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定番デスク徹底分析!コイズミファニテック「WDスペシャル」2021年度版

先日、某新聞社から学習机の選び方について取材を受けました。それについてはまた来月にでもご報告できると思いますが、こういう機会は露出強化という面だけでなく、予備知識がない人に如何に的確に情報を伝えるかということを見直す良いきっかけになります。

最近の学習机はコイズミファニテックの「ビーノ」やカリモク家具の「ボナシェルタ」のようなシンプルなものに人気が集まりがちで、いかにも学習机っぽいものは敬遠される傾向があります。特に組み替え式デスクはスーパー戦隊の合体ロボのように圧迫感が強いと感じられるのでしょう。

しかし、現実は何だかんだ言ってもスタイル別では組み替え式デスクが堂々の人気No.1です。決して購入者のセンスが悪いわけではありません。最初はリビングダイニングに置いて数年後に子供部屋に移動させる場合や、収納量に不安を感じる場合に、組み替え式デスクは非常に魅力的なのです。

そんな組み替え式デスクの定番として高い人気を誇るのが、コイズミファニテックの「WDスペシャル」なのであります。今回はWDスペシャルの魅力をとくとご覧に入れましょう。

※価格および仕様はすべて2020/11/21現在

 

コイズミファニテック・WDスペシャル

カラーバリエーション

  • 2色=NS色とWT色

ラインナップ

商品名サイズ W×D×H(mm)税別価格品番
ステップアップデスクLハイ1000×765×1614(1621)157,000円WDS-872NSWDS-874WT

特徴・人気の秘密

WDスペシャルはコイズミファニテックの現在のラインナップでハイエンドモデルに位置付けられます。かつては兄弟モデルやさらに上位のモデルも存在しましたが、店頭価格で10万円を超えてくると国産メーカーとの競争が激しくなってきます。そのため、このあたりが限界となるのでしょう。

ともあれ、そんな中でもWDスペシャルが生き残ったのは、天板がナラ突板で質感が良く、収納量が多いこと。また、デスクライトはコイズミファニテックのハイエンドモデルであるLEDモードコントロールツインライトを装備しており、総合的に見て、見た目、機能性、コスパのバランスが良いところが支持されているのだと思います。

また、天然木でハイタイプの組み替え式デスクというのはかつては競合がたくさんありましたが、現在はWDスペシャルのみという状況です。上の価格帯なら浜本工芸のNo.32デスクがありますが、No.32デスクは浜本工芸でもハイエンドモデルですからなかなか手が出ません。そういうこともあってWDスペシャルは依然として人気が高いのでしょう。

よく比較検討されるデスク

コイズミファニテック・CDファースト

コイズミファニテックの「CDファースト」は天板がMDFダイレクトプリントで幅も95cmと一回りコンパクトに作られており、WDスペシャルよりも価格が手頃です。また、カラーバリエーションが7パターンあるのでお子さんの好みに合わせて選べるというのもポイント。

コイズミファニテック・OD1-WOODY

カタログモデルではWDスペシャルの下はCDファーストですが、カタログには載っていない「OD1-WOODY」というモデルが実は隠れた人気商品となっています。こちらはWDスペシャルと同じく幅100cm、天板はラバーウッド無垢です。それでいてCDファーストと価格はほとんど変わらないどころか、むしろCDファーストよりも安いことが多いため人気なのです。

なお、現在はWDスペシャルにロータイプがないため、OD1-WOODYのロータイプも人気があります。

コイズミの裏定番「OD1-WOODY」はCDファーストよりお買い得!
コイズミファニテックの「OD1-WOODY」は裏定番と言えるほど人気のカタログ外モデルの学習机です。上棚ハイタイプのODS-500、591、592、ロータイプのODF-600、593、594があります。ルームズ大正堂、島忠ホームズ、ルームデコかねたや、東京インテリア家具、ファニチャードームなどで販売しています。ナフコ21スタイルにはデスクライトをSB-545にバージョンアップしたNODF-941BR、942WWがあります。CDファーストやコンパクトよりもお買い得だと個人的には思います。
コイズミファニテック・レイクウッド

以前はWDスペシャルにもロータイプがあったのですが現在はないため、上棚が低いほうが良いという方は「レイクウッド・ステップアップデスク」がオススメです。ただし、ワゴン天板は固定です。東京インテリア家具にはリフティング天板で幅95cmというオリジナルモデル(ODR-795AN)があります。

