2025年度のカリモク学習机はウォールナット対応多数!値上げ無し

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申し訳ございません。2025年度のカリモク家具の学習家具カタログが公開されていたのに、まったく気付かずご報告が遅れました。

言い訳にしかなりませんが、例年であればカリモク家具の学習家具のトップページで新カタログ申込みのお知らせがバナーで表示されるんですよ。しかし、今年はそれがなかった。

私はカリモク家具のメールマガジンを購読していますが、新カタログ発行の案内はなかったと思いますし、「カリモクの学習机ブログ」に至っては2022年末で更新がストップしたまま。以前はカタログ撮影風景を報告してくれていたので、もはやカタログは作らないのかとすら思っていました。

ともあれ、私がスットコドッコイだっただけで、多くの方は既に気づいていたのでしょう。遅ればせながら2025年度のカリモク学習机をチェックしてみたいと思います。

※この記事は2024年7月24日時点の情報に基づいています

 

ウォールナット対応多数!

新しいカタログを順番にめくっていくと、「クリアネル」がオークだけでなくウォールナットに対応していることに気付きました。店頭では以前から扱っていたウォールナットモデルをカタログにも掲載したかたちです。

そう思いながらさらにページをめくると、クリアネルだけでなく多くのモデルがウォールナットに対応していて驚きました。「ボナシェルタ」や「ユーティリティプラス」は以前から店頭でウォールナットモデルを見ることはありましたが、「コーディ」は対応していなかったと思います。浜本工芸がウォールナットのデスクを販売するくらいですから、ウォールナットの引き合いは少なくないんでしょうね。

なお、ウォールナットを選ぶとデスクで約5~10%程度、ワゴンに至っては最大で20%近くも価格がアップします。無垢の木目を選別して使うパーツが増えるほど価格がアップするようです。そのため、天板に無垢を使う「ピュアナチュール」はウォールナット非対応となっています。

ちなみに、学習椅子は全7モデルのうち3モデルだけがウォールナット対応です。売れ筋の「クレシェ」、「フィットチェア」、「XT06」が対応となっています。クレシェのウォールナットができるなら、ブナではなくオークも作ってくれたらありがたいんですけどね。

2024/07/26追記:多くのデスクがウォールナットに対応したことを手放しで喜んでおりましたが、従来のプレミアムオーダーのうち2色(ピュアメープル、チェリーナチュラル)は対応しなくなった模様です。つまり、少なくともボナシェルタ、ユーティリティプラス、スパイオキッズ、レグノッタに関しては、ウォールナット対応になったと言うより、ピュアメープルとチェリーナチュラルが非対応になったと言うのが正確なのかもしれません。

2025年度は値上げ無し

ウォールナット対応モデルが増えたことで2025年度のカタログの紙面は景気が良い感じになっていますが、従来品は一切値上げされていません。また、関連商品がシレッとカタログ落ちしているようなこともなく、ラインナップは2024年度から基本的に変わらずです。

今年は事前に値上げのお知らせがなかったので値上げはないと分かっていたものの、カタログを見てようやく安心することができました。

2024/07/26追記:ボナシェルタのサイドラックが消えていました。

 

スパイオキッズが年度末で終了

一方で、悲しいお知らせもあります。なんと「スパイオキッズ」が2025年3月で販売を終了するというのです。

スパイオキッズと言えば、カリモク学習机の売上トップ5の常連だったデスクです。コーディの登場以降、存在感が薄まってしまっていた感はありましたけど、これも時代の流れですかねー。

「グランディ」、「パーチャー」に続くスパイオキッズの廃番で、このまま来年度に補充がなければ、カリモク学習机は8モデルだけになってしまいます。例年、人気デスクTOP5を発表していますが、8モデルだけだと選外は3モデルだけという異常事態。「カリーシル」、「レグノッタ」、「スパイオユニット」も気が気ではないでしょう。

 

というわけで、個人的には2025年度は値上げがないということでホッとしました。ウォールナット対応モデルがカタログに掲載されたことで買いやすくなったのに加え、対応モデルが増えたことも良かったと思います。

また、昨年度よりもモデル数が2つも減ったのにカタログのボリュームを維持したのも立派だと思います。やはり高級デスクですから、それに見合った販促ツールは必要ですよね。とは言え、トヨタも紙カタログは廃止予定ですから、コイズミファニテック同様にデジタルカタログに移行していく可能性はあるのでしょう。

個人的にはそれでも構わないので、来年度は新作デスクに期待したいところです。

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この記事を書いた人

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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