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天板奥行拡張(可変)デスクのメリットとデメリット、およびその一覧

近年はリビングダイニングに学習机を置いたほうが良いと言われることもあって、奥行の短い学習机が好まれる傾向にあります。その一方で、中学生以降に本格的に受験勉強に臨むことを考えると、やっぱり奥行は60cm以上あったほうが良いのではないかと不安に思われる方も少なくありません。

その両方の問題を一気に解決できるのが、天板拡張(可変)デスクです。リビングダイニングに置くときは奥行をコンパクトにし、子供部屋に移動したら拡張天板を用いて奥行を広く使えるというものです。

今回は、天板拡張(可変)デスクのメリットとデメリットを簡単に説明したうえで、その機能を搭載した学習机の一覧を紹介したいと思います。

 

天板拡張(可変)デスクのメリットとデメリット

メリット

  • 設置場所に合わせて天板奥行を変えられる
  • 子供の成長に応じて奥行を広くできる

デメリット

  • 継ぎ目が気になる人もいる
  • デスクの脚のデザインが単調になりがち

メリットは冒頭でも申し上げた通り、設置場所に合わせて天板奥行を変えられることです。また、小学生が宿題をする程度ならあまり奥行が広くても奥まで手が届かないので、奥行をコンパクトにすることで子供の身の丈にあった大きさにできると言えます。逆に子供が成長すれば手の届く距離も伸びますから、奥行を広くすることで対応可能です。

一方のデメリットですが、個人的には継ぎ目が生じることが少し気になります。デスクマットで覆えば問題ありませんが、消しゴムかすなどが詰まることもあるんじゃなかろうかと。すいません、小さい男で(苦笑)

あと、一概に言えないことではあるのですが、天板を拡張するとバランスが崩れかねないので、バランスを保つべくデスクの脚のデザインに制限が生じるというのが一般的です。機能性を重視すればデザイン性は悪くなり、デザイン性を重視すれば機能性が犠牲になるというのは、どうしても避けられないジレンマです。



天板拡張(可変)デスクの一覧

メーカー商品名
コイズミCDコンパクト
CDファースト
WDスペシャル
オルレア・ステップアップデスク
レイクウッド・ステップアップデスク
ファリス
イトーキカモミール・フリーワンタイプ
リーモ・フリーワンタイプ(ロー/ハイタイプ)
くろがねキュートガール(ロー/ハイタイプ)
クールボーイ
ザ・デスク
オカムラテヌート
ノベル(広さ調節タイプ)
浜本工芸No.32デスク
No.90デスク
ヒカリMコンパクト

※カタログ掲載品のみ ※2019/07/03最終更新

 

天板拡張(可変)デスクのラインナップがもっとも多いのは、学習机メーカー別シェアNo.1と言えるコイズミファニテック。こうやって並べてみると圧巻です。「OD1-woody」などのオリジナル商品も含めるともっと多いでしょう。

一方、コイズミファニテックの永遠のライバルだったはずのイトーキ。拡張天板はなんと13cmも拡張可能なことが大きな特徴です(他社は8~10cmが一般的)。

奥行13cm拡張可能という点では、浜本工芸のNo.32デスクもそれに並びます。通常は制限が加えられる脚形状もピンヒールのようなスマートさです。これも国産品のなせる業でしょうか。ちなみに、No.90デスクは天板奥行を拡張する構造ではなく、天板を手前に倒すフラップ式です。

くろがね工作所をスルーしてしまいましたが、こちらも侮れません。くろがね工作所と言えば、ラインナップの中でコンポーネントデスク(組み替え式デスク)の比率がもっとも高いですからね。天板拡張についても一家言あることでしょう。

天板拡張(可変)デスクのパイオニアと言える「のびでかデスク」のオカムラも黙ってはいません。のびでかデスクはもはや存在しないとは言え、2016年度から投入したテヌート以降、再び天板拡張(可変)デスクのラインナップを増やしました。しかし、どうも不発だったようで2019年度は2モデルまで減少しました。

最後、ヒカリサンデスクのMコンパクトは組み合わせが選べるセレクトタイプで天板拡張可能という珍しいモデルです。同様の特徴を持つのは現在では浜本工芸のNo.32デスクくらい。極めて希少な存在と言えます。

近年はいかにも学習机という感じの組み替え式デスクの人気が下がってきて、組み合わせを選ぶことができるセレクトタイプが増えているため、天板拡張デスクは減少傾向であります。

 

以上、天板拡張(可変)デスクのメリットとデメリットと、その一覧を紹介しました。

個人的には、ワゴンのリフティング機能と同じくらい、どちらでも良いと言えばその通りだし、魅力的であるというのもよく分かる機能です。

ただ、ワゴンのリフティング機能はどちらかと言うと子供が喜ぶ機能、天板奥行拡張は親が喜ぶ機能ではないかと思います。前者は男性的、後者は女性的と言うこともできるかもしれません。

いずれにせよ、こういうギミックがあるのも、一般的に住宅が狭いと言われる日本ならではでしょう。デスクの天板ではなく、部屋のほうを簡単に拡張できれば一番良いのですが…(苦笑)

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