例年この時期になると、カリモク家具の学習家具カタログの資料請求が始まって、いち早くチェックしたい私としてはシレッと一般ユーザーに交じってフォームを入力し、カタログを送ってもらうというのが恒例になっておりました。
しかし、今年はなかなか資料請求のボタンがホームページに表示されません。どうしたことかと思っていたら、2027年度からwebカタログだけになってしまったのですね。
これも時代の流れですから致し方ありません。特にカリモク家具のカタログは読みごたえのあるボリュームなのでコストも膨大です。買う気もないのに店頭にあったからととりあえず持ち帰られたら、費用対効果が悪いと感じるのも無理はないでしょう。
ともあれ、webカタログに移行するのは結構ですが、一括でPDFをダウンロードできるようにしてもらいたいものです。ページ毎にダウンロードしてから結合するのは大変すぎます。某社は私がお願いしたところ対応してくださったので、カリモク家具にも是非ご検討いただきたいところです。
そんなこんなで頑張ってwebカタログを1冊丸ごとダウンロードしたうえで、昨年度との違いをチェックしてみました。
※この記事は2026年7月8日時点の情報に基づいています
全商品10%値上げ
カリモク家具は価格改定を2026年6月29日に実施することを先に予告していました。すべてチェックしてみたところ、全商品ほぼキッチリ10%の値上げとなっていることが分かりました。デスク、ワゴン、上棚、書棚、チェアなどはもちろん、デスクライトもです。
一般的に、学習机が値上げされるときは、たとえばコストが掛かる無垢材を使ったものは値上げ幅が大きいとか、売れ筋商品は値上げ幅を抑えるということが多いです。しかし今回は一律ほぼ10%なので、原料コストの増加に伴うものではなく、人件費など間接的なコストの増加を反映したものと考えられます。もしくは、本当はもっと値上げしたかったものの、一律10%で我慢したということなのかもしれません。
浜本工芸も当初7月1日に予定していた価格改定を10月1日に変更したくらいですから、消費者としては10%の値上げで済んだと胸を撫で下ろすべきところでしょうか。
カリーシルが廃番予定

2027年度はカリモク家具の新作デスクはありません。一方で、「カリーシル」が2027年3月で注文の受付を停止することが公表されました。
これにはとてもビックリ。カリーシルは数年前までカリモク学習デスクの人気ランキングに入っていたからです。
改めて確認してみると、直近では2023年度にランキング5位でした。2024年度から「クリアネル」が学習家具カタログに掲載され、それに押し出されて現在に至ります(クリアネルの発売自体は2022年10月)。
旧シリーズの「カントリー」時代から見てきた私としては、こういうクラシックなデザインのデスクがなくなってしまうことは寂しいですねー。なお、カリーシルは廃番予定ですが、きっちり10%値上げされています。作り置きじゃないですからね。
レグノッタ予告なし廃番?

カリーシルを廃番にするなら「レグノッタ」が先だろうと思ったら、学習家具カタログから消えていました。通常、カリモク家具は販売を終了する前年度までにお知らせしているにもかかわらずです。
書斎デスクとして生き残っている可能性はあるものの、SOHOパンフレットには掲載されていません。もっとも、レグノッタは現在も購入可能となっているので、学習家具カタログから消えただけの可能性はあります。
なお、不思議なことに楽天市場ではレグノッタは値上げされていません。
チェア2モデル廃番

チェアも2モデルが廃番になりました。「フィットチェア CU1017」と上写真の「XT0901」です。フィットチェアはそれなりに売れていると思っていたのでちょっと意外でしたね。
それよりも驚いたのは、すべての学習チェアから張地のピーチピンク色とライムグリーン色がなくなったことです。もうこういう子供らしいと感じる色は需要が少なくなっているのかもしれません。
ちなみに、CU1017、XT0901とも、2026年7月末までは発注可能とのことです。
新商品はハーフパネルのみ
一方で、新商品がないわけではありません。ボナシェルタに「ハーフパネル」が追加されています。下部に配線収納スペースが設けられたスチール製パネルです。奥行60cmのデスクならデスク側面に取り付けることもできます。
ボナシェルタには既に幅フルサイズのバックパネルがありますし、先行してクリアネルでもバックパネルが採用されています。それほど需要があるということなのでしょう。くろがね工作所は先見の明がありましたね。
という感じで、カリモク家具の2027年度学習家具カタログを前年度と比較して違いを浮き彫りにしてみました。
残念ながら、明るいニュースはほとんどありません。しかし、値上げはともかく、主要ラインナップは維持されているため、目立った影響が出ることはないんじゃないかと思います。むしろ、浜本工芸の値上げ次第で相対的な評価が変わってくることもあるかもしれません。
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