リビングダイニング学習に最適?ヨコタウッドワークのモバイル学習台「マナベル」

リビングダイニング学習がもてはやされるようになったからか、はたまた主戦場での競争が激しくなっていく一方なのでどんどんブルーオーシャンを求めてすき間を埋めに行っているからか、リビングダイニング学習関連の商品が増えてきています。

消費者として選択肢が増えていくことはありがたいものの、大半が首を傾げてしまうような商品ばかりというのも実情です。

というわけで今回は、持ち運びができる、ヨコタウッドワークのモバイル学習台「マナベル」を紹介したいと思います。

ヨコタウッドワークのモバイル学習台「マナベル」

ヨコタウッドワークのモバイル学習台「マナベル」はなかなか面白い仕組みになっています。約10度の傾斜が付いているので、自然と頭を上げて勉強しやすい。奥側は本立てになっていて、省スペースかつ勉強に集中しやすい。また、本立てのバーは持ち運ぶ際のハンドルとなり、バッグのように教科書やノートを入れて持ち運ぶことができます。

このようにメリットが多いように見えるマナベルですが、冷静に考えるといくつかの問題も見えてきます。



算数のB4版プリントには不向き

小学生を持つ親であれば分かることですが、小学生がやる宿題は、B4版のプリント、計算ドリルや漢字ドリル、あとは本読みが多いです。

マナベルはA4サイズのノートを広げて置くのに最適なサイズ(=A3版)であるため、B4縦向きの算数プリントを学習するには適しません。また、漢字ドリルはともかく、計算ドリルは本立てに立ちません。マナベルの横に置くとマナベルの上に置いたノートと段差が生じるので見にくくなってしまいます。

作業面が高くなってしまう

マナベルはバッグのように教材を入れて持ち運べる構造であるため高さがあります。一番高い場所で75mmですから手前は40mmくらいあると思います。そうすると高さ680mmのダイニングテーブルが720mmに、高さ410mmのリビングテーブルが450mmになってしまいます。

一般的に背が低い女性であれば気づきやすいことですが、ダイニングテーブルが680mmから720mmになるとすごく高くなった感じがします。680mmというのは国産ダイニングテーブルの高さ、720mmというのはヨーロッパ製のダイニングテーブルの高さです。単純に椅子の座面を40mm(=720-680)くらい高くしないとバランスが取れません。

座面高が調節できる学習椅子を使って、マナベルを置く前提で座面の高さを調整すれば問題ありませんが、子供の身長には合わない大人用のダイニングチェアに座った状態でマナベルを使うとバランスが最悪です。

教材を入れて持ち運ぶ?

もうひとつ疑問なのが、果たして子供が2kgもあるマナベルに教材を入れて持ち運ぶかということです。ちょっと重すぎるんじゃないかということはさておき、これも小学生を持つ親の視点に立てば不自然なのです。

子供が宿題をやるときは、ランドセルから教材を出し、テーブルの横や下にランドセルを放り出したままであることが多いです。そして宿題をやり終えると、教材はそのままランドセルの中に収まっていきます。その間に、マナベルに教材を入れて持ち運ぶという状況が生じ得るでしょうか。

自宅の中で完結する通信教材であればマナベルに教材を入れて持ち運ぶシーンはあるかもしれません。しかし、メインの宿題や塾の教材に関しては、ちょっと想像がつかないですね。

ちなみに作業面は上商品写真のリンク先ではポリエステル化粧合板となっていますが、メーカーのサイトではメラミン樹脂となっています。ポリ合板ではキズが付く可能性がありますから、メラミンに変えたことは評価できます。

福岡県大川市で唯一の「机」製造メーカー

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

最後にマナベルの製造元のヨコタウッドワークについて簡単に紹介したいと思います。ヨコタウッドワークは”福岡県大川市で唯一の「机」製造メーカー”と銘打っており、机を作るかたわらでマナベルのような派生商品を作っていると言えます。

上写真の「折り畳み収納型デスク 畳むんデス グランデ」なんて面白いですね。奥行260mmの書棚がデスクに早変わり。デスク天板は折り畳み式であるため、天板奥行は440mmあります。畳むんデスには奥行最小185mmのものもあるんデス。

こういうのを作っちゃうメーカーって面白いですねー。こういう可動ギミックがある家具は個人的にはあまり好きではないんですけど、ハマる人にはハマるんじゃないかと思います。

マナベルについても私は否定的ですが、これもやっぱり買う人のニーズ次第かと思います。ヨコタウッドワークにはこれからも面白い商品を開発してもらいたいですね。

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