あの「フォルミオ」&「フォルミオプラス」が、ついに販売終了!?

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ここ数年、百貨店での家具の売上は前年比数%程度の減少が続いています。また、単価が高いにもかかわらず、百貨店における家具の売上構成比は全売上の1%程度となっており、百貨店にとってまったく重要ではない存在です。

私が家具メーカーに勤めていた頃は家具販売店も今に比べればまだまだ元気でしたし、百貨店で催事があると言えば営業所員全員で乗り込んだものですけど、今となっては完全に過去の話です。

さて、百貨店で扱われている学習机と言えば、カリモク家具や飛騨産業などの国産家具メーカーがポピュラーですが、三栄コーポレーションの「Formio(フォルミオ)」も定番でした。現在形ではなく過去形で言ったのは、どうもこれが販売を終了した模様なのです。

※この記事は2018年11月24日時点の情報に基づいています

 

フォルミオシリーズ全商品が2018年3月で販売終了

三栄コーポレーション・フォルミオプラスHPスクリーンショット

※フォルミオプラスHPスクリーンショット

フォルミオのホームページを見ると、「Formio+(フォルミオプラス)」が2018年3月に販売終了となったことがアナウンスされていました。これについては私も春頃に確認しておりましたが、フォルミオプラスはフォルミオの派生モデルであり、これが終売になったところでインパクトは少ないと考えていたのです。

しかし、先日改めてホームページをよく見てみてビックリ!2017年の7月時点で既にフォルミオシリーズすべての販売終了をアナウンスしていたんですねー。

現在はフォルミオのデスクは全サイズ完売、ワゴンなど一部商品を残すのみとなっている模様です。

いったん販売を終了したフォルミオですが、2021年から国産に切り替えて復活しています。
「フォルミオ」が国産になって復活!まずはMakuakeで販売開始
日本生まれのデンマーク育ち、改めポーランド育ちだった三栄コーポレーションの「Formio(フォルミオ)」が生産を日本に移して復活しました。驚くべきことに、価格は従来よりも安くなりました。百貨店ではなくネット通販での販売にしたからでしょう。ですが、浜本工芸の「No.17デスク」と比較すると割高です。

 

一方でマレーシアに工場を設立

フォルミオのホームページを見ると、フォルミオシリーズだけでなく、輸入販売をおこなっていた「FLEXA(フレクサ)」からも撤退することが示されており、三栄コーポレーションは家具事業から全面的に撤退してしまったかのように見えます。しかし、今月12日に三栄コーポレーションはマレーシアに工場を設立したことを発表しているのです。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8119/tdnet/1647749/00.pdf

これを業界紙で見ていたからこそ、余計にフォルミオの販売を終了していたことに驚いたわけですが、ともあれマレーシアでフォルミオを再生産するとは考えられず、まったく別のラインを組み立てることになるのでしょう。

三栄コーポレーションは「家具・インテリアのMINT楽天市場店」などのネットショップを運営していることから、こういった商品カテゴリーおよび価格帯の家具をマレーシアで製造するのでしょうか。ショップではキッズ家具も扱っているので、ひょっとすると今後、魅力的な学習机が販売されるかもしれません。

 

しかし、これでまたひとつの時代が終わったことは間違いありません。フォルミオシリーズの販売終了は非常に残念でしたが、今後の三栄コーポレーションの活躍に期待したいと思います。

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この記事を書いた人

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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