浜本工芸やカリモク家具の学習机の品質が優れているのは誰が見ても分かります。しかし、特に小学校入学の前後というのは色々と物入りですから、学習机にはあまり予算を掛けられないという方もいらっしゃることでしょう。
その点、堀田木工所の学習机は国産なのに価格がお手頃です。でも、UFO塗装なのでウレタン塗装と比べるとキズや汚れがちょっと心配。
多少無理をしてでも良いものを買うか、財布に優しいほうを選ぶか。もしくは、国産にはこだわらずにコイズミファニテックなどから選ぶか…。そんな風に悩む人は多いと思います。
ですが、そんな方に新たな選択肢ができました。読者のそうすけママさんが教えてくださった、家具の里×堀田木工所の「LIKKE(リッケ)」がなかなか良い感じなのです。
※この記事は2021年1月9日時点の情報に基づいています(2023年12月24日一部更新)
家具の里×堀田木工所「リッケ」
家具の里は広島県府中市に本社を置くトイロが運営するネットショップです。また、堀田木工所も本社が広島県です。そういうこともあってか、これまでも家具の里では堀田木工所の学習机がメインで扱われてきました。
その延長線上で堀田木工所の学習机が家具の里のオリジナル商品として登場するのは自然な流れと言えましょう。しかし、これが単にカタログ商品と形が違うというだけではないのです。なんと、リッケの天板はUFO塗装ではなくセラミックス塗装なのです。
セラミックス塗装
セラミックス塗装とは超微粒子のファインセラミックスを含む塗装です。質感はオイル塗装もしくはウレタン塗装に似ています。しかしながら、汚れはもちろん、水、熱、薬品、紫外線にも強く、一般的なウレタン塗装よりも優れているところがたくさんあります。
デメリットがあるとすれば、UFO塗装やウレタン塗装よりもコストが高いことでしょうか。あと、我が家でもセラミックス塗装のリビングテーブルを使っていて総じて満足なのですが、キズには思ったほど強くなさそうです。まだ1年も経たないのに、知らない間に打痕(だこん)が複数ついています。
マハロ本体60Aとの比較
実は堀田木工所のカタログモデルでもセラミックス塗装が使われているものがあります。サイズオーダー対応の「マハロ」(上写真)です。
マハロの奥行60cmタイプを幅100cmでオーダーした場合、楽天市場では税込53,900円56,100円(送料込)。一方で、リッケはサイスオーダー対応ではないものの、引出し2杯付き、天板は奥行拡張可能(55→63cm)で、デスク単品は同43,780円46,000円(送料別)ですから、なかなかお買い得感があります。
ベルダッド2との比較
リッケのデスクに仕様が似た堀田木工所のデスクというのは意外となくて、比較的近いところで言うとカタログ外モデルの「ベルダッド2」(上写真)でしょうか。
ベルダッド2も天板奥行拡張機能はなく、幅は100cm、奥行は65cm、天板はUFO塗装で、価格は楽天市場で税込47,300円45,599円(送料込み)から。リッケとは脚のデザインなどが異なるものの、少なくともリッケが割高ではないことはお分かりいただけるのではないでしょうか。
ちなみに、リッケのデスク本体引出しはフルスライドレールですが、ベルダッド2はシングルレールのはずです。この点で見てもリッケのほうがハイスペックと言えます。
イオン・ナチュラルウッドデスクとの比較
堀田木工所の学習机は天下のイオンでも扱われています。イオンの学習机で最高級モデルである「ナチュラルウッドシンプルデスク」(上写真)は税込87,780円(別途配送料4,400円が必要)。一方の家具の里で扱われているリッケの3点セット(デスク+ワゴン+上棚)は同88,880円93,300円(送料込)からです。
単純に価格の差だけ見ればイオンのほうが安いですが、リッケの天板はセラミックス塗装、天板奥行拡張機能付き、ワゴン引出しは2杯も多く、上棚はワイド、しかもコンセント付きで、明らかにイオンよりおねだん以上のスペックとなっております。
イトーキ・リーモ ベーシックタイプとの比較
リッケと同じくアルダー無垢のイトーキ「リーモ・ベーシックタイプ(NAG-F41)」(上写真)と比較するとどうでしょうか。
リーモは消費税&送料込みで79,900円84,900円ですから、リッケの3点セットよりも1万円近く安いという計算です。また、リーモは中国製ですけど、ぶっちゃけ堀田木工所は国産と言ってもそれほど品質には差がありません。堀田木工所の品質が低いと言っているのではなく、それだけ近年の中国製品のクオリティは高いということです。
個人的には、デザイン、上棚の可動棚板、深めの引出し2段目といったところを重視するならリーモ。国産、ワゴン天板無垢、天板奥行拡張機能を重視するならリッケを選ぶかなという感じです。
そのほか、リッケのように天板奥行拡張機能がある浜本工芸の「No.32デスク」と比較しようかとも思いましたがやめました。デスク単品だけならともかく、ワゴンや上棚もセットすると全然お話にならない価格差があるからです。
その点、堀田木工所のワゴンや上棚は国産とは思えないほどお手頃価格です。そこにセラミックス塗装のデスクを組み合わせれば安くて何となく安心感のある国産ベーシックデスクの一丁上がりということで、リッケは魅力的な存在だと思います。
しかも、「カルロ」のラックと組み合わせた3点セットなら組み替え式デスクとして使えて価格は10万円強というのも魅力的。これは結構よく売れるんじゃないでしょうか。
コメント 皆様からご質問・ご意見など
はじめまして。この度、学習机の購入を検討しており、無印の学習机でほぼ決まっていたのですがこちらのブログを拝見しリッケと無印の学習机と杉工場のレグシー、クッカ、SDで悩みはじめました。
やはりこの中でしたら、リッケが一番おすすめでしょうか?
