最近の学習机はコイズミファニテックの「ビーノ」やカリモク家具の「ボナシェルタ」のようなシンプルなものに人気が集まりがちで、いかにも学習机っぽいものは敬遠される傾向があります。特に組み替え式デスクはスーパー戦隊の合体ロボのように圧迫感が強いと感じられるのでしょう。
しかし、現実は何だかんだ言ってもスタイル別では組み替え式デスクが堂々の人気No.1です。決して購入者のセンスが悪いわけではありません。最初はリビングダイニングに置いて数年後に子供部屋に移動させる場合や、収納量に不安を感じる場合に、組み替え式デスクは非常に魅力的なのです。
そんな組み替え式デスクの定番として高い人気を誇るのが、コイズミファニテックの「WDスペシャル」なのであります。今回はWDスペシャルの魅力をとくとご覧に入れましょう。
※価格および仕様はすべて2024年11月5日現在に更新済み
コイズミファニテック・WDスペシャル
カラーバリエーション
- 2色=NS色とWT色
ラインナップ
商品名 | サイズ W×D×H(mm) | 税込価格 | 品番 | |
---|---|---|---|---|
ステップアップデスクLハイ | 1000×765×1614(1621) | 224,400円 | WDS-839NS | WDS-840WT |
特徴・人気の秘密
WDスペシャルはコイズミファニテックの現在のラインナップでハイエンドモデルに位置付けられます。かつては兄弟モデルやさらに上位のモデルも存在しましたが、店頭価格で10万円を超えてくると国産メーカーとの競争が激しくなってきます。そのため、このあたりが限界となるのでしょう。
ともあれ、そんな中でもWDスペシャルが生き残ったのは、天板がナラ突板で質感が良く、収納量が多いこと。また、デスクライトはコイズミファニテックのハイエンドモデルであるLEDモードコントロールツインライトを装備しており、総合的に見て、見た目、機能性、コスパのバランスが良いところが支持されているのだと思います。
また、天然木でハイタイプの組み替え式デスクというのはかつては競合がたくさんありましたが、現在はWDスペシャルのみという状況です。上の価格帯なら浜本工芸のNo.32デスクがありますが、No.32デスクは浜本工芸でもハイエンドモデルですからなかなか手が出ません。そういうこともあってWDスペシャルは依然として人気が高いのでしょう。
よく比較検討されるデスク
コイズミファニテック・CDファースト
コイズミファニテックの「CDファースト」は天板がMDFダイレクトプリントで幅も95cmと一回りコンパクトに作られており、WDスペシャルよりも価格が手頃です。また、カラーバリエーションが7パターンあるのでお子さんの好みに合わせて選べるというのもポイント。
コイズミファニテック・OD1-WOODY
カタログモデルではWDスペシャルの下はCDファーストですが、カタログには載っていない「OD1-WOODY(woody-1)」というモデルが実は隠れた人気商品となっています。こちらはWDスペシャルと同じく幅100cm、天板はラバーウッド無垢です。それでいてCDファーストと価格はほとんど変わらないどころか、むしろCDファーストよりも安いことが多いため人気なのです。ただし、2025年度からワゴン天板のリフティング機能が省かれました。
なお、現在はWDスペシャルにロータイプがないため、OD1-WOODYのロータイプも人気があります。
コイズミファニテック・レイクウッド
以前はWDスペシャルにもロータイプがあったのですが現在はないため、上棚が低いほうが良いという方は「レイクウッド・ステップアップデスク」がオススメです。ただし、ワゴン天板は固定です。
コイズミファニテック・ビーノ
組み替え式ではありませんが、コイズミファニテックの「ビーノ」もWDスペシャルとよく比較検討されます。いずれも天板がナラ突板で質感が高く、NS色とWT色が用意されているからでしょう。また、収納量重視でWDスペシャルにするか、見た目重視でビーノにするかという、かなり根本的なところで悩むことも多いのだと思います。
浜本工芸・No.32デスク
