【保存版】いつが買い時?学習机の年間販売スケジュールと購入時期

3台並んだイトーキのカモミール・フリーワンタイプ※デスクランド(大阪府豊中市)の学習机売場

みんな学習机をいつ買っているのでしょうか?また、いつ買うのがもっともお得なのでしょうか?

結論から言うと、これはどんな学習机を買うかによりますし、タイミング次第とも言えます。また、学習机をはじめとする家具は縁のものですから、個人的には「思い立ったが吉日」だとも思います。

とは言え、そんなアバウトな説明では納得してもらえないでしょう。まずは学習机の購入時期にスポットを当てて説明してみたいと思います。

新作学習机の発表時期は6月中旬

例年、学習机メーカーは6月中旬に新作学習机を発表します。ただし、これはあくまで家具販売店向けで、一般消費者にはその内容は伝わってきません。

6月中旬の新作学習机発表会では、メーカーと家具販売店で商談がおこなわれ、メーカーは各モデルの展示台数を把握し、そこから各モデルの販売予測を立て、工場に生産指示を出します。



新作学習机の展開時期は8月以降

近年はランドセル商戦のピークが8月中旬のお盆となっています。実家に帰省する際におじいちゃんおばあちゃんに買ってもらうことが増えているためです。

そこで、「すわ、学習机は?」と思われる方も増えているため、学習机も前倒しでお盆に合わせて並べるということが増えています。しかしながら、前述の通り学習机の商談がまとまるのは6月中旬のため、お盆にはまだ生産が上がっておらず、メーカーとしてはお盆に間に合わせるのは困難です。また、家具販売店としても他にもっと売れる家具があるにもかかわらず学習机売場を広げるわけにもいかないため、お盆に学習机売場をある程度確保するのはごく一部にとどまるというのが現状です。

そんなわけで、お盆に学習机売場がある程度の規模になるのは、ごく一部の販売店と、学習机商戦の早い名古屋周辺に留まります。あとは概ね9月以降で、コタツがよく売れる地域(特に西日本)は1月以降というところもあります。

なお、各メーカーの新年度カタログが出回るのも概ね8月以降となります。

学習机販売のピークは1~2月

学習机販売のピークは1~2月

ここで当ブログのアクセス数の年間推移を見てみましょう。上のグラフは2016年6月1日から2017年5月31日(青線)、2015年6月1日から2016年5月31日(橙線)のアクセス数を示しています。

これを見ると、1月初旬から2月初旬がピークであることが分かります。また、9月下旬にも小さなピークが見て取れます。

私が15年ほど前に家具メーカーに勤めていた頃は、国産高級デスクは10~12月がピーク、それ以外は1~2月がピークと言われていました。また、入学式までに届けるということが当たり前の時代でした。

一方で近年は、前述の通りランドセル商戦がお盆になっている影響から学習机商戦も前倒し傾向となっている一方で、ギリギリまで様子を見極めてから、もしくは入学して周りの子の様子をうかがってから購入するというケースが増えており、以前よりはピークが分散化しています。実際、上のグラフを見ても6月と1月では倍ほどしか変わりません。

学習机メーカーにヒアリングしてみても、近年の学習机の販売は概ね上のグラフと同じような線をたどるそうです。早い人は8月からウォッチしている一方で、入学してからしばらく様子を見て5~8月に購入する人も少なくなく、販売の波がどんどん平準化している状況と言えます。

近年はシーズンオフにあまり安くならない

近年の学習机の販売動向はこんな風になっているため、メーカーもそれに合わせた動きを強めています。昔は一気にドカンと生産して売り切れればそれっきり、売れ残れば1~2万円ディスカウントして捌き切るという方法が主流でしたが、今は通年販売と捉えるとともに、お盆に並べられるようにとの配慮から、翌年度に繰り越す継続商品を増やし、小ロット生産に移行しています。そのため、シーズンオフになったからと言って以前のようにディスカウントされることはなくなりました。

家具販売店のほうも悠長です。少子化が進んだこともあって以前ほど学習机が売れなくなったということもあり、確実に売れるコタツの売場を減らしてまで学習机に売場を割く必要はありません。また、入学シーズンを終えてから学習机を買いに来る方もチラホラいますし、継続モデルも増えているため、無理して処分販売する必要性がなくなりました。

それでも、ピーク時には展示台数が100台程度となる大型家具販売店ではオフシーズンに半分以下に展示を減らす必要があるため、展示現品を少し安くするということはあります。

地道にセール情報を集めるのが大切

それでは、いつ買うのがお得なのかというと、一言で言えば店舗によると言えます。

近年は、年内にお買い上げの方に早期割引を実施するというケースが増えています。たとえば東京インテリア家具の早期割引は実質的な割引率が大きいです。ケユカも夏と冬のキャンペーンがお買い得となっています。