みなママさま
はじめまして^^
無印良品の机を軸に、家具の里×堀田木工所のリッケ、杉工場のレグシー、クッカ、SDをご検討中ということですね。
いずれも天板が無垢で素材感があり、デザインがシンプルというところが、お気に召した要因でしょうか。
まず、杉工場のSDに関しては既に廃番が発表されていますので、残念ながら選択肢からは外れます。
残り4台で言うと、もっともキズの心配がないのはウレタン塗装の無印良品の足元棚付き、もしくは木製デスクでしょう。
机に限らず無印良品がお好きなら、安心感もあると思います。
一方で、無印良品だと木目の汚いのが届きそうとか、全体的な品質に不安があるようでしたら、キズはつくけど汚れなどには比較的強いセラミック塗装のリッケが良いかもしれません。
レグシーやクッカを選ぶ場合は、もうキズとか汚れとかはどうでも良いから、それよりもあくまでデザインというか雰囲気という場合でしょうね。
もしくは、リッケみたいな天板拡張機能は要らないという場合などだと思います。
あとは組み合わせ次第でしょうね。
リッケなら無印良品よりもワゴンの引出しが1杯多いし、上棚を取り付ける場合はクランプ式のデスクライトが取り付けできます。
(無印良品の木製デスクのほうはクランプ式OK)
書棚を組み合わせる場合はレグシーまたはクッカのほうがデザイン的にはリッケ+カルロより良いかもしれません。
理屈で割り切れないところもあるので悩ましいところだと思いますが、もう少しじっくり悩んでみてください^^
詳しくお返事くださりありがとうございました。知りたいことが全て知れて、悩みも解決しました。早く相談させていただけばよかったです^_^
リッケにしたいと思います。
みなママさま
お役に立てれば幸いです^^
お届けが楽しみですね♪
初めまして、娘の学習机を探していてこちらのブログにたどり着き熟読中です(^^)
アドバイスいただきたいことがあり、コメントさせていただきました。
我が家はダイニングに机2つ置きたいなと思っています。
机、ワゴン、横にシェルフを置いてユニットデスクスタイルの予定です。
ダイニングのスペースがあまりないこともあって、奥行き55センチで拡張型のを購入しようと思っているのですが…
リッケ、コイズミファニテックのCDコンパクト、ヒカリサンデスクのKコンパクトで悩んでいます。
リッケは実物が見れないので、堀田木工所の別のデスク、コイズミは実物を見ることができました。
デザイン的には堀田木工所やヒカリサンデスクの机が好きですが、ヒカリサンデスクは実物を見ることができないので候補にいれるか決め兼ねています。
ですがKコンパクトの脚がスッキリしている感じは気に入っています。
長く大切に使っていきたいなと思っているので、それぞれの品質も含めアドバイス頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
みささま
はじめまして^^
ダイニングにユニットデスクのスタイルで学習机2台を置くご予定ですね。
候補は今のところ、堀田木工所のリッケ、コイズミファニテックのCDコンパクト、ヒカリサンデスクのKコンパクトとのこと。
リッケは私も実物を見たことがないのですが、基本的には堀田木工所の他のデスクと質感は同じだと思います。
ヒカリサンデスクの質感は他と比べて独特です。
私は好きなのですが、初見の方はだいたい安っぽいとかコイズミと比べると頼りないと感じるようです。
引出しにスライドレールがなく、かと言って浜本工芸やカリモク家具ほどスムーズではないからでしょうね。
かなり大雑把に言うと、無印良品の木製デスクやオーク無垢材デスクみたいな感じです。
ちなみに、Kコンパクトってまだ販売しているところがあるのでしょうか?
現在は「Mコンパクト2」に移行していると思います。
ちなみに、Mコンパクトのディテールは下記を参考にしてみてください(ベルメゾンネット)。
リッケやKコンパクトのデザインがお好みということは、ナチュラルな風合いでありながら直線的なラインを持った感じがよろしいですかね。
それで言うとイトーキの「リーモ・フリーワン書棚ロータイプ」も良いかと思いましたが、パネル脚なのでちょっとイメージとは違うかもしれません。
もしくはコイズミファニテックの「OD1-woody(woody-1)」とか。
私は好きなんですけど、ラバーウッドの木目が好きじゃないという方もいらっしゃいます。
リッケはセラミック塗装で汚れなどには強い一方、やっぱりキズがつきやすいのが不安材料です。
あと、カルロのラックとセットした場合、上棚部分の高さが中途半端なのが使い勝手の悪いところかなと思います。
CDコンパクトはMDF天板のカラーデスクなので、ほかの候補と比べるとちょっとチープ感は否めません。
もっとも、お嬢様の好きな色であれば、それが一番だと思います。
書棚とセットでということでしたら基本的には組み替え式デスクで探せばOKですが、拡張天板付きとなると基本的にはコイズミ、イトーキ、くろがねの3社なんですよね。
で、天然木のデスク、脚のデザインが良いものとなると、選択肢があまり多くなくて、悩ましいところだと思います。
その点で言えば、OD-1woodyはオススメなのですがいかがでしょう?
