2023年度のカリモク学習机は概ね10%強の値上げ!新作デスクはナシ

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カリモク家具は例年、8月初旬に学習家具カタログを発行しています。しかし、今年は10月4日に値上げが予定されているということで、カタログの発行もそれと同時というかたちになりました。

これだけ待たされると、「いったいどれくらい値上げされるんだろうか?」、「新作デスクはどうなるんだろう?」などと不安や期待が入り混じって悶々としておりましたが、良くも悪くもサプライズはありませんでした(苦笑)

 

2023年度は概ね10%強の値上げ

カリモク家具・学習家具カタログ「つくえものがたり2023」

原材料や物流コストの高騰に加え、円安の影響もあって、値上げの理由には事欠かない昨今。カリモク家具も相当の値上げをしてくるに違いないと覚悟していたのですが、カタログをめくってみれば概ね10%強の値上げに留まっていて拍子抜けしました。

突板よりも無垢のほうが値上げが大きいとか、かさばる書棚の物流コストが影響しているとかいうこともなく、ほとんどの商品が10~15%のレンジに収まっています。

カリーシルのデスクだけ値上げが控えめ

ただ、「カリーシル」のデスクだけが約7.5%しか値上げされていないことが気になりました。戦略的に価格設定するような商品でもないはずです。

不思議に思ってよくよく見てみると、主材がオークのみから、オークとラバートリー(ゴムの木)に変わっていました。原価を抑えることで値上げ幅を小さくしたというわけです。

ともあれ、東京インテリア家具でオリジナル商品として販売している「lien(リアン)」に近い仕様になったということだと思います。

 

新作「Fステップチェア」

2023年度は新作デスクこそありませんでしたが、新作チェアはあります。「CD1027(エフステップチェア)」はブナの積層合板をベントしたデザインが素敵なチェアです。

でもこれ、以前にもチラッとご紹介したチターノの「C12707」と同じに見えるのですが、何か違いがあるのでしょうか。今まで一部店舗でしか扱っていなかった商品を、カリモクのブランドでも販売することにしただけなのかもしれません。アイテム数を減らす一方で、ほぼ同じ椅子を生産ラインに乗せる理由はないですからね。

 

なお、2023年度は新作デスクはありませんが、廃番もありません。ただし、ボナシェルタとユーティリティプラスの奥行45cm用ブックスタンドは販売を終了したようです。いずれも奥行60cm用は継続となるものの、あまり需要がないのでしょうね。上棚が欲しい人はピュアナチュールやスパイオキッズなどを選ぶことが多いと思います。

あと、デスクライトは4%前後の値上げに留まっています。これは国産で円安や物流コストの影響が少なかったのか、スワン電器が頑張ったというところでしょう。

ともあれ、2023年度も安定のカリモク。消費者としては10%強でも値上げは痛いところではありますが、競合他社も同様なのであまり気にせずご検討いただければと思います。

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. たんぽぽ より:

    初めまして。
    再来年我が子が小学生になるので少しず考えはじめている者です。よろしくお願いします。
    こちらで取り上げられているリアンについてお伺いしたいです。
    東京インテリアとの共同開発品ととあるブログに載せている方を拝見しました。
    リアンはカリーシルの派生品なのでしょうか。近くに東京インテリアがなく、まだ実物を見たことがありません。収納マンさんの解説を伺わせていただけたら幸いです。
    我が子に選択してもらう中で少しでも選択肢が広がればいいなと思っています。
    大塚家具のたなとつくえも見てきました。私はそちらもとてもいいなと思っており、浜本工芸かなと思いつつ、自宅のソファーはカリモクだったりもして、浜本かカリモクかで選びたいところです。
    お時間ある時によろしくお願いいたします。

    • 収納マン より:

      たんぽぽさま

      はじめまして^^

      「リアン」はカリモク家具の「カリーシル」を東京インテリア家具専用モデルとして作ったものです。
      まだ2023年度モデルのカリーシルを私は見ていないので確かなことは言えないのですが、こちらの記事でも書いた通り、2023年度のカリーシルはリアンとほぼ同じ仕様になったのではないかと思います。
      具体的に言うと、天板はオーク突板、脚と引出し前板がラバーウッドということです。

      たなとつくえのミニマもご覧いただいたのですね。
      こちらは在庫限りとなりますのでお急ぎください。

      選択肢は多いほうが確かに良いと思いますが、現状はまだたんぽぽさんご自身が方向性を絞り切れていないようですね。
      カリーシルは奥行コンパクト、もしくは組み替え式デスクとして使うものですし、一方でミニマはベーシックデスクで、どちらかと言うとデザインよりも機能を重視したものと言えるからです。

      ともあれ、カリモク家具か浜本工芸で検討されているなら、品質的には申し分ないですし、あとはサイズやカラー、上棚や本棚など収納面での組み合わせを検討すれば良いだけです。
      分からないことがあればどんどんご相談ください^^

  2. たんぽぽ より:

    お返事ありがとうございます!
    「リアン」についても丁寧にご説明いただきありがとうございます。

    まさに収納マンさんのおっしゃる通り方向性を絞れていません。近年よくある子ども部屋が狭いタイプの家でして‥今は9.5畳くらいあり、広々しているのですが、後々半分に分ける予定でして。。すごく狭い予定です。といっても同性のきょうだいなので壁を入れるかはまだ未定です。そういう家の構造なので当然奥行きの広さも取れませんし、幅は100センチがやっとかなと思ってます。そのような状況にあう学習机を選びきれるのか今から心配です。

    私の妹は浜本工芸の学習机を入学時買ってもらったのですが、今でも使っています。逆に私は親の反対を押し切ってヒカリサンデスクを買ってもらったものの、前の棚があっという間に邪魔になり、高校の時にはそれこそカラーシルのような机を買ってもらいました。長く使えた方がいいと思っているのでいろいろと悩みたいと思います。

    またご相談させてください!

