま

            返信ありがとうございます。

            今日、アウトレット、ショールームに行ってきました!

            ナッツシェルはボナシェルタだったのですが、試作品でカタログでみたことのない書棚とセットで机は半値に近い金額でした。今日行ったら売れてしまっていてありませんでした。
            見たときは即決したいくらいでしたが、兄弟2台シリーズが違っても(ボナシェルタとユーティリティプラス)いいかワゴンと色が違ってもいいかなどと迷っているうちに売れてしまいました。
            やはりアウトレットは悩んでいる暇はないですね。
            ナッツシェルいい色でしたー。

            ショールームでは改めてワゴンを見ましたが、ユーティリティプラスの昇降ワゴンが便利なのが分かりました。収納マンさまのお子様の使い方(ワゴンを引き出して使う)がとってもいいなと思っていて、ボナシェルタはワゴンの天板を固定しないといけないから子供が自分ではできないですよと聞きました。そうなるとユーティリティプラスのワゴンがいいなと思いました。

            ワゴンは通常サイズのワゴンを考えていましたが、机の中に入れると子供が座りにくいと聞き、できれば外に出した方がいいのではないか。との話でした。
            その点はいかがでしょうか。(記事にありましたらすみせん)

            ノーマルワゴンを机の下に入れるだと110に決まりですが、
            100にしてスリムワゴンか40のワゴンを隣におくか、100でスリムワゴンを机の下に入れる、110にしてスリムか40のワゴンを入れると選択肢が増えてしまいました。
            収納マンさまのワゴンの記事もよみましたが、メリット、デメリットありスリムだと収納力があまりなさそうでどうかなと迷いがまた出てきてしまいました。

            ショールームでみた背の高い書棚をL字にして使う方法も沢山収納できていいのかなと思いました。部屋の広さもあるのでもう少し検討します。
            家を建てる時に机のことなどはなんとなく窓の前にくらいしか考えておらず、今になって四苦八苦しています。収納マンさまのご自宅は子供部屋もその他動線、収納など隅々まで考えられていて素敵なおうちですね。

            収納マンさまは兄弟同じ部屋に2台以上(娘の机を買ったら3台)の机を置くときは、シリーズが違っても(ボナシェルタ、ユーティリティプラス)いいと思われますか?

            まとまりのない文になってしまいました。
            よろしければアドバイスいただけると嬉しいです。

          • 収納マン より:

            えりまきさま

            アウトレット品はお買い得なので、あっという間に売れちゃいますよね。
            半値に近い価格だったら、なおさらだと思います。

            ともあれ、家具はご縁のもの。
            じっくり検討する時間が持てたとポジティブに考えましょう。

            それはさておき、ボナシェルタやユーティリティプラスのように脚が真っ直ぐな机は、ピュアナチュールなどと違って椅子を十分に引かないと座ることができず、どうしても窮屈に感じがちです。
            おまけに、ボナシェルタもユーティリティプラスも脚が太めですから、デスクの幅は110cm以上が標準となります。

            そこに来て、さらにワゴンを机の横に配置すると、ボナシェルタの幅70cmデスク+幅36cmワゴンの組み合わせでも合計106cm。
            さらに広いデスクやワゴンを求めれば、ますますスペースが必要になってきます。

            もちろん、広いお部屋なら問題ないんです。
            ただ、一般的にはこれから書棚やオープンラックを置くスペースが必要になってきますし、デスク横にランドセルやカバンを掛けたいということもあるかもしれません。
            せっかく広い天板面を確保しても、そのせいで書棚が遠くなり、片づけるのが面倒になって机の隅に本を積み重ねて置くことが増えてしまっては、ちょっと本末転倒です。

            なので、個人的にはあまりデスクだけでスペースを取ってしまうのはどうかと思うところがあります。
            デスクの幅はあくまで他の収納スペースを十分確保できる範囲内で考えてもらうのが良いと思います。

            もっと言うと、机は模様替えの際に位置を変えられる大きさが理想です。
            この位置、この向きにしか置けない、となると、何かしら状況が変わったときに対応できないですからね。
            もっとも、これはなかなか普通は他にレイアウトのしようがないことがほとんどですけど。