早速返信を頂きありがとうございます♪
とても参考になりました!
ヒカリサンデスクはご指摘の通りMコンパクトでした。
そして…オススメいただいたOD-1woody確かに条件にぴったりです!特にナフコバージョンは今すぐ見に行きたいぐらいです。
カタログに載っていないので見落としていました…
リッケやヒカリサンデスクは傷に弱いということでしょうか?
長く使うことを考えるとその点も重要ですよね。
インテリアについてもご意見をお聞かせいただけると嬉しいのですが、我が家のダイニングは
床がメープルのフローリング
キッチンカウンターの下部分の収納がウォールナット
ダイニングテーブルがオーク天然木無垢集成材でできたものになります。
ダイニングの白い壁の前に机を配置する予定なんですが、その場合だと
OD-1woodyのナフコバージョンの白又はブラウン、Mコンパクト、リッケどちらがインテリアとして良いでしょうか?
気に入った白で拡張型が見つからなかったので諦めていましたが、教えて頂き候補に急浮上しています。
コイズミファニテックのランドセルハンガーや照明付きも魅力的に思えてきました(^^)
家族の共有スペースにおくので、シンプルなのが希望ではありますが、女の子が気に入る要素が多いですね☆
素敵な商品を教えていただきありがとうございます!
よろしくお願いいたします。
みささま
一般的にセラミックス塗装は汚れには強いですがキズには無力です。
我が家のセラミックス塗装のセンターテーブルも、リモコンをぶつけただけでキズだらけになっています(苦笑)
リッケの場合は比較的やわらかい部類のアルダーなので、余計にキズの心配が増します。
一方、Mコンパクトはアルダーまたはウォールナットの突板のウレタン塗装なので汚れや傷の心配は少ないです。
それでも、木製椅子を収めるときに背板をぶつけたり、ランドセルの金具をぶつければ、キズは付きますけどね。
HBの鉛筆くらいなら大丈夫です(逆に言うと、アルダー材のオイル塗装はHBでもダメです)
なお、OD-1woodyもウレタン塗装なので、キズの心配は少ないと思います。
ラバーウッドも硬い部類に入りますし。
続いて、カラーコーディネートについて。
ダイニングテーブルの色が分からないのですが、ナチュラル系でしょうか?
それでしたら、床もテーブルもナチュラル系ということになりますね。
ちなみに、ラバーウッドは見方によってはメープルに近い木目です。
上棚や書棚の背の高いのが気にならないようにするには、壁と同化しやすいホワイト系がベター。
ある程度、存在感を出したい場合は、ナチュラル系が良いと思います。
ただし、ダイニングテーブルに加えて学習机2台が同時に目に飛び込むと、まるで事務所のように錯覚するリスクもあります。
その点で言えば、ダイニングテーブルとデスクは違う系統の色にしたほうが無難です。
また、並べた教科書類はどうしても見た目にウルサイものです。
ダーク系の学習机ならそれらがあまり目立たなくなるというメリットもあります。
ただし、ダイニングセットよりも学習机2台のほうが表面積が広くなるので、ダイニングセットの存在感が薄くなってダイニングの印象がかなり変わってしまいます。
ダイニングルーム全体の雰囲気がちょっと分からないのですが、そういったことを総合的に考えると学習机はホワイト系のほうが良いかもしれませんね。
圧迫感が強く感じられがちなデスクライトも壁と同系色のほうが目立ちにくいというメリットもあります。
そういった点でも総合的に見るとOD-1woodyはピッタリかもしれませんね^^
返信が遅くなり申し訳ありません。
丁寧なアドバイスありがとうございました(^^)
アドバイスを基にその後考え、OD-1woodyのホワイトを購入しました♪
娘たちの好みも踏まえ、機能性やダイニングとの相性も含めて1番良い選択ができたなと思っています!
自信を持って決めることができたのも、収納マンさんのおかげです。
ありがとうございました。
暫くはダイニングで使っている椅子を兼用で使おうと思っていますが次は椅子選び…
また記事を熟読させていただこうと思っています。
これからも投稿楽しみにしています。
みささま
OD1-woodyのホワイト色を購入されたのですね!
レイアウト面、機能性、インテリアコーディネートの点でも、みささんのお宅にピッタリのチョイスだと思います。
何より、お嬢様方もお気に召したことがうれしいですね♪
椅子はおっしゃる通り、とりあえずはダイニングチェアと共用で問題ないと思います。
そうしないと、ダイニングが椅子ばかりになっちゃいかねないですからね^^;
掃除するときに地味に面倒ですし、見た目も気になります。
でも、ダイニングチェアだと高さが合わないとか、そういう問題が出てきたら、学習メインの椅子もご検討ください^^
はい!
店舗とオンラインショップ、配送料を比較して購入しようと考えていましたので、購入したときにまたご報告させてください(^^)
学習机の購入はこれで最後になりますが、チェアやライトなど、これからも勉強させてください♪
本当にありがとうございました☆
なつママさま
椅子は実際に店頭で座ってみたほうがサイズ感や座り心地が確認できると思います。
いくら姉妹と言っても、お姉ちゃんと同じが良いという子もいれば逆のパターン、もしくは色違いを選びたいとおっしゃるケースもありますものね。
デスクライトも3年前とはまた少し選択肢が変わっています。
ほとんど同じですけど、またお気軽にご相談ください^^
初めましてこんにちは!