    • 収納マン より:

      たんぽぽさま

      へー、ごきょうだいでそんな思い出があるのですね!^^
      そうするとますます、シンプルなほうが良いのか、収納量を確保するのが第一なのか、悩ましいところだと思います。

      9.5畳と言っても半分で5畳近くあるのですから、それ自体は決して狭いというわけではありません。
      ただ、ドアの位置や窓の大きさ、クローゼットなどによっては、絶望的にレイアウトが難しいこともあります。
      そのほか、リビングダイニングとの距離次第で変わってくるところもあるでしょうし、何よりお子さん方の性格や習慣の影響も大きいです。

      簡単な手書きの図面でも貼り付けていただいたら一緒にレイアウトを考えます。
      お気軽にご相談ください^^

  3. たまま より:

    こんにちは。
    収納マンさんの記事、いつも楽しく拝見し、勉強させて頂いております。

    来年小学校入学の息子用に、学習机を検討しております。
    何件かお店に伺って実物を拝見し、カリモクさんのコーディーが第一候補に挙がっています。が、収納マンさんの記事でコーディーに関する記載をほとんどお見かけしないので、あまりオススメではないのかな、と不安になり、ご意見を伺えればと思いご連絡した次第です。

    どんな机が良いのか分からなかったので、まず何件か家具屋さんに伺って色々な商品を拝見し、以下の条件に合う机が欲しいと考えました。
    ・天板奥行きは60cm(成長したときの学習スペースを十分確保したい)
    ・幅は120cm以上(ワゴンによる拡張でも可、理由は同上)
    ・高さのある上置きが前面にあるものは避けたい(気が散る)
    ・小さな上置きでも、前面向かって左側に固定式だと邪魔になるかもしれないので、配置を変えられる物がよい。

    上記条件と価格で検討し、一旦、コイズミさんのビーノでほぼ決定しておりました。105cm幅デスク+昇降式ワゴン+上置きの組み合わせです。
    ところが、先日伺ったお店で展示品を拝見した所、ナチュラル色がかなり黄色っぽく見え、テカリも気になりました。私個人の感覚ですが、あまり好みの色、質感ではなかったです。

    そのお店で、ふと目に留まったのが、カリモクさんのコーディー(固定ワゴン)です。カリモクさんはお値段的に諦めていたのですが、こちらの商品ならコイズミさんとの差額は小さいと感じましたし、以下の点も気に入りました。
    ・質感が好みに近い
    ・足の形状が、子どもが立ち座りしやすそう
    ・座る位置に引き出しがないので成長してからも窮屈に感じなさそう(太股が天板裏に当たらない)

    一方で、以下の懸念点があります。
    ・ワゴンは深い引き出しが2段で浅い引き出しが無いけど、問題ない?
    ・天板幅は十分でも、固定ワゴンで足元スペースが埋まっていると、窮屈だしせっかくの広い天板を活かせない?例えばビーノ105幅デスク+昇降ワゴンなら、ワゴンを外に出せば足元スペース幅が105cm程度確保できるけど、コーディーの固定ワゴンだと足元スペース幅が狭い?
    ・ワゴンの位置は向かって左側がよいのでは?自分の正面にノートを置いた場合、教科書や参考書はその左側に置くので、座り位置はデスクの幅方向真ん中より向かって右側に寄るのでは?コーディーのワゴンは向かって右側にあるのでイマイチ?教材は自分の向かって左側に広げるとすると、せっかく天板幅が広くても、右側にある固定ワゴンの天面にあたるスペースはムダになる?

    …と、このような感じで、コレだっ!と決められていないのです。。。

    まとまりのない話で申し訳ありませんが、収納マンさんのご助言を頂けますでしょうか?
    上記の私が気に入った点や懸念点に関すること(それは違うよ、とかのご意見も大歓迎です)、そもそも最初に決めた条件(奥行き60とか高い上置き×とか)がイマイチとか、ビーノやコーディー以外のオススメとか、どんなことでも結構です。

    因みに、設置場所は子ども部屋で、机の並びに本棚を置くつもりです。地震による転倒が怖いので、本棚は低めにします。机と本棚の幅を合わせて2m40cm位のスペースで考えています。絵具等の学校用品や趣味の物など諸々はクローゼットに入ると思います。

    以上、まとまりがない上に長文で申し訳ありません。
    何卒よろしくお願い致します。

    • 収納マン より:

      たままさま

      はじめまして^^

      コーディについては、発売時こそ何度か取り上げたものの、ここ最近は扱いが少なかったかもしれませんね。
      ただ、もちろん魅力的な机であることに変わりはありません。

      おっしゃる通り、コーディの天板は木目の手触りが良く、マットな質感です。
      価格がカリモク家具にしては手頃なうえに、新入学児でも座りやすいKライン脚、幅拡張可能なギミック、足元棚にもなる上棚も魅力です。

      一方、これについてもおっしゃる通り、ワゴン固定タイプは袖引出しが2段とも深く、文房具類を収めるのに適した浅い引出しがないのが悩ましいところです。
      ただ、その場合は引き出しユニットを付けることもできますし、ワゴン可動タイプもありますので、それらを選んでいただければ問題はないはずです。

      なお、袖引出しが一般的に右側にあるのは、右利きの人にとって引出しを開閉しやすいからです。
      デスクの幅を100cmとした場合、袖引出しを除いたスペースは約60cmとなり、両肘を少し左右に開いた状態で座るのに差し支えない幅となります。

      また、その場合は右側に本を積み重ねたり、文房具を置くという使い方となります。
      それらを左に置いたほうが使いやすいという場合は、もちろん袖引出しを左側に持ってきたほうが良いでしょう。
      (コーディのワゴン固定タイプは左右入れ替えができないので、これはワゴン可動タイプでの話となります)
      左利きの方の場合は、そのようにして使うことも多いです。

      我が家も110cm幅の学習机を使っていますが、身長約180cm&体重約70kgの中学生の息子が座っても十分だと感じます。
      それ以上となるとちょっと分かりませんが、コーディのワゴン固定タイプなら片脚分だけさらに脚間寸法が広いので概ね問題ないことが多いと思います。

      それを踏まえたうえで浅い引出しも必要と考えると、引き出しユニットをセットするか、ワゴン可動タイプにするか、予算を奮発してピュアナチュールにするかですよねー。
      あとは浜本工芸のNo.6000デスクユニットやNo.6980デスクをご検討いただくのもひとつかと思います。

      悩ましいところですが、じっくりとご検討ください^^

      • たまま より:

        収納マンさん
        お忙しい中、早々にご返信を頂きありがとうございます。
        大変参考になります。

        まず、コーディが魅力的な机であるとのコメント、安心しました^^。

        袖引き出しが右側にある方が物が取り出しやすい、天板右側スペースに文房具を置いた方が使いやすい…、なるほどです!!
        スペースについても、ご子息の事例をご教示頂き、とても具体的でわかりやすかったです。うちの息子はまだ6歳で大きくなった時のイメージがつかず、必要以上にスペースが狭くなることを気にし過ぎていた気がします。

