コイズミが2026年6月1日からの一部商品価格改定を発表

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コイズミファニテック本社@大阪市中央区

最近は様々な商品が次々に値上げされていますが、正直もう慣れました。今までなら牛肉が高い場合は豚肉、鶏もも肉、鶏むね肉…という風に対処してましたけど、どれもこれも値上げされてますからね。スーパーをハシゴするのも時間とガソリン代の無駄なので、買う気が起こらなければ買わない、それでも必要なら高くても買うという、ムラの多い購買行動が増えたように思います。

こういう局面になると、むしろ我が家の家計より生産者の心配をしてしまいます。ここのところ、葉物野菜が結構安いんですよね。このご時世でこんな値段でやっていけるんだろうかと。同様に学習机メーカーももっと値上げ幅を大きくしないと、社員を食わせていくのはしんどいんじゃないかと思います。

そんなわけで、2027年度は例年にも増して学習家具業界は値上げラッシュの様相ですが、個人的にはホッとしているくらいです。ただ、浜本工芸が7月1日に予定していた価格改定を10月1日に延期したことは只事ではないと感じています。

同様に、コイズミファニテックは6月24日に、6月1日からの価格改定を発表しました。来年の6月1日じゃないですよ。時を遡って価格を改定したと発表するのですから異常事態です。

実はまだ今年はコイズミファニテックの新作デスクが発表される商談会へのお招きがありません。例年なら5~6月に開催されるものです。単に私が招かれなかっただけの可能性もあるものの、おそらく開催を遅らせなければならないほど立て込んでいるのでしょう。

ともあれ、新作デスクをまだかまだかと待ちわびている消費者としては気がかりだと思います。もちろん、どれだけ値上げされるのかも気になるところです。

というわけで、まずは今回価格改定となった商品をまとめてみました。

※この記事は2026年7月1日時点の情報に基づいています

2026年6月に値上げされた商品

品群商品名値上げ率
デスクビーノ10%前後
ワイズ10%前後
昇降デスクファミオ・レノス0~10%前後
ジェントラー0~10%前後
組み替え式デスクデコプリ約10%
デスクライトECL-546約13%
ECL-653約17%
ECL-611/612約9%
ECL-111/112約8%
チェア(足置き付き)4ステップチェア(PVC)25%
コーディネートチェア約17%
ハイブリッドチェア(PVC)約11%
ハイブリッドチェア(昇降デスク用)約17%
ベストフィットチェア(PVC)約11%
ジャストフィットチェア(ファブリック)25%
チェア(足置き無し)JG610%
JG5約9%
JG4約10%
JG3約13%
システムベッドビルトコンポ約5~8%
コットコンポ10%弱
マットレス薄型ポケットコイル約11%

今回の一部商品価格改定に伴い、デジタルカタログの価格は修正されていません。「ホームページでご確認ください」となっています。これが非常に面倒なのですが、頑張って上表にまとめてみました。

主力製品で言うと、「ビーノ」や「ハイブリッドチェア(PVC)」などが10%前後の値上げとなっています。「ジャストフィットチェア(ファブリック)」や「4ステップチェア(PVC)」は25%の値上げとなっていますが、ほとんどが10%程度なので、個人的にはもっと値上げしても良かったんじゃないかとすら思ったほどです。

なお、amazonでの価格推移を見る限り、6月1日を境に実売価が変更された様子は確認できません。市場価格に反映されるのはまだこれからで、今ならまだ旧価格で買える可能性があるのではないかと思います。

価格据え置きとなった商品

品群商品名備考
デスクファリス一部販売終了
ルトラ一部在庫限り
ブロスト在庫限り
ウォルビー
ネスティス
ムップ一部販売終了
組み替え式デスクWDスペシャル完売
CDファースト在庫限り
CDコンパクト在庫限り
ミニマル在庫限り
リシェット在庫限り
デスクライトECL-335/336
PCL-011/013在庫限り
チェア(足置き付き)4ステップチェア(板座)在庫限り
4ステップチェア(ラブリー)在庫限り
ルトラチェア在庫限り
スツール(コーディネート)販売終了
ハイブリッドチェア(ミドルバック)販売終了
ベストフィットチェア(ファブリック)販売終了
ラブリーチェア在庫限り
ブロストチェア販売終了
チェア(足置き無し)カデット販売終了
ラファン販売終了
スピネア販売終了
ヌーボー販売終了
トーナルA1在庫限り
トーナルA2販売終了
スツール(アルテージ)在庫限り
システムベッドペグ一部在庫限り
デスクマット各種
デスクカーペット各種

むしろ価格据え置きとなった商品のもののほうが多いです。ただ、併せてコイズミオンラインショップを参照すると別の事実に気づきます。ほとんどの商品が在庫限りまたは販売終了と表示されているのです。

もっとも、この事実には少し前から気付いておりました。上表の商品のほとんどがネットショップでも少し前から在庫が枯れていましたし、「ムップ」はコストコ・オンラインでディスカウント販売されていましたから。

CDフルモデルチェンジか?

コイズミファニテック・CDファースト CDM-888 WW PR (パープル)
出典:コイズミファニテック

中でも注目は、コイズミファニテックの主力製品である「CDファースト」(上写真)と「CDコンパクト」が在庫限りとなっている点です。2027年度はマイナーチェンジの可能性もありますが、私はフルモデルチェンジとなるのではないかと考えています。

ナフコ21スタイルでの実績を踏まえ、ワゴンは別売となるかもしれません。昨今の流れを踏まえると、デスクライトが別売になる可能性もあると思います。また、デザインはナフコ21スタイルの「NODR-715/716」みたいな感じになるかもしれないと思ったりもします。

ちなみに、ハイエンドの「WDスペシャル」は廃番の可能性があります。過去にはWDスペシャルよりも上位のモデルが存在しましたが、いずれも高価格ゆえに廃番に追い込まれてしまったからです。代わりにビーノに組み替え式デスクのようにセットできる書棚が追加されることになるかもしれませんね。

以上の通り、今回は2026年6月1日に値上げされた商品と据え置きになった商品をまとめましたが、もちろん私は値上げを否定的に見ているわけではありません。コストが上がっていることは事実なのですから、企業努力だけで賄えないところについては消費者に理解を求めていくべきです。そうしてメーカーの財務状況を健全に保つことが、長い目で見て消費者の利益に適うと考えています。

そんなことよりも、今回は価格改定の対象にならなかった商品のほとんどが事実上の廃番になることに驚きました。CDシリーズは多かれ少なかれリニューアルされるとして、ほかは一体どうなるのでしょう。廃番商品を補うほど大量に新作が投入されるのか、はたまたラインナップが大幅に絞り込まれることになるのか。続報にご期待ください。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカー在籍時を含め20年以上、年間200台以上の学習机を吟味し続ける「学習机評論家」。学習机だけでなく、目にやさしいデスクライトや姿勢良く座れるチェア、ランドセル等の収納方法についても研究しています。
2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立し、TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」優勝などメディア出演多数。長女の小学校入学に際して学習机を購入したことをブログに報告したところ相談が殺到。以後、展示会や販売店を回り、最前線の情報を発信しています。詳しいプロフィールはこちら

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