            一方で、書棚を買い足しても大丈夫なくらい広ければ、机の横にワゴンを並べたときに180cmくらいになっても、それはそれでアリでしょう。

            話は変わりまして、ごきょうだいでシリーズや色が違う組み合わせになるということは、個人的にはOKだと思います。
            逆に、お子さんの立場で言うと、「お兄ちゃんと同じじゃヤダ」ということだってあるでしょうからね。
            もちろん、親としては全部揃えてくれたほうが、インテリアをコーディネートしやすいですし、金額面でも差が生じなくて良いと思いますが。

            これから先、どれくらいモノが増えるか、お子さん自身がどんなふうに成長し、子供部屋で過ごすか、現時点では分からないことが多いと思います。
            だからこそ組み合わせに迷うわけですが、だからこそワゴンのような可動式のアイテムがあるのだと思います。
            それをうまく活用して、できるだけミニマムな組み合わせをチョイスしたほうが、今後お子さん3人で一つのお部屋を使われる場合はレイアウトの自由度が高いと思うのですがいかがでしょうか?

  2. えりまき より:

    収納マン様
    丁寧で的確なアドバイスありがとうございます。
    とても良く分かりました!
    7.5畳に3人(洋服はファミリークローゼット)と考えているので、やはり机でスペースを取ってしまうと後々困りそうです。なので110センチ幅にワゴンをおさめて必要な時は引き出して使うという方法にしたいと思います!
    書棚や学用品を置くシェルフも必要だと思っています。
    シェルフは1人1台ぎりぎり置けるかなというスペースです。
    書棚やシェルフはどちらか1台しか置けない場合は学用品を置くことを考えて奥行が35センチから40センチ程がいいかなと思っています。
    スペースを考えたらスリムなものがいいかなと思っています。
    書棚の記事はいくつか拝読しましたが、おすすめシェルフ、書棚などありますでしょうか?
    紹介されている記事ありましたら教えてください。

    家具選びは楽しいので収納マン様の記事を参考に他のメーカーもみてみたいと思います。
    おすすめされていた3Dシュミレーターでイメージを作成してみました。

    • 収納マン より:

      えりまきさま

      3Dシュミレーターは楽しいですよねー!
      私もついつい時間を忘れていろいろ試してみました。

      部屋の大きさやドアの位置が分からないのですが、書棚等の配置からおそらく添付図(1)のような感じではないかと思います。
      この場合、お子さん3人ともが書棚に手が届きやすいのがメリットですね。
      一方で、シーツの交換がしにくいのと、書棚にホコリが溜まりやすいのがデメリットになるかもしれません。

      (2)のレイアウトならそういった心配はないものの、おそらくイメージされている書棚の使い方とは違うと思います。

      (3)のレイアウトでは思い切ってベッドを部屋の中央寄りに設置してみました。
      ただ、この場合は照明の位置や採光が問題になりそうです。

      (4)のレイアウトは書棚の収まりが良いのがメリットです。
      一方で、お一人は書棚が遠くなってしまうのと、ドア寄りの方は椅子を引くスペースがちょっと狭く感じられるかもしれません。

      そのように考えると、やはりえりまきさんが考えられたレイアウトがもっとも最適かと思いますが、デスクの幅が100cmだったら、つまりはボナシェルタやユーティリティプラス以外なら、この部屋ではレイアウトがしやすいようにも思います。

      書棚についてはおっしゃる通り、奥行35~40cmくらいのほうがカバンなども置きやすいですし、壁に寄せる以外のレイアウトでも転倒する危険性が少なくて良いと思います。
      また、幅は100cmを超えるものよりも45~90cmのもののほうが今後の模様替えの際もフレキシブルに対応できるでしょう。

      そういった条件で言うと、無印良品のパイン材ユニットシェルフ、スチールユニットシェルフ、IKEAのカラックス、大洋のエースラック/カラーラックあたりでしょうか。

      いやしかし、これは本当にレイアウトが悩ましいですねー^^;

