ここのところ、値上げの話を聞かない日はないほど値上げラッシュの様相です。スーパーに行っても微妙に高く感じられて手が出ないことも多いです。電気やガスの明細書を見るたびに青ざめます。ガソリンや灯油も然り。趣味の自転車は本体もパーツも値上がりしてますし、再入荷の目途が立たなかったり、早々に完売になることも少なくありません。
学習机も2022年度は値上げに踏み切るメーカーが多かった中、浜本工芸は見送りました。しかし、それも遠くないのではないかと思っていたところ、私の知らない間にホームページで価格改定のお知らせを掲載していたのですね。
※この記事は2022年2月19日時点の情報に基づいています
浜本工芸、2022年7月から値上げ
価格改定のお知らせ
2022年7月1日ご注文分より、学習机および学習関連製品の価格改定を実施予定です。ご購入をご検討の方はお早めにお買い求めください。
浜本工芸の学習デスクのトップページを見ると、上記のお知らせが掲載されています。正しくは値上げではなくあくまで価格改定とのことですが、昨今の流れを踏まえれば実質的な値上げということでまず間違いないでしょう。
7月1日ご注文分よりということなので、6月末までに発注すればぎりぎりセーフ。ただし、8月頃には新カタログが発行されるはずなので、2023年度の新商品を見ることなく発注することになりますし、2022年度商品の一部は廃番になっている可能性もあります。
値上げ幅はどれくらい?
それにしても、どれくらいの値上げになるのでしょうか。現在の「No.09デスク」の価格を遡って見ると、2013年度の登場から2017年度までは毎年値上げされましたが、それ以降5年は価格が据え置かれています。それを踏まえると、今回は一気にドカンと値上げされる可能性は否定できない一方、過去の値上げはすべて10%以下に抑えられているというのもまた事実です。
また、2022年度は「No.28書棚A」が発売されましたが、これは従来からある「No.28書棚B」に比べるとちょっと割高に感じられる価格設定です。しかしながら、独自に価格を分析した結果、割高に感じた部分は5%ほどに過ぎませんでした。
以上のことから、値上げと言っても10%以下に収まるものが多いのではないかというのが私の見立てです。間違っていたらゴメンナサイ。
人気デスクBEST3が大変動
ここ数年、浜本工芸の学習机で人気ベスト3と言えば、1位が「No.09デスク」、2位が「No.17デスク」、3位が「No.89デスク」という状態が続いていたと思います。ところが2022年度はNo.09デスクこそ不動の1位をキープしたものの、2位は「No.28デスク」、3位は「No.6000デスクユニット」となりました。
No.28デスクとNo.6000デスクユニットは以前からよく売れていると聞いていたので違和感はありません。一方、天板昇降デスク(No.17デスク)は競合他社の動向を見ても人気がなくなってきていることは明らかでしたし、No.89デスクからNo.28デスクに人気がシフトしている感じもありました。
4位以下は発表されていませんが、私の実感としては「No.32デスク」、No.89デスク、No.17デスクと続くのではないかなと思います。「No.57デスク」は皇室献上モデルなのでラインナップから外せないというのがこれまでのセオリーだったと思いますが、昨今の出来事を考えると必ずしもそうではなくなってきているかもしれませんね。
2022年度は浜本工芸に新作デスクが登場しなかったので、2023年度は期待できます。逆に、値上げしか変化がなかったら寂しすぎますからね。
でも、2023年度のランキングがまた急変動するような人気デスクが登場したらどうしましょう。そう考えると、値上げ前に駆け込みで購入するというのも悩ましいところかもしれません(苦笑)
コメント 皆様からご質問・ご意見など