先日は無印良品の「木製デスク オーク材」がリニューアルされたというニュースをお届けしました。ただ、まだ実物を拝めていないので断定はできないものの、事実上の改悪と言って差し支えない仕様変更です。
一方で、無印良品の木製デスクとガチで競合する一生紀の「リフレ」も「リフレ2」にリニューアルされることを知りました。「あー、これも改悪されるのか…」と思いながら詳しく見ると、いくつか改良されている点があるではありませんか!
これはなかなかスゴイですよー。というわけで、さっそく紹介して参りましょう。
※この記事は2026年8月19日時点の情報に基づいています
一生紀/リフレ2
こちらが新しくなった「リフレ2」。英字では「REFLE-2 105 DESK EX」とも書かれています。
”EX”が意味するところはおそらく”extension(拡張)”。上の商品画像の右隅にもある通り、デスク天板の奥行が12cm拡張できるように補助天板が付いているのです。
奥行最大70cmに
リフレの奥行はもともと58cm。そこに+12cmの奥行拡張天板をプラスすることによって最大70cmになります。昨今、奥行が70cmもある学習机は組み替え式を除いては皆無ですから、稀有な存在と言えるでしょう。上棚をセットした状態でも天板面を広く確保できます。
この機能を追加した背景には家具の里×堀田木工所の「リッケ」の存在があるのではないかと私は見ています。かたや国産で価格帯はまったく異なりますが、ほかに奥行拡張天板が付いたデスク単品はほとんどないので、ニーズを拾いやすいと考えたのたのでしょう。
天板奥側にクランプ可能に
奥行拡張天板に対応させるために仕様を変更したことによって、デスク天板奥側にデスクライトやモニターアームをクランプできるという副産物も生まれました。
これまでリフレは取り付けできるクランプ式デスクライトが限られていたのでこれは朗報です。天板下の奥行は10cmまでOKなので、多くのクランプ式デスクライトが取り付けできることになります。
一方で、現状では上棚に仕様変更はないようなので、上棚をセットする場合はこれまで通りオーム電機 の「AS-LDC6K-W」を頼らざるを得ないかなと思います(デスク天板側面に取り付け)。
フックが無印ライクに
リフレのデスク側面のフックはこれまでチープな樹脂製でしたが、リフレ2では金属製に変更されています。まるで無印良品の「木製デスク オーク材天板」のようなデザインです。
些細なことですが、これはとても良いことだと思います。見た目がオシャレなだけでなく、破損する恐れが少ないですからね。
引出内部材がプリント紙に
一方で、コストダウンも図られています。これまでリフレの引出内部材は桐でしたが、プリント化粧紙を貼った合板に変わっています。
桐に比べると汚れにくい一方、研磨によってキレイにすることはできませんし、摩耗したり剥がれてくる可能性があります。接着剤の使用量が増えることで臭いが気になる可能性もあるかもしれません。
オイルが桐油に変更
ちなみに、今回のリフレのリニューアルとは直接関係ないのですが、リフレの上棚にも使われている塗装用オイルがタングオイル(桐油)に変更されています(一生紀の全商品が対象)。
もともとの主成分が不明なのですが、仮に一般的な亜麻仁油が主成分だったと仮定すると、桐油は粘度が高くて施工性が悪い一方、速乾性が高く製造時間の短縮に繋がります。また、撥水性が高い、変色が少ないというメリットを持つ一方、桐油は臭いがきつめです。
予約購入でU5万円!
以上の通りスペックダウンされているところもあるものの、今回のリフレのリニューアルは評価できると思います。特に奥行は広ければ広いほど受験勉強のときも安心とお考えの方には最適でしょう。
それだけでも十分なのに、なんと現在、12月下旬入荷後の予約購入なら税込49,970円の大特価(デスク+上棚+ワゴンの3点セットの場合)。従来のリフレのベーシックデスクが通常64,970円でしたから、約23%もお得になる計算です。
このご時世で、ホワイトオーク突板×ウレタン塗装の天然木ベーシックデスク、しかもリフティングワゴン付きで5万円を切るなんて、クレイジー以外の何物でもありません。引出しが浅い(高さがない)、クランプ式デスクライトの選択肢が少ないというデメリットはあるものの、これまで以上にオススメできると思います。
一生紀/カール
ついでに、リフレがリニューアルされる前に発売された「CALE(カール)」も紹介しておきましょう。レッドオーク突板の天板とアイアン脚の組み合わせが素敵な、奥行50cmのコンパクトなデスクです。幅100cmのほか120cmと、ワゴンが用意されています。カラーはナチュラルブラウンとライトブラウンの2色です。
残念ながらオイル塗装
カールは天板の塗装の種類について記載がありません。また、オイル塗装のデスクにはオイルの種類が桐油に変わったことが記載されていますし、一生紀のオーク突板天板のデスクはウレタン塗装であることが少なくありません。それで「ひょっとしてウレタン塗装!?」と舞い上がったのですが、一生紀に問い合わせたところオイル塗装ということでした。
もっと多くの消費者がオイル塗装のデメリットに気づいてくれたら、一生紀もウレタン塗装のデスクを増やしてくれると思うのですが、なかなか難しいものですね。オーク突板×アイアン脚でウレタン塗装をご希望の場合は「フェロー2」のブラウン色を選んでください(ナチュラル系はオイル塗装)。
天板奥側にクランプ可能
ついでに、クランプ式デスクライトの取り付けについても問い合わせてみました。天板の厚みは約25mm、背面側の天板下の出っ張り(奥行)は約80mm、同じく側面は約25mmということで、天板奥側なら多くのクランプが取り付けできそうです。
というわけでカールについては肩透かしを食らってしまいましたが、値上げとスペックダウンが続出する昨今の学習机市場において、今回のリフレのリニューアルと売価設定はありがたいですね。「ビーノ」もどきからスタートしたリフレが、上棚も選べるようになって無印良品の木製デスクと競合し、さらに家具の里のリッケとも渡り合うことになるとは、誰が想像したでしょう。
なお現在のところ、リフレ2のラインナップはベーシックデスク3点セットのほか、デスク+ワゴン、デスク+上棚のそれぞれ2点セットのみ。逆に言うと、ユニットデスク(書棚付き)のセットや平机単品は順次発売されることになると思われます。
また、旧仕様は現在アウトレットとして少し安く販売されています。引出内部材は桐のほうが良いとおっしゃる方や、奥行拡張天板は不要とお考えの方はお早めにご購入ください。
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