【2024最新】「ナフコ21スタイル」の学習机はニトリよりおねだん以上

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ナフコ21スタイル和泉店

ナフコは福岡県北九州市に本社を置き、西日本を中心に現在は宮城県まで店舗網を持つ大手ホームセンター&家具販売店です。かつて「西のナフコ、東の島忠」と呼ばれることもありました。いずれも家具販売を祖業とし、ホームセンター業態に進出していることが共通項と言えます。

ナフコの店舗数は361店舖(2023年12月末現在)で、うち家具も取り扱う店舗は半数近くを占めます(残りはホームセンター業態のみ)。ナフコ21スタイルは家具とホームファッションの業態で、ニトリを意識した商品構成と言える一方、国産一流メーカーの家具も多数扱うため、島忠と同じく中高価格帯が主力となっています。

学習机に関しても同様の構成です。ニトリが自社オリジナルで2~8万円の品揃えなのに対し、ナフコは2~18万円程度で大手メーカー品を主軸としています。もう少し詳しく見てまいりましょう。

この記事は2024年4月6日時点の情報に基づいています。基本的に大阪・和泉店の売場の情報です。店舗により異なる場合があります。

 

ナフコ21スタイルの取扱いメーカー

国産 浜本工芸
堀田木工所
輸入 コイズミファニテック
くろがね工作所
大商産業
大和通商

以前は幅広いメーカーの学習机を扱っていたナフコですが、近年はコイズミファニテックを中心に絞り込んでいる印象です。また、カタログモデルは展示せず、基本的にすべてオリジナル仕様を並べています。

ニトリを除き、ここまでオリジナル商品で固めている家具店は珍しいです。しかも、大手メーカーのオリジナル仕様ですからスゴイです。相当な数を捌けないと、メーカーはオリジナル商品なんて作ってくれませんからね。

かつては他の家具販売店と同様にランドセルフックが2つ付いているだけなんて馬鹿げたオリジナル仕様もありましたが、近年はナフコにしか置いていない魅力的なオリジナル仕様のデスクが多くなっています。

取扱商品の一例

コイズミファニテック・NODR-93X

テレビCMなどでもお馴染み(?)のコイズミファニテック「NODR-93X」(Xはカラーにより異なる数字、以下同)は同社「CDコンパクト」のナフコ版です。引出前板のカラーに合わせてデスクライトのシェードが5色展開になっていることが大きな特徴と言えます。デスクのカラーバリエーションも一部はナフコ限定色です。

ワゴンのリフティング機能を省くなどしていますが、カタログモデルと比べて割安感があるのも魅力と言えるでしょう。なお、2024年度からワゴンなしも選べるようになっています。ハイタイプ(NODM-43X)もありますが、こちらはツインライトでシェード色はカタログモデルと同様です。

コイズミファニテック・NODF-30X

ナフコ×コイズミファニテックの「NODF-30X」はコイズミのカタログ外商品「OD1-woody」のナフコ版です。現在はハイタイプはないものの、ワゴン天板が固定ではなくリフティング仕様になっているのが特徴と言えます。

「WDスペシャル」では予算オーバー、もしくは上棚は低くて構わないという場合に良い選択肢になり得ると思います。

コイズミファニテック・NOD-78XX

ナフコ×コイズミファニテックの「NOD-78XX」はかなり特徴的です。コイズミ「ルトラ 90デスク」を跨ぐようなかたちで組み合わせできるシェルフがセットされています。

以前はこのスタイルの「ビーノ」もありましたが、結果的に価格が手頃なルトラが生き残ったのでしょう。ほかの家具店でも扱って欲しいくらいユニークなオリジナルモデルだと思います。

くろがね工作所・NFパネルデスク

ナフコ×くろがね工作所の「NFパネルデスク」は「ザ・デスク KSD-24」のナフコ仕様です。フォトスタンドと小棚、鍵、足元棚を省くことで価格を抑えています。もっとも、これはコストを考えるとカタログモデルを買ったほうが良さそうです。

大商産業・ユニバーⅡ

ナフコ×大商産業の「ユニバーⅡ」「MWD-550」をベーシックデスク化して上棚を低く、天板を奥行60cmにし、デスクライト「HCL-8W」をセットしたものです。組み替え式デスクの「コンバーⅡ」もあります。

堀田木工所・グロース

ナフコ×堀田木工所の「グロース」はカタログ外モデルの「フレンド」に似たデスクに同じくフレンドの書棚を引出し付きにアレンジしたもののセットです。90cm幅デスクやワゴン、ホワイト色もあります。

浜本工芸・レッグナイン

ナフコ×浜本工芸・レッグナイン

出典:ナフコ21スタイル

ナフコ×浜本工芸の「レッグナイン」「No.09デスク」の天板をナラからオークに変えるとともに、足元棚をなくすことでコストを抑えたモデルです。背板(足元)に3つ口コンセントが付いています。

 

このように、かなりガチガチにオリジナルモデルで固めているナフコの学習机売場ですが、もちろんカタログモデルの取り寄せも可能です。近年は店頭にベースとなるカタログモデルとの仕様比較のPOPも用意しているくらいなので、オリジナル商品には相当な自信を持っていると思います。私としてもここまでオリジナリティーのあるデスクなら、多少割高感があっても悪くないなと思うほどです。

ニトリと競合するエリアだとナフコはちょっと高いと感じられがちです。しかし、価格帯が違うだけであって、機能面などをじっくり比較するとナフコは決して割高ではないことが分かると思います。しっかりと商品の説明もしてくれますし、良いお店だと私は思いますよ。

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この記事を書いた人

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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