  3. えりまき より:

    収納マン様
    ありがとうございます!とても感激しました。
    間取りのアドバイスまでいただけて嬉しいです。
    イメージを見ただけで間取りまで分かってしまうとは!さすがです。
    色々な配置ができますね。素人では全く思いつきませんでした。参考にさせていただき、色々な配置を試してみます。

    シェルフについても大きさに注意して検討したいと思います。
    デザイン的な物も含め4本脚のデスクを探していたのでカリモクを候補にあげていましたが、アドバイスいただいた点をふまえると幅100くらいの他メーカーをみてみてもいいかなと思っています。
    収納マン様の記事を読み、知れば知るほど奥が深く、家具は面白いなぁと思います。

    また質問させていただく時がありましたらよろしくお願いいたします。
    何度も質問にお答えいただき、本当にありがとうございました。

    • 収納マン より:

      えりまきさま

      なんだか振り出しに戻しちゃった感じですかね。
      余計なことを言ってしまったようで申し訳ありません(+_+)

      ちょっと舌足らずなところがありましたが、ボナシェルタやユーティリティプラスでもスリムなワゴンをセットして幅100cmのデスクならレイアウトはしやすいと思います。
      (正確な部屋の広さを把握していないので確実なことは言えませんが)

      また、すべてお揃いにせず、敢えて違う商品や組み合わせにすることでレイアウトのしやすさは変わってくると思います。

      今一度、じっくりご検討いただければ幸いです^^

  4. かわえ より:

    はじめまして。
    学習机を探し出してすぐにこちらのブログに辿り着きました。
    忌憚ない記事を書かれ、全ての質問に丁寧に答えてらっしゃるのを拝見し、大変信頼できるサイトだと確信しました。
    ブログで名前をあげられたほぼすべてのメーカーを検索したと思います。
    それでも希望の学習机に巡り合えず困っております。
    大変厚かましいですが私の相談にも乗っていただけないでしょうか。

    4.5畳の娘の部屋に置く学習机とオープンラックを探しています。
    ラックを置く壁の真ん中にある窓をよけるため、背の高いラックと低いラックを並べたいです。
    そのラックとL型配置に机を置く予定です。
    イメージ画像を添付します。
    扉の横はクローゼットになっています。

    ラックと机の天板の高さを揃えたいので、ラックと机は同メーカーでと考えています。
    ラック2つは同じデザインのサイズ違いを希望です。
    窓があるので大ラックは幅80㎝まで。
    しばらく小ラックはリビングに置いてランドセル置き場にするため、スペースの関係から幅60㎝まで。
    また、ランドセルが置けるように奥行30㎝程度。

    学習机メーカーでこれらの希望に合うラックがあまりありません。
    キシルの4本脚デスクが上記ぴったりなのですが、収納マン様の記事を読んで候補から外すべきなのかと思いました。
    (ウォールナット無垢オイル仕上げの家具を使っているため、傷つきやすさについては理解しています。
    けれどひのきは色が薄くて汚れが目立ちそうなのと柔らかいので、その点は不安です。こちらを使用するならデスクマットは必須と思っています)
    また、メーカーは分かりませんが、【国産】無塗装でひのきの質感をたっぷり味わえる学習机というのがあるのですが、さすがにひのきで無塗装は無謀でしょうか?
    こちらはクランプ固定用の穴や電源タップ置き場があったりと機能面で優れているので気になります。
    杉工場のmucmocは机のフレームがラックに干渉することと、床面に設置された脚の向こう側が掃除しにくそうで考えていません。
    浜本工芸のNo.6000は小ラックの幅が大きすぎました。

    机とL型配置できるラックはたくさんありますが、同じデザインの小ラックがなかなか見つかりません。
    レイアウト的にはこれが一番だと思っているのですが、ラックにこだわりすぎるのはよくないのでしょうか、、、
    違うデザインのラックで妥協すべきでしょうか。
    もしくは小ラックをリビングに置くのは諦めれば、大と小ラック合わせて幅150㎝程度まで置けます。