【2021最新】コイズミ「レイクウッド」vsイトーキ「リーモ」組み替え式デスク徹底比較
【2021年度最新版】コイズミファニテック「レイクウッド・ステップアップデスク」とイトーキ「リーモ・フリーワン書棚ロータイプ」の組み替え式デスク2大人気モデルを徹底比較してみました。「LEDデスクライトのコイズミ」、「片づけやすさのイトーキ」という構図が成り立つと思います。
コイズミファニテック・ビーノ

組み替え式ではありませんが、コイズミファニテックの「ビーノ」もWDスペシャルとよく比較検討されます。いずれも天板がナラ突板で質感が高く、カラーバリエーションも同じだからでしょう。また、収納量重視でWDスペシャルにするか、見た目重視でビーノにするかという、かなり根本的なところで悩むことも多いのだと思います。

定番デスク徹底分析!コイズミファニテック「ビーノ」2021年度版
コイズミファニテックの定番ロングセラー学習机「ビーノ」の人気の秘密を徹底分析。サイズバリエーションとラインアップが豊富で組み合わせが自由なだけでなく、浜本工芸のデスクと見紛うほど質感が良いのが特徴。飽きの来ないシンプルなデザインで男女ともに人気です。
イトーキ・リーモ

コイズミファニテック以外でWDスペシャルの最大のライバルと言えるのはイトーキの「リーモ・フリーワンタイプ書棚ハイタイプ」でしょう。イトーキにも元々さらに高級なモデルがあってリーモは2番手という位置付けだったので、WDスペシャルと似たポジションです。

しかし、リーモは天板がアルダー無垢。決してナラ突板がアルダー無垢に劣るというわけではありませんが、どうしても無垢という方にはオススメです。

イトーキ「リーモ上棚ハイタイプ」vsコイズミ「WDスペシャル」比較
組み替え式デスク2強、イトーキ「リーモ・フリーワン上棚ハイタイプ」とコイズミファニテック「WDスペシャル」を改めて比較してみました。基本的には材質やデザインの好みで選ぶべきとは思いますが、いつの間にやらリーモの上棚ハイタイプのLEDデスクライトから調色機能が省かれていることにビックリしました。
浜本工芸・No.32デスク

実際のところは浜本工芸の「No.32デスク」を 検討していてWDスペシャルに落ち着くということが多いように思いますが、その逆もないわけではありません。No.32デスクは高級ですが、天板はナラ無垢で国産、テーパー脚で子供が座り降りしやすく、ワゴンも選べるといったメリットがあります。

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アクタス・FOPPISH

「足元の棚なんて使わないし、レイアウトを変える必要もそのためのスペースもないよね?」なんていう場合はアクタスの「FOPPISH(フォピッシュ)デスクセットHIGH」というのも意外とアリかもしれません。天板はオーク無垢だし、ワゴン天板も固定だし、WDスペシャルとはかなり方向性が違いますが。

【2021最新】家具の百貨店!「ACTUS(アクタス)」の学習机
AKTUS(アクタス)の学習机はブランドイメージが高いだけでなくデザインが素敵です。中国やベトナムで生産されたオリジナル商品が中心で、フォピッシュ、リーヴェ2、サークル、リピアなどが人気となっています。
ヒカリサンデスク・SDW-サンユニット

最後はヒカリサンデスクの「SDW-サンユニット」のデスク+ラックHの組み合わせ。サンユニットは2021年度初登場なので実際に比較されるかどうかはまだ分かりませんが、たとえばワゴンは要らないという人には良いかも。逆にフルセットにするとWDスペシャルのほうが安いかもしれません。

2021年度のヒカリサンデスクは「SDW-サンウッド」で本気出してみた
2021年度のヒカリサンデスクの新作学習机は「SDW-サンウッド」と「SDW-サンユニット」。サンウッドはサンワークス後継と見られ、使い勝手も良さそうです。サンユニットは価格がちょっと高いかなと思いますが、カリモク家具のボナシェルタやユーティリティプラスあたりから流れてくる人もいるかもしれません。

 

というわけで、WDスペシャルの立ち位置やよく比較される商品をご紹介しました。

思うに、WDスペシャルは自動車で言うとトヨタのノアやヴォクシーのような存在です。上を見ればアルファードやベルファイア、同価格帯を見ればセレナやステップワゴンがあります。競合車種を学習机の商品名に置き換えるまでもないと思いますが、収納量が大きく、同時に収納量よりもデザインや経済性が重視されて7~8人乗りのミニバンの人気が下火になってきているという市場ニーズも似ているところがあると思います。

しかし、大量のモノを積めるという安心感、どんな環境にも対応できるレイアウトの自在性、そして最高級とまでは言えなくとも十分にリッチな気持ちに浸れる。そこがWDスペシャルの魅力なのではないかと思います。

 

「WDスペシャル」@楽天市場

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