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2023年度の浜本工芸はNo.09デスクにウォルナット無垢が登場!

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いよいよ7月となりました。

7月1日からコイズミファニテック、堀田木工所、そして浜本工芸が価格を改定することが以前からアナウンスされていました。いったいどれだけ値上げされるのか知りたいような知りたくないような複雑な気持ちでしたが、浜本工芸は同時に2023年度版のデジタルカタログを公開してすべてを明らかにしてくれました。これはちょっとうれしいです。

さて、2023年度の浜本工芸の学習家具ラインナップはいったいどうなっているのでしょうか。見て参りたいと思います。

※この記事は2022年7月2日時点の情報に基づいています

 

No.09デスクにウォルナットver.

浜本工芸・No.09デスク・ウォルナット無垢モデル

出典:浜本工芸

浜本工芸の人気No.1デスクと言えば「No.09デスク」。そのプレミアムモデルとして一部店舗限定で「令和プレミアム」が販売されていましたが、2023年度はそれがカタログに掲載されました。そしてさらに、より価格がプレミアムなウォルナット無垢を使ったモデルが投入されたのです!

従来のナラ無垢モデルの1.5倍近い価格のプレミアムモデルを投入してきたということも驚きですが、これまでナラとオークにこだわってきた浜本工芸がウォルナットに手をつけたという点に驚きました。食料品などの値上げで庶民がヒーヒー言っているのに、逆により高価なモデルを用意してくるなんて、やっぱり”あるところにはある”ということなんでしょうかね。

浜本工芸のデスクにはカフェオーク色もありますけど、金に糸目をつけずにウォルナットが良いという人もいるんでしょうねー。ちなみに、私もコスパを無視してウォルナットのダイニングセットを買ったクチなのでちょっと分かります。

No.6000オープンラックが登場

個人的にうれしかったのが、「No.6000デスクユニット」に追加された「No.6000オープンラック」です。こういうのは「No.28デスク」のラインナップに追加されてカリモク家具の「ユーティリティプラス」に対抗するかたちになっていくんだろうなと思っていたので、まさかNo.6000デスクユニットのほうで実現するとは思っていませんでした。

こちらのオープンラックを組み合わせればL型デスクにしたり、No.6000デスクユニットやNo.28デスクの背面に置いて奥行を拡張することができます。「No.89デスク」と組み合わせてL型デスクにするというのも良さそうですね。

 

No.49デスクが復活

2023年度のカタログには、2020年度を最後に学習机カタログから姿を消して書斎家具として扱われていた「No.49デスク」が復活しました。

これは中高生以上の購買を狙った可能性もありますが、おそらくは片袖机の「No.71デスク」が廃番になった穴埋めでしょう。完全新作と言えるデスクがなかったことは残念です。

 

オプションで金属フック

復活と言えば、些細なことですが、かつて浜本工芸の学習机の側面に標準装備されていた「金属フック」がオプションで復活しました。わたくし学習机評論家と浜本工芸のコラボデスク「ミニマ」に標準装備されているものと同じフックです。

現在、浜本工芸の学習机に標準装備されている木製フックに比べると地味ですが、個人的にはこちらのほうが使い勝手が良いと思っています。消費者からも同様の要望があったんでしょうか。ちなみに、基本的に木製フックが付いているすべてのデスクに装着できます。

 

学習椅子に布調レザー4色追加

浜本工芸・DSC-9000

出典:浜本工芸

学習椅子の張地は従来の合成皮革4色に加え、布調レザー4色が選べるようになりました。いずれもシックな色合いでなかなかナイスなチョイスだと思います。

なお、布調レザーにすると従来からある合成皮革よりも税込3,300円アップとなります。

 

価格は概ね5~10%アップ

気になる値上げ幅については、デスク本体と上棚は概ね10%前後、ワゴンは5%強、椅子は5~10%程度となっています。予想通り、ほぼ10%以下に収まった感じです。基本的に無垢を多用している商品は値上げ幅が多く、それ以外の合板のウエイトが高い商品や比較的新しい商品は値上げ幅が抑えられている印象です。

そんな中、「No.57デスク」の本体とバックパネルは価格が据え置かれました。マコトにやんごとなき方々に献上されたことで有名なあのデスクです。

また、物流コストの高騰をモロに受けてそうな「No.5000ベッド」の価格も据え置き。いずれもいわゆる戦略的価格設定で値上げが見送られたのでしょうか。

なお、デスクライトはクレオ製の「C3764」が約15%、「C3651」が約23%アップした一方、山田照明の「Z-000N」と「ZM-015W」は据え置きとなっています。透明デスクマットも据え置きです。

 

以上、2023年度の浜本工芸の学習家具ラインナップの変化についてまとめました。あの浜本工芸がウォルナットを扱ったということはもちろん驚きですが、個人的にはNo.6000オープンラックの登場に喜びを感じています。これでますますNo.6000デスクユニットとNo.28デスクの人気が高まりそうです。

ともあれ、また近いうちにショールームに行って詳しくレポートしたいと思います。

今年もショールームに行ってきました!

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. ht より:

    こんにちは。机を選ぶ時の参考に、何度も読ませていただいております。
    以前こちらでご紹介のあった、浜本工芸09デスクの島忠販売のホワイトの机一式を娘が愛用しております。
    今回、息子の机を購入したのですが、写真の机のカラーはダークオークで間違いないでしょうか?浜本工芸さんのオンラインで注文したのですが、もう少し薄いお色だと思っており、カフェオークが間違って届いたのではないかと気になりまして…。このお色ももちろん気に入って、買い替えなどを検討しているわけではないのですが、ダークオークなのか知りたく、質問させていただきました。