    ちなみに、机はできるだけシンプルなものが希望です。
    椅子は手持ちのアップライトチェアを使う予定です。
    アップライトチェアなので引き出しワゴンは購入せず、ラックに引き出し収納を置くつもりです。
    予算は机とラック二つで20万円以下です。

    色々と書きましたが、適度な収納量とシンプルなインテリアが希望です。
    何かいい商品やアドバイスをいただけないでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      はじめまして^^

      のっけから随分と持ち上げていただいて恐縮です^^;
      お役に立てるように頑張って知恵を絞りたいと思います。

      今回のように、机に合う高さの書棚を探しているというご相談は時々あります。
      しかしながら、それだけでも難しいのに、さらに幅&高さ違いもとなると、現時点で既に降参してしまいたいくらいというのが正直なところです。

      なので、ちょっと探してみます。
      お待たせして申し訳ありませんが、お時間をください。
      ちなみに、小ラックの高さはデスク天板と同じで70cmくらいのイメージでしょうか?

      「【国産】無塗装でひのきの質感をたっぷり味わえる学習机」については、確かに”子供から大人までずっと使える”と言われると、「いやいやいや冗談でしょ!」と言いたくなる感じです。
      ニトリでもオンラインショップ限定で「国産ひのきデスク (2-750) 」として販売していますが、割高感は否めません。

      ちなみに、チヨダコーポレーションという広島の家具メーカーの商品です。
      私は聞いたことがないメーカーですが、もともとベッドのマットレスを作っていて、木製家具を作り始めたのはまだこの数年じゃないかなと思います。

  5. かわえ より:

    こんなに早くにお返事ありがとうございます!
    収納マン様でもすぐに見つからないほどの難題なのですね(><;

    小ラックの高さがデスク天板と同じだとスッキリ見えて理想的です。
    カーテンが床から90cm、窓は床から105㎝なので裾上げすればあと10㎝はどうにかなります。
    高さ100㎝ほどの3段のラックを一列並べることも考えましたが、杉工場の木と風のラックでも107㎝ありました。。。
    新しくイトーキのウットフォークを見つけましたが、ブラック×ブラウンは娘には渋すぎました。
    国産ひのきデスクはやはり期待してはいけないのですね。

    1年後に小学校に入学する娘の学習机を、気が早く探しているだけですので全く急いでいません。
    祖父母からのお祝いで小学校で購入しますが、机を使うのは中学生頃から短ければ高校卒業までの6年間と考えています。
    そのあとは未知数ですが、私や夫があとで使用する予定もありません。
    なのでキシルで十分なのかもと悩みます。
    そういうものでもないのでしょうか?(^^;

    なんとなく本棚スペースを確保して窓をつけたつもりでしたが、まさかここまで窓に苦しめられるとは思いませんでした(TT
    お返事ゆっくりお待ちしています。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      やっぱり小ラックの高さはデスク天板と揃えたほうが良いですよね。
      ランドセルを上に乗せてカーテンの裾に当たらないようにしようと思えば、なおさらその高さが理想的でしょう。
      カーテンの裾を上げると、見た目のバランスを崩しかねないですし、窓の下に置いた家具の日焼けもより激しくなるでしょうから、できればカーテンの長さはそのままにしたいところです。

      それはさておき、先にキシル以外で今回のかわえさんのニーズに適ったラックを探してみて、あとでキシルのほうも見てみたのですが、あまりにもラインナップが増えていて驚きました。
      キシルのオープンラック80+ハーフ60の組み合わせなら、確かにかわえさんのイメージ通りな感じですね!
      価格も手頃で、予算内に収まることも魅力的だと思います。

      今回、条件に合うサイズの棚が見つからなかったら、DIYで作るという方法も検討しました。
      しかし、私はDIYよりも既製品を使ったほうが品質もコスパも優れていると考える派です。
      DIYするならキシルのオープンラックのほうが良いと思います。

      それなら机もセットでキシルで良いじゃないかと考えるのはとても合理的です。
      使われるのはお嬢様ならそんなにキズや汚れの心配もないでしょう。
      中学から高校卒業までの6年間がメインと考えれば、なおさら問題は少なさそうです。

