ニトリの「メルシーR」って本当におねだん以上?リーモ&レイクウッドと比較

イトーキ・リーモvsニトリ・メルシーvsコイズミファニテック・レイクウッド比較

私は以前、ニトリのことを粗大ゴミ置き場だとかボロクソに言っていました。しかし、最近は逆に感心させられることばかりです。リネンや収納グッズだけでなく、家具までも、心の底から「おねだん以上」だと思うことが増えました。モノによっては「おねだん異常」だと感動することすらあります。

学習机についても同様です。ニトリなら安心だと感じる人は決して少なくないと思います。実際、私の弟がニトリの「メルシー」を購入したときは、なかなかやるじゃないかと感心しましたよ(私への事前の相談はナシで)。

しかし、ニトリのメルシーは本当に「おねだん以上」なのでしょうか?2019年度からコイズミファニテックの「レイクウッド・ベーシックデスク」が復活したので、それとイトーキの「リーモ」も一緒に比較してみたいと思います。

※価格は2021/03/18現在、楽天市場の税込価格

 

比較対象の3モデル

ニトリ「メルシーR・ロータイプデスク」

ニトリのメルシーは2014年度に登場して以来、少しずつ変化を加えながら、ニトリで人気No.1に上りつめたデスクです。税込49,900円という手頃な価格ながら、天板にアルダーまたはカバ(バーチ)の突板を使った天然木デスクというところが最大の人気の秘訣と言えましょう。

デザインも機能もシンプルなベーシックデスクでLEDデスクライト付き。ライトブラウン、ミドルブラウン、ホワイトウォッシュの3色展開で、男女問わないデザインというのも支持を集める要因だと思います。

コイズミファニテック「レイクウッド・ベーシックデスク」

コイズミファニテックのレイクウッドはどちらかと言うと男子に人気のデザインです。価格は楽天市場で税込67,800円からとなっており、メルシーに比べると実に約2万円近く、約36%も高価です。

しかしながら、レイクウッドの天板はアルダー無垢で、LEDデスクライトはシェードが広くてしかも調色機能付き、コンセントボックスやランドセルハンガーを備え、引出しは全段フルスライドレールとなっています。デスク本体引出しには鍵も付いています。

レイクウッドは引出し前板のカラーパネルがリバーシブルになっており、好きな写真などを入れることもできます。

イトーキ「リーモ・ベーシックタイプ」

イトーキのリーモも男女問わず人気です。イトーキオンラインショップ楽天市場店では税込69,800円となっており、価格はレイクウッドと同程度。しかしながら、現在はデスクライトもコンセントボックスも付属しておらず、レイクウッドと比較するとかなり見劣りします。

一方、メルシーと比較すると、天板が突板ではなく無垢で質感も良く、デザインも優れています。また、配送設置料込みですから楽天市場で玄関届けのレイクウッドを購入するより安心と言えるでしょう。ちなみに、楽天市場で配送設置料込みのレイクウッドを購入する場合は税込74,350円からとなります。

価格差1.5~2万円の内訳

LEDデスクライト

別にニトリを陥れる意図はないのですが、レイクウッドとの価格差1.5~2万円の内訳を見ていきたいと思います。ますはもっとも価格が分かりやすいLEDデスクライトから。

メルシーR・ロータイプデスクについている「SAM-11AN」(上写真)は税込6,990円。一方で、レイクウッドの「SB-655(ECL-653)」は税込13,456円からとなっています。

SB-655はシェード幅が広く、調色機能を備えているため高価と言えます。この時点でメルシーとレイクウッドの価格差は0.7万円程度埋まる計算です。

各種装備

リーモレイクウッド
コンセントボックス2,560円コンセントボックス2,500円
使い分けフック1,000円ランドセルハンガー2,000円
引出しの鍵1,000円引出しの鍵1,000円
専用お片付けトレー500円木製ペントレー600円
上棚小引出し+12,500円上棚小引出し+12,500円
合計4,000円合計8,600円
※リーモのコンセントボックス以外は収納マン推定の売価

