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ニトリの「メルシーG」って本当におねだん以上?リーモ&レイクウッドと比較してみた

イトーキ・リーモvsニトリ・メルシーvsコイズミファニテック・レイクウッド比較

私は以前、ニトリのことを粗大ゴミ置き場だとかボロクソに言っていました。しかし、最近は逆に感心させられることばかりです。リネンや収納グッズだけでなく、家具までも、心の底から「おねだん以上」だと思うことが増えました。モノによっては「おねだん異常」だと感動することすらあります。

学習机についても同様です。ニトリなら安心だと感じる人は決して少なくないと思います。実際、私の弟がニトリの「メルシー」を購入したときは、なかなかやるじゃないかと感心しましたよ(私への事前の相談はナシで)。

しかし、ニトリのメルシーは本当に「おねだん以上」なのでしょうか?2019年度はコイズミファニテックの「レイクウッド・ベーシックデスク」が復活したので、それとイトーキの「リーモ」も一緒に比較してみたいと思います。

※価格は2019/02/05現在、楽天市場の税込価格

 

比較対象の3モデル

ニトリ・メルシーG・ロータイプデスク

ニトリのメルシーは2014年度に登場して以来、少しずつ変化を加えながら、ニトリで人気No.1に上りつめたデスクです。税込49,900円という手頃な価格ながら、天板にアルダーまたはカバ(バーチ)の突板を使った天然木デスクというところが最大の人気の秘訣と言えましょう。

デザインも機能もシンプルなベーシックデスクでLEDデスクライト付き。ライトブラウン、ミドルブラウン、ホワイトウォッシュの3色展開で、男女問わないデザインというのも支持を集める要因だと思います。

イトーキ・リーモ・ベーシックタイプ

イトーキのリーモも男女問わず人気です。楽天市場でプロパーが税込69,800円からとなっており、メルシーに比べると実に約2万円、約40%も高価ですが、天板がアルダー無垢、LEDデスクライトは調色機能付き、コンセントボックスや使い分けフック、専用お片付けトレー付き、デスク本体引出しはフルスライドレール、ワゴン引出しは鍵付きなど、おねだん以上に高付加価値となっています。

カラバリはティーブラウンとカフェブラウンの2色展開。メルシー同様、組み合わせを選べセレクトタイプと組み替え式のフリーワンタイプがあります。

コイズミファニテック・レイクウッド・ベーシックデスク

コイズミファニテックのレイクウッドはどちらかと言うと男子に人気のデザインです。価格は楽天市場で税込65,800円からとなっており、リーモとほぼ同じ水準で、やはりメルシーに比べると高価です。しかし、レイクウッドも天板はアルダー無垢、LEDデスクライトはシェードが広くてしかも調色機能付き、コンセントボックスやランドセルハンガー付き、引出しは全段フルスライドレールで、デスク本体引出しは鍵付きとなっています。

レイクウッドにはカラバリはありません。代わりに引出し前板のカラーパネルがリバーシブルになっており、好きな写真などを入れることもできます。



価格差1.5~2万円の内訳

LEDデスクライト

別にニトリを陥れる意図はないのですが、レイクウッドやリーモとの価格差1.5~2万円の内訳を見ていきたいと思います。ますはもっとも価格が分かりやすいLEDデスクライトから。

メルシーG・ロータイプデスクについている「SAM-11AN」(上写真)は税込6,990円。一方で、レイクウッドの「SB-655(ECL-653)」は税込13,900円から、リーモの「L-77」は税込11,500円からとなっています。

いずれも調色機能を備えているため高価と言えます。この時点で価格差は0.5万円前後埋まる計算です。

各種装備

リーモレイクウッド
コンセントボックス2,560円コンセントボックス2,500円
使い分けフック1,000円ランドセルハンガー2,000円
引出しの鍵1,000円引出しの鍵1,000円
専用お片付けトレー500円木製ペントレー600円
上棚小引出し+12,500円上棚小引出し+12,500円
合計7,560円合計8,600円
※リーモのコンセントボックス以外は収納マン推定の売価

