安い木製の学習机よりもスチールデスクをオススメする理由

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木製の学習机よりもスチールデスクをオススメする理由

楽天市場やamazonなどで学習机の売上ランキングを見ると、2万円前後の完全組立式のものが多くを占めています。私はそれを見るたびに、「どうしてスチールデスクを買わないんだろう?」といつも疑問に思うのです。

そもそも学習机の売上ランキングにはオフィス用のスチールデスクは登場しません。ですが、学習机の購入を検討している方がキュレーションサイトなどのランキングを見て、予算ありきで完全組立式の学習机を購入しているという現実があります。

なので、私は声を大にして言いたいのです。「完全組立式の木製学習机を買うよりもスチールデスクを買ったほうが丈夫で長く使えますよ!」と。

というわけで、今回は安い木製の学習机よりもスチールデスクをオススメする理由についてお話ししたいと思います。

※この記事は2025年4月2日時点の情報に基づいています

引出しのコスパが良い

メーカーOSJニトリ
商品名WF036753プレフェ 40ワゴン
商品画像
税込価格10,500円11,990円
外寸(mm)W390×D450×H600W398×D450×H661
引出内寸上段:330×430×70
中段:330×430×70
下段:330×420×250
上段:310×335×65
中段:同上
下段:310×335×200
スライド
レール
全段:フルスライドレール上段:ローラー式レール
中段:同上
下段:フルスライドレール
材質スチール(粉体塗装)メラミン化粧板等
ありなし
荷姿完成品組立式

かねてから申し上げている通り、学習机は引出しが命です。作業台としては安物でも壊れることはほとんどありませんが、引出しはその品質如何で速攻で壊れてしまうこともあるからです。

今回はスチール製の代表として私も使っているOSJのワゴンと、ニトリのプレフェを比較してみたいと思います。

価格はニトリのほうが約14%高いものの同程度。外寸もニトリのほうがわずかに大きいものの同程度と言って差し支えないでしょう。にもかかわらず、引出内寸は30%近くもOSJのほうが奥行が深いです。

OSJは全段フルスライドレールだから…と思われるかもしれませんが、それはまったく逆です。フルスライドレールを採用した引出しのほうが奥行が浅いということはよくあります。

ちなみに、OSJのフルスライドレールはメッキ仕上げですが、ニトリのは黒い塗装です。これは品質が低いスライドレールの特徴で、サビたりスムーズに開閉できなくなることがあります。

さらに、OSJは鍵付きで完成品。ニトリは鍵なし、しかも引出し1杯から外箱に至るまですべて自分で組み立てる必要があります。面倒なだけでなく、耐久性も低いですよね。

誤解のないように申し上げますが、別にニトリをディスっているわけではありません。組立式のワゴンはニトリのプレフェに限らずこんな感じです。スチール製のワゴンを買ったほうがコスパが良いことは明らかでしょう。

キズに強い

スチールデスクの天板にはメラミン樹脂化粧板が使われていることが多いです。メラミン化粧板はキズや汚れだけでなく、熱にも強いです。木目調のものもあり、天然木には劣りますがインテリア性も決して悪くありません。

一方で、2~3万円程度の木製学習机の天板には、PVC(塩ビ樹脂)シートがよく使われます。メラミン化粧合板に比べるとキズや熱に弱いうえ、質感でも劣ります。剥がれてくることもあります。

横揺れに強い

スチールデスクはメラミン化粧合板とスチールのハイブリッドなので、脚回りが頑丈で横揺れがしにくいです。対して、2~3万円程度の木製学習机は簡単に横揺れします。

同じ木製学習机でも大手メーカー品は基本的に横揺れしません。横揺れするような机は学習机とは呼べないと考えているからです。

しかし、木製でも横揺れしないようにするためには、適切に設計をしたうえで、硬い合板を使い、ボルトや金具も高品質のものを採用する必要があり、コストが上がってしまいます。2~3万円程度のものは学習机っぽい形さえしていればOK(=つまりハリボテ)と考えているので、横揺れが生じるのは当然なのです。