また、早期割引が名前を変え、実質的に継続されるケースも見受けられます(早期割引→お年玉割引→御入学祝い割引など)。それでも一応、早く買ったほうがオマケが多いなどということもあります。

メーカー側からのプッシュもあります。年内だとオリジナルのペントレーが付いたり、メーカー協賛割引があったりします(主にカリモク家具や浜本工芸)。また、販売動向を見たうえでシーズン後半に協賛割引されるというケースもあります(主にコイズミファニテック、イトーキ、くろがね工作所)。

こういった割引は地域や販売店によっても異なるので、早め早めの情報収集が大切です。足繁く店舗に足を運んで、販売員から情報を聞き出しましょう。案外、学習机のセールよりも店外催事やブライダルフェアなどの際に購入したほうがお得ということもあります。

まれに廃番品が安く売り出されることも

学習机は通年販売の商品が増えたため、以前のように在庫品が一気にディスカウントされるということは減りました。しかしながら、それでも廃番品は生じるので、それらがディスカウント販売されるということはあります。

ただし、廃番となるのは基本的にあまり人気がない商品ですので、狙っているのが人気商品の場合は関係のない話です。また、国産家具メーカーの学習机はもともと小ロットのため、廃番により過剰な在庫が積み上がることはありません。

廃番品や余剰在庫品で比較的まとまった台数の場合は、大手チェーン店に並ぶこともあります。また、イトーキやくろがね工作所は直販ネットショップ(イトーキsoho st.くろがねっとSHOP)を持っているので、そこで販売されることもあります。

台数が限られているものや、キズ物・ハンパ物といったアウトレット品は、中堅家具販売店に流れるというケースが多いです。大阪では豊中市のデスクランドが有名ですが、ほかの地域では目立ったところはありません。あと、ニトリの直営ネットショップでもアウトレット品を取り扱っています。

1~2月のピーク時に学習机売場に行くと、マネキン(メーカーが雇った販売員)ばかりでマトモな情報が得られません。また、2月以降はディスカウントされてお得になった商品が紛れ込むこともあるものの、櫛の歯が欠けたような売場ではお目当ての学習机が見つけられない可能性があります。

新作の学習机が出揃うのは概ね9月後半からで、12月まではいろんな学習机を見るのに最良の時期と言えます。また、学習机を選ぶに際してはできれば家具販売店を3~4店舗程度見て回ってもらいたいです。店舗によって扱っているメーカーが異なる場合がありますし、ほかにはないオリジナル商品を扱っている場合もあるからです。

学習机を選ぶにあたっては、親の目でじっくりと品定めして選択肢を絞り込んでから、最終的にお子さんに決めてもらうというのが理想です。そう考えると、忙しい年末年始や卒園と入学の準備に追われる12月下旬以降より、その前の時期が理想的であることは明らかでしょう。

なので、早め早めの情報収集が吉です。ただ漠然と売場を見ても気付かないことが多いので、各社のカタログを見て比較検討したり、こちらで情報収集していただければと思います。

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コメント

  1. ひめママ より:

    はじめまして。
    来春入学を迎える一人娘に学習机を探しています。周りでは買う方がいなくて動き出しが遅くなり、近くのお店に見に行ったのが11月、価格で手が届かないと思っていた、カリモク家具、浜本工芸の机が展示品処分中!
    2017年モデルのカリモクピュアナチュール、ワゴン、パネル、チェア(XT1810)のセットがかなりお安く(お値段は書かない方がいいですよね)なっていたのですが、決断できませんでした。展示処分品も昔ほど安くならないとの事ですが、カリモク家具は違うのでしょうか。今は売れていましたが、次の展示品処分を待ってカリモク家具や浜本工芸の学習机を買うか、学習机メーカーの机を買うか悩んでいます。
    また、カリモク家具のピュアナチュールと浜本工芸のNo.09デスクの違いは何でしょう。学習机メーカーのデスクも大きな違いはないようにかんじてしまい、見に行ってもどうしたらいいのか分からず、困っています。
    希望としては、、、
    ・シンプルで大人になっても使えるデザインで、天然木の質感が良いもの
    ・受験を見据えて奥行きがあるもの
    ・使い勝手を重視
    ・リビングダイニングか併設する和室、ゆくゆくは子ども部屋に置く
    です。
    このような質問をしていいものかと悩みましたが、思いきって質問させていただきました。失礼にあたりましたら、お許しください。

    • 収納マン より:

      ひめママさま

      はじめまして^^

      最近はできるだけモノは持たない、コスパ重視、などといった風潮が強いので、学習机の購入はギリギリまで見送る人が多いという印象ですね。
      ただ、なんだかんだで夏頃には机を買う人がほとんどになることは間違いありません。

