【2022最新】子供の勉強に最適な学習椅子の選び方

【最新版】子供の勉強に最適な学習椅子の選び方

お子さんの視力の低下を心配して、デスクライトに注目される親御さんは多いです。それに比べると学習椅子はあまり注目されませんが、お子さんに姿勢良く座ってもらいたいと考えれば重要なアイテムに違いありません。

そんなことを言いつつ、こちらでは学習椅子の扱い方を疎かにしていました。あちこちの記事を読み漁らないといけない状態にしてしまっていたんですね。

そこで、遅ればせながら、学習椅子の選び方のまとめページを作成しましたので、学習椅子選びの参考にしていただければと思います。

記事タイトルは【2022最新】となっていますが、現時点では2021年度モデルを対象にしています。

 

学習椅子の種類

まずはどんな学習椅子があるか、その種類から見てまいりましょう。学習椅子を選ぶときはまず床に注目する必要があります。カーペットを敷くか敷かないかで選ぶべき椅子が変わってくるのです。

もちろん、座り心地やデザインの好みから選んで、必要に応じてデスクカーペットを検討してもらってもOKです。また、賃貸住宅に多いクッションフロアの場合は、キャスター付きのものや樹脂脚のものでも特に気を遣うことはないと思います。

カーペットを敷く場合

キャスター付き木製椅子

もっともオーソドックスと言えるのは、キャスター付きの木製椅子です。デザインや材質、色を机に合わせて選ぶのが一般的です。必然的に、机と同じメーカーで選ぶことが多くなります。

学習用の場合、子供が座るとキャスターが沈み込んで固定されるタイプが標準です。キャスターには双輪(上写真のもの)と一輪があります。一輪は「隠しキャスター」とも呼ばれ、デザインを損なわない一方、前後にしか動かない、そのままだとフローリングを傷つけやすいといったデメリットもあります。

回転チェア

日本オフィス家具協会(JOIFA)学習用家具部会の調査によると、実は木製チェアよりも回転チェアのほうが売上比率が高くなっています。

回転チェアだと子供がグルグル回して遊ぶというイメージがありますが、学習用の場合は回転ストッパー機能を備えたものも多いです。子供が座るとキャスターが沈み込むものもあります。また、座面の高さや奥行を調節しやすいのも大きなメリットです。

ハイブリッドチェア

木製椅子と回転チェアの良いとこ取り、それが「ハイブリッドチェア」です。座り心地は回転チェア同様ながら、回転はしません。回転チェアと違って脚部がコンパクトなので、ワゴンを収めた机の下にも収めやすいです。ランドセルがギリギリ置けるくらいの足元収納トレーも備えています。

逆にデメリットがあるのではないかと心配に思われるかもしれませんが、個人的には特に思い当たらないですねー。強いて言えば、デザインや色の好みくらいでしょうか。

バランスチェア

バランスチェアには木製のものやキャスター付きのものもありますが、座り方が特殊です。膝下とお尻の2点で上体を支えるという構造です。正座をルーツとしており、姿勢が良くなる椅子と言われています。

椅子を倒す心配がなく、圧迫感も少ないこともメリット。我が子も使っている「バランススタディ」(上写真)ならウレタン交換もできてコスパも良いです。ただ、ジュニア用が廃番になってしまったことが残念。

フローリングの場合

4本脚の木製椅子

フローリングの上でキャスター付きの椅子を使うと、どうしても押しキズが付く可能性があります。かと言ってカーペットを敷きたくないという場合は、4本脚の木製椅子の脚裏にフェルトを貼り付けるなどして使うのが良いでしょう。

近年はダイニング学習用に4本脚チェアが選ばれることも多いです。ふだん使っているダイニングチェアと一緒に並べても違和感が少ないからです。

どちらでもOK

スキー脚の木製椅子

スキー脚の木製椅子ならカーペットの上で滑らせることも、フェルトを貼ってフローリングの上で使うこともできます。クッションフロアの上だとちょっと滑りが悪くなりますが、それ以外には特にデメリットはありません。

座面の材質

合成皮革

学習椅子の座面の材質は主に3種類あります。まず、PVC(塩ビ)レザーなどの合成皮革は汚れや摩耗に強いのが最大のメリット。一方で、鉛筆を突き刺すなどしてちょっと切れ目が入ると、一気に裂けることがあります。また、夏は汗をかいてベタベタし、冬は冷たく感じられます。