        引出しユニットの追加も考えたのですが、それをつけてしまうと成長したときに足元スペースが窮屈になる(太腿が天板裏に当たる)のでは?と危惧しております。私自身は考えもしなかったことなのですが、夫がその点を気にしておりまして、座って正面に引出しがないタイプを強く推してくるんです。実際、この辺りは気になるものでしょうか?
        あと、夫は、コーディの足元棚もちょっと邪魔だと思っているようです。子どもが小さいうちはそこを蹴飛ばして遊んだり、成長してからは足が当たって窮屈に感じるのではと申しております。自分が学習机で窮屈な思いをした経験でもあるのか、やたら足元スペースの余裕を気にしています(笑)。

        浅い引き出しがないと文房具類の収納には困りますよね。。。例えばですが、深い引き出しの中を百均グッズで仕切って縦置きにする(ペン立てにペンを立てるみたいな感じ)とかで何とかなりますかね。。。立てて入れにくいものもありますよね。。。机の真横に配置予定の本棚にレターケース等を配置するか。。。

        ワゴン可動タイプも考えたのですが、それだとコーディのコスパの良さが薄れますよね。。。そこまで予算を上げるとしたら、ボナシェルタ等も選択肢に入ってきますし、ご紹介頂いたピュアナチュ―ルや浜本工芸さんの商品にも手を伸ばしたくなります^^。学習机ってとても大切な物だと思うので、予算に縛られずベストな物を購入したい、という思いもある一方で、まだ小さい子どもが日常使ってすぐ傷めるだろうし、あまりに高級品はもったいない気もしていて…。悩ましいです(;^_^A

        追加で質問なのですが、上置きってあった方がいいでしょうか?例えばコーディだと、深い引き出しが2段もあるので、書籍類はすべてそこに収納できる気もしています。机横に本棚も置きますし。それとも、辞書など頻繁に使用するものはすぐ手に取れるよう上置きを設置した方がいいでしょうか。コーディはセット商品なので上置きを除くことはできませんが、例えばボナシェルタで机とワゴンだけを揃え、上置きは安価な物を置けば、予算的にも抑えられると思いました。でも、後付けだと机に固定できなかったりで使い勝手が悪いですかね。。。

        またダラダラと書いてしまい、申し訳ありません。
        よくよく考えて決定したいと思っているのですが、間もなく各社値上げされるとのことで、あまり悠長にもしていられないなぁ、と思っております。入学と同時に机がいるわけではないと思ってのんびり構えておりましたが、子どもが机を欲しいと言い出して、そう言われると買ってやりたくなるんですよね。。。もっと早く検討開始すればよかったです。
        ・・・と後悔していても始まらないので、収納マンさんのご助言を参考に、検討を進めて参りたいと思います!

  4. たまま より:

    収納マン様
    重ねての質問で申し訳ありません。

    前提条件に挙げている、奥行き60cmは必須、という点についてどう思われますでしょうか?
    そう決めた理由は、
    ・勉強する際は「左に教科書+右にノート」にとどまらず、さらに奥に参考書等を置くことがあるだろう。
    ・あるいは、「奥にPC+手前にノート」という使い方もあるだろう。
    ・実際に店舗で確認したら、奥行き60cmの机はA4サイズの本を前後に並べて置けた。一方、55cmの机はA4とB5しか前後に並べられなかった。
    の3点からです。
    でも、教科書やノートはB5程度の大きさだし、A4が前後に並ぶことに固執して選択肢を狭めるのはいかがなものかとも思っておりまして。
    お手数をおかけして申し訳ありませんが、この点につきましてもご助言頂けますと幸甚に存じます。

    • 収納マン より:

      たままさま

      足元のスペースに関しては、ご主人様のおっしゃる通り、お子さんが足元棚を蹴ると言うか、そこに足を乗せてしまうということは確かにありますね^^;

      デスク天板下の引出しについては、脚を組まない限り普通に座る分には問題ないと思います。
      身長が高くなればなるほど、椅子の座面は下げるのが一般的なので、太腿が引出しの底に当たるようなことはまずありません。
      ただし、引出しの底板が露出しているものだと、引出しの底を膝で蹴り上げて、底が抜けるということはあるようです。

      それよりも、お子さんが中高生になると椅子を買い替えるということが少なくないのですが、そのときに天板下に引出しがあると肘付きのものがセットできないというケースがあります。
      実際のところ、肘掛けはデスク天板と同じ高さになることも多いので、引出しの有無は大きな問題にはならないんですけど、そういうこともあるのは確かです。
      あと、やや大型の回転チェアになると脚部の幅も大きいので、その点ではデスクの幅が110cm以上あると収めやすいというのはあります。

      コーディの深い引出しにの中にペン立てを置いて…というのはちょっと使いづらいでしょうねー^^;
      それならデスク天板の上に普通にペン立てを置いたほうが使いやすいと思います。

      実際のところ、普段よく使う文房具は日頃から使っているペンケースの中にあることが多いと思います。
      学習机に収めるのは予備の文房具や、例えばホッチキス、2穴パンチ、のり、レターセット、タブレット端末の充電器、学習との関係が微妙な雑多なモノなどです。
      椅子に座った状態のまま手が届いたほうが便利には違いないものの、机の横の棚に収めても問題ないと言えばその通りだとも思います。

      上置きについては、特にコーディのようにブックエンド的なものならなくても問題ないと個人的には思います。
      市販のブックエンドやファイルボックスを使って本を立てれば問題ないですからね。

      お勤めの会社でデスクを使われる方ならイメージしやすいと思いますが、ファイルは基本的に袖引出しに収納される方と、机の上に立てている方の大きく2通りに分かれます。
      子供も同様に、使い慣れたほうを使うという感じです。
      コーディに深い引出しがあるのでそこにファイルを中心に収めた場合、そこをメインに使うのが自然になっていくのではないでしょうか。
      逆に、お子さん自身がそこだと使いづらいと感じる場合は、机の上に並べるボリュームが増えたり、横の本棚をメインに使うことになると思います。

      デスクの奥行については、深ければ深いほど良いというのが私の考えです。
      リビングダイニングに置く場合は奥行が浅いほうが圧迫感がなくて良いと言える一方、個室に置くならそこは気にする必要はありません。

      おっしゃる通り、奥行が60cmあればA4サイズ(広げてA3サイズ)を前後に並べることができますし、ノートパソコンの前にノートなどを広げるという使い方もできます。
      もっと言えば、ノートに記入するときをイメージしてもらうと分かると思いますが、ノートの手前の端は天板の縁から5~10cm程度離れた位置になっているはずです。
      そう考えれば、奥行が60cmあっても実際には広げてA3サイズの教科書と同じくノートを前後に並べてノートに記入することはできません。
      奥行65cm以上が必要です。
      上棚を設けず、デスクの天板に直接教科書類を並べるならなおさらでしょう。
      とは言え、そんなことを言い出してもキリがないので、奥行60cmというのは妥当な落としどころだと思います。

