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カリモク家具「ノバリエ」って何だ!?実はAmazon専売ユーティリティプラス

今年はIDC大塚家具の苦境がマスコミで報じられました。今年に入ってから、名古屋星崎、春日部が既に閉店、さらに立川、まるひろ入間、柏の葉T-SITEの閉店が予定されています。

しかし、苦戦しているのは何も大塚家具だけではありません。同様に今年に入ってから、OKAYららぽーと立川立飛店や村内FA港北店の閉店が決まったときには驚きました。ファニチャードーム、タキソウパルクス、太陽家具、アイソウも店舗数を減らしています。老舗だけでなく、モモナチュラルなどの新興勢力も厳しいです。

ハッキリ言って家具小売店で勝ち組と言えるのはニトリだけです。そうなってくると、国内家具メーカーの多くが困ります。いや、既に真綿で首を絞められたような状態なのです。

従来の流通ルートは先細りする一方。ショールームを作ってハウスメーカーなどに売り込んでも手間が掛かるうえに利幅は少なく。かと言ってネット販売もトラブルが多いですからねー。

しかし、そうも言っていられません。さすがと言うべきか、カリモク家具がamazonにオリジナル商品を持って進出しましたよ。

 

カリモク家具×amazon「ノバリエ」

カリモク家具×amazon「ノバリエ」デスク

日本のネット通販市場はamazonと楽天市場が2強と言われています。ただ、その特性はそれぞれ大きく異なり、経営的に独立したショップが集積しているショッピングモール型の楽天市場に対し、amazonは自身が直接仕入れ販売するスタイルが基本です。amazonにも外部のショップが販売するマーケットプレイスが組み込まれていますが、amazonらしさがあるのはむしろ直接販売でしょう。

カリモク家具もこれまでamazonマーケットプレイスでの販売はありました。しかし、多くが楽天市場でも販売しているショップなので、ユーザーとしてはamazonで買うメリットはあまりありません。そこで、より確固たる流通を築くためにamazonとの直接取引を始めたということでしょう。

ただ、カタログ商品をそのまま販売してもメリットはないどころか、デメリットにさえなります。amazonが直接仕入れ販売する場合は価格決定権はamazonが持っていますからね。弱小家具販売店ならともかく、amazonに販売価格を強制することはできません。下手な価格で売られたら大きな火種になりかねないからこそ、オリジナル商品が必要だったというわけです。

カリモク家具のamazon専売ブランド「Novarie(ノバリエ)」の家具は、12月7日からの「サイバーマンデー」から本格的に販売を開始したようですが、実質的にはその1ヶ月前くらいから販売していたようです。


ノバリエ デスク S371GAMEG

背景はさておき、商品を具体的に見ていきましょう。2018/12/28現在、「ノバリエ」シリーズにはソファもありますが、学習家具は4アイテムです。

まずは「デスクS371GAMEG」。これは基本的にユーティリティプラスの幅100×奥行45cmのデスク(SS3955)に引き出しユニットAS0401をセットしただけのものではないかと思われます。税込定価55,620円、対してamazonでは56,322円ですから安くはありません。

ノバリエ オープンシェルフ Q371GNMEG

お次はやはりユーティリティプラスのマルチシェルフ(QS3587)をベースにした「オープンシェルフQ371GNMEG」です。プロパーとの違いは、木製フック6個のうち1個がランドセルフックに変更、各段にスチールワイヤーのブックエンドが付属(計4個)しているということのようです。

価格はプロパーの税込定価71,280円に対し、amazonでは同じく71,280円。パーツが増えたりしていることを考えると少しは安いと言えるでしょうか。

ノバリエ ランドセルラック S371DHMEG

「ランドセルラックS371DHMEG」はユーティリティプラスのマルチラックSS0429をアレンジしたものです。プロパーとの違いは、こちらも木製フック6個のうち1個がランドセルフックに変更、小引出しがなくなり、大引出しにハンドルが付属しているようです。

プロパーの税込定価が53,460円に対し、amazonでは同じく53,460円。小引出しがなくなっていることを考えると、むしろ割高になってますね。

ノバリエ デスクチェア X371JAIEG

最後、「デスクチェアX371JAIEG」はクレシェXT2401と基本的には同じです。でもこれ、デスクなどと同じピュアオーク色なんですね。本来、クレシェにはピュアオーク色はなく、ピュアオーク色のデスクにはピュアビーチ色のクレシェを合わせるのが一般的です。

もちろん、amazon版もプロパーと同じく材質はブナの成型合板です。カリモク家具のことですから、ピュアビーチ色をピュアオーク色と言って売ることはないでしょう。

なお、幅広の足置きステップとブラウン色の背の張地がamazonオリジナル仕様ということです。価格はプロパーの税込定価43,200円に対し、amazonでは同じく43,200円。クレシェのピュアオーク色が可能だなんて初めて知りましたけど、別注対応してもらうことを考えれば妥当な価格と言えるでしょうか。

 

ほぼミキハウス版をamazonに持ち込んだ感じ

これらのラインナップを見ると、以前にミキハウスが扱っていたオリジナル商品に似ていると感じます(2018年度以降は扱われていないようです)。

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カリモク家具は基本的に店舗オリジナル商品を作らない方針です。おそらく、プロパー品こそがもっとも合理的で、消費者の利益に適っているからと考えるからでしょう。そのため、ミキハウス版もプロパーとほとんど変わりませんでした。

しかしながら、ミキハウス版は特招会などでの割引を前提としたような超プレミア価格で、世間知らずの貴族しか買わないような価格設定でした。それに比べればamazon版は適正価格です。決して安くはなっていませんが、オリジナル仕様が気に入れば決して高い買い物でもないと思います。

 

というわけで、カリモク家具×amazon「ノバリエ」の学習家具は今のところお買い得というわけでもなく、クレシェのピュアオーク色以外は大きなメリットもなさそうです。

ただ、これからの値動きが楽しみです。amazonのヘヴィーユーザーならご承知の通り、amazonは結構激しい値動きがありますからね。既にamazonと取引きをしている堀田木工所なんて、ときどき定価の7割引きくらいになってます(笑)もっとも、カリモク家具はどこぞのメーカーのように二重価格ではないので、さすがにそこまで値引きできませんが。

なお、カリモク家具がamazonに提供している家具は「ノバリエ」だけではなく、デスクライトやアームチェアなどの「ディズニー」関連品、「カリモク60」や、カリモク60をベースにしたような「KITONO(キトノ)」もあります。大人ディズニーのアームチェアはカリモク家具の各地のショールームにもあるはずですから、そちらで現物を確認して現地で直接購入したほうが良さそうですね。

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