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余計なモノを入れるだけ?学習机に「ワゴン」があったほうが良い理由

たなとつくえ・ミニマ ワゴン

最近はデスク、ワゴン、上棚、デスクライトの組み合わせを自由に選べる、いわゆるセレクトタイプの学習机が増えてきました。それとともに、ワゴンを購入せずにデスク本体だけを購入する方が増加傾向となっています。

確かに、ワゴンを一緒に買わないことにはいくつかのメリットがあります。

  • 予算を抑えることができる
  • 余計なモノを詰め込む余地を減らせる
  • 足元を広くすることができる
  • 定番モデルなので、必要になってもあとで買える(可能性がある)

しかし、「学習机は引出しが命」と考えるワタクシ収納マンとしては、できればワゴンもセットでお買い求めいただきたいと考えています。今回はその理由についてご説明しましょう。

 

大人でも「引出しが足りない!」という人が大半

私は以前に何度か、収納のプロとして民間企業や自治体などでデスク周りのアドバイスをしたことがあります。その際に、ほとんどの方が「引出しがもっと欲しい!」とおっしゃるのです。

机の上にはファイルがズラリと並び、文房具など様々なモノも置かれています。そればかりか、足元までギッシリという強者もいらっしゃいます。その状況なら、もっと引出しがあれば机の上がスッキリすると思うに違いありません。

大人でもこんな調子ですから、子供にデスク本体の引出しだけで我慢しなさいと言うのは、さすがにちょっと厳しいのではないでしょうか。



「余計なモノ」を入れてナンボ

小3娘の学習机の中身

「そうは言っても、子供の引出しなんてガラクタみたいなモノばかりでしょ?」とおっしゃる方もいます。確かにその通りかもしれません。しかし、それは大人の論理であって、子供の価値観とは違うだけではないかと思います。

話が少し戻りますが、先ほどの会社の机の引出しについて、私は正直なところ今以上に引出しは必要ないとも思っています。なぜなら引出しの半分ほどは私物だからです。つまり、仕事とは直接関係ないモノが半分程度を占めていて、それらを持ち帰るなりすれば収納スペースは確保できるのです。

でも、大人も仕事中に息抜きをするんですよね。飴をなめたり、肩をほぐしたり、子供の写真を眺めたり。ですから私としても、「仕事に関係ないモノは減らしましょう」とは言えないところがあります。

翻って、子供も同じではないでしょうか。子供にも息抜きは必要です。それ以前に、机に向かう習慣を身に付けるには、まず子供にとって心地良い空間になることが大切だと思います。そう考えると、やはりガラクタのようなモノを収めても良いのではないでしょうか。

 

作業スペースを拡張できる

Cライン脚の学習机

昔は袖引出しが固定された学習机が一般的でしたが、次第にキャスター付きのワゴンタイプが主流になりました。なんでも「大は小を兼ねる」という考え方が一般的だった時代で、「ワゴンを机の横に並べれば幅140cm以上になる」というセールストークが大いに受けたのです。

しかし実際のところ、机の横にワゴンを並べるスペースがあるお宅は多くありません。そのため、その事実が明らかになってくると、ワゴン天板が昇降式である必要はないと考える人も増えました。

ただ、ワゴンは天板が昇降してもしなくても、机の前に引出してL型レイアウトで使うこともできます。上写真のようにL型レイアウトにした場合は引出しが使いにくくなってしまいますが、プリントや資料集を広げたり、パソコンとノートを同時に使うときには便利です。

中学生になった私の娘はパソコンでレポートを作成する機会が増えており、彼女にとってL型レイアウトはもはや必須です。また、受験勉強の際には夜食を摂るときに重宝していました。

 

廃番や色が合わないという可能性も

デスクとワゴン

最近はデスクとワゴンが別々に購入できる学習机は増える傾向にありますが、基本的には浜本工芸やカリモク家具などの国産メーカーのものや、海外生産品の場合は定番と言えるシリーズの一部に限られています。