      予算についても、欲を言い出すとキリがないので落としどころを考えるというのは大事です。
      ビーノの3点セットで約93,000円、コーディのワゴン固定タイプなら約11万円ですが、ワゴン可動タイプにすると14万円くらいになってしまってビーノの1.5倍になってしまいます。

      ちなみに、浜本工芸のNo.6000デスクユニットで約12万円、No.6980デスクは上置きなしですが約11万円です。
      No.6000デスクユニットなら移動袖をセットすることでL型デスクにもなり、ご主人様が気にされている足元棚がないというメリットがあるものの、欲を出して移動袖天板もセットすると上棚なしでも約13.5万円。
      もっとも、デスク天板とワゴンの高さを完全に揃える必要はないし、むしろワゴンをちょっと引き出して使うことのほうが多いと思うので、それなら移動袖天板&上棚ともなしで約12万円で済むんですけどね。

      中国製が悪いということは決してないんですけど、10万円近く出してビーノならもうちょっと頑張って国産のコーディ、でもさすがに15万円以上はキツイというのは私も同感です。
      悩ましいところだと思いますが、ご家族でじっくりご検討ください。

      なお、ビーノは12月1日に再値上げの予定ですが、カリモク家具や浜本工芸に関してはその予定はありません。
      しかしながら、受注生産や配送日の関係で1ヶ月ほどお待ちいただく必要はあるかと思います。

      • たまま より:

        ご返信ありがとうございます!

        あれこれ悩んで悶々としていた状態から、だいぶん頭がすっきりしてきました!

        ワゴンが可動だったり、サイズ感だったり、…機能的な要求を全て満足し、かつ価格も問題なしという点ではビーノなのですが。それでも、それに10万円近く出すなら、ちょっと値段をプラスして、足元棚が気になったり浅引出しがなかったりというデメリットを飲んででもコーディが良いように思っています。でも、これって、大人が家具を選ぶ視点なのでしょうか。。。子どもの学習机という視点で選ぶなら、質感がイマイチでも機能的(浅引出しあり、邪魔な足元棚なし)なビーノの方がいいのでしょうか。。。どうしても私自身の好みが入ってしまうのですが、一番大事なのは子どもの学習環境として良いものを選ぶことなのかな、と、今さら思っております。。。

        とはいえ、現時点での第一候補はコーディの固定ワゴンとして、今改めてカタログを見ていて気が付いた点についてご助言お願いします。
        コーディの固定ワゴンは深い引き出しが2段あって、浅い引き出しは無くても収納力◎だと思っていましたが(私は仕事で使う書籍やファイルを全て深引き出しに入れるタイプです)、引出しの内寸が深さ233となっています。これだと、A4サイズの教科書やプリントは入ると思うのですが、例えばA4キングファイルとかになると、深さが足りず入れられないのではないでしょうか。他の商品の深引き出しの内寸を見ていると、310以上のものが一般的なのかな、という印象を持ちました。

        もしご助言頂けるようでしたら、深引き出しに関する収納マンさんのご意見も踏まえてコーディを選択するかを検討したいと思います。また、上置き無しで予算的に範囲に入る他商品も眺めつつ、検討を進めたいと思います。

        以上、度々の質問でお手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

        • 収納マン より:

          たままさま

          そうですね、道具として見るだけならビーノでも十分と言うか、むしろ使い勝手も良いと思います。
          ただ、インテリア(家具)として見るならコーディのほうが上質ですし、たとえばスライドレールひとつ取っても高品質なものを使っています。
          合板や接着剤もホルムアルデヒド放散値は最上位のF☆☆☆☆ランクです。
          こういうパッとみて分からないところにもコストが掛かっていて、安全性や耐久性も高いと言えます。
          国産メーカーのほうがクレーム発生率が少ない、間違いない商品であるということも言えると思います。

          お子さんの好みや使い勝手というのももちろん大事です。
          しかしながら、お子さん任せにしてしまうと、ともすれば親としては不本意なものを選ばれてしまうこともあるでしょう。
          予算オーバーというのはもちろん困りますが、逆に安いなりの耐久性しかなくて結局途中で買い替えることになるというのも困ります。
          もちろん、ビーノに関しては耐久性に問題はないですが。

          なので、学習机を贈るという立場から考えると、まず予算や親の考えを満たした選択肢を絞り込み、そのうえでお子さんに選んでもらうというのが理想だと私は考えています。
          コーディに絞り込んでから「これで良いよね?」と聞くのも良いですし、コーディとビーノから選んでもらうのも良いでしょう。

          意外と机の決定を左右するのが椅子だったりもします。
          椅子はその人によって好みが違いますし、おそらくご主人様も何かしらご意見があると思います。
          ビーノに決めてもクレシェをセットしたコーディのほうが良いと感じることもあるかもしれません。
          ほか、デスクライト、デスクマット、デスクカーペットでどんでん返しが起こることもあります。

          そういうこともあり得ますので、親としてはできるだけ意思を明確に持っておきたいところです。
          子供に選ばせるそぶりを見せながら「でもこっち(別の机)のほうが良いんじゃない?」とか言い出すと、子供も立場がないですからね。

          コーディのワゴン固定タイプの引出しの深さは、確かに大判A4サイズのファイルだと収まらないこともあるかもしれません。
          しかしながら、学校で使うファイルならほとんど問題ないはずです。
          逆に、A4ジッパーファイルはワゴン固定タイプであっても幅が収まりません。
          ワゴンの引出しに収まらないものは本棚に置けば良い、という感じで良いのではないでしょうか。

          色々悩みは尽きないと思いますが、ご主人様ともよく相談されて、場合によってはもう一度家具店に足を運んでいただいて、ご検討いただければと思います^^

          • たまま より:

            ありがとうございます!