      一方で、今回キシルのサイトを見て気付いたのが、「なんちゃってオイル塗装」だったという事実です。
      家具業界でオイル塗装と言うと、「素敵だけどあんなのは採算が合わない」と言う人がいる一方で、そう言う人からすると信じられない低価格で販売しているメーカーがあるのが現状です。

      なぜ採算が合わないかというと、「本当のオイル塗装」は安くないオイルを、研磨とオイルの刷り込みを何度も繰り返す必要があり、手間も時間もすごく掛かるからです。
      一方で、キシルは研磨をほとんどしておらず、オイルを1回塗って終わり、みたいです。
      私に言わせれば、無塗装に近い状態です。

      そういう事実を知ってしまうと、なおさら私としてはキシルの学習机をオススメできないと思うわけですが、さりとてオープンラックのサイズや予算は理想的です。
      なので、かわえさんの条件であればこれはこれでアリではないかと思います。

      もしくは、キズや汚れの心配が少ないオープンラックだけはキシル、逆に机は他社のウレタン塗装の机という組み合わせも良いでしょう。
      無塗装に近いヒノキは数年で飴色に変わってくるので、ナチュラル~ミディアム系の机と合わせても違和感は少なくなっていくはずです。

      ともあれ、もう少し時間をかけて、ほかの選択肢も探してみますね^^

  6. かわえ より:

    私のためにお時間を割いていただきありがとうございます。

    確かに今は職人さんの手の込んだオイル塗装の家具をメンテナンスしながら使っているため、なんちゃってオイル塗装は残念な感じがしそうです。

    今回のお返事で、ラックはキシルで学習机は他メーカーというのが目から鱗でした!
    なんとなく同メーカーでと思っていましたが、ラック真ん中の天板高さが70㎝か73㎝に調整可能なので、このラックに合う机ならたくさんありますね。
    色味の違いはそこまで気にせず、机はいいものを選びたいと思います。
    まずは収納マン様おすすめのメーカーから、4本脚デスクをじっくり見ていきます。

    大ラックは幅80㎝まで置けますが、見た目のスッキリさから机の奥行きと同じ60㎝で考えていました。
    見た目重視ではなく、収納は少しでも多い方がいいのでしょうか?
    メインで使うのがまだまだ先のため、全く想像できません(^^;

    またブログを読んでいて、机探しと同時にデスクライトも考えなければと思っているのですが、このレイアウトの場合机の奥に取り付けるのが望ましいですか?
    好みはZ型です。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      >大ラックは幅80㎝まで置けますが、見た目のスッキリさから机の奥行きと同じ60㎝で考えていました。

      80cm幅のオープンラックを置いた場合は収納量が多いというメリットがある一方で、壁の余白がなくなって圧迫感が強い、ファイルボックス等で仕切らないと本が倒れやすいなどのデメリットも生じます。
      机の下に隠れる部分はなおさら、ちょっと仕切りにくい感じがするかもしれませんね。

      ちなみに、幅80cm×4段+幅60cm×2段=440cm、幅60cm×4段+幅80cm×2段=400cmとなります。
      棚板の総延長が1割違うだけですから、個人的には圧迫感が少ない後者の組み合わせのほうが良いのではないかと思います。
      小ラックの上にファイルボックス等を置くことで幅10~20cm程度のスペースを確保することもできますからね。

      なお、必要な本棚のスペースは最低で幅45cm×5段=225cm、標準で幅60cm×5段=300cm、理想的なのは幅90cm×5段=450cm程度だと私は考えています。
      それで言うと、前者のほうが理想的ではありますが、後者でも十分と言えると思います。

      デスクライトについては、本棚から本を出し入れするときにアームやシェードが邪魔にならなければ良いでしょう。
      そうすると、Zアーム型をデスク右奥にセットするか、T型をデスク奥中央寄りに設置するかですね。

  7. かわえ より:

