いやー、しばれますねー。寒さが苦手な夏男・収納マンにとっては、冬は本当に耐えがたいです。
受験生にとってもこの寒さは大敵でしょう。風邪でもひこうものなら試験当日に実力を発揮することができません。
今春小学校に入学されるお子様方も、早くて5年後、遅くとも8年後には受験生。既に幼稚園や小学校の受験を終えられた方もいらっしゃるとは思いますが、やはり学習机にかじりついて勉強するのは中学受験以降でしょう。
そんなわけで今回は、先日、読者のもいもいさんからいただいたご質問を基に、学習机の寒さ対策に有効なデスクパネルヒーターとミニホットカーペットを紹介したいと思います。
※この記事は2016年1月31日時点の情報に基づいています(2023年11月21日一部更新)
クレオ工業・テーブルヒーターKH1800
まったく見慣れない方が多いかと思いますが、こちらは2013年度までヒカリサンデスク(光製作所)で「暖ったかSUNヒーターDX」として扱われていたNH2470Bの後継機で、クレオ工業の「3Hタイマー付きテーブルヒーターKH1800」という商品です。
のっけからイヤな感じの紹介になりますけど、実はクレオ工業のデスクヒーターは2013年に発火事故を起こしてリコールとなっています。ヒカリサンデスクが扱っていた商品はまったく問題がなかったのですが、その影響を懸念してか2014年度からはヒカリサンデスクで取り扱われることがなくなってしまいました。
コタツも扱う光製作所は以前からデスクヒーター推しで、学習机メーカーの中では異色というか独自性がありました。しかしながら、近年は扱うことがなくなって、私としては非常に寂しく思っております。
ともあれこちらのデスクヒーターは良いです。太腿のあたりがじんわりと暖かくなります。
ちなみに私も同種の商品を使っています。ちょうど発火事故の影響を受けている間に購入したので他社(フジカ)製です。電気代の負担も少なく、場所もとりません。クレオ工業のKH1800なら木製デスクにも取り付けできるように金具が付属しているので、ヒカリサンデスクや浜本工芸の学習机のように本体引出しの底側に大底(地板)が付いていれば取り付け可能です。
パナソニック・デスクヒーターDC-PKD4-H
デスク本体の引出しの下にヒーターを取り付けできない場合は、自立式のパネルヒーターを使うのも良いでしょう。パナソニックの「デスクヒーターDC-PKD4-H」はデスクの足元用に作られたヒーターです。
1時間の標準電気料金は約4.5円。使用時の幅は480mmですので、100cm幅以上の学習机であればだいたい収まるはずですが、ギリギリアウトの場合もありますのでご注意ください。
センチュリー・デスクスパDS-3
センチュリーの「デスクスパDS-3」は上に足を乗せるタイプです。足の指先が冷える人にとっては最高で、商品名の通り、まるで足湯をしているようです。我が家では娘が使っています。
後述するワタナベ工業のホットクッションの1.5倍ほど電気代が掛かりますが、それでも1時間あたり1円くらい。エアコンに比べたら1/10以下で済みます。
ワタナベ工業・ホットクッションWA-45E
我が家では妻がワタナベ工業の「ホットクッションWA-45E」を愛用しています。テレワークの際にこれをお尻の下に敷けば十分あたたまるそうです。
このサイズならちょうど学習机の足元に置くこともできます。もっとも、新入学児童の場合は足が椅子の足置きの上にあると思うので、直接カーペットには足が届きません。でもまあ学習机の足元の限られた空間ですから、直接触れずにじんわりと空気を暖める感じで良いのではないでしょうか。
ちなみに私自身は学生時代、電気スリッパを履いていました。重いし、行動半径が1mくらい(笑)しかも新入学児童は足が足置きの上なので、あまり向いているとは言えないでしょう。
なので個人的には電気代が安くて邪魔にならないデスクヒーターがオススメなのですが、学習机の本体引出下に大底(地板)が付いていないと取り付けできません。他に代用するとすれば、やっぱりブランケットでしょうか。
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