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デスク天板の奥行が活かしやすい!幅がコンパクトな上棚のメリット

私は上棚が付いたベーシックデスクが好きです。組み替え式デスクに比べて圧迫感がなく、家具としてシンプルで美しいうえに、本に手が届きやすくて機能的であり、子供がお気に入りのモノをディスプレイする楽しみがあるからです。

そのように考えておりましたので、浜本工芸とのコラボ学習家具「たなとつくえ」の学習机をデザインするときは、当然ブリッジ型の上棚を装備させることを考えていました。しかし、同時にリビングダイニングにも置きやすい奥行60cmのデスクを前提として考えた場合、目いっぱい幅のある上棚を設置すると作業面が狭くなってしまうのではないかと懸念したのです。

 

奥行60cmのデスク+ワイドな上棚

奥行60cmのデスクにワイドな上棚を置いた場合

ベーシックデスクの上棚は一般的に200mm強の奥行があります。それを奥行600mmのデスク天板の上に乗せると、作業面の奥行は400mm弱となります。

この場合、A4サイズのノートや教科書を広げるには十分と言えますが、教科書を奥に置いて手前にノートを置くというのはちょっと無理です。また、棚板の下にはデスクライトの光が届きにくいという問題もあります。

上棚の棚板を高くすれば作業面を広く使えるとは言え、その場合は子供が上棚の本を手に取るときにかなり手を伸ばさないといけません。

 

奥行60cmのデスク+コンパクトな上棚

奥行60cmのデスクにコンパクトな上棚を置いた場合

今度は奥行60cmのデスクの上に幅がコンパクトな上棚を置いた場合を見てみましょう。

上図の通り、A4版の教科書やノートを置くのに十分な奥行があります。それだけでなく、デスクライトの光が上棚の棚板の影になるようなこともありません。

また、一般的に右利きの場合、天板の右奥は手が届きにくい位置になります。そのため、教科書やノートを前後や左右に並べることはあっても、右奥に広げることはほとんどありません。ですからこの位置は、教科書などを立てて収納するのに適したスペースと言えます。

一方で、上棚の幅が半分程度になると、収納力が落ちてしまいます。そのデメリットを補うために、たなとつくえの「ミニマ」はA4ファイルを上下2段に収納できるようにしているのです。



たなとつくえ「ミニマ」BSの場合

たなとつくえ「ミニマ」ブックスタンドの場合

たなとつくえのミニマ・ブックスタンドのように上下2段式になっていれば、小学校低学年までなら下段のスペースだけでも学校で使う教科書類はほとんど収まるはずです。また、上段には好きなモノを飾ってお気に入りの場所にすると良いでしょう。

もう少し身長が伸びると、上段にも手が届きやすくなります。その頃には塾で使うファイルなども増えるので、上下2段に分けて収納することで十分な収納力を確保することができます。

コンパクトな上棚はもう一つのメリットを生みます。上写真のように壁に時間割表などを貼ることができるのです。受験勉強のときには目標を書いて貼るのも良いですね。

さらに、ミニマのブックスタンドはコンパクトな幅であることを活かして、上棚を外した場合に足元棚として使えるようにしています。また、コンセントは取り外してデスク側面に取り付けることができるので、すべて無駄なく活用することができます(コンセントはデスク付属品です)。

ちなみに、ミニマのブックスタンドはデスクの右奥だけでなく左奥にも取り付け可能なので、左利きのお子さんでも問題ありません。

 

コンパクトな上棚のメリット まとめ

  • 天板奥行を広々使える
  • デスクライトの光が棚板の影にならない
  • 右奥または左奥のデッドスペースを活用できる
  • 壁に時間割表などを貼るスペースを確保できる
  • 上下2段に収納することで収納力を確保できる(※)
  • 子供の成長に合わせて使い方を変えられる(※)
  • 足元棚として活用できる(※)

※ミニマ・ブックスタンド独自のメリット

このように、幅がコンパクトな上棚には多くのメリットがあります。

反対にデメリットと言えるのは、上下2段式にした場合に、ロータイプの上棚に比べると圧迫感があるということくらいです。ですが、中高生にもなれば上棚だけでは収納力が足りず、横に背の高い書棚を置くことが多いはずなので、上棚が上下2段式でも相対的に圧迫感を感じることはないはずです。

 

ミニマ・ブックスタンドのように上下2段にA4ファイルが収納可能な上棚としては、浜本工芸のNo.09バックパネル、No.89ミドルタイプブックスタンド、カリモク家具のボナシェルタおよびユーティリティプラスのAT0571、オークフォレストおよびピクロスのAU0406、スパイオキッズ付属のブックスタンドなどが挙げられます。

いずれも国産家具メーカーのため高級品で、選択肢も決して多くはありませんが、幅がコンパクトな上棚はもっと注目されても良いのではないかと思うほどにメリットが多いと思います。

 

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コメント

  1. わさモン より:

    はじめまして。収納マン様。

    2020年度新入学の第一子(長女)のために学習机を探しはじめております、わさモンと申します。
    今はランドセルも入学一年前の今頃から探し始める(ラン活と言うそうですね…)とのことであわせて学習机も探しはじめております。調べていくうちにこちらのブログを見つけたため記事を遡って楽しく読ませていただいております(^^)

    学習机を購入するにあたり、ロータイプの上棚付きは(子供の希望もきちんと盛り込む必要はありますが)私は必要であると感じます。
    理由は、私が学生のころ、使用頻度が高かったのは、やはり椅子から立たなくても手が届く目の前の上棚でそこにばかり教科書やノート、塾のテキスト類を並べて、あまり普段使わないものを上の棚に収納しておりました(昔ながらの学習机を使っていました。今で言うところの上棚ハイタイプのベーシックデスクです。)。

    今回お聞きしたいのは、「小学校〜高校までの少なくとも12年間の収納すべきモノの量の移り変わりによる必要な収納スペースの大きさ」についてです。

    学習机やその周辺に収納するモノたちが入学前と小学校6年生では何倍にもなるというのはこちらのブログの他のページで拝見いたしました。

    とにかく量が膨らむというのは理解できたので収納が多いのを購入すべきなのでしょうが私は転勤族で今よりも狭い部屋に引っ越せざるを得ない状況もあり上棚ハイタイプのものだと圧迫感を感じてしまう懸念から上棚ロータイプとワゴンは絶対購入するとして組み合わせデスクにあるような書棚(?)も購入すべきかどうか悩んでいます。
    というのは今の賃貸マンションはクローゼットがたくさんあるので夏休みに絵の具セットやら習字セットなどを持ち帰っても収納する場所がありますが(私が学生の頃はそうしていました)次引っ越すであろう家が収納が豊富な家かどうかは未知なのでそれならばオープンな書棚なりシェルフなりを最初から学習机のデザインと合わせて買っておいた方がいいのかなぁと悩んでおります。

    入学まで時間があるので金銭面や置くスペースなどはじっくり準備できるもののスタートが違うと向かう方向性も変わってくるのでぐるぐると悩んでおります。。

    小学校入学から高校卒業までどのぐらいの収納量があれば十分か、
    ロータイプの上棚学習机、ワゴンのほかに買い足すべき量の収納棚(書棚、シェルフなど)をご教示頂ければと思います。
    (塾や習い事をするかどうかにもよると思うのでご参考までに今の習い事は水泳のみで本人が小学生の間に特に希望しなければ塾は中学生になってから通わせようと考えております。)

    • 収納マン より:

      わさモンさま

      はじめまして^^

      来年のご入学に先駆けて学習机を探し始めるなんて素晴らしいことだと思います!

      上棚の必要性について実感されているのも流石ですね!
      まさにおっしゃる通りだと思います^^

      さて、今後の収納すべきモノの量については、学習机とそれ以外の収納(オープンシェルフやクローゼットなど)は分けて考えれば良いと私は考えています。
      基本的に、学習机に必要な収納量は小学校から大学生までそんなに変わりません。
      小学校低学年はガタクラだか何だか分からないモノの占める割合が高いですが、成長するにつれて文房具やタブレット端末のアダプターなど、より実用性の高いモノが多くを占めるようになっていきます。
      だんだんと、会社で使っているデスクの中みたいな感じになってくるわけですね。

      上棚に並べる本やファイルなども、基本的にはすぐに手に取りたいモノを置けば良いだけなので、成長してもたくさんは必要ありません。
      ただ、学習机とは別に置く書棚のほうは収納量がどんどん増えていくでしょうね。
      特に、通信教育を始めたり、進学塾に通うようになれば、ウワーッと増えていきます。
      これらはハイタイプの上棚や足元棚があれば対応可能かもしれませんが、それだけでは十分とは言えないでしょう。

      あと、学習机には収納不可能な大きさのモノもありますよね。
      絵具セットや書道セット、クラブで使う道具など。
      ただ、これらはほとんど学校に置いている場合もありますし、クローゼットなど別の場所においても差し支えないモノもあります。
      もちろん、手近に置くに越したことはないので、奥行が35~45cm程度のオープンシェルフがあった良いということもあるでしょう。

      これら、学習机の近くに置く書棚やオープンシェルフの幅は45~90cm程度がひとつの目安です。
      ただ、前述の通り、学校や課外活動やご家庭によっても変わりますので、あくまでも目安とお考え下さい。

  2. わさモン より:

    収納マン様。
    早速のご返信ありがとうございます!