    お返事ありがとうございます。

    アドバイスのおかげで、幅60cmのラックに迷いがなくなりました。
    デスクライトについてもこちらのブログを読んでゆっくり探してみます。

    学習机は高さ70cmか73cm、奥行き60cmでシンプルな4本脚を探したのですが意外と数が少なく、ウィドゥスタイルのセレクトアルダー、堀田木工所のネージュ(幅110cmと広め)しか見つけられませんでした。
    ロの字脚の浜本工芸のNo.89とコイズミのビーノも候補に入れて考えようと思います。

    ガタつきなどを考えると、上記2点の4本脚よりはロの字脚の方がいいのでしょうか?
    シンプルな見た目と掃除のしやすさから4本脚に惹かれているだけなので、ロの字脚の方が優れているのならそちらで検討しようと思います。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      ウィドゥスタイルのセレクトアルダーなら木目がヒノキに近い感じですし、この色合いならしばらく使っていくうちにラックと馴染むんじゃないかと思います。
      ウレタン塗装なのでキズや汚れの心配も少ないでしょう。

      堀田木工所のネージュはちょっと幅が大きめということですが、こちらもオイル塗装なので敢えてキシル以外で選ぶメリットはなさそうですね。

      あとはカリモク家具の「ボナシェルタ」「ユーティリティプラス」あたりが4本脚の定番ですが、ビーノなどロの字脚のデスクを候補に含めるのも良いと思います。

      ガタつきについては、4本脚とロの字脚のどちらが優れているというのは一概には言えません。
      個人的には今回の設置状況や掃除のしやすさという観点で言うと、4本脚のほうが理想的かと思います。

      それで言うと、おそらくセレクトアルダーが最有力候補ですが、ちょっと横揺れがあるところだけが気掛かりです。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      ウィドゥスタイルのセレクトについて、訂正させていただきます。
      以前にセレクトを見たときは横揺れが気になったのですが、昨日島忠ホームズで確認したところ、4本脚ほかすべての脚で横揺れは感じられませんでした。

      こういうのはボルトやその取り付け方を少し変更するだけで改善することがあります。
      アルダーのほうは実物を見ていないので確証はないものの、おそらく問題ないのではないかと思います。

  8. かわえ より:

    お世話になっております。

    お返事を頂いてまずはセレクトを見に行こうと思い問い合わせましたが、神戸や大阪付近で4本脚の展示を見つけられず、収納マン様にお聞きしようと思っっていたところでした!
    わざわざ確認に行っていただきありがとうございます。
    島忠ホームに置いてあるんですね。
    尼崎店なら行けるので、展示があるか問い合わせてみます。

    カリモクも気になっていたのですが、天板の高さが723㎜となっていて。
    どうして中途半端な高さなのでしょうか?(^^;
    730㎜の本棚と合わせたときに違和感はありませんか?

    価格の違い分、やはりカリモクの方がいいものなのでしょうか?
    セレクトが想像よりも安かったので、天板の高さが気にならなければカリモクの方がいいのかなと思っています。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      ウィドゥスタイルの学習机を置いているところは少ないですからねー。
      大阪周辺では、島忠ホームズ、萬栄くらいでしか見たことがありません。
      (系列のジェットもあるかもしれませんが)

      私が4本脚のセレクトを見たのは南津守店です。
      尼崎店は家具売場がかなり縮小してしまったので、展示はないかもしれませんね。

      もともとウィドゥスタイルは現在の本社(豊中市)から新御堂筋を挟んだところにあって、そこにショールームも構えていたんですけど、今は大阪にはショールームがないのが残念です。
      一度、メーカーに問い合わせてみるのもよろしいかと思います。

      カリモク家具の学習机はどういうわけか昔から高さが723mmですね。
      書斎家具もそうなのかと思ったらそうではなく(710mm以下が多い)、また機会があれば聞いてみたいと思います^^

      書棚の高さが730mmでデスク天板が723mmの場合、計算上7mmの段差が生じます。
      デスク天板のほうが低いので本の出し入れの際はさほど気にならないとも言えますが、気になる人は気になるでしょう。