実際のところは浜本工芸の「No.32デスク」を検討していてWDスペシャルに落ち着くということが多いように思いますが、その逆もないわけではありません。No.32デスクは高級ですが、天板はオーク無垢で国産、テーパー脚で子供が座り降りしやすく、ワゴンも選べるといったメリットがあります。
アクタス・FOPPISH2
「足元の棚なんて使わないし、レイアウトを変える必要もそのためのスペースもないよね?」なんていう場合はアクタスの「FOPPISH2(フォピッシュ2)デスクセットHIGH」というのも意外とアリかもしれません。天板はオーク無垢だし、ワゴン天板も固定だし、WDスペシャルとはかなり方向性が違いますが。
アクタス・RIPIA2
お次もアクタスで「RIPIA2(リピア2)HI SHELF&DESKセット」。ワゴンが必要な場合は「SARCLEチェスト」を組み合わせる必要がありますが、全体の奥行を調整したり、L型に配置することも可能。シェルフの奥行が深いので学用品の収納に便利です。
というわけで、WDスペシャルの立ち位置やよく比較される商品をご紹介しました。
思うに、WDスペシャルは自動車で言うとトヨタのノアやヴォクシーのような存在です。上を見ればアルファードやベルファイアがあります。ファミリー層にとっては魅力的な収納量ですが、主流はむしろコンパクトカーやSUVです。学習机市場でもコンパクトなものやデザイン重視のものが好まれる傾向が強くなっています。
しかし、大量のモノを積めるという安心感、どんな環境にも対応できるレイアウトの自在性、そして最高級とまでは言えなくとも十分にリッチな気持ちに浸れる。そこがWDスペシャルの魅力なのではないかと思います。
コメント 皆様からご質問・ご意見など
コイズミの2021年モデルのプロパー商品ラバーウッドのハイタイプの女の子向けの白っぽい学習机を購入しました。ハートの部分が色の変更ができたり、娘は気に入っています。
しかしながら、到着するはいなや塗料が付いていたり、塗装が剥がれていたり、組み立てでズレ(ネジ位置の問題)等
の多数の初期不良があり、販売店で交換対応をして頂く事になっております。
また、到着後2週間も経っておりませんが、おもちゃが当たって凹みができたり、今後10年近く使用する事に不安を感じています。
もしも、同一商品に交換していただいても、凹みやすさや、品質レベルは大差ないと思うため、返品をして、他の商品にすべきか悩んでおります。
販売店は良心的で、返品も可能と回答をいただいております。
ハイタイプで、組み替え、ラバーウッド以上の素材となると、イトーキのトレフや、コイズミWDスペシャルステップアップ等でしょうか。
そもそも、昨今はちょっと物をぶつけた程度での凹みなどは10万円前後でも当たり前なのでしょうか。
できれば、女の子っぽい白系のナチュラルカラーなこと、ハイタイプ、組み替え、横から勉強を教えられるように、片側でも机のサイドが空いている机でオススメがあればご教示下さいませ。
細川さま
はじめまして^^
ラバーウッドでハートの部分を入れ替えできるということはカタログ外商品の「OD1-woody」(ODS-592WW)でしょうか。
細川さんはコイズミファニテックなら安心と考えて机を購入されたと思います。
私もコイズミファニテックは海外生産組でもっとも信頼できるメーカーなのでこういうことが起こるのは本当に残念です。
木の硬さという点ではラバーウッドもMDF(中繊維合板)も、ナラやオークなどの高級材と比べても遜色ない硬さです。
棚板などの表面がプリント紙の部分は確かに弱いところもありますが、それは国産メーカーとて同じことです。
なので、同じようにオモチャをぶつけた場合、イトーキのトレフやコイズミWDスペシャルであっても、国産品でも、同様に凹む可能性が高いと思います。
一方で、海外生産の場合は特にこの時期の初期ロットでは、熟練していない工員が手掛けるためか、不良率が高いと感じます(※あくまで私の肌感覚で統計に基づくものではありません)。
その点で言えば、塗装のムラや剥がれ、ネジ穴の位置ズレなどは、国産大手メーカーなら発生する可能性は少ないと思います。
添付していただいた写真は棚板の一部に黒い斑点があるということでしょうか。
これはいったい何でしょうね?