            そうですね。パッと見てわかりやすい機能だけではなく、使われている素材や耐久性なども重要ですよね。そういう点もトータルで考えて、間違いのない物を選びたいと思います。

            息子は、机を欲しがっているのですが、これがいい!というこだわりはなく、どんなのがいい?と聞いても、お母さんが選んでほしい、といった感じです。机の形を選ぶのは難しいようです。ただ、色にはこだわりがあるようで、白っぽ過ぎる色も濃すぎる色もイヤとのこと。ナチュラル色の机を色々見ながら、これは白すぎる、これくらいの色ならいい、と細かいこだわりを見せています。色としてはモカブラウンが好きだけど、ナチュラル色の明るさも捨てがたい感じでした。あと、椅子の座面の色やデスクマットにも興味津々です。そんな感じなので、機能やコストから親がモデルまで決め、色は本人に決めさせるという作戦で行こうかな、と思っています。

            椅子、まだあまり考えられていないのですが…、重要ですよね。漠然と、高さ調整が細かくできる方がいい、座面高さだけではなく座面の前後の位置も調整できる方がいい、足置き場が広い方がいい、子どもが不自由なく扱えるように重過ぎないものがいい、程度しかイメージできていないです。大きくなった時に窮屈に感じないもの、ということも考えていましたが、椅子はある程度の時期に買い替えることを前提にした方がよいようにも思っています。
            ちらっと見た所、座面が前に傾いているもの、背もたれ側に傾いているもの、フラットな物とあるように思いました。座面が前に傾いているものは「背筋が伸びる」と謳っているし、背もたれ側に傾いているものは「体が前に傾斜しなくてよい」と謳っているし。一体どちらが体にとっていいのだろう?とよくわからなくなります。
            あと、ビーノ→コーディの差額はそれほど大したことがない印象なのですが、そこに椅子の差額(コイズミ→カリモク)も乗っかると、結構な金額差になりますよね…。机はカリモクで椅子はコイズミ、という選択もアリなのでしょうか?それとも、座り心地や機能面から、金額を考慮しなければ椅子もカリモクの方が良いのでしょうか?
            予算は、一応の目安はあるものの、子どもにとって良いものなら多少高価でもそちらを選択したい思いがあります。色の好みやブランド名のために予算を上げることはしないけど、子どもの姿勢や座り心地に関わる違いがあるのであれば、より良いもののために予算を上げることは構わないと思っています。

            最後に!
            収納マンさんのご助言を参考に、さっそくお店に伺って、再度コーディの収納等を見てきました。自宅にあるA4のファイルやら封筒やらを持参して実際に入れてみました^^。その結果、横向きに入れて幅が問題ないのはA4ノートとクリアファイルのみ、ファイルや封筒の類は幅が収まりませんでした。下段引出しでは高さも×でした。が、上段は高さに少し余裕があり、ファイルも封筒も高さは引っ掛かりませんでした。幅は下段と同じなので横向きには入りませんが、縦向きにすれば入りました。100点満点とはいきませんが、工夫すれば収納として十分使えるのかな、という印象です。もう一度家具店に、というご助言、とてもありがたかったです!

            やはり、現状の第一候補はコーディですが、上置きなしで同価格帯になる他の商品についても引き続き検討してみようと思っています。

          • 収納マン より:

            たままさま

            早速、家具屋さんに再び足を運ばれたのですね!

            コーディのワゴン固定タイプの引出しなら学校でよく使う2穴フラットファイルは収まるのでほとんど問題ないと思っていたのですが、お手持ちのファイルなどは逆にほとんどダメだったのですね(+_+)
            収まらない大きさのものは本棚に収めれば良いとは言え、お子さんが使いこなすにはちょっとコツを掴む必要がありそうです。

            ちなみに、A4用紙が収まる角2封筒はファイルボックスよりも少し大きいので、ほとんどの学習机のワゴンで対応不可です。
            ユーティリティプラスのスリムワゴンの最下段なら収まりますが、逆に引出しを全部引き出さないと封筒が取り出せないのがちょっと面倒だったりします。

            椅子については悩ましいところですよねー。
            個人的には椅子は消耗品だと考えています。
            いくらフレームがシッカリしていても、ウレタンがヘタってきたり、張地が破れたり汚れることもあるからです。

            もっとも、座面のみなら家具修理専門店で5千円程度で張り替えが可能です。
            また、組立式のビーノチェアよりも完成品のクレシェなどのほうが丈夫なので、長く使えると言えます。

            一方で、お子さんが成長したときに今までの椅子が体に合わないと言うかもしれませんし、好みが変わることも当然あるでしょう。
            我が家では元々バランスチェアを使っていて、子供たちもそれが気に入っていると言っていたのですが、あまりにも変な座り方ばかりするので中高生になってから回転チェアに買い替えました。

            高さ調整については確かに細かく調節できるほうが子供の成長に合わせやすいと言えるものの、なかなか親がそこまで気づいてあげられなかったり、面倒で先延ばしにしてしまうことが多いように思います。
            その点で言えば、ガススプリング式の回転チェアやハイブリッドチェアはお子さん自身でも調節できて便利です。

            足置きについては、広ければ広いほど良いです。
            座面の角度については、どうしてもそれぞれの好みによるところが多いように思います。

            一般的に限られた予算内で机や椅子を買うことになるので、机を奮発した代わりに椅子は予算重視で選ぶというのは私は大いにアリだと思います。
            机の木目は幅方向、椅子の木目は背板などを除いて縦方向ということもあり、それほど木目や色合いの違いは気にならないということも理由のひとつと言えます。
            実際、ビーノを取ってもデスク天板はナラ、引出しはタモ、椅子もタモですからね。

            ただ、実際のところはビーノに浜本工芸の椅子をセットすることはあっても、その逆は少ないです。
            ビーノチェアのほうが安いものの、価格差が小さく、おまけに浜本工芸の椅子(DSC-23など)なら完成品だし国産品なのでコスパが良いと感じられるからでしょう。
            一方で、ビーノチェアとクレシェを比べると2万円近くも差が出ますので、そういう場合は予算重視でビーノチェアになるということもあると思います。

            机をある程度親のほうで決めてしまって、色やデスクマットを選ばせてあげるというのはもっとも理想的な進め方だと私は思います。
            それに合わせる椅子も、これはイヤ、これならOKというのを決めておけば、お子さんも選びやすいでしょう。
            デスクカーペットを敷かないなら4本脚チェア、回転チェアを買い与えると絶対に子供が遊ぶから避けたいなど、大人の事情もありますからね^^

  5. たまま より:

    収納マン様

    ワゴンや椅子につきまして、ご丁寧にご助言を頂きありがとうございます!