      一方で、一般的に家の床は真っ平らではなく、少なからず不陸があります。
      そのため、書棚の棚板とデスク天板の高さを揃えたつもりでも微妙に段差が生じることがあります。
      そういうことも考えると、7mmくらいの段差は気にならないと言う人もいるでしょうけど、今から買い揃えるのであれば計算上でも高さが揃っているほうが個人的には良いと思います。

      100×60デスクでカリモク家具のユーティリティプラスとウィドゥスタイルのセレクトを比較すると、実売価では1.5倍ほど、差額2.2万円ほど違ってきます。
      ただし、セレクトは引出し2杯とコンセントも付いてその値段ですから、それも考慮すると約2.5倍くらいユーティリティプラスのほうが高価です。

      なので、道具として割り切るならセレクトのほうがコスパが優れていることは間違いありません。
      しかし、ユーティリティプラスとセレクトを並べて見比べれば、前者のほうが質感において勝ることは誰でも分かるところだと思います。

      とは言え、実質2.5倍の価格差です。
      ユーティリティプラスも使っているうちにツヤが出てきたりキズや汚れも付きます。
      つまるところ、道具として割り切るか、家具としての満足度を追い求めるかというところでしょうかねー^^;

  9. かわえ より:

    お返事ありがとうございます。

    そうですね、余った予算は照明などに使うことにして、セレクトを選ぶ方がよさそうですね。
    カリモクを見てしまうと惹かれそうなので、見ないことにします(^^;

    メーカーにも問い合わせたのですが、この付近でセレクトアルダーの展示はないとのことでした。
    島忠の尼崎ではタモ材ホワイトアッシュ色の2本脚と4本脚の展示があるそうなので近いうちに見に行く予定です。
    電話で家具担当の方と少し話したのですが、丈夫なことと木目の癖がないからとアルダー材よりタモ材をお勧めされました。
    タモ材のナチュラル色はサンプルが置いてあるそうなので見てこようと思いますが、私の場合丈夫さよりもヒノキのラックと合わせたいのでアルダー材でいいのかなと思っています。

    • 収納マン より:

      かわえさま

      島忠ホームズ尼崎店にもセレクトが展示されてるんですね!
      それは良かったです^^

      私もまだ一度もセレクトアルダーは見たことがありません。
      確かにアルダー材よりもタモ材のほうが硬いです。
      昔から飲食店でもテーブルにタモ材が使われていることは多いですし、野球のバットもタモですからね。
      アルダーは特に4本脚に使うと「しなり」が出やすく、横揺れを生じさせる可能性があります。

      でも、良くも悪くもタモ材は木目が強いです。
      なので、私もヒノキのオープンラックに合わせるなら木目が薄いアルダーのほうを選ぶかなと思います。
      色合いもアルダーのほうがヒノキに近くて、経年変化したときも似た感じになるはずです。

      ともあれ、セレクトがかわえさんのお気に召すと良いですね^^

  10. かわえ より:

    お返事ありがとうございます。
    材質としてはタモ材の方がいいんですね。
    雰囲気重視のアルダー材のつもりで、実物を見てきます。

    これだけ学習机はたくさんあるのに、理想ぴったりの一脚はなかなかないものですね(^^;
    それでも最初はもうないのかと諦めたところから、ここまで絞り込めたのは収納マン様のおかげです。
    相談に乗っていただきありがとうございました。

    また迷うことがあれば書き込みさせてください。
    購入は秋予定ですが、報告もさせていただきます!

    • 収納マン より:

      かわえさま

      >これだけ学習机はたくさんあるのに、理想ぴったりの一脚はなかなかないものですね(^^;

      本当にそう思います。
      机の天板と同じ棚板の高さの書棚が欲しいと思っても幅が理想と違ったり。
      組み替え式デスクじゃ「コレジャナイ」だったり。
      ボナシェルタでは予算オーバーすぎたり。

      全部理想通りにしようと思うとオーダー家具しか方法がなくて、でもオーダーだと工房選びからですからそれはそれで大変です。
      結局、多かれ少なかれ妥協して量産品というのが現実的な落としどころでしょうか^^;

      ともあれ、まずは島忠ホームズでご覧いただいて、またご相談等いただけると幸いです^^