【2025最新】カリモク家具の学習机は絶対的な安心感が人気の秘訣

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国産家具メーカーでもっとも有名なカリモク家具。高級ではありますが、ご自宅のダイニングセットやソファがカリモクのものというお宅も少なくないと思います。私の実家もカリモクのダイニングテーブルを使っていました。

しかしながら、学習机市場への本格的な参入は遅かったため、カリモク家具が学習机を作っているということをご存じなかったという方もいらっしゃいます。さて、カリモク家具の学習机はどんな感じなのでしょうか。

※2024年7月26日更新

 

カリモク家具とは

カリモク家具・関西ショールーム

※写真はカリモク家具・関西ショールーム

カリモク家具は家庭用総合家具メーカーとして日本でもっとも売上が多い会社です。その規模と本社が愛知県(知多郡東浦町)にあるということなどから、「家具業界のトヨタ」と呼ぶ人もいます。

また、そのラインナップの豊富さや品質への高い評価から、カリモクの家具がなければ売場が成り立たないとも言われており、カリモク家具を扱わない家具店はほとんどありません。それでも店頭に一部の商品しか並べられないため、全国にショールームを展開しています。

そんなカリモク家具ですが、本格的に学習机市場に乗り出したのは2000年頃と後発です。カリモク家具が学習机市場で存在感を示し始めたのは「ユーティリティ」(2017年3月で廃番)の登場以降と言えます。

カリモク家具 公式ホームページ
学習机|カリモク家具
学習机、カリモクの学習家具「机物語」子どもにとって学習机は、自分から学んだり遊んだり、想像力がふくらむ初めてのスペース。子ども時代にしか体験できない“かけがえのない時間”を重視し、生涯つきあっていける学習机をご提案します。

カリモク家具の学習机ラインナップ

  • ユーティリティ系
  • ピュアナチュール系
  • その他

カリモク家具の学習机を敢えて体系的に見るとしたら、ユーティリティ系、ピュアナチュール系、その他の3つに大きく分類できるんじゃないかと思います。

現在のカリモク家具の学習机人気ランキングを見ると、1位から順に、ボナシェルタ、ユーティリティプラス、ピュアナチュール、コーディ、カリーシルとなっています。

ユーティリティはもともと書斎家具だったのを学習用に発展させたもので、ボナシェルタ、ユーティリティプラス、スパイオユニットはそれらの派生商品と見ることができます。また、コーディはピュアナチュールから派生したと見ることができ、これら5モデルでカリモク家具の学習机のほとんどの売上を占めます。

ユーティリティ系

ユーティリティという言葉は一般的には有用性などと訳されますが、建築インテリア業界では家事スペースなどと捉えるのが一般的です。カリモク家具のユーティリティはもともと寝室の書斎コーナーを想定した家具で、奥行の浅い天板面、スペースに合わせやすいサイズラインナップ、用途に応じて組み合わせを選べる拡張性が大きな特徴と言えます。

ユーティリティは天板下に幕板が付いたダイニングテーブルのような構造だったため、天板下に引出しを取り付けることができませんでした。そこでボナシェルタは脚を太くするとともに天板にLVL(単板積層材)を採用することで引出しの取付けを可能にしました。また、ユーテリティプラス(上写真)は手前側の幕板をなくすことで引出しをプラスすることを実現させたと言えます。

ピュアナチュール系

カリモク家具のピュアナチュール(上写真)は、他社製を含めた現在の学習机のデザインで多く採用されているKライン脚(テーパー脚)のパイオニアではないかと思われます。また、ウレタン塗装であるにもかかわらず木に直接触れているような感覚にさせる塗装「ピュアオーク」を最初に採用したエポックメイキングなデスクです。

コーディはピュアナチュール同様にKライン脚を採用し、奥行をコンパクトにするとともに袖引出しなどをオールインワンにすることで価格を抑えたモデルと言えます。

その他

その他、カリモク家具には複数のモデルがありますが、注目すべきは2019年度登場の「カリーシル」(上写真)でしょう。これはカリモク家具が学習机市場に参入した当時からホワイトのデスクとして定番だった「カントリー」シリーズを、現在のニーズに合わせてリニューアルしたものと言えます。

カリモク家具の学習机はボナシェルタとユーティリティプラスで売上の多くが占められており、昔ながらの学習机のスタイルは存在感が薄いのが現状です。

 

ボナシェルタはこうして作られる

YouTubeにボナシェルタの製造工程がすべて公開されていますので紹介しておきましょう。全体的にテンポ良く進んでいますが、実際には3ヶ月も掛けて作られているのですね。特に乾燥作業や塗装工程に時間が掛かります。

ちなみに自動車は17~18時間で作られます。川下のサプライヤーの工程も含めればもっと長くなりますが、それでも3ヶ月は掛からないでしょう。

また、木材のカットや穴開け加工には機械が使われていますが、研磨はほとんど手作業で、しかも何度もおこなわれていることが分かると思います。

塗装の際もマスクをつけずに作業していることに気づきましたか?ほかの工程でもマスクを付けた人は見当たらないですよね。個人的にはやっぱりマスクは付けたほうが良いんじゃないかとも思いますが(笑)、それほど健康面でまったく問題のない材料で作られていると言えるでしょう。

 

ライフスタイル提案と安心感が最大のウリ

カリモク家具の学習机の人気の秘密は、洗練されたデザイン性、安定した品質など、挙げればキリがありません。その中でも特に重要なのは、今の親世代のライフスタイルの一歩先を行きながらもマッチした商品提案と、ずっと使えるという安心感なのではないかと思います。

たとえばボナシェルタは様々な組み合わせやレイアウトを実現することができます。どこに置いても違和感のないシンプルなデザインで、しかもライフスタイルに変化が生じても対応できるようにできています。

また、廃番が決まっても1年以上前に告知されますから、買い足しの際のことを心配する必要がありません。カリモク家具は常に消費者のことを第一に考えており、他社のように生産効率優先で突然生産を終了することがないのです。決して他社が消費者のことを考えていないというわけではありませんが、他社よりもカリモク家具のほうが消費者と自社製品に対して責任感を強く持っていると言えるでしょう。

 

困ったときのカリモク

家具販売店の販売員の中では「困ったときの神頼み」ではなく、「困ったときのカリモク」という言葉がよく使われます。お客様から「こういう家具が欲しい」と言われて困ったときに、「ラインナップが豊富なカリモクならあるかもしれない!」ということもありますが、カリモク家具は大きな会社なのに小回りもよく利いて塗装色の別注などにも割りと応じてくれるからです(『家具新聞』2019/11/06号で”カスタムオーダーが80%を占める”という旨の驚きのカミングアウトをしています)。

カリモク家具はそんな風に多くの家具販売員から愛される一方で、アンチが多いのも事実です。あまりに圧倒的すぎるブランドのために競合することが多く利益が取れない、営業力が強すぎて放っておいたら全部カリモクの売場にされてしまう、などと言われることがあります。

ともあれ、ユーザーにとってはカリモク家具が強いことは頼もしい限りです。名ばかりのブランドではなく、実を伴った安心のブランドであることは間違いないでしょう。

 

直営アウトレットで学習机が買える?

  • 鶴見アウトレット(横浜市鶴見区小野町41-1)
  • 緒川アウトレット(愛知県知多郡東浦町大字緒川字申新田40-3)
  • 茨木アウトレット(大阪府茨木市横江1-21-43)

カリモク家具は全国に26ヶ所のショールームを構えつつ、関東・東海・関西にそれそれ1ヶ所の直営アウトレットを設けています。ただし、ショールーム同様、表向きは小売販売をしていません。贔屓の家具販売店がない場合は、スタッフにお尋ねください。

カリモク家具のアウトレットではいわゆるB級品のほか、展示下げ品、試作品、廃番品などを取り扱っています。私は学習机のアウトレット品を買ったという話は聞いたことがないのですが、お近くなら足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。

 

実はカリモクも四十万先生とコラボしてた

頭のよい子が育つ家 (文春文庫) 四十万 靖 (著), 渡邊 朗子 (著)

最後にトリビアというか、私も割りと最近まで気づいていなかったことなんですけど、カリモク家具は過去に学習家具で四十万靖(しじまやすし)先生とコラボしていたことがあります。四十万先生と言えば、著書『頭のよい子が育つ家』で有名で、コイズミファニテックとスタディアップデスク(2024年度で販売終了)を開発された方です。

そのコラボ家具(3Xファニチャー)は学習机そのものではなく収納家具など関連商品3点でしたが、2011年度に登場するも2012年度を最後に姿を消してしまいました。学習家具の開発ってやっぱり難しいなーと感じる一方、目のつけどころの先進性がカリモク家具らしいというエピソードでした。

 

以上、カリモク家具をちょっと褒め過ぎたかなとは思いますが、やっぱりカリモク家具はスゴイです。ぶっちゃけ、私は過去に結構カリモク家具をディスってました。しかし、今となっては私の考えが浅はかであったと気付き、ようやくカリモク家具の考えていることが理解できるようになったという感じです。

カリモク家具がショールームを全国に建て始めた当時も、業界から猛反発を食らったものでした。しかし、今となってはカリモク家具に先見の明があったと言えます。家具販売店がどんどん潰れていきましたからね。もしショールームがなかったら、消費者にとっては大きな不利益となっていたことでしょう。

ちょっと学習机のことから外れてしまった感がありますけど、やはりカリモク家具は総合家具メーカーだからこそ安心できると言えます。学習机をきっかけに、カリモクのこと、家具のことを知っていただいて、素敵な暮らしを手に入れていただければと思います。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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カリモク家具
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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. 机 悩み子 より:

    とてもタイムリーです。
    今日、カリモクショールームに行ってきました。
    自宅から近い場所は、小ぶりなため隣の町まで足を伸ばしてみました。

    子どもたちはピュアナチュールがお気に入りのようなので
    これから、実店舗・ネット販売も含め
    価格などの調査に入りたいと思っています。

    今のところ、机・ワゴン・引き出しで検討中ですが
    子どもが今ダイニングテーブルで使っている学習いすと
    異なる色の机がいいといいだしたので、椅子も再度購入するか?
    あとライトはカリモクで本当にいいのか?など
    検討するところは沢山残されていますが、
    収納マンさんのブログを参考に
    年内決定に向けてがんばりたいと思います。

    これからもよろしくお願いいたします

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      机 悩み子さま

      そうですね、ピュアナチュールに決まったということで、あとはどこでいくらで買うかというのも大切なことですよね。
      案外、どこのお店の紹介ももらっていないとトボけて、直接買うという方法も…(笑)

      椅子については、お子さん方もご承知のことだと思いますので、色違いでもとりあえず使ってみるというかたちでも良いかもしれません。
      案外、回転チェアのほうが良いと言い出すかもしれませんし、デスク天板下に引出しを付けないなら肘付きのものでも問題なく収まるはずです。
      姿勢を重視するならバランススタディなどもオススメです。

      デスクライトについては、正直、カリモク家具にはあまり良いのがないですね。
      もちろん、機能性よりも見た目を重視するなら話は別ですが。

      木製家具と違ってデスクライトはネットで購入するのも抵抗が少ないと思いますし、取付けも簡単ですので、いろいろご検討いただければと思います^^

  2. まい より:

    はじめまして
    浜本工芸とカリモクの2社で迷ってます
    机のデザインはどちらも好きです でも 浜本さんは皇室御用達で材料もすべて国産ですと説明されました カリモクさんは外材も入ってますと言われたので 浜本さんの商品で決めようと思ったのですが 値段をトータルしてもらうとコンセントやトレーなど細かい物が別売りの浜本さんは同じような物を買うとしても6万ほど差がでてしまいました
    そのくらいなら・・という気持ちと 同じような商品