    ウチから持って行ったファイル類が大き過ぎましたね。。。リングファイルとかを持って行ってしまったので^^。学校ではあまり使いませんよね。

    椅子は、本当に悩ましいです。
    机のわき役っぽく思っていたのですが、よく考えたら子どもの体を支えてくれるのは椅子なわけで…椅子選びってかなり重要なんじゃない?と思えてきました。
    まだ検討を始めたばかりなのでわからないことだらけなのですが、成長に合わせて買い替えることを前提に、とは言えあまりに安価なものは不安なのでそれなりの物、そして組立ではなく完成品のものを選びたいと、漠然とですが思っています。収納マンさんのご助言を参考にカタログ等を少し見てみたのですが、浜本工芸さんの椅子は、品質のわりに価格が抑えられているような印象を受けました。
    ・・・にしても、椅子のタイプが多すぎて悩ましいです。どのタイプにもメリットデメリットあると思いますが、子どもの体(座っていて疲れない、姿勢が悪くならない、勉強に集中できる)にとって一番いいものはどれなんでしょうか。。。って、個人差もあるし一概には言えない所もありますよね。。。

    あと、今さらなのですが、机の配置(というか、机と本棚とベット=子ども部屋全体の配置)について、悩んでおります。
    この辺りについても収納マンさんのご助言を頂ければと思うのですが…。
    こういった質問は、レイアウトのページで挙げさせて頂いた方がよろしいでしょうか?また、ご相談の際にファイルをアップできそうなのですが、部屋の図面等をアップしてご相談するということも可能でしょうか?

    お手数をおかけして申し訳ありません

    • 収納マン より:

      たままさま

      椅子選びについては確かに大事なことではありますが、机の次くらいにという感覚で問題ないと思います。
      まず第一に、床にカーペットを敷くか否か。
      その次に、新入学時の場合は椅子を引かなくても座れるかどうか。
      またその次に、木製か回転チェアもしくはハイブリッドチェアか。
      机に合う色やデザインであることはもちろんですから、実際のところ選択肢はそう多くはならないはずです。
      詳しくは以下をご覧ください。

      【2024最新】子供の勉強に最適な学習椅子の選び方
      子供の勉強に最適な学習椅子の選び方をまとめてみました。特に重要なのがデスクカーペットを敷くかどうかで選ぶタイプが変わってくるということ。リビングダイニング学習の場合はカーペットを敷かないことが多いので、4本脚やスキー脚のチェアを選ぶのが良いでしょう。

      家具レイアウトのご相談ももちろん承りますよ。
      手書きや設計図書の図面を添付していただけると助かります。
      またその際は、レイアウトに関する記事のところへコメントいただけると幸いです。
      お待ちしています^^

      • たまま より:

        椅子大事~!!と力み過ぎていたので、机の次くらいと仰って頂き、気持ちが楽になりました^^。
        カーペットを敷くかどうかは、椅子を選んで、その椅子に合わせて決めようかなと思っていました。
        機能面で考えると、回転いすやハイブリッドがよさそうに思いますが、木製椅子の方が安定感があるようにも思います。これまで椅子はあまり見てこなかったので、まずはお店で色々見てみようと思います!

        レイアウトについては、また別途ご相談させて頂きます。
        ちなみに、アップした画像は、収納マンさん以外の方にも開示されるのでしょうか?

        • 収納マン より:

          たままさま

          一般的なデスクカーペットを使わなくて済む感じでしたら、そのほうがオススメです。
          デスクカーペットはデスクの幅ピッタリではないので、デスクの横に書棚を置こうとするとカーペットを跨ぐ感じになってしまうんですよね。
          段差が生じ、ただでさえ安定感に欠ける書棚がより不安定になるか、デスクとは反対側に何かしら土台を噛ます必要があります。

          なお、アジャスター付きの書棚などの場合はその限りではありません。
          また、サンコーの「置くだけ吸着デスク足元マット」などのようにデスクの内側に敷くタイプでしたら同様の問題は生じません。

          ズレないけど毛玉だらけ!サンコー「置くだけ吸着デスク足元マット」
          子供部屋の学習机の下にサンコーの「おくだけ吸着デスク足元マット」を敷きました。フローリングにピタッと貼り付いて掃除機をかけてもズレたりめくれ上がることがありません。椅子の滑りもスムーズ。一方で、毛玉が大量に発生するというデメリットがあります。

          レイアウトについてコメント欄でご相談いただく場合は、ほかの閲覧者すべてがご覧になれる状態となります。
          なので、プライバシー面で問題ない範囲で画像等をご投稿ください。
          なお、プライベートでのご相談を希望される場合は有料サービスをご利用いただくかたちとなります。

          メール&電話サポート|収納のご相談ならシーベックス・インテリア
          メール&電話サポートはメールや電話で片づけ方や家具レイアウト、学習机購入などのアドバイスをさせていただくサービスです。
          • たまま より:

            収納マン様

            なるほど。デスクカーペットだと横に置いた本棚にかかってしまうのですね。「置くだけ吸着デスク足元マット」」のご紹介も頂き、ありがとうございます。ずれない、椅子の動きがスムーズ、いいですね!!一点、コーディの固定ワゴンの場合、ワゴンの一部が乗り上げる感じになるのかな、という点だけ気になりました。でも、特注品でもない限り、横の本棚にもかからず、ワゴンにもかからず、かつ足元スペースを隙間なく埋められるもの、なんていうジャストサイズは見つからないですよね。

            机選びは、第一候補はコーディであるものの、他商品を改めて眺めてみて、迷いが出てきました。
            まず、杉工場さんのレグシー+シェルフで奥行き確保+ワゴンも候補に挙がったのですが、ワゴンが昇降ではなさそうなので、当初条件の机幅120cm以上を確保するためには、ワゴンによる拡張ではなくデスク幅120cmを選択することになる。すると対応するシェルフがないので奥行きを拡張できない。奥行き53cmは許容できないので、デスク幅110cmで妥協することになりますよね。
            飛騨産業さんの「morinokotoba」や「soffio」はサイズの条件を満たす机が色々あるけど、ちょっとお値段が高い。。。
            まだカタログを読み込めていないのですが、浜本工芸さんの奥行き60cmオーバーの商品(No.9、No.17、No.32、…)も魅力的に感じています。子ども部屋のサイズ感を考えると、奥行きが60cmより大きくても問題ない気がしています。となると、浜本工芸さんの机はコーディと比べるとお値段上がりますが、品質がよさそうで魅力的です。
            コーディで問題は無いのですが、机幅の拡張はできてもワゴンをL字配置できない点がちょっと気になっています。夫は、L字にはしないだろうと言っているのですが。私は、教科書ノート参考書を広げるだけならL字は不要だけど、例えば教科書ノート+PC、勉強道具+飲み物、みたいな組み合わせで物を置くならL字が便利だと思っています。

            あと、机の置き場所は子ども部屋と考えていたのですが、子どもが小さいうちはリビングとつながっている和室に置き、大きくなったら子ども部屋に移動しようかと思い始めました。和室は4畳半と広くは無いのですが、特に何にも使っていない部屋なので、スペース的には問題ないと思っています。が、1階から2階への移動ってできるの?という点が気になっています。浜本工芸さんのデスクは、このような移動を想定して分解できるようになっていそうですが、コーディだとそのまま運ぶことになりますよね。自分たちで運べるものなのでしょうか。。。