メルシーにはせいぜい数十円くらいのプラスチック製フックしか付いていませんが、リーモとレイクウッドには豪華装備が付いています。それらの合計は上表の通り、占めて0.7~0.9万円といったところです。

まあ、こういうところが「大手メーカーの学習机は余計なものばかり付いている」と言われる所以かもしれませんけど、いずれにせよコンセントくらいは必要ではないかと思います。また、子供にとっては鍵はめちゃぐちゃ重要なようです。

ワゴン

見た目と耐久性の面で違いが分かりやすいのはワゴンではないかと思います。メルシーのワゴンは天板がチープな感じで、最下段だけがフルスライドレール。必要最低限な感じの仕様です。

リーモの天板もプリント紙ですが、2段目と最下段がフルスライドレールで、2段目はやや深め、A3対応のロングサイズワゴン。レイクウッドの天板はアルダー無垢、全段フルスライドレールとなっています。もちろん、スライドレールの品質はメルシーとは全然違います。

デスク天板&本体引出し

メルシーのデスク天板はアルダーもしくはカバの突板で、本体引出しはフルスライドレールではありません。対して、リーモもレイクウッドもアルダー無垢で、本体引出しはフルスライドレールです。

これらの価格差を弾き出すのは困難ですが、相応の違いがあると考えられます。

 

以上、見てきた通り、メルシーとリーモおよびレイクウッドの価格を比較すると1.5~2万円ほど差があるわけですが、装備の部分で1.2~1.5万円ほどについては説明が可能です。残る差額は0~0.8万円ですから、木材とスライドレールの品質を考えればむしろリーモやレイクウッドのほうが「おねだん異常」です(ただし配送設置で違いあり)。

つまるところ、メルシーが「おねだん以上」とも言えない一方で、リーモやレイクウッドは「余計なモノが付いている」とか「子供には高級すぎる」と言うこともできると思います。

ぶっちゃけ、個人的にはリーモやレイクウッドに対する批判は当てはまらないと思うのですが、無い袖は振れないというのもよく分かります。いずれも価格に見合った品質は備えていると思いますので、あとは実物をじっくりと比較検討して、満足のいくお買い物をしていただくことを願うばかりです。

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コメント

  1. しゃけ より:

    収納マンさま
    いつも楽しく拝読しております。
    新入学児の次女を持つ二児の母です。

    我が家では昨年長女にイトーキのコファーノ(残念ながら廃盤になってしまいました)を購入したのですが、
    実際に使ってみて思うのは、ワゴンがとても使いやすいということ。
    深めの二段目に絵の具セットをしまうことができ、使い分けフックも金属製なので丈夫です。
    特に絵の具セットは家に起きっぱなしで邪魔になりがちなところを、子供が管理できるワゴン内に収納できるのが本当にありがたいです。

    一見、割高に見えてもよく考えて作られてるので値段への納得感は非常に高く、次回も同じメーカーで購入したいと考えてます。

    どうしても価格の安さばかり訴求されがちですが、メーカーの価格設定には合理性があることを解説されている今回の記事はとても分かりやすくて、実際に使っているユーザーとしても共感できました。
    また良記事を楽しみにしております。

    • 収納マン より:

      しゃけさま

      以前にコメントくださった、しゃけさんですよね?
      おひさしぶりです^^

      実際に使われている方のご感想はとても参考になります。

      ワゴンの2段目がちょっと深めになっているのは本当に助かりますよね♪
      これを実現しようと思うと、フルスライドレールでなければなりませんし、引出内部材を1段目と共通にはできませんし、底板も丈夫にする必要があります。
      なので、コストをケチってばかりでは実現できないんですよね。

      使い分けフックも、特に小学生の間は巾着袋とか手提げバッグが多いので助かりますよね。
      本当に「収納で選べばイトーキ」だとつくづく思います。

      まだコファーノはイトーキオンラインショップなら一部在庫があります。
      女の子ですからカモミールでも良いですよね。

      ともあれ、コファーノ以外は急ぐ必要はありませんから、じっくりご検討ください^^