メルシーにはせいぜい数十円くらいのプラスチック製フックしか付いていませんが、レイクウッドには豪華装備が付いています。それらの合計は上表の通り、占めて0.86万円といったところです。

まあ、こういうところが「大手メーカーの学習机は余計なものばかり付いている」と言われる所以かもしれませんけど、いずれにせよコンセントくらいは必要ではないかと思います。また、子供にとっては鍵はめちゃぐちゃ重要なようです。

ワゴン

見た目と耐久性の面で違いが分かりやすいのはワゴンではないかと思います。メルシーのワゴンは天板がチープな感じで、最下段だけがフルスライドレール。必要最低限な感じの仕様です。

リーモの天板もプリント紙ですが、2段目と最下段がフルスライドレールで、2段目はやや深め、A3対応のロングサイズワゴン。レイクウッドの天板はアルダー無垢、全段フルスライドレールとなっています。もちろん、スライドレールの品質はメルシーとは全然違います。

デスク天板&本体引出し

メルシーのデスク天板はアルダーもしくはカバの突板で、本体引出しはフルスライドレールではありません。対して、リーモもレイクウッドもアルダー無垢で、本体引出しはフルスライドレールです。

また、メルシーは奥行55cmなのに対し、レイクウッドとリーモは奥行60cmで天板面を広々使えます。これらの価格差を弾き出すのは困難ですが、相応の違いがあると考えられます。

 

以上、見てきた通り、メルシーとリーモおよびレイクウッドの価格を比較すると2万円近く差があるわけですが、レイクウッドに関しては装備の部分でほとんど説明が可能です。無垢天板とスライドレールの品質を考えればむしろレイクウッドのほうが「おねだん異常」と言えるでしょう(ただし配送設置料金は別途)。

つまるところ、メルシーが「おねだん以上」とも言えない一方で、レイクウッドは「余計なモノが付いている」とか「子供には高級すぎる」と言うこともできると思います。

ぶっちゃけ、個人的にはそういう批判はレイクウッドには当てはまらないと思うのですが、無い袖は振れないというのもよく分かります。いずれも価格に見合った品質は備えていると思いますので、あとは実物をじっくりと比較検討して、満足のいくお買い物をしていただくことを願うばかりです。

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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など

  1. しゃけ より:

    収納マンさま
    いつも楽しく拝読しております。
    新入学児の次女を持つ二児の母です。

    我が家では昨年長女にイトーキのコファーノ(残念ながら廃盤になってしまいました)を購入したのですが、
    実際に使ってみて思うのは、ワゴンがとても使いやすいということ。
    深めの二段目に絵の具セットをしまうことができ、使い分けフックも金属製なので丈夫です。
    特に絵の具セットは家に起きっぱなしで邪魔になりがちなところを、子供が管理できるワゴン内に収納できるのが本当にありがたいです。

    一見、割高に見えてもよく考えて作られてるので値段への納得感は非常に高く、次回も同じメーカーで購入したいと考えてます。

    どうしても価格の安さばかり訴求されがちですが、メーカーの価格設定には合理性があることを解説されている今回の記事はとても分かりやすくて、実際に使っているユーザーとしても共感できました。
    また良記事を楽しみにしております。

    • 収納マン より:

      しゃけさま

      以前にコメントくださった、しゃけさんですよね?
      おひさしぶりです^^

      実際に使われている方のご感想はとても参考になります。

      ワゴンの2段目がちょっと深めになっているのは本当に助かりますよね♪
      これを実現しようと思うと、フルスライドレールでなければなりませんし、引出内部材を1段目と共通にはできませんし、底板も丈夫にする必要があります。
      なので、コストをケチってばかりでは実現できないんですよね。

      使い分けフックも、特に小学生の間は巾着袋とか手提げバッグが多いので助かりますよね。
      本当に「収納で選べばイトーキ」だとつくづく思います。

      まだコファーノはイトーキオンラインショップなら一部在庫があります。
      女の子ですからカモミールでも良いですよね。

      ともあれ、コファーノ以外は急ぐ必要はありませんから、じっくりご検討ください^^