この部分はプリント紙のはずなので、こんな斑点は出てこないはずなのですが。
ナチュラルなホワイト系、ハイタイプ、組み替え可能で、OD1-woody以上に品質が確かなものとなると、カリモク家具のボナシェルタのシェルフ+デスクでシアーホワイト色の組み合わせくらいしかないと思います。
OD1-woodyはコイズミファニテックのハイエンドモデルであるWDスペシャルと同じ中国で作られているはずですから、品質もコイズミファニテックの中ではもっとも良いはずです。
(ただし、一部にはマレーシア製という情報もあります。引出し内側の品質表示をご確認ください。)
ただ、もしラバーウッドではなく、カタログモデルということでしたら、「CDファースト(CDM-481WWWW)」ということになるので、その場合はマレーシア製です。
ハートが入れ替えできる一部販売店オリジナルモデルというのもあります。
ただし、CDファーストがベースのモデルはパネル脚で、”机のサイドが空いている机”ではありません。
また、マレーシアはコイズミファニテックが長年生産体制を培ってきた工場なので、品質は決して悪くありません。
つまるところ、お買い求めいただいたのがOD1-woodyであれば、お嬢様がとても気に入っておられるということもありますので、交換で対応いただくのが得策かと思います。
生産ロットが同じだと同じような問題が発生する可能性があるので、ちょっと時間を空けるように販売店にお願いするのもひとつの方法です。
もしそれでも不信が募るようでしたら、カリモク家具あたりでご検討ください。
※勝手ながらお名前を修正させていただきました。
はじめまして。
WDスペシャルかビーノで悩んでおります。
学習机を置くスペースが125cm幅しかなく、本棚等を置くスペースも部屋に確保できないので、その幅ですべて収めたいです。
ただ、男の子なのもあり、WDスペシャルをL型置きしてワゴンも置くと、座るスペースが狭すぎるのではないかと思い悩んでおります。
それだったら、ビーノの90cmにチェストシェルフ35cmを置くか、ビーノ105cmに廃番となっているパネルシェルフBDB-180 23cm(探せば買えないこともなさそう)を置くか・・・と悶々としております。
来年小学生ですが、高校生までに、収納量がどのくらい必要かもわからず、とりあえず多いほうかいいのかな・・とも悩んでおり、収納マンさまのお知恵をお貸しいただきたいです。
他にもし、おすすめのデスクがあれば教えていただきたいです。
好みは、北欧風でシンプルな大人になっても使えそうなものです。
よろしくお願いいたします。
にゃんこさま
はじめまして^^
コイズミファニテックのWDスペシャルとビーノを有力候補としてご検討中ですね。
幅125cmのスペースという条件で、収納量を取るか、足元ゆったりを優先するか、というところが悩みの種だと思います。
まず収納量から見てみましょう。
WDスペシャルの本棚は幅100cmで実質4段以上あります。
対してビーノのチェストシェルフは幅60cmで3段です。
つまり、WDスペシャルはゆうに2倍以上の本を収納できる計算です。
一般的に、ビーノのチェストシェルフで収納可能な本の量では、大学受験までを見据えると厳しいです。
一方で、チェストシェルフなら奥行があるので、A4ファイル以上の大きさは収納しやすいと言えます。
逆に、WDスペシャルの本棚は奥行が浅いので、A4ファイル以上の大きさはちょっと飛び出します。
しかし、大学受験までを見据えれば十分とまでは言えないものの、比較的理想的な量の収納量と言えるでしょう。
次に足元の広さについて。
WDスペシャルをユニットスタイルで配置し、ワゴンをデスク下に収めた場合、足元の幅はざっと50cmくらいです。
対してビーノの幅90cmの場合は、80cmくらいあります。
幅50cmというと狭いと感じられるかもしれませんが、これだけあればコイズミファニテックの学習椅子はほとんどすべて収まります。
一般的には十分と言える広さです。
ワゴンを手前に引き出せば、さらにゆとりが生まれます。
息子さんの体格がよほど大きくなるようでしたらビーノ+チェストシェルフも検討の余地があると思いますが、現状はそれよりも収納力不足が懸念されますので、WDスペシャルを選ぶほうがベターではないかと思います。
なお、北欧風でシンプルなほうが良いということでしたら、イトーキの「リーモ・ハイタイプ」も良いかもしれません。
ちなみに、ビーノのパネルシェルフは2019年度が最後となりましたが、そもそも展示店舗が少なかったため、展示現品であっても見つけるのはかなり難しいのではないかと思います。
収納マンさま
ご返信ありがとうございます!
とてもわかりやすいご説明ありがとうございます。
一気にWDスペシャルに気持ちが傾き、やはり現物も見たいので、愛知住みなのでファニチャードーム本店へ行ってまいりました。
気にしていた座る幅ですが、実際に、本人とパパも座ってみて、収納マンさまの仰る通り、問題ないとわかりました。
現物は高級感あり、息子も私もとても気に入りました。
リーモハイタイプは、ライトに調色機能がないということで候補から外れたため、WDスペシャルに決定したいと思います!
ありがとうございました!!
