今回はまず読者の皆様にお詫びしなければなりません。
これまで私が「学習用デスクライトの最高峰」と称してきたBenQ(ベンキュー)の「MindDuo 2」について、「専用クランプが入手できない状態が続いている」とお伝えしてきました。しかし、これが事実ではなかったのです。
確かに、楽天市場やamazonでは現在も欠品が続いています。ところが、実はBenQストア(本店)限定で販売していたのです。

この事実は先日、BenQの社員の方とメールをやり取りした際に知りました。しかも、以前にMindDuo2をレビューした時とは仕様が変わっています。
「え!じゃあそれちょっと試してみたい!」と申し上げたところ、ありがたくまたご提供いただけることになったので、今回は専用クランプを中心にレビューしたいと思います。
※この記事は2026年7月22日時点の情報に基づいています
BenQ/MindDuo2学習用デスクライト

MindDuo2(AR21_D)のクランプを紹介する前に、まずはMindDuo2についておさらいしてみましょう。
なぜ私がMindDuo2を「学習用デスクライトの最高峰」と称賛しているのか。その理由は私が学習用デスクライトに求める以下の3つの条件を満たすとともに、それ以上の性能を備えているからです。
- 直下照度を抑えつつJIS規格AA形相当
- シーンに合わせて調色できる
- 子供でも扱いやすい操作性
点けていることを忘れるほどやさしいあかり

MindDuo2はJIS規格AA形相当の広い照射面積を持ちつつ、直下照度が1700ルクス程度(読書モード、シェード高400mmの場合)に抑えられています。2000ルクスを超える強い光で無理やり照射面積を確保しているわけではないということですね。
しかも、1700ルクスと決して小さくない値であるにもかかわらず、眩しさを感じさせません。これは独自の「埋め込み式庇(ひさし)構造」を採用することで、光源が直接目に入らず、壁などに反射して和らいだ光を見るかたちになるからです。
自動&手動でシーンに応じた調色調光が可能

MindDuo2は電球色の2700ケルビンから昼光色の5700ケルビンまで7段階で調色できます。また、読書モード(5700ケルビン)とスクリーン閲覧モード(4000ケルビン)はワンタッチでセット可能です。
勉強に集中したいときは色温度を高くする一方、休憩時や就寝前は色温度を低くすることはとても大切です。加えて、MindDuo2は周囲のあかりに応じて自動で照度を調整してくれます。スクリーン閲覧モードではタブレット端末の照度が最大100ルクス程度であるため、MindDuo2は自動的に700~800ルクス程度に照度を下げ、画面への反射や周囲との明暗差を抑えます。
視覚的に分かりやすい前面タッチパネル

いくら優れたあかりでも、子供がちゃんと使ってくれないと意味がありません。MindDuo2は人感センサーで自動で点灯。離席から3分で自動消灯するので、点けっぱなしを防いでくれます。
また、シェード前面にタッチパネルがあり、子供でも操作しやすいだけでなく、あかりの状態が一目瞭然です。基本は読書モード、タブレット学習時はスクリーン閲覧モード、休憩時や就寝時は色温度と照度をダイヤルで下げてもらえば良いと思います。
30分タイマーをセットすることで、集中して勉強に取り組むこともできます。
ここまで操作性にこだわった学習用デスクライトは他にありません。どうしてもコストが掛かってしまうためで、MindDuo2の価格が高いのはこれが理由のひとつと言えます。
台座がデカくて重い

このように大変すばらしいMindDuo2ですが、強いて言えばひとつだけ弱点があります。それは台座がとても重くてデカいということです。全体の重量が3.8kgのところ、台座だけで2.8kg。大きさは約220×200mmで単行本よりも大きいです。
台座が重いのは、子供がアームをグイッと引っ張っても倒れないようにするためです。また、支柱と台座はボルトで固定できるようになっており、抜け落ちる心配はありません。しかし、これだけ重いと大人でも移動させるのが億劫になります。また、1000×600mmの標準的なサイズのデスク天板の約7%、上棚の約21%も占領してしまうというのは、いくら台座がフラットでも邪魔に感じるというものです。
専用クランプでスッキリ!

しかし、そんな弱点も別売の専用クランプをセットすることで解決します。机上面に占める設置スペースは約55×50mmで、占有率は約7%から約0.5%に圧縮されます。これならデスクの天板や上棚を広々使うことができますね。
センター設置もGood

MindDuo2のアームは上下で約700mmと長く、関節の可動域も広いので、デスクの左右だけでなく中央に設置するのも良いでしょう。特に幅1100mm以上のデスクではタスクライトのようにシェードを左右に振ることで机上面全体をカバーしやすくなります。
台座でもできますけど、大きな台座がデスクの中央に鎮座すると邪魔ですからね。MindDuo2をデスク中央付近に置く場合はクランプ取付けが良いと思います。
天板下に35×50mm必要

MindDuo2専用クランプをデスクの天板などに設置する場合は、幅約35×奥行約50mmのスペースが必要になります。また、下方に112mmのスペースを要します。
ちなみに、上写真はオフィスコムの「ALデスク」にクランプした状態です。ALデスクは背面に25mm、側面に38mmの出っ張りしかなく、普通に考えればこの専用クランプを取り付けできないように思えます。しかし、デスク背面から左右の端ギリギリに取り付けることで可能となるのです。ただし、リングを回すのはかなり厳しめです。
なお、MindDuo2専用クランプは途中からリニューアルされています。これから購入される場合は今回紹介したものでOKですが、以前に購入された場合は新旧仕様をご確認の上お求めください。
私も2年半ぶりにMindDuo2に触れましたが、改めて学習用デスクライトの最高峰だと感じました。だって、こんなに操作しやすくて視覚的にも分かりやすい操作パネルを備えたデスクライトは他にないじゃないですか。しかも、人感センサーで点け忘れや消し忘れを防いでくれますし、読書モードやスクリーン閲覧モードなら周囲のあかり環境に合わせて自動で調光してくれるのですから、親としてはとても安心です。
そして、点けていることを忘れるほどやさしいあかり。演色性もRa95で優れています。目に負担を掛けない、自然なあかり環境というのは、親が学習用デスクライトにもっとも求めるところでしょう。
そこに専用クランプがプラスされればまさしく鬼に金棒です。amazonや楽天市場で手に入らないのはちょっと不便ですが、幸い、BemQストア(本店)ならクランプひとつでも送料無料で購入可能です(一部地域を除く)。既にMindDuo2をお使いの方もご検討ください(新旧で仕様が異なるので要確認)。
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