インデックスを更新順に変更しました。新着記事はサイドバーなどからご確認ください。

レグナテック「CODON(こどん)」発売!デスク天板はリノリウム

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

レグナテックは佐賀県に本社がある国産家具メーカーです。大手ではありませんが、食器棚、チェスト、テレビボードなどの箱物から、ダイニングチェア、ソファ、テーブルなどの脚物までを扱う総合家具メーカーです。

それでいて扱う樹種は多く、アルダー、ビーチ、レッドオーク、ホワイトオーク、ハードメープル、ウォールナット、ブラックチェリーに至るまで。おまけに、ウレタン塗装もオイル仕上げもこなします。商品によってはサイズオーダーも可能で、非常に小回りが利くのです。

もちろん品質も申し分なく。デスクも扱っていますが、学習用という感じではなく、レグナテックが本気で学習机を作ったら面白いのになーとかねてから思っていました。

その願いが通じたのでしょうか。このたびレグナテックから学習机を含む子供家具のシリーズが発売されたのです!

※この記事は2023年4月5日時点の情報に基づいています

 

レグナテック「CODON」

レグナテック「CODON」

出典:CODON

レグナテックが2023年3月30日から直営オンラインストアにて販売を開始した子供家具「CODON」は、佐賀県の方言で子どもを意味する言葉「こどん」を語源とするブランドです。佐賀県太良町のヒノキを主材としており、山林を守ることで発生した二酸化炭素を吸収する「カーボンオフセット済み」のエシカル商品となっています。

つまるところ、ただ単に子供向け家具を作りましたよって話ではなく、地域のこと、環境のこともしっかりと考えた、サスティナブルな家具ということですね。

天板などにリノリウムを使用

レグナテックCODON・フトーナ 110 デスク+デスクドロワー+ブックシェルフロータイプ

出典:CODON(以下同)

とは言え、ヒノキなんて家の柱や風呂桶に適した材であって、机やテーブルには向きません。レグナテックとあろうものがそんなことも無視して学習机を作ってしまったのかと思ったら、やっぱり期待を裏切りませんでした。「フトーナ 110 デスク」(上写真)の天板にはリノリウムを使っているのです。

リノリウムと言えば、アクタスの「サークル」「テオ」の天板にも使われている材質です。床材として使われるほど丈夫で耐久性に優れています。これならヒノキで作った机でもキズや汚れの心配は少ないでしょう(木部はオイル塗装)。

天板だけでなくブックシェルフ(上棚)にもアクセントとしてリノリウムを使っているのがオシャレじゃないですか。しかも、上写真のオリーブ色だけでなく、オレンジ色やアクア色も選ぶことができます。

ハイタイプも有り

レグナテックCODON・フトーナ 110 デスク+デスクドロワー+ブックシェルフハイタイプ

上棚はロータイプに加え、ハイタイプも用意されています。上棚ハイタイプのベーシックデスクが皆無の現状、これはすごく魅力的だと個人的には思います。

ただ、上写真の組み合わせで税込253,000円(椅子別)という価格はちょっとかわいくないです(苦笑)ロータイプでも同209,000円ですから、それだったら浜本工芸の「No.09デスク」を買うかなーと思いますね。

 

ともあれ、CODONのデスクを買うような人はコスパで選ぶわけではないでしょう。日本で採れたヒノキを使っているからこそ、またカーボンオフセット済みであることに価値を感じて選ぶに違いありません。

しかも、同じように国産ヒノキを使った学習机は他にもありますが、CODONほどオシャレで、しかも実用に耐え得るものは、今のところ他にはありません。これは是非オンライン限定と言わず、実店舗でも扱っていただきたいものです。

関連記事

404 NOT FOUND | 学習机評論家のオススメ
学習机評論家・収納マンが、学習机の選び方やおすすめのデスクなどを紹介します
大阪でレグナテックの学習机買うならココ!「やおもくキッズ館」に行ってきた
久しぶりに大阪府八尾市の家具店「やおもく」に行ってきました。新しいキッズ館は土足厳禁。キレイなフローリングで宅内に近い環境で学習机を試すことができます。浜本工芸、カリモク家具、飛騨産業を軸に、レグナテック、小島工芸、堀田木工所、杉工場、コイズミファニテック、オカムラの学習机を展示しています。

コメント 皆様からご質問・ご意見など