            机の価格に関しては、金額がよくわからない所もあって。例えばコーディの場合、近所の家具屋さんでは税抜き101,200円ですが、カリモクさんショールームの表示価格は税抜き119,000円でした。浜本工芸さんの机についてはカタログ価格しか見ていないのですが、もしかしたら家具屋さんだともう少しお安いのかな、と期待し、この週末に椅子を見がてらそのあたりの価格調査もしてこようと思います。自宅を建てて頂いたハウスメーカーさん経由だとカリモク商品2割引きとのことで、コーディの見積もりを取ってみたのですが、カタログ価格からの2割引きで税抜き95,200円で、配送設置無料やお店のポイントプレゼント等の特典も考慮すると、近所の家具屋さんで買った方がお得という結果でした。浜本工芸さんについても割引がありそうなのですが、同様に近所の家具屋さんの方がお得になるのかな、とも思っています。

            ・・・また長々と書いてしまいました(-_-;)。
            平日はなかなか動けないので、この週末、机選びに走り回りたいと思います!

          • 収納マン より:

            たままさま

            「置くだけ吸着デスク足元マット」はハサミでカットすることができます。
            また、タイルカーペットタイプもあります。
            ダイソーでも似た商品が売ってます。
            ただし、タイルタイプはめくり上がりやすいのが少々難点です。

            ダイソー「ピタッと吸着マット」ならサンコー「おくだけ吸着」の半値でOK
            ダイソーの「ピタッと吸着マット」は国産&洗濯可能で30×30cmが1枚あたり税込110円。サンコーの「おくだけ吸着デスクマット90×120」の半値ほどで済みます。表面はサンコーよりちょっとゴワッとして硬く感じるものの、実際の滑りにくさは決して劣りません。ただし、回転チェアのキャスターはちょっと動きが重くなります。

            机の候補については、レグシーはオイル塗装なのでコーディに比べると汚れやキズが心配です。
            引出しの精度もコーディに比べると残念ながら劣ります。
            飛騨産業についてはおっしゃる通り、もはやHIDA信者でなければ手が出ないコスパの悪さです^^;

            ワゴンを引き出してL型レイアウトにできると便利ですよー。
            おっしゃる通り、これからノートパソコンを開いたりしてL型レイアウトで使う場面はかなり増えます。
            実際、我が家でもそうしていることが多いというか、むしろほぼL型の状態で使っています。
            たままさん宅の子供部屋は広いですから、L型として使えたほうが便利でしょうね。

            一方で、ワゴンの天板をアップしてしまうとサッと机の下に戻せないので、天板は必ずしも昇降しなくても問題ないかなとも思います。
            どうしてもデスクと高さを揃えないといけないという場面は少ないですね。

            コーディはもちろん分解できます。
            浜本工芸のデスクについても同様です。
            むしろ分解せずに運ぶと、損傷のリスクが高まります。

            袖は30kg以上あって重いですけど、引出しを抜けばか弱い男性でも運べる重さです。
            天板も無垢だと20kgくらいになるかもしれませんが、突板なら一人でも問題ないでしょうね。
            ちなみに、滑りやすいので、ゴムでコーティングされた手袋は必須です。
            100円ショップで販売されているもので問題ありません。
            もちろん、組立工程も難しくないです。

            価格についてはここでは書けないのですが(自主規制)、2割引きで配送設置料込みというのは今はそれ以上のところを探すほうが難しいと思います。
            と言うか、昔からそれ以下が標準です。
            自主規制とか言いながら、ほぼ言っちゃってますね^^;

            あとでレイアウトの件も回答させていただきます。
            結局のところ、レイアウトが決まらないと机を絞り切れないですものね。

  6. たまま より:

    収納マン様

    早速のご回答ありがとうございます!
    やはり、L字レイアウトは魅力的ですよね。。。
    一方で、ワゴンと机の高さは必ずしも揃える必要はないとのこと、今まで考えたことがなかったのでとても参考になります!
    教科書や参考書をバーッと広げて勉強するためにはそこそこの幅が欲しい、かつL字も捨てがたい、ということで、机自体の幅110cm以上+昇降にこだわらないワゴン、という組み合わせがいい気がしてきました。

    2階への運搬は無理ではなさそうで、安心しました^^。

    価格の件、当然お答えづらいであろう問い合わせをしてしまい、申し訳ありませんでした。
    また、こちらからの説明がわかりづらく申し訳ありません。
    価格設定ですが、
     近所の家具屋さん:税抜き101,200円、配送設置無料、お店のポイント8000円相当
     ハウスメーカー経由:カタログ価格119,000円からの2割引きで税抜き95,200円、配送料3570円
    です。なので、ポイントまで考慮すると家具屋さんの方がお得に感じるんですよね。。。このポイントで椅子を買ってしまえばいいかな、とか思っています。

    机選びにはどうしても予算が絡んでくるので価格設定は気になるのですが。この金額を超えるものは絶対買わない!みたいな厳格な上限がないのであれば、まずは機能面で満足できるモノを選ぶところからですよね。

    • 収納マン より:

      たままさま

      たままさん宅の子供部屋は広いので、幅110cm以上でも問題ないでしょうね。
      幅110cm以上あると、将来的に大人用の回転チェアに買い替えるときの選択肢も多くなるので良いと思います。

      価格についてはこちらこそ勘違いしていたようですいません。
      ですが、その家具屋さんの割引率を計算すると、実質的には2割をちょっと超えますね。
      私が贔屓にしている老舗の家具屋さんよりお得だと思います。

      ともあれ、家具レイアウトが決まれば机選びも弾みがつくでしょう。
      じっくりご検討ください^^

      • たまま より:

        収納マン様

        この一週間、再度家具屋さんに伺ったり、夫婦で話し合ったり、…で、机が決まったかというと、いっそう混沌としてきました。。。

        第一候補であったコーディワゴン固定に対して、私はワゴンが稼働でない点(L字にできない)、夫は足元棚が邪魔、と、それぞれ気になる点が出てきました。要求を完全に満足するものを見つけるのは難しいと承知しているのですが、どこで妥協するかを判断するためにも、再度机に求める条件を整理し、他の机にも目を通してみました。
        机に求める必須条件は、
        ・天板奥行き60cm以上
        ・幅120cm以上(ワゴンによる拡張でも可)
        ・ぐらつきの無い物
        ・A4対応引出しのワゴンあり
        の4点です。
        必須ではないものの、
        ・本体引き出し無し
        ・足元棚無し
        ・足の形状はK
        ・ワゴンは可動(日常動かすのではなく配置換えをしたいためなのでキャスター不要)
        ・机幅拡張に利用するならワゴン天板高さが机と揃う方が良い
        ・ワゴンは昇降式ではなく、補助天板で高さ調整するものがよい(見た目と収納力が高いので)
        ・上置きを置くなら幅は狭め、机の横側に設置できるものが良い。
        ・机+ワゴンで150,000円超えのものはやめておこうかな。。。
        という要望も挙がりました。必須ではない要求のうち、本体引き出しと足元棚については、ゆったり座れるという面では無しがいいのですが、その分収納力が落ちるというデメリットもあるので、無い方が好ましいのですが必須条件とはしませんでした。また、K脚については、家具屋さんで座りやすいことは実感したのですが、机幅が広く脚間隔が十分にあればK脚でなくても座りにくさは軽減できると考え、必須条件にして選択肢を狭めることは一旦辞めました。

        そして、改めて色々な机を眺めて候補に挙がったのが、
        ・カリモク コーディ固定ワゴン
        ・カリモク ユーティリティプラス奥行き60幅110+可動ワゴン
        ・浜本 No.9+可動ワゴン 
        ・浜本 No.32+可動ワゴン
        ・浜本 No.6000 机天板幅120+片脚+固定ワゴン
        ・浜本 NO.6000 机天板幅110+両足+可動ワゴン+ワゴン天板
        です。

        ・コーディは足元棚が邪魔かも?という点が一番気になっているものの、やはりコスパが良い。
        ・ユーティリティプラスは、上記組み合わせなら本体引き出し無し+足元棚無しのシンプルな状態になる。ただし、ワゴンの引出しが2段なので収納力が心配。K脚ではない点も妥協。ボナシェルタにしなかったのは、価格面と、足が太いので足元空間が狭くなるから。ただ、「ボナシェルタと比較して脚が細いためかぐらつきがある」という口コミがあり、気になっている。
        ・No.9は、K脚ということで選択肢に上がった。実物を見ると丈夫そうで高級感あり、品質に対してコスパがいいと感じた。足元棚があるものの、奥行き65cmのためか、コーディよりは気にならなかった。本体引き出しがあるのは一長一短。丸みを帯びたデザインが好みではない。
        ・No.32は、No.9に対して足元棚が無くせる。また、奥行きを狭くできるのが、例えば子どもが一人暮らしで狭い部屋に住んだ場合等に生かせるかもしれない。背面板やK脚の側板がない分、No.9と比較してぐらつきやすかったりする?実物を見ていないが、おそらく丸みを帯びたデザインが好みではない。
        ・No.6000幅120+片脚+固定ワゴンは、可変性0ではあるが、シンプルに必須条件を満足する。足元棚も本体引き出しも無く〇。K脚でない点は妥協。コスト抑えめにできる。浜本の中ではデザインの丸みが控えめ。
        ・可変性を持たせるなら、NO.6000で幅110+両脚+可動ワゴン+ワゴン天板という組み合わせも有り。ただ、これだと結構コストがかかるし、コーディ固定ワゴンでよくない?L字にはできないけど。。。

        ・・・と、グルグル回っております。客観的に見てよさげなのは、品質、機能、コストを勘案してNo.9のように思いました。が、私どもは収納力という機能を犠牲にしてでも足元のゆったり感を欲しいと考えていたり、丸みを帯びたデザインが好みでなかったりと、No.9に決めきれない部分もありまして。。。悩ましいです。

        要求を全て満足するのはやはり難しく、どこかでエイッと決めないといけないとは思うのですが。。。何を決め手に判断すればよいのやら。。。

        机と併せて椅子も見てきたのですが、これまた悩ましい感じです。
        これまで、椅子についてもこちらで相談させて頂いていたのですが、椅子は椅子のページでご相談した方が良かったですよね。申し訳ありません。
        改めて後ほど、椅子のページでご相談させて頂きます。

        • 収納マン より:

          たままさま

          お疲れ様です!
          もう机は決まったけど体調を崩されたりしたのかなーと思っていたのですが、かなり沼にハマってしまったようですね^^;

          現在の候補の価格を改めてチェックしてみたところ、もっとも安いのは浜本工芸No.6000デスクユニット+固定袖の組み合わせとユーティリティプラス。
          逆にもっとも高いのは浜本工芸No.09デスクですね。
          実売価で見ても4万円ほど=約37%の違いがあります。

          いずれも実売価で見れば15万円以下なのでご予算にはマッチしますが、かと言ってこれだけ差が生じると、できるだけ予算を抑えたいという気持ちと、一生に一度の買い物だから妥協したくないという気持ちが同時に湧き上がってきそうです。
          でも、ここまで妥協せずに候補を挙げたのに、ここで予算重視に切り替えてしまっては、「ビーノのほうが良かったんじゃない?」という話になってしまうような気がします。
          この候補ならどれも予算内なのですから、ここはいったん金額は横に置いておいて、純粋にスペックで比較してみましょう。

          まず、たままさんご自身はL型デスクにもできるワゴンにかなり魅力を感じてきていると思います。
          キャスター付きでなくても良いということですが、キャスター付きワゴンならL型デスクにするのも戻すのも簡単。
          掃除も移動も楽です。
          個人的には「ワゴンはイヤ」というのでなければ、ワゴンのほうが実用的で良いと思います。
          そうすると、コーディとNo.6000の固定袖はナシ!

          また、No.32デスクはかなり丸みのあるデザインです。
          私もどうしてここまで丸いんだろうと思うくらいですから、たままさんも好きになれないでしょう。
          よって、No.32デスクもパス!

          No.09デスクも若干丸みがありますし、ご主人様は当初から天板下の引出しや足元棚には拒否感を示されています。
          であれば、そこはやはりご主人様を立てて、No.09デスクも候補から外したほうが良さそうです。

          そうすると、残ったのはユーティリティプラスとNo.6000デスクユニット+移動袖の組み合わせ。
          私はユーティリティプラスが横揺れするという印象はなかったのですが、気になるということであれば、K字脚に近い脚形状で、ワゴンの天板が昇降式ではなく置くタイプのNo.6000デスクのほうがたままさんご夫妻のニーズにマッチするのではないでしょうか。
          ただ、価格は2割ほど違ってきますし、椅子との兼ね合いもありますから、私のほうでは敢えてここまでとさせていただきたいと思います。

          椅子については、机との兼ね合いということもありますので、引き続きこちらのコメント欄でご相談ください^^