国産メーカーだから、定番だからと言って、数年後にワゴンの買い足しを期待する気持ちはもちろん分かります。しかし、生産終了を予告するカリモク家具でもせいぜい3年先までしか分かりません。それ以外のメーカーに至っては、突如として生産を終了したり仕様を変更します。なので、数年後にワゴンを買い足すということはあまり期待できないと私は思います。

それと、デスクを買って数年後にワゴンを買い足した場合、色が合わない可能性が高いです。オイル塗装の場合は論外として、ウレタン塗装でも紫外線によって少しずつ色褪せます。

また、同じ商品であっても、実は塗装色は微妙に変えています。時代の変化に応じて変えるということもありますが、入荷する木材の木目や色合いに応じて色の調合を変えざるを得ないからです。

以上のことから、「大手メーカー、定番商品だから、ワゴンはあとで買っても良いでしょ?」と楽観的に構えず、必要性を感じたら、多少無理をしてでも同時に購入することをオススメします。

 

学習机にワゴンがあったほうが良い理由、お分かりいただけたでしょうか。以下に改めて要約してみますね。

  • 大人でも引出しがもっと欲しいと言うくらいなので、子供にも十分な収納量を確保することが望ましい
  • 大人にとってはガラクタでも、子供にとっては大切な宝物。それを収めるスペースがあれば、子供が机に向かう習慣を身に付けやすい
  • L型レイアウトにするなどして作業スペースを広く確保しやすい
  • あとになってから買おうと思っても手に入らない可能性がある

もちろん、いずれも私の考えに過ぎません。教育評論家の方々はむしろ勉強に関係がないモノは机の周りに置かないほうが良いとおっしゃる方のほうが多いので、その前提に立てばむしろ余計なモノを収めがちなワゴンはないほうが良いでしょう。

このように、ワゴンを買うかどうか、どんな机を買うかというのは、子供の教育に対する親の考え方が如実に表れるのですね。置き場所にしても然りで、見た目を重視する方もいれば、とにかく子供のことを最優先に考える方もいます。

正直なところ、私も何が正解かは分かりません(苦笑)ですが、学習机の購入を通じて、親として子供の教育をしっかり考える絶好の機会となることは間違いないと思います。

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コメント

  1. にじのぱぱ より:

    はじめまして。来年むすめが小学校へ入学するに当たり、こちらで色々と勉強させていただいております。
    我が家は (まだ建設中ですが) リビングから幅100センチの引き戸 (通常は開け放しの予定) を隔てて5畳ほどの書斎 兼 勉強部屋があり、そこに作り付けで幅350センチ奥行70センチの一枚板のカウンターデスクがあります。
    2才下の弟も合わせて子供は二人で(恵まれればあともう一人?)、思春期や受験などを迎えるまでは、そのカウンターデスクに並んで勉強する事になるんだろうなといったところです。
    今回のワゴンの記事を見るまでは、椅子、ランドセルラック、デスクライトを揃えておしまいと想定していたのですが、我が家の学習環境ではやはりワゴンはあった方が良いような気がしてきました。
    L字型のスペースなど考慮した場合、高さの調節ができるものが良いように思いますが、恥ずかしながら、良さそうなものを見つけ出すことが出来ませんでした。収納マンさんの見立てで何かお勧めしていただけるものがあれば嬉しいのですが、思い当たるものはありますでしょうか?
    また、その他のアイテムとしては、椅子はコイズミの4ステップチェア、ラックはキヅクのクッカ、ライトは山田照明のZライトかコイズミのSCL-357あたりが候補になっているのですが、それって、ぶっちゃけ、ダメですか?どうでしようか??
    考えれば考えるほどドツボにはまってしまい困っています。
    選ぶにあたって何かしらヒントやアドバイスをいただければとても助かります。

    • 収納マン より:

      にじのぱぱさま

      はじめまして^^

      にじのぱぱさんは今ちょうど家を建てられているところなのですね。
      目下、ハウスメーカー巡りをしている私にとってはうらやましい限りです^^

      おまけに、幅350cm×奥行70cmの造り付けのカウンターデスクなんて最高ですね!
      おっしゃる通り、そこにワゴンがあれば最強だと思います。

      ただ難しいのは、L字型というか、ワゴンを手前に出した状態のときに、高さが合うかどうかということです。
      もちろん、昇降天板で高さを合わせる必要はないのですけど、合わせる場合はメーカーによって微妙に違います。

      あと、奥行がデスクとワゴンで違うはずなので、ワゴンが奥の方に入り込んでしまう可能性があります。
      できるだけ奥行が深い(=60cm程度)ワゴンのほうが良さそうですね。

      あとはやっぱり素材や色です。
      いくら良いものでも素材や色が中途半端に違うと不細工でしょう。

      というわけで、高さ、奥行、素材や色を念頭に置いて、ワゴンを選んでいただければと思います。

      椅子はカーペットを敷いた上で使われるならコイズミファニテックの4ステップチェアで問題ないでしょう。
      カーペットを敷かない場合は4本脚やスキー脚のチェアを選んでいただければと思います。

      キヅクのラックというのはランドセルラックのことでしょうか?
      ちょっと実物を見たことがないのですが、レイアウトさえ問題なければ価格も手頃で良いと思います。

      デスクライトは造り付けのカウンターデスクにクランプで取り付け可能でしょうか?
      その点と天板厚の問題がなければ、シェードの幅が広ければ広いほど良いと思います。

      ワゴンを探すのだけがちょっと大変かもしれませんが、ご自宅が完成するまでにジックリご検討いただければと思います^^

      • にじのぱぱ より:

        収納マンさま

        早々にご返信下さりありがとうございます!!

        なるほど、確かにワゴンが奥に入ってしまっては勉強の集中に障ってしまいそうですね。高さと奥行には特に気をつけて吟味していこうと思います。ことによっては素材・色は目を瞑る事になるかもしれませんが。。

        床にはカーペットを敷かない予定でしたので、これも再考の余地がありそうてす。ご指南下さった通りスキー板か4本足を基準として探してみようと思います。成長に合わせた高さの調節が気に入っていたので、そこを押さえたものが見つかるといいのですが。

        デスクライトは正面の壁を補強してもらっていますので、壁面固定用クランプの使用を考えていました。もしくは卓上かなという感じです。挟むタイプは、カウンターデスクの両端が壁いっぱいまで届いている予定なので、たぶん不可だろうなと思っています。これもシェードの幅というポイントを教えていただけたのて、ぜひ参考にさせていただきます。

        まだ時間には余裕があるので、色々と考えていこうと思います。アドバイス下さりありがとうございました!

        • 収納マン より:

          にじのぱぱさま

          そうですね。
          ワゴンは最悪、素材と色は目をつむって…というのは合理的な判断だと思います。
          天板昇降タイプをお探しでしたら、大手メーカーの学習家具で、しかも単品販売されているものに限られますから、選択肢はそんなに多くはありません。

          カーペットを敷かないのでしたら、4ステップチェアは避けたほうが良いでしょうね。
          4本脚チェアの脚裏にフェルトを打ち付けたり、スキー脚の裏にフェルトを貼るのが良いでしょう。
          学習椅子は基本的に座面と足置きの高さ調節機能が付いていますから、あとは座り心地、素材や色などで選んでもらえればと思います。

          【参考】https://desk.shunoman.com/dining_learning_chair/

          デスクライトについては、壁にクランプ取付金具が使えるなら山田照明のZライトを設置できそうですね。
          もしくはスタンド式。となると、BenQの親子デスクライトなどがオススメです。

          【参考】スタンド式も!BenQ「WiT MindDuo親子デスクライト」がamazonで販売開始

          またご不明の点がございましたら、いつでもご相談ください^^