布は肌触りが良いのが最大のメリット。防汚加工を施したものもありますが、一般的には汚れやすく、摩耗しやすいのがデメリットと言えます。

一昔前は板座が一般的でした。汚れや摩耗の心配がなく、座布団を敷けば肌触りも問題ないからです。しかしながら、最近は耐久性よりも座り心地を重視して、合皮張りまたは布張りを選ぶ方が多いと思います。

 

足置きが重要

学習椅子とそれ以外の椅子の違いは、足置きステップの有無にあると思います。大人用の回転チェアでも座面の高さ調節は可能なので、子供の身長に合わせることは可能です。しかしながら、足が床に着かず、ブラブラとして落ち着きません。なので、集中して勉強するためには足置きステップはとても重要なのです。

足置きステップには、ただ足を置けるものと、面が広くて足全体をベタッと乗せることができるものがあります。後者の選択肢はまだ少ないですが、できるだけ足置きステップの大きいものをオススメします。

なお、中学生以上になると、足置きステップがなくても足が床に着くことが多いと思います。その場合はもちろん、足置きステップは不要なので大人用の椅子を選んでもらって問題ありません。ただし、学習机の天板下に引出しがある場合は、肘付きの椅子が収まらないことが多いので注意しましょう。

 

学習椅子の幅

座面の幅が広い椅子なら、お子さんが成長して体格が大きくなってもゆったり座ることができます。一方で、椅子の幅が広いと机の下に椅子とワゴンを並べて収めることができないこともあります。なので、椅子の幅は広いほうが良いと一概にに言えるわけではありません。

机の下にワゴンを収める場合は、机の脚間寸法からワゴンと椅子の幅を引いて2cm以上余ればOKです。かなりギリギリのように思えますが、学習家具の場合はこれくらいが普通です。

ただし、椅子に座った状態で床に足が着かない間は、座った状態で椅子を引くことができませんから、適当な位置に椅子を置いた状態で斜め後ろから滑り込むようにして椅子に座る必要があります。なので、机もしくは椅子の前脚が斜めになったもののほうが座りやすくてオススメです。

なお、回転チェアの場合は脚部全体の幅が大きいので、机の下にワゴンを収めると回転チェアの脚部全体は収まりません。5本脚の場合は2~3本しか収まりませんが、それでOKです。

 

メーカーが違ってもOK

一昔前と違って学習机のデザインは多様化しています。そのため、机と椅子のデザインを揃えるために同じメーカーの商品を組み合わせることが多くなっているように思います。

他方で、4本脚の椅子が良いのにキャスター付きの木製椅子しか用意されていないということもあります。その場合はもちろん、ほかのメーカーの商品を組み合わせるかたちでもOKです。

ただし、サイズは一応チェックしてください。幅はもちろんですが、メーカーによって机の高さが少し異なるため、座面の高さを調節しても合わないと感じる可能性があるからです。

 

ランドセル置きは必要?

学習椅子の足元にランドセルを置くスペースがあると便利です。ただし、ランドセルを置くと椅子の動きが重くなりますし、 子供は面倒臭がってそこに置いてくれないことが多いです。逆に、足元収納があっても、ランドセルの肩ひもを椅子の背もたれに掛けていることのほうが多いように思います。

なので、足元のランドセル置きはあればベターですが、なくてもそれほど問題ないのではないでしょうか。

 

以上の通り、学習椅子を選ぶうえでチェックしていただきたい内容を一通りまとめてみました。特に重要なのがカーペットを敷くか否か。リビングダイニング学習で使用する場合はカーペットを敷かないことが一般的なので、4本脚かスキー脚の木製椅子を選ぶことが多くなるでしょう。

また、特に新入学児童は座った状態で椅子を引くことができませんから、椅子の脚形状だけでなく机の脚形状にも気を付けたいところです。幅が広い机を選んだり、ワゴンをセットしない、もしくはワゴンは机の横に並べるといった方法でも対処可能です。

そして何より大切なのは座り心地です。サイズ感の確認も必要なので、実際に店頭で座ってみることが望ましいことは言うまでもありません。子供と言えど、座り心地の好みは十人十色ですから、是非いろいろ試していただければと思います。

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