今度は、コイズミのチェアに、息子の好きな緑系の色がないとわかり、椅子だけ他社のものを探そうかな…と考え中です…。
にゃんこさま
息子さんもご両親もWDスペシャルを気に入られたようで良かったです^^
WDスペシャルは木目もキレイだし、ウレタン塗装でキズも付きにくいし、想像以上に使い勝手は良いと思いますよー。
ファニチャードーム本店は品揃えが豊富ですから、きっと得心されたことと思います。
ウチの息子も緑色が好きなんですけど、言われてみれば最近はグリーンの張地でナラやオークのチェアは少ないですねー。
レイクウッドチェアだと木部の色が違います。
浜本工芸だとちょっと明るいグリーンですが、WDスペシャルに合わせる方は少なくないです。
一生紀の「ココロチェア」にグリーンのカバーをセットするというのもひとつの方法だと思います。
2019年度まではハイブリッドチェアとスクエアチェアにグリーンの張地のものがありましたが、さすがに復活することはないでしょうからねー。
悩ましいところです^^;
はじめまして、小学2年生になった娘に机を探している者です。机探しが迷走して一年経ってしまい、娘が痺れを切らしています。ご質問はお気軽にどうぞとの事でしたのでお言葉に甘えてお伺いさせて下さい。
早速ですが、私の希望は以下の通りです。
●組み替えデスクハイタイプor高めの上棚付きデスク+書棚+ワゴン
●予算は12万ぐらい
●天板そのもので幅100〜×奥行き60〜
●天板が硬い塗装で凹みにくいもの
●ライトは色調調整の出来るもの
●リフティングワゴン
●収納量の多いもの
●将来的には上棚を取り去ってパソコンデスクとして使えるもの
●横揺れし難い頑丈な作り
●出来れば天板の角が丸いもの
自分でも希望と予算が釣り合っていないと思いますし、だからいつまでも迷走しているのだと思います。
☆WDスペシャルについて☆
これまでコイズミのWDスペシャルが第一候補で、先日島忠へ見に行きましたが、ユニットスタイルの展示のみでガッチリとシェルフに連結されていた為に机単体の横揺れチェックが確認出来ず…他店へも行かなきゃと思いつつも小さい子がいてなかなか出掛けられずにおります。ただ、フロア中の机を揺らして回りましたが(すみません^^;)ビーノやカモミール、オルレア、CDコンパクトなどはやはり個人的には横揺れが気になってしまい、座って書き物をする動作をしてみたり揺らしてみたりするうちに単に私が過敏になり過ぎているだけなのではないか?などど分からなくなってしまいました。一方、浜本工芸のSSD-09デスクは力一杯揺らしてもびくともせず、堀田木工所のグリット3382もほとんど横揺れしないと感じました。
また、WDスペシャルはパソコンデスクとして使いたい場合、あのT字ライトがモニターを置く際に邪魔になってしまうのではという懸念もあり、また、現物を見た時に机単体で幅100は必ずしも大きくはないのだなという印象を受け、リフティングワゴンで天板を拡張するにしても受験や仕事を視野に入れると元々の天板は110ぐらいあったほうがいいのではないかなどと欲が出てしまい、まだ購入に至っておりません。
☆浜本工芸について☆
その後、横揺れと天板の硬さを譲れないのならばと予算オーバーの浜本工芸09デスクに気持ちが傾きつつあり、値上げも予定されているという事なので書棚は後から揃える事にして先にデスク単品と上棚だけでも奮発して買ってしまおうかとなどと考えておりますが、大人になってパソコンデスクとして利用する事になった場合、外した上棚はどのような活用方法がありますか?
また、ワゴンは似た色のビーノのワゴンを合わせると言うのは専門家の方から見ていかがでしょうか?
なお、ライトはコイズミ、椅子はイトーキのハートの回転チェアを合わせようかと考えております。
☆横揺れについて☆
収納マン様ご自身の横揺れ確認基準について何かお考えがあれば是非教えて下さい。以前「ビーノは気にならない」と書かれていらっしゃったのが大変興味深く、また私自身の基準が厳し過ぎるのではないかと疑問に思ったり、他の方のブログで横揺れ重視で最終的にオフィス用パソコンデスクを購入された方を見かけたりしたので、今回お聞きしたいと思いました。糖度や騒音や紫外線などのように数値で表せられたらいいのですが…(笑)。
素人考え満載の駄文を長々と書いてしまい、読みづらく申し訳ありません。もし割り切るべきポイントや他の選択肢などの迷走から脱出する案があれば是非知恵をお貸しいただければ大変幸いです、どうぞよろしくお願いいたします。
マロンさま
はじめまして^^
お嬢様が机が届くのを待ちわびて痺れを切らしてしまっているのですね。
それは是非わたしとしても何とかお手伝いしたいところです。
さて、ご希望条件を拝読して、まさしくWDスペシャルだと思いました。
ただ、横揺れするのではないかというご不安のほか、T型デスクライトはパソコン使用時に使いにくいかもしれない、やっぱり天板の幅は110cmのほうが良いかも、というお考えもあって躊躇されている状態ですね。
あくまで私の主観ですが、WDスペシャルが横揺れするという実感はありません。
しかしながら、WDスペシャルやビーノなどは組立式であるため、ネジの締め付けが甘いと揺れる場合があります。
また、WDスペシャルのような組み替え式デスクはNo.09デスクと比べて背板の面積が小さく、そもそも横揺れしやすい構造とも言えます。
T型デスクライトはパソコン使用時に使いにくいかもしれないというのは、あながち間違いではないと思います。
Zアーム型のほうがシェードを任意の位置にすることができるため、モニターの反射を防ぎやすいと言えるからです。
一方で、T型デスクライトの支柱が邪魔になるというのは、Z型アームの場合も同様に邪魔になる可能性があるので、何とも言えないところはあります。
デスクの天板幅については、書棚やほかの家具を置くのに支障がなければ広いに越したことはない、というのが私のスタンスです。
ただ、基本的には「住めば都」ですから、100cmに慣れてしまえば使いにくさを感じることはないはずです。
上棚については、一部商品を除いて、使わなければ処分する以外に方法がありません。
ヒカリサンデスクのサンノットやサンウッド、たなとつくえのミニマは、上棚を足元棚として活用できます。
また、ビーノのシェルフやNo.87書棚Bのように、書棚の上箱をデスクの上棚として使えるものもあります。
ちなみに、我が家では中高生になっても上棚は付けたままです。
上棚を足元棚として使えるタイプなので私としてはそうしたほうが良いんじゃないかと思っているのですが、子供たちは上棚アリの状態に慣れてまったく気にならないみたいです。
机上面を確保したい場合はワゴンを引き出してL型デスクのようにして勉強しています。
なお、私がこれまでにお邪魔したお宅でも学習机の上棚はそのままにしていることのほうが圧倒的に多かったです。
ワゴンを引き出して、もしくは横に並べて使っているということが多いです。
話はまた変わりまして、No.09デスクにビーノのリフティングワゴンを組み合わせるのは、あまり合理的ではないと思います。
色もデザインが微妙に違うのはもちろん、そもそも引出し前板の樹種が違います(ビーノはタモ、No.09はナラ)。
奥行も10cmくらい違いますし、引出しの開閉のスムーズさもまったく違います。
それだけ違って2万円も違わない…というのは私の価値観に過ぎないのかもしれませんが、どうもアルマーニのドレスにプロケッズのスニーカーを合わせるような感じに思えます^^;
お話の流れから察するに、WDスペシャルよりはNo.09デスクのほうに心が惹かれておられるように思います。
おそらく首都圏か関西圏にお住まいだと思いますが、島忠ホームズならSSD-09、東京インテリア家具ならTI-09というオリジナルモデルがありますし、大塚家具なら割引率が大きいので、少しでもご予算に近づけることは可能でしょう。
上棚は使わなくなるかもしれない、パソコン操作の邪魔にならないようにしたいと考えると、バックパネル(60)で良いのではないでしょうか。
予算も抑えられますし。
それでもやっぱり予算がという場合は、ワゴンはまた少し先に買い足すというのも方法のひとつです。
実際、最近はワゴンを買わないという方も増えていますから。
もっとも、値上がりすることが分かっているので、いま買っておきたい感じもするでしょうけどね^^;
以上、非常に悩ましいところではありますが、じっくりご検討ください。
丁寧で分かりやすいお返事をありがとうございます、迷っている点が一つづつクリアになり一つ迷走から抜け出せた気がします。勇気を出してお聞きして良かったです!
横揺れ不安(組み立て式は比較してしまうと相対的に横揺れを感じやすい事)、ライトや幅など細部にわたってご解説いただきありがとうございました。
上棚問題については収納マン様のおすすめのバックパネルにしたいと思います、これまでバックパネルは選択肢になかったので目から鱗でした、ありがとうございます!
予算オーバーと思っていた浜本工芸デスクですが、一度気に入ってしまったら他に戻れなくなってしまい…09デスク、バックパネル、昇降袖で検討していきたいと思います、ありがとうございました(*^o^*)
マロンさま
やっぱり一度惚れてしまったら引き返せないですよねー^^;
バックパネルの件は同時にいただいたコメントのほうで回答させていただきます。