奥行が深いデスクを選ぶメリット&デメリット

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

奥行が深いデスクを選ぶメリット&デメリット

昔は奥行が70cm以上あることも珍しくなかった机も、近年は50cm前後のものが増えました。これは学習机に限らず、書斎デスクなどでも同様です。

この傾向はノートパソコンやタブレット端末などのデジタルデバイスが普及したため紙媒体の資料を机の上に広げる必要性が下がった、圧迫感が少ない奥行がコンパクトな机が好まれるようになった、などの要因が考えられます。では、奥行の深いデスクを選ぶメリットはなくなってしまったのでしょうか。

もちろん、そんなことはありません。今回は奥行の深いデスクを選ぶメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

 

奥行が深いデスクを選ぶメリット

【1】天板を広々使える

奥行が深いデスクを選ぶメリット【1】天板を広々使える

奥行の深いデスクを選ぶメリットは主に5つあると考えられます。まずひとつめは、天板を広々使えるということです。

実際のところ、四つ切画用紙を広げるには手前に少しゆとりを残しても奥行が450mmあればOKです。逆に、模造紙(四六判=1091×788mm)を乗せるのは一般的な机の大きさでは足りません。

「じゃあ別に奥行が深い必要はないじゃないか」と思われるかもしれませんが、机の上に何もない状態というのはなかなかないのですね。画用紙だけでなく、ノートと教科書と参考書、もしくはノートパソコンなどを同時に広げるときに、いちいち机の上のモノを移動させないとダメという状況は効率が悪いです。

ですから、奥行が深ければ深いほど天板を広く使いやすいと言えます。

【2】壁との距離を取れる

奥行が深いデスクを選ぶメリット【2】壁との距離を取れる

机の正面に壁があると、圧迫感を覚えてストレスに繋がる恐れがあるそうです(出典:コイズミファニテック)。実際にストレスを感じるかどうかはともかく、顔を上げると正面が壁というのは確かに圧迫感が強いですね。

極端な話、奥行30cmのデスクで目の前が壁というよりも、奥行65cmのデスクのほうが圧迫感が少なくなります。奥行が深いデスクのほうが使用者にとって圧迫感が少なく、ストレスを感じにくいと言えるでしょう。

【3】平机でも教科書類を並べやすい

奥行が深いデスクを選ぶメリット【3】平机でも教科書類を並べやすい

近年は上棚は設けず、ワゴンも買わないというケースが増えています。教科書類は机の上に並べればOK、文房具はデスク本体の引出しだけで十分と考える方が増えているのですね。

その点で言うと、奥行の深いデスクなら奥に教科書類を並べやすいと言えます。A4版をズラーッと並べても手前にA4ノートを広げるのに十分なスペースを確保できるからです。逆に、奥行550mm以下のデスクでは奥に教科書類を並べるのは厳しいと言えるでしょう。

【4】横からサポートしやすい

奥行が深いデスクを選ぶメリット【4】横からサポートしやすい

学習机の奥行が深いと、横から親がサポートしやすいというメリットもあります。奥行450mmくらいでは大人の肩幅くらいしかありませんが、奥行が600mm以上あれば十分に腕を動かせるスペースを確保できます。

なお、その際は4本脚のデスクのほうが椅子や膝が収まりやすくて良いでしょう。

【5】足元棚を設けられる

一般的に、奥行の浅いデスクは椅子を収めるスペースを確保するために足元棚を設けません。一方で、奥行が深いデスクは椅子を収めても足元のスペースに余裕があるので足元棚を設けることができます。

基本的に足元棚はあまり使わないモノを収納するだけですが、あまり使わないモノであっても必要なものはたくさんあるはずです。なので、収納スペースが限られている場合は助かることも多いのではないかと思います。

 

奥行が深いデスクを選ぶデメリット

【1】スペースを取る

一方で、奥行が深いデスクを選ぶデメリットというのももちろんあります。第一に、奥行が浅いデスクに比べてスペースを取るということです。

子供部屋や書斎なら問題になることは少ないと思いますが、リビングダイニングなどの場合は回遊スペースが狭く感じられることになるかもしれません。

【2】圧迫感が生じる

背の高い家具を置くと圧迫感が強いというのはよく言われることですが、床が見えている面積が少なくなるにつれて圧迫感が生じるというのもまた事実です。それを踏まえると、奥行の浅いデスクよりも深いデスクのほうが床が見えている面積が減り、圧迫感を感じやすいと言えます。

【3】奥まで手が届きにくい

小学1年生の腕の長さはだいたい45cmくらいですから、デスクの奥行が深くても手が届かない可能性があります。もっとも、A4ノートの奥に教科書を置いても子供の手は十分届きますし、その場合はデスクの奥行は55cm以上必要になるはずです。また、上体を前に傾ければ手が届く範囲は広がるので、さほど気にする話ではないでしょう。

 

以上の通り、奥行が深いデスクを選ぶメリットとデメリットについてまとめてみました。奥行が深いと設置スペースが必要になりますが、それ以外のデメリットは大きくないうえに少ないです。逆にメリットのほうが多いと思います。

幅方向にスペースが足りない場合はワゴンを置くなどして対処可能ですが、奥行は拡張天板でも付いていない限りあとで足すことはできません。なので、スペースに制約がある場合を除いては奥行は深ければ深いほど良いと考えられます。

最近は奥行50~55cmのデスクが多くなったことで、逆に奥行60cm以上のデスクを求める声が増えてきたと感じます。そろそろ転換点かもしれませんね。

関連記事

学習机の天板サイズはどれくらい必要?実は1000×600mmで十分!
学習机の天板サイズはどれくらい必要かというと、実は1000×600mmで十分と言えます。奥行が60cmあれば奥に教科書、手前にノートを並べることができるので、参考書や資料集を並べることが多い受験勉強の際も十分なスペースを確保することができます。
天板奥行拡張(可変)デスクのメリットとデメリット、およびその一覧
学習机の天板奥行拡張(可変)機能のメリットとデメリットを説明します。設置場所や子供の成長に合わせて奥行を変えられるのがメリット。反対にデメリットは継ぎ目が気になる、脚形状が残念になることが多いなどです。ほかメーカー各社の天板奥行可変デスクをご紹介。
小学校入学時はデスクの奥行が45cmで十分!?子供目線で考察してみた結果
学習机の天板サイズを子供目線で考察してみた結果、小学校入学時はデスクの奥行は45cmで十分と言うことができます。小学1年生の腕の長さは平均で46cm程度だと考えられるからです。それ以上に奥行があっても手が届きにくいとも言えます。
まるで社長室!?学習机を「壁に向けて設置しないメリット」は意外と多い
学習机は子供部屋やリビングダイニングの壁面に沿って配置することが多いと思います。しかしながら、壁から離して、もしくは部屋の真ん中にレイアウトすることはいくつかのメリットがあります。社長室でも社長の机は部屋の中央に配置されていたりするのですから、極めて合理的です。

コメント 皆様からご質問・ご意見など