      カリモク家具のピュアナチュールと浜本工芸のNo.09デスクの違いは、いくつかあります。

      ・ピュアナチュール:本体引出し=別売、No.09デスク:本体引出し=2杯付き
      ・ピュアナチュール:足元棚=A4収納不可、No.09デスク:足元棚=A4収納可能
      ・ピュアナチュール:天板=オーク無垢、No.09デスク:天板=ナラ無垢
      ・ピュアナチュール:引出し内部材=シナ、No.09デスク:引出し内部材=桐

      ここまで見る限りは、デザイン等の好みは別としてNo.09デスクのほうが優位だと言えます。
      ただ、以下のような違いは好み次第でしょう。

      ・ピュアナチュール:天板塗装=オープン塗装、No.09デスク:ワゴン天板=UVウレタン塗装
      ・ピュアナチュール:ワゴン天板=取付け式、No.09デスク:ワゴン天板=昇降式or固定式
      ・ピュアナチュール:ワゴン拡張時=デスクと同じ奥行、No.09デスク:ワゴン拡張時=デスクより短い奥行

      これらについてはちょっと補足説明したほうが良さそうですね。
      まず、いずれもウレタン塗装でキズや汚れには強いですが、ピュアナチュールのほうが木の地肌に直接触れるような感じで手触りが良いです。
      一方、No.09デスクは油性ペンで書いても消すことができ、表面硬度も非常に高いUVウレタン塗装を採用しています。
      前者のほうが質感重視、後者のほうが機能性重視と言えるでしょう。

      あと、ワゴンに絡むことですが、浜本工芸の昇降袖のようなリフティング金具が付いたタイプは、手軽に昇降できる一方で、あまり好ましく思わない人もいます。
      その点、ピュアナチュールのワゴンのほうが見た目にスッキリしていると言えるでしょう。
      個人的にはどちらも捨てがたいところです。

      そういうワゴン天板の構造の違いから、ピュアナチュールのワゴン天板はデスク奥行と同じにできますが、No.09デスクは50mmほどワゴンのほうが短くなります。
      よってワゴンをデスク横に置いた場合、No.09デスクはワゴンが寸足らずになってしまうというわけです。
      なお、天板昇降機能のない移動袖の場合は、デスク奥行よりも約150mm短くなります。

      ひめママさんのニーズから言えば、いずれもまったく問題ないものと言えます。
      また、ピュアナチュールもNo.09デスクも品質的にはこれ以上ないものです。

      基本的にはデザインの好み、それぞれの気にいった特徴などを中心に選んでいただければと思います。
      あと、椅子もそれぞれラインナップが異なるので、椅子の座り心地も合わせて検討いただくとなお良いでしょう^^

      ちなみに、2015年度版の比較記事がありました。

      【関連】2015学習机 【比較】 カリモク・Pure nature(ピュアナチュール) vs 浜本工芸・No.07デスク

      記事作成から3年も経ってしまっているので、また新しく記事を書きたいと思います♪

  2. ひめママ より:

    展示処分品は、2017年モデルのカリモクピュアナチュール、ワゴン、パネル、ハート切りぬきのチェアのセットが99,800円だったのです。座面の色が白でしたが。

  3. ひめママ より:

    コメントありがとうございます。
    比較記事も拝見しました。
    この2つだと、価格と好みということろでしょうか。
    学習机メーカーで、私のニーズだと、どのあたりがお勧めでしょうか。

    • 収納マン より:

      ひめママさま

      カリモク家具のピュアナチュール、ワゴン、パネル、ハート切りぬきのチェアのセットが展示品処分で99,800円!
      一番安い組み合わせで税別定価190,000円ですから、半値近いじゃないですか!
      普通、カリモク家具の学習机でそんな値段が出ることはあり得ないですね。
      たぶん、私が今までに聞いた割引率では最高だと思います^^;

      > この2つだと、価格と好みということろでしょうか。

      まあ、つまるところはそうと言えますかねー^^;
      奥行についてはいずれも同じ65cmで、カリモク家具と浜本工芸では最大サイズです。
      また、使い勝手重視であれば、やはりベーシックデスクのほうが良いでしょう。

      その中でも、ピュアナチュール、No.09デスクのどの部分にひめママさんのハートが突き刺さるかです。
      見た目スッキリなワゴンなのか、臨機応変に昇降可能なワゴンなのか、はたまた木のぬくもりが伝わる天板なのか、汚れやキズに強い天板なのか…。

      意外と、もっと些細なところが気に入ったり、逆に気に入らなかったりすることもあるでしょう。
      高価な買い物ですから、実物に触れながらジックリとご検討いただければと思います^^