なお、スチール製の脚を使っていても、いわゆるカジュアルデスクは横揺れします。スチールを使っていれば漏れなく頑丈というわけではありません。

上棚が使いやすい

2~3年前まで私はスチールデスクを冗談めかして推奨することはあっても、あまり本気ではありませんでした。状況が変わったのはオフィスコムから「オフィスデスク」「AL」が発売されてからです。それまでスチールデスクは別途、机上ラックを探してくる必要があり、同じシリーズとしてラインナップされているものはほとんどなかったのです。

オフィスデスク、ALともに、棚板1枚ないし2枚のシンプルな机上ラックが用意されています。木製学習机のように何を収めて良いのか分からない小引出しなどが付いておらず、デスクライトやモニターアームのクランプ金具の取り付けがしやすいです。また、棚板の高さが調節できるので、机上面とのすき間が狭すぎるとか、逆に高すぎて子供の手が届きにくいということもありません。

肘付きのチェアもOK

学習机を購入する際に、子供が成長すると天板下の引出しが膝に当たるんじゃないかと心配する声は少なくありません。また、椅子を買い替える際に気に入ったのが肘付きで、天板下の引出しに当たってしまうという声もあります。

オフィス用のスチールデスクは引出しが浅め、もしくはないものが主流です。そのため、膝が当たる心配や肘付きの椅子を組み合わせられないという問題は少ないと思います。

完全組立式学習机との比較

販売元オフィスコムロウヤ
商品名オフィスデスクラピス
商品画像
税込価格30,460円20,990円
天板サイズ(mm)1000×6001000×600
天板材質メラミン樹脂塩ビ樹脂
引出しの数35
スライドレールローラー式小引出:木桟
最下段:フルスライド
その他:ローラー式
ありなし
荷姿ワゴンのみ完成品完全組立式

最後にスチールデスクと低価格の木製学習机を総合的に比較してみたいと思います。本来ならもっと価格が近いものを比較したかったのですが、3万円程度で適当な木製デスクがなかったので、今回は約2万円のロウヤ「ラピス」とオフィスコム「オフィスデスク」の比較です。

価格差は約1万円、50%近くもあります。また、引出しの数はロウヤのほうが多いです。

一方で、オフィスデスクの天板はメラミン樹脂で丈夫です。また、引出しは完成品なので組み立てが楽なだけでなく頑丈です。残念ながらセットされているワゴンはフルスライドレールではありませんから、これはOSJのものなどを別途購入して組み合わせてもらったほうが良いと思います。

というわけで、価格差が1万円程度もあるので、それぞれ妥当なところと思われるかもしれません。しかし、完全組立式の木製学習机は数年で壊れます。断言できます。もしこれで6+3+3=12年間も壊れることなく使えたら、粗品を進呈したいくらいです。

販売元が明示していないため上表には耐用年数は盛り込みませんでしたが、長い目で見たらやっぱりスチールデスクのほうがコスパが良いと思います。

以上の通り、スチールデスクは価格が手頃なうえ、頑丈で、見た目もシンプルなので、本当の意味で長く使うことができます。間違いなくコストパフォーマンスは高いです。

一方で、デメリットについても触れておくと、デザインが無機質です。有機質なデザインを好む方はやはり木製の学習机を選んでもらったほうが良いでしょう。それでも、完全組立品の木製学習机よりは見た目が良いと思います。

そのほかにデメリットがないか考えても、特に思い当たるところがないんですよねー。サイズは豊富だし、組み合わせも自由だし。特にホワイト系とブラック系は他社製品を組み合わせてもまったく違和感がありません。なので、機能性にこだわりたい方にもスチールデスクはオススメです。

オフィスコムのオフィスデスクシリーズは個人宅配送の場合、別途配送料が必要です。ALシリーズなら一部を除き配送無料です。なお、オフィスコム本店で購入したほうが楽天市場などで買うよりもお得な場合があります。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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