「イージーライティングボード」など傾斜する学習台ってどう?類似品と比較

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私は普段から楽天市場の学習机ランキング(週間)をチェックしています。私としてはメーカー品で5万円以上の学習机をオススメしたいところですが、楽天市場では2万円前後が売れ筋だということを痛感しています。

そんな中、ここのところ少し変わった傾向が見て取れます。学習机に混じってバランスラボの「イージー ライティング ボード」などの傾斜する学習台がチラホラとランキングの上位に上がっているのです。本日2023年10月18日確認時点で、イージーライティングボードが第3位に上がっているのを筆頭に、20位までに4つもランクインしています。

2万円前後の学習机ばかり売れると思われていた楽天市場で、2万円以上もする”板”が売れるというのは異常事態です。これまでも傾斜学習台については何度か触れて参りましたが、今回は改めてイージーライティングボードおよび類似品をチェックしてみたいと思います。

※この記事は2023年10月18日時点の情報に基づいています

 

バランスラボ・イージー ライティング ボード

サイズ(mm)560×450×14
重量約3kg
傾斜角度10度
材質天板:高圧メラミン化粧板
エッジ:ウレタン一体成形
脚部:ブナ天然木
製造国日本
税込価格24,200円(送料別600円)

「イージー ライティング ボード」はバランスチェア「バランス イージー」などでお馴染みのバランスラボ(旧・サカモトハウス)が販売している傾斜学習台です。傾斜をつけることで視線が上がり、子供が姿勢良く座ってくれることを期待する商品と言えます。

高圧メラミン化粧板に折り畳み式の脚が付いているだけにしてはボッタクリのような値段ですが、コスパを無視すれば良くできていると思います。560×450mmという天板サイズは宿題などをするのに十分な大きさと言えますし、厚みが14mmくらいならダイニングテーブルの上に置いても高すぎることはありません。また、エッジ部分の出っ張りもノートなどが滑り落ちない程度でありながら、手を置く際に違和感が少ないでしょう。

一方で、こういった傾斜天板台には必ずついて回る問題もあります。約3kgと重いため、子供が持ち運ぶのが億劫になりがちなうえ、落としてテーブルや床をキズつけることも少なくありません。また、テーブルの上で滑ったり、ガタツキを感じるということもあるようです。

サンワダイレクト・傾斜台200-STN065

サイズ(mm)500×350~380×45
重量約2.2kg
傾斜角度10度
材質天板:MDF(表面PVCシート真空プレス)
脚部:天然木
ワイヤー:ステンレス
製造国中国
税込価格6,980円(送料込み)

イージーライティングボードに比べるとサンワダイレクトの「傾斜台200-STN065」は税込6,980円とお手頃です。1/3以下で済んでしまいます。

天板サイズはイージーライティングボードより一回り小さいですが、教科書やタブレット端末を立てることができるスタンドが付いているので、ノートを広げるには十分です。また、重量が約2.2kgとイージーライティングボードと比較すると軽いので、子供でも持ち運びやすいと思います。

材質は塩ビの木目調シートをラッピングしたMDF合板。これは一昔前の学習机でも多く採用されていた、比較的キズがつきにくい素材です。見た目はメラミンに比べると安っぽいものの、小学生の間だけ使えればと考えるなら十分でしょう。

 

リズキズ・学習台

サイズ(mm)550×450×105
重量約2.7kg
傾斜角度10度
材質PVC化粧中密度繊維板ほか
製造国中国
税込価格3,410円(送料込み)

RiZKiZ(リズキズ)は知育家具および玩具を扱うクローバーというメーカーのブランドです。そんなリズキズの「学習台」は脚が折り畳み式ではないというところがひとつの特徴と言えるでしょう。収納時にかさ張る半面、サッと取り出して使えるうえ、子供が指を挟む心配がないのが良いと思います。

また、タブレット端末などを充電しながら使えるようにコード孔が設けられたタブレットスタンドも特徴のひとつと言えるでしょう。材質は塩ビシートを貼ったMDF合板です。

合板の縁が直角なので、テーブルの上に置いたときに接地面が少なくて滑りやすいうえ、手首が圧迫されると痛いだろうと思います。また、ストッパー(手前のこぼれ止め)がプラスチック製で大きいため、その点でも手首が痛くなりそうです。

 

メーカー不詳・学習ボード

サイズ(mm)480×300
重量1.5kg
傾斜角度20~40度(5段階)
材質天然木
製造国不明
税込価格2,840円(送料込み)

メーカー不詳の「学習ボード」は税込2,840円という低価格が魅力です。イージーライティングボードの1/10くらいのコストで済みます。

ただし、大きさはかなり小さくて、A4版のノートの左右に少し余裕がある程度。これでは手首を置く場所に困ります。おまけに傾斜角度が最大40度というのは明らかに高すぎです。素人が設計したとしか思えません。

材質は木目から察するにラバーウッド(ゴムの木)でしょうか。反ったり割れたりしてきそうですが、1.5kgと軽いのは良いですね。

 

豊橋木工・スラントアップ

豊橋木工・スラントアップ ビーチ

出典:豊橋木工

サイズ(mm)600×450×30
重量約3kg
傾斜角度20度
材質天板:突板(中芯材:ラワン合板)
フレーム:無垢材(ブナ/ウォールナット)
キズ防止クッション:ポリウレタン
アジャスター:鋼・ポリエチレン
製造国日本
税込価格27,500円~

※楽天市場では販売されていません

学習用傾斜台と言えば、以前は豊橋木工の「スラントアップ」のご相談が少なくありませんでした。

私も実際に試してみましたが、天板の手前が高くなってしまうと感じるのと、奥に押すと脚が折り畳まれてしまうんじゃないかと感じるところがありました。また、角度も20度というのは傾斜がキツすぎます。

それに比べると、イージーライティングボードのほうがマシですかねー。

 

イオン・らくらく傾斜学習デスク

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傾斜学習台は持ち運ぶのが億劫だったり、子供が怪我したり床をキズつける可能性があり、さらに価格も高いことを考えると、イオンの「らくらく傾斜学習デスク」が税込32,780円で買えるというのはコスパが良いなーと思います。見た目はチープですけど、中央のハンドルをぐるぐる回して天板の角度を最大20度まで調整できます。上棚と引出しが付いているので収納力もあります。

ただ、 傾斜学習台を持ち運ぶのが面倒だからと言って代わりに置くには、ちょっとデカいかもしれません。およそ幅100×奥行55cmあり、上棚付きのため圧迫感も強いです。IKEA(イケア)の「ベリレルカ」も同様に大きくて圧迫感があるので、こういった選択肢も悩ましいところだと思います。

ちなみに、傾斜天板を採用し、サイズ感の良かったコイズミファニテック「ウェルビー」は完売となってしまったようです。いま思うと、惜しいデスクをなくしました…。

 

私としては、傾斜学習台については否定も肯定もしない立場です。使いこなせるかどうかはご家庭によって異なると思いますし、試してみないことには分からないことも多いでしょう。

それで言うと、バランスラボのイージーライティングボードは決して悪くないものの、さすがにコスパが悪すぎると思います。個人的に今回ピックアップした商品の中から選ぶとしたら、サンワダイレクトの傾斜台が落としどころかなと思います。ただ、ブラウン系1色のみというのが残念に思われる方もいらっしゃることでしょう。

ともあれ、同様の傾斜学習台は他にもたくさんあります。大きさ、手を置いたときの感じ、傾斜角度などをチェックして、最適なものを選んでいただければと思います。

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