    早めに探し始めているのはGWの長期休みを利用して学習机を見に行くためです。(カタログはコイズミ、浜本工芸、カリモク(到着順)が手元にあり、イトーキは2019年度のものは現在送付してないようで手元にありません)
    というのは今住んでいるところが北の大地で電車に1時間半ほど揺られて都市部に出ないとまともな家具屋さんがないのです。。一応「家具の町」として推しているそうで(町歩き系の雑誌を見るまで知らなかったです笑)その家具を扱っているところに足を運んだのですがそこには学習机の取り扱いが数点しかなく値段は張るのに引き出しも開け閉めしづらいものでしたのでGWを使って都市部まで出るしかないのかなとぼんやり考えていたためです。
    もしかしたらまだ住んでから1年くらいですのでお店を知らないだけかもしれませんが…。
    ニトリは住んでいる地域でも展開されていますが、ニトリの学習机はデザインは子どもが好みそうなものではあるものの機能面でどれもぱっとしなかったですし引き出しも開けづらいものが多かったので購入を考えておりません。

    「学習机に必要な収納量は小学生から大学生までそんなに変わらない」のは目から鱗でした。
    確かに自らの経験を思い出しても小学生の頃はほとんどゴミといえるような折り紙や香りが切れてしまった匂い玉、仕掛けが動かなくなったキーホルダーなど仰る通りのガラクタを大事に大事に保管していたはずなのに高校に上がる頃はそんなものは殆ど入っておらず、色鉛筆や付箋、友達への手紙を書くためにちょっとしたレターセットなどちゃんと文房具に移り変わっていったのを思い出しました。(大学は県外に出たため学習机は実家に置いたままで持って行きませんでした)
    そしてその学習机の収納の範囲内でやりくりしていたのを思い出しました。
    上棚付き、ワゴン付きで引き続き探してみたいと思います!

    オープンシェルフの大きさについては大変悩ましく、大塚家具さんのホームページに飛びフレム60の画像を拝見したところ習字道具とランドセルが並べて収納してあるものの丁度良いゆとりもあり、幅60のイメージがぐっと湧いております(大変わかりやすい写真でした!)

    高さが180cmありますがやはりこのぐらいあるとゆとりを持って収納できるのでしょうね…

    実家にある私の書棚がちゃんと測ってはおりませんが私の身長から考えると180cmありそうで最下段が引き出し、あとは全部本を収納できる(コミック本ですと奥と手前と二列に収納できます)扉がついたタイプのもので現在でも8〜9割は埋まっていて本だけでなく学習机に収納できない大きめの雑貨類も置いてあります。(半分以上マンガや雑貨ですが:笑)

    大は小を兼ねると言いますし150〜160cmなどの若干低めの書棚を買うより最初から180cmで買っておいた方が後悔は少ないのか、少しでも見た目スッキリを目指して150〜160cmくらいの高さの書棚を買うか…。非常に悩ましいです笑

    • 収納マン より:

      わさモンさま

      北の大地で「家具の町」と言えば、旭川ですか?
      旭川の家具はもちろん、多くがデザインが素晴らしく、品質も見事だと思いますが、おっしゃる通りそこまでではないものもありますよね。

      世間の評価を見ても、家具業界紙を読んでも、「国産=高品質」と見做されることが多いですけど、残念ながら私はそうは思いません。
      今や中国製でも下手な日本製を上回るものが増えてきています。
      ですから私としては、本当に素晴らしい国産品や、中国製でも日本製と遜色ないと言えるレベルのものを厳選して紹介したいと常々思っております。

      それはさておき、「学習机に必要な収納量は小学生から大学生までそんなに変わらない」というのは、考えてみれば当たり前の話なんですよね。
      これはつまり、人間一人が管理できるモノの量は限られているということを示しています。
      引出しや棚の量が倍になれば、かえってモノを探すのに時間が掛かって大変です。

      書棚の高さについては、基本的に身長に合わせてご検討ください。
      たとえば身長が150cmの大人だと、180cmの書棚は最上段に手が届きにくくなってしまいます。
      逆に180cmくらいに身長が伸びると、同じくらいの高さのほうが限られた床面積にたくさん収納できてメリットが大きいと言えるでしょう。

      もちろん、背が低くて手が届かない高さでも、普段使わないモノを収めるのに便利と言えます。
      これからまたお引越しの機会があることを考えると、幅は45~80cm程度で選ばれるのが良いでしょうね。

      • わさモン より:

        収納マン様

        ご名答です。旭川です。
        デザインはとても素敵なものが多いのに学習机の引き出しがザザザッと開くのは残念でした。
        できれば地元の消費に貢献したかったのですが(笑)

        書棚の高さの選び方につきましても御指南いただきありがとうございます!
        私は165cmですがそういえば180の書棚の最上段は手は届きますが見えにくいですね。。

        長身一家ではありませんし子どもは女の子ですので高すぎない書棚、シェルフで幅45〜80で探してみます!

        毎回大変丁寧なご回答ありがとうございましたm(_ _)m

        本格的にデスクを見に行くとまたお悩み相談しにくるかもしれません(笑)

        その時はどうぞ宜しくお願い致します( ^ω^ )