4月から1年生になる長男、4年生になる長女の学習机を探してこちらに辿り着きました。
アドバイス頂きたいことがあります。
我が家は5畳の子供部屋に二つ並べて置く予定で、いずれは個々の部屋へと考えています。
条件としては
上棚が高すぎなく圧迫感のないもの。
上棚と机の隙間が狭すぎないもの。
シンプルなもの。
を探していました。
見過ぎで分からなくなってしまいました。
ここで候補になっているのがリッケ、イトーキの ITOKI JAQ-F31、マナベのドロシー、isseikiのツートンです。
この中でリッケの手触りに一目惚れしていましたが、お値段の差もあるので迷っています。
何を優先するかで一番のオススメは変わってくると思いますが、アドバイス頂けたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
3児ママさま
はじめまして^^
姉弟お二人分の学習机のご購入を検討されているのですね。
それはそれは気合いの入るところだと思います。
条件は、(1)ロー棚で、(2)上棚の棚板と天板の空間が狭くないこと、(3)シンプルなもの。
特に(2)はおっしゃる通りだと思います。
で、現在の候補は、堀田木工所×家具の里の「リッケ」、イトーキの「JAQ-F31」、マナベインテリアハーツの「ドロシー2」、一生紀のツートンといのは「エクリュ」のことでしょうか。
リッケは店頭での取り扱いがないはずなので、”手触りに一目惚れ”されたというのは堀田木工所の「マハロ」で確認されたということでしょうか。
確かに、この4台の中ではもっとも表面の手触りが良いと思います。
手触りという点ではエクリュもオイル塗装なので良いと思います。
ただ、セラミックス塗装もオイル塗装もキズがつきやすいのが難点です。
その点で言うと、ウレタン塗装のJAQ-F31とドロシー2が安心と言えますが、JAQ-F31は「L-78」などクランプ金具が小さなデスクライトしか取り付けられないというのが難点。
また、ドロシー2はワゴン引出しが2杯しかないというのが他に比べてネガティブな要素と言えるでしょうか。
以上の通りネガティブな要素を先に挙げたうえで、リッケなら天板奥行を変えることができるので、最初はコンパクトに、それぞれの部屋に1台ずつ置くようにする際には奥行を広くして使うことができます。
ちなみに、天板奥行拡張機能が要らないということでしたら、「ベルダッド2」を選ぶのも良いかもしれません。
ただし、こちらはオイル塗装なのでセラミックス塗装に比べると汚れやすく、奥行も65cmなので大きすぎると感じられる可能性もあります。
JAQ-F31ならウレタン塗装なので、セラミックス塗装やオイル塗装に比べるとキズの心配は少ないと思います。
また、リッケに比べると約2.5万円ほど予算を抑えられて、それでいて中国製ですから品質はそれほど変わらないと言って差し支えないレベルだと思います。
もっとも、JAQ-F31はデスク本体引出しがフルスライドレールではなく、ワゴンの引出し前板がフィンガージョイントなので、実際に手にすると値段なりかなと感じてしまう可能性もあります。
その点で言うと、「リーモ・ベーシックタイプ」のほうが無難かもしれません。
ちなみに、リーモなら上棚の棚板を一旦外すことで、一般的なクランプ金具のデスクライトも取付け可能です。
ドロシー2もウレタン塗装で、天板はオークまたはウォルナットの突板ですから、キズの心配は少ないと思います。
また、110cmでワイド。ただし、奥行は55cmなので他に比べるとちょっと狭いです。
エクリュは4台の中でもっとも価格がお手頃なのがメリットのひとつ。
また、リッケ同様に上棚にコンセントが付いているというのも便利かもしれません。
幅も105cmでドロシー2の次にゆったり、それでいて奥行は60cmを確保しています。
私がアドバイスできるとしたらだいたいこんな感じかなと思いますが、どれも捨てがたいですよねー^^;
決め手となるのはまず、無難にウレタン塗装にするか、キズはそれほど心配しないのでセラミックス塗装やオイル塗装でも問題ないと考えるか、というところかと思います。
その判断次第で4台から2台に候補が絞られます。
キズの心配がなければ、価格はちょっと高くても国産ということで安心感のあるリッケ。
対してエクリュはベトナム製ですが、価格を考えればリッケと比べても品質はまったく問題ないレベルだと個人的には思います。
この2台はむしろ個性的なカラーリングのエクリュか、無難な色合いのリッケと見たほうが良いのかもしれません。
ウレタン塗装のJAQ-F31かドロシー2かで悩んだ場合は、もっとも決め手になるのは天板サイズの違いでしょう。
ただ、ぶっちゃけ、上棚をセットするのであれば、また上棚の棚板と天板のすき間の高さを気にされるのであれば、天板奥行が広いJAQ-F31をチョイスするほうが無難だと思います。
もっと言えば、リーモなら上棚の棚板の高さを変えられますし、デスクライトも選択肢が増えます。
質感も基本的には同じでワゴン引出し前板はフィンガージョイントではなく巾ハギですから、リーモのほうが3児ママさんのニーズに適っているように思います。
以上、ご参考になれば幸いです^^
※勝手ながらお名前を修正させていただきました
収納マン様、お久しぶりです!
3年前、KEYUCAの学習机で相談させていただいた、なつママです。
その節は本当にありがとうございました(^-^)
長女は4年生となりました。コロナで家庭学習やオンラインの学習時間が増え、あのとき学習机を購入してよかったと感じています☆
2歳だった二女は年中となり、長女の影響もあり家庭学習の習慣ができているので、入学前、年長に進級するタイミングで学習机を購入しようとKEYUCAのサイトを見たところ、、キャンペーンの大幅な縮小、送料の値上がりに驚愕してしまいました(>_<)
そして収納マン様のところへ駆け込ませていただきました!!
このままKEYUCAのニノスにするか、長女のときのことを知っていると、良い学習机だとわかっていても躊躇してしまうところとあり。笑
そこで気になった学習机が、家具の里のリッケでした!
記事やコメント欄を読ませていただきましたm(_ _)m
傷の付きやすやが気になったのですが実際に見ることができないので、、お時間のあるときで大丈夫ですので、収納マン様のアドバイスをいただけたら幸いです☆
なつママさま
おひさしぶりです^^
ニノスを買ったお嬢さんはもう4年生ですかー。
子供の成長というのは本当に早いですね。
さて、次は妹さんの机ということで、確かにKEYUCAのニノスは以前よりも条件が悪くなっています。
ただ、コイズミファニテックのカタログモデルがこの2年で値上がりしているのに対し、KEYUCAは今のところ据え置きです。
相対的に割高感は薄まっています。
もちろん、3年前と比べれば割高ですが、あれは当時でも異常でしたから^^;
というわけで、検討するなら過去のことはちょっと忘れて、現状のニノスとリッケを比較してみましょう。
リッケはデスク+上棚+ワゴンの3点セットに椅子で通常税込価格109,230円が現在は105,930円ですね。
堀田木工所のカタログモデルが2年連続で値上がりしていることを考えると、今のところ据え置きのリッケも相対的に割安感があります。
一方のニノスは同じ4点セットで先月までのセール時は税込118,470円、そこにポイント10%、つまり実質106,623円くらいでしたかね。
それだけ見ればリッケとほぼ同額です。
ただ、配送料が高いんですよねー。
オンラインショップで確認する限り、東京都のお届けで2万円オーバー。
組立設置も頼めば、さらに出費はかさみます。
(※KEYUCAの配送料は店頭とオンラインショップで異なる可能性があるので念のためお問い合わせください)
でも、ここは冷静に考える必要があると思うんです。
リッケはいくら国産とは言え、浜本工芸やカリモク家具などには品質は遠く及ばず、個人的には中国製のニノスと同程度だと感じます。
また、リッケの材質はアルダー、対してニノスはオークです。
オークと一言で言ってもピンキリではありますがニノスのそれは決して低級ではなく、材料コストで言えばニノスのほうが明らかに上です。
よって、送料分の違いはそのまま商品の価値の差と考えて差し支えないと思います。
あとはもう、どちらのほうがなつママさんの好みに合うスペック、デザイン、ご予算かどうかです。
予算をウンと抑えて無印良品の木製デスクという選択肢も無しではないですが、ニノスと比べたら妹ちゃんに申し訳なさを感じてしまうと思います。
ほか、キズに対する許容範囲というのは人それぞれなので、お姉ちゃんがお使いのニノスの状態を見て、これよりキズがつきやすいのはNGだと感じたらやっぱりニノスのほうが無難でしょう。
個人的には、我が家で使っているセラミックス塗装のリビングテーブルの状態を見ると、飾り棚ならともかくテーブル類はやっぱりウレタン塗装が一番良いと感じます。
それほどセラミックス塗装はキズに対して弱いと言うか、強くありません。
現状のKEYUCAは商品で利益が取れない代わりに配送料で利益を出そうとしているのか、はたまた傭車(外注のトラック)にふっかけられてそれをそのまま消費者に押し付けているのかという感じの料金ですが、トータルで見ればそれほど割高でもないんですよね。
とは言え、2万円以上の差になるので、じっくりとご検討いただければと思います^^
早速のお返事、ありがとうございます!
収納マン様のアドバイスで、初心にかえることができました(*´ `*)
価格の差は、材質の差だと納得できました!
長女は大雑把な性格ですが、気になる傷もなく、本人もとても気に入ってます♪
一人暮らしするときは持っていくとも話していて、まだ先のことのようで、あっという間かもしれませんね( *´艸`)
やはり我が家はニノスで揃えることにします☆
しかし、、配送料が本当に高いでよね(>_<)
デスクシェルフや椅子なら持ち帰りを希望したいほどです。笑
3年前が本当にラッキーだったということですね!
次のキャンペーンを逃さず購入したいと思います♪
今回も的確なアドバイスをありがとうございました(*´ `*)
なつママさま
妹ちゃんもお姉ちゃんと同じニノスに落ち着きそうで良かったです^^
このご時世、何でも値上がりで節約を考えないといけないことも多いですものね。
幸い、リッケとニノスに関しては今のところ値上がりはしていないものの、やはりニノスをお使いでしたら格の違うものを買ってしまうと差が歴然としてしまうと思います。
お近くのKEYUCAの店舗で注文したら、ちょっと配送設置料が安くならないものですかね^^;
もしそういうことになったら教えてください♪
初めまして。
現在3年生の娘に学習デスクの購入ー検討しており、こちらのリッケの三点セットに決めました。
リッケの奥行を拡張し、上棚の左端にクランプ型を取り付ける予定ですが、この場合のおすすめのライトを教えていただけますか??
条件としては、まぶしくない、調色可能、一日中眼鏡を付けているため疲れにくい明かり、予算2万円以内、色はホワイトであまり主張が強くないもの(リビングにも馴染む)。
以上でおすすめいただけるととても助かります。。
お手数ですがよろしくお願いいたします!
はるさま
はじめまして^^
リッケの3点セットをご購入予定で、それに合うクランプ式のデスクライトをお探しということですね。
ちなみに、こちらのデスク+上棚+ワゴンのセットでお間違いないでしょうか。
ディスプレイ写真を見ると、スワン電器の「EXARM DIVA」らしきデスクライトがセットされています。
また、堀田木工所のデスクですから、「C3652」が取り付けられるくらいの穴は設けられていると思われます。
つまり、クランプ金具の大きさは気にする必要はほとんどなさそうです。
(私はリッケの実物を見たことがないものでスイマセン)
その上で申し上げますと、リッケのデスク天板サイズは最大で100×63cmですから、極端にシェード幅が広いデスクライトを選ぶ必要はありません。
リビングに馴染むという点を重視すると、コイズミファニテックの「ECL-111」、もしくは「ECL-611」がもっとも見た目の収まりが良いでしょう。
ただ、いずれも支柱が直立しており、上アームもさほど長くはないため、上棚にセットする場合は「ECL-357」や浜本工芸の「C3764」に比べるとシェードの位置調整が難しいと感じる可能性はあります。
ただし、シェード幅がかなり広いので、一般的には圧迫感を感じやすいデザインです。
もしくは、オーム電機の「AS-LDC6K-W」という選択肢もあり得ますが、こちらはアームの関節がそれほど自在に動くわけではなく、シェードも意外と大きいので、アームの操作感を重視するならECL-357もしくはC3764のほうがマシかもしれません。
もしお近くの家具店でECL-111ないしECL-611を上棚にセットした展示品があれば、是非一度ご購入前に操作感を試してみてください。
できれば点灯させてみて、机上に広げたカラー印刷の教科書に反射したときに、シェードの位置を調整して問題が解消できるかをご確認いただくのが理想です。
ちなみに、店頭では明るすぎてECL-111のやさしいあかりを実感するのは難しいかと思いますが、ご予算が許すのであればECL-111がオススメです^^
ご返信ありがとうございます!
はい、仰る通りそちらの三点セットになります。
予算的にECL611はいいなと思っていました。111の方はなかなかのお値段ですね。。形はそんなに変わらず性能のみ上がっている感じですか?
また、山田照明さんのzn1100のような片側アーム?の方が位置が調整しやすいイメージだったのですが、そちらはいかがでしょうか?幅100cm程度であれば、上棚の左端に設置するにあたりどちらが良いとか適しているみたいなものは特にありませんか??
質問続きで申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
はるさま
商品写真を比較していただくと分かる通り、ECL-611のシェードのほうが直線的なデザイン、それに比べると111はUFO型と言いましょうか、ゆるやかな曲線を採用したデザインとなっています。
支柱に関してはほぼ同じデザインです。
ECL-611はリビングに置いても差し支えないデザインを重視して開発されたため、あかりの性能は妥協が見られますが、111は妥協することなく性能を突き詰めたあかりと言えます。
よって、「形はそんなに変わらず性能のみ上がっている感じ」かと聞かれれば、その通りと言えます。
山田照明のZ-N1100のような片持ちアームだと、はるさん宅でのシチュエーションでは見た目の収まりが良く、アームの操作感も良いと思います。
ただ、Z-N1100はJIS規格A形相当のあかりなので、幅100cmのデスクに対して光が十分に端まで届くとは言い難いところがあります。
このスペックでははるさんが希望されている「疲れにくい明かり」とはお世辞でもちょっと言えないです。
一方で、「リビングにも馴染む」という条件にマッチしていることは事実です。
そもそもZライトシリーズはシェードの位置を固定して机全体を万遍なく照らすという設計ではなく、適宜シェードの位置を変えて使うものです。
そのために操作感が良く耐久性に優れたアームを採用しています。
しかしながら、デスクライトを点灯させることすら忘れて勉強している子供が多い中、シェードの位置を適宜変更する子供がどれだけいるのか?
また、シェード上面に操作ボタンが付いていたら、子供では手が届きにくいのではないか?
といったところから、私としては山田照明よりもコイズミファニテックを推すスタンスとなっています。
ともあれ、それはあくまで私の考えに過ぎません。
以上をご参考に、最適だと思われるものを選んでいただければ幸いです^^
なるほど。。6117より111の方が良さそうですね!
ただ、ここにきて357のほうも気になってきました。端に取り付けるのでZARMのほうが位置がぴったり収まるのかなと。。
どちらにしろこの2台で検討してみます!
相談に乗っていただきありがとうございます!!
はるさま
そうですね。よほどデザインに不満があったり、予算を切り詰めないといけない場合はともかく、ECL-611よりは111のほうが魅力的なあかりだと思います。
ECL-357はリビングに置いた100cm幅のデスクにはちょっとボリューム感があると感じるかもしれません。
しかしながら、上棚左端に設置したときにシェードを最適なポジションにしやすいアームと、操作しやすい前面ボタンが付いています。
幅広シェードで机上面全体をやさしく照らすことができ、それでいて価格も手頃です。
つまるところ、見た目重視でECL-111か、あくまで使い勝手重視でECL-357か、というご判断で間違いないと思います。
どちらを選んでも間違いはないと思いますよ^^
先日はアドバイスありがとうございます。
リッケにECL-611を設置したのでご参考になればと思います!
結論サイズ感も照度もぴったりで、本当にこちらを選んで良かったです!
また何かありましたらご相談させていただきます。
ありがとうございました!
何度もすみません!
ECL-11の間違いでした!
眩しさもなくとっても優しい明かりでした!
はるさま
うわーっ、すごく素敵ですね!
天板が広々してとても使いやすそうですし、お部屋の雰囲気にもピッタリ。
デスクライトのあかりもすごく自然な感じで机上面全体を照らしてくれているように感じます。
お子様もさぞ喜んでおられることでしょう。
このお写真はリッケの情報を求められている読者の方にとってとても有意義だと思います。
うれしいご報告をありがとうございました^^
はじめまして。来年3年生の長男の机を検討していて、堀田木工のリッケとOEDが候補です。
他の方のコメントなどを参考にしてリッケがいいなと考えています。
OEDについてのページが見つけられなかったのですが、どちらがオススメですか?
いちままさま
はじめまして^^
「堀田木工所のOEDってナニ!?」と思ったら、どうやらこの1週間ほどのうちに発売されたばかりの商品のようですね。
個人的にはOEDの上棚のスッキリした感じは好きです。
一方で、リッケのベーシックデスク3点セットが税込88,880円から、OEDの同じワゴンのセットは同79,800円からとなっています。
差額が約9千円ですが、OEDは引出しが1杯少なく、上棚コンセントもなく、天板はセラミックス塗装ではなくオイル塗装です。
つまるところ、単純にコスパだけで言えば、OEDは割高です。
とは言え、物入りなこの時期、1万円近くも安いというのは魅力的とも言えます。
また、リッケの拡張天板の継ぎ目が気になるという方もいらっしゃいますし、別に奥行を浅くする必要が感じられないということもあるでしょう。
学校机のように引出しよりも棚になっていたほうが良いという方もいるかもしれません。
そういったことも考慮して、最適なものを選んでいただければと思います^^
はじめまして、相談させてください。
子供が生まれた頃から収納・学習机と勉強させていただいております。
現在、リビング用にコイズミのビーノか堀田木工のリッケで悩んでおり、
どちらもデスク+リフティングワゴン+横長低めの上棚にしようと思っていますが、
リッケのセットになっているような上棚は実用的ではないでしょうか?
写真で見る感じでは、上段は本が置けますが、下段(デスク天面)は鉛筆立ても置けないような高さです。
それでも本ノートを広げて置ければと思っていましたが、
そもそもライトも当たらないし、リッケの棚は学習机っぽくなく低いのは見た目がいいですが、
実用性がないものはどうかと思ってしまい、上棚をやめてラックを横向きに付けようかと悩んでしまっています。
横にラックを置いても横向きの本は取りにくいと私は懐疑的なので、さらに悩んでしまい…
店舗でビーノを見た際に、小さい上棚と幅長さを変える上棚は売れていると聞きました。
幅の広い上棚は同じ理由で他の店舗も置いていなかったです。
小さい上棚はデスクが狭くなるだけだし、幅広の上棚がデスクを広く使えないのなら、
横にラックをつける案が一番よいのかなと思いはじめてきました。
また、子供が展示のバランスイージーもどきを気に入っており、
本物のバランスイージーを買うことは決まっているのですが、
寸法を見ると結構横に広く、100cmデスクを買ってもワゴンを外に出すことになるのかと思っています。
デスクの横にワゴンとラック(買う場合)を並べると結構な場所をとってしまい、
これまた悩みの種が増えてしまいます。
リビングでは奥行55のリッケか、ビーノにするなら奥行60でも我慢して置こうと思いますが、
上棚・サイドラックのベターな使い方考え方のアドバイスをいただければと思います。
このブログを見始めた際は熟読し子供にはNo9を買おうと決めておりましたが、
今では全て浜本で揃えると20万を超える上にバランスイージーも高い!
ビーノもリッケもラックを考え出すと同じような価格になり、
それならシンプルにNo9の3点セットでとなりそうで沼りそうです。
のり太郎さま
はじめまして^^
お子さんがお生まれになった頃からの読者さんとは嬉しい限りです!
さて、ビーノ、リッケ、No.09デスクを中心にご検討中ですね。
リッケの上棚は確かに、棚板と机上面の高さが低く、積み重ねた教科書類を収めるくらいしかありません。
また、デスクライトの光も届きません。
一方で、棚板の高さがあると、小学校入学時は背が低くて座ったままでは手が届きにくいというデメリットが生じます。
なので、イトーキの「リーモ・ベーシックデスク」のように棚板の高さを変えられるものが理想的だと私は考えています。
ビーノのデスクシェルフ(上棚)は確かにあまり売れていないと思います。
それは決してビーノのデスクシェルフが良くないからではなく、その価格なら他の選択肢を検討してしまうからだと思われます。
のり太郎さんのように浜本工芸だったり、堀田木工所だったり、逆にもっと手頃な価格帯のものを考えるというわけですね。
デスク側面に接するかたちで書棚を置くユニットデスクのレイアウトを検討される方ももちろんいらっしゃいます。
ただ、これもおっしゃる通り、デスク奥側は手が届きにくく、最上段ともなればなおさらです。
いろいろ考えると、「WDなどの組み替え式デスクのほうがコスパが良いんじゃないか?」という方向に向かわれる方も少なくありません。
バランスイージーは確かに幅が広く、デスクの幅が110cm以上、もしくはワゴンをセットしないかたちで使うのが一般的です。
以上を踏まえまして、バランスイージーを前提に考えるなら、ビーノは幅120cmでしょうね。
もしくは、105デスクにスリムワゴンの組み合わせです。
リッケなら「2024・3000共通昇降袖薄型」との組み合わせでOKでしょう。
デスクとワゴンの奥行は揃いませんが、堀田木工所の場合はほとんど全てそうです。
No.09デスクなら110cm幅でOKですね。
ちなみに、リッケの上棚の棚板が低いところがご不満ということでしたら、「フィーロ」や「OED」の上棚も検討されているかもしれません。
しかしながら、リッケのデスクは拡張天板付きということで、それに対応するために上棚取り付け金具の位置をズラせる構造になっています。
(リッケの上棚の側面写真をよくご覧いただくと、ネジ穴とキャップをハメたネジ穴が確認できると思います)
対して、フィーロとOEDはそのような構造にはなっていないため、拡張天板をセットした状態でフィーロもしくはOEDの上棚をセットしようとすると、上棚が奥に2cmほど飛び出すかたちとなります。
上棚の棚板の高さの問題は対策の立てようが色々ありそうに見えて、なかなか悩ましいところですよねー^^;
あとは上棚の高さを変えることができ、ユニットスタイルにもできるということで「レイクウッド」や、No.09デスクは予算オーバーということでアクタスの「フォピッシュ2」の110cm幅あたりも検討の余地があるかもしれませんね。
早速ご返答いただきありがとうございます。
実物を見れないリッケの解説、さすがでございます。
レビュー写真での違和感のなさはそういう事だったんですね。
リッケはwebで見て一目ぼれなため、上棚の実用性が弱いかもしれませんが、
どうしても贔屓目にみてしまいます。
実際に低学年の事を考えると正面の低い棚からの教材の出し入れ、収納位置の習慣づけ
という意味でも、私が考える上棚の必要性を満たしてくれる気がします。
後々必要であればカルロの100cm幅ラックを買い足せば、
デスクの後ろか側面に拡張できるのかとも思いました。
小学生にもなっていない子供の成長を想像して先物買いするのは大変ですね…
リッケのような拡張はビーノもできそうですし、更に悩ましいです。
アクタスは実用よりおしゃれよりかと思いノーマークでしたが、
オーク無垢で130,000は、まだ手が出せる範囲だし対抗馬が出てきてしまった感じです。
子供がデスクの色に関して、薄い色がいいと(少し前は濃い茶色)言っており、
恐らくダイニングがメープルなのでそういう色調の事だと思っておりますが、
ビーノのMO色ですとメープルのような明るい見た目に近い感じでしょうか?
近所にはビーノではなくファリスのMO色はあったのですが、
これは薄紫色などの雑貨が置いてあり女の子カラーに見えました。
堀田木工所のアルダー材も店により、ナラ材より濃く見えたりメープルのように見えたり様々でした。
おそらく堀田木工所も最初は薄い色で焼けて展示のように濃くなるのだと思っておりますので、
アルダー材でも子供は文句いわないと思いますが、
ビーノMO色や、アルダー材等の経年変化もお詳しければアドバイスいただきたいと思います。
リビングはメープル材、浜本ナラ材、無印オーク材が多いので、
配色的にはナラ・オークにあわせるほうが親和性は高いのですが…
のり太郎さま
そうですよね。
先日、10年ほど前にコイズミファニテックを取材したときの記事を読み返していたら、「学習机は中学生以降を見据えて買うのが良い」という趣旨の話がありました。
まだ小学校にも入っていないのに、どんな持ち物が必要になるのか、またお子さんがどんなふうに育つのか、予測するのは困難です。
また、当時、年長さんだった子供たちがいま中学生くらいになっているわけで、当時と現在の学習机のトレンドがまた違っていることも考えると、なおさら難しい話ですよね^^;
ただ、個人的に思うのは、究極は十分な机上面をキープできていれば、収納はあとで書棚などで補えるということです。
書棚などを追加できるスペースの余裕や、レイアウト変更のしやすさを考慮しておくことが重要だと思います。
アクタスの学習机については私も少し前まで色眼鏡で見ていた感がありましたが、ここ数年、品質が改善する一方で価格は大きく値上がりすることなく相対的に割安感が出ています。
のり太郎さんのニーズに見合うようであれば十分にご検討の余地はあるでしょう。
ビーノもファリスも同じナラ×タモでMO色は同じ色です。
NS色に比べると明るいと言うよりは白みが強いですよね。
メープルと一言で言っても黄色が強いものと赤色が強いものがありますが、MO色のほうが比較的溶け込みやすいかもしれません。
もちろん、フローリングや建具、ほかの家具の色との兼ね合いで印象は変わってくることがあります。
アルダー材の色合いは新品のときから結構バラツキが出ます。
リッケの場合は天板が紫外線に強いセラウッド塗装で、それ以外はオイル塗装なので、理屈で言えば時間が経っても天板はほとんど色が変わらず、それ以外は色が濃くなっていくと考えられます。
もっとも、天板の上にはデスクマットを敷いたり、モノを置いたりしていることも多いので、それほど気になることはないと思います。
そもそも、光の当たり方で色合いは違って見えますからね。
ちなみに、家具の里ではアルダー材の板見本サンプルの請求が可能です。
まずはこちらを試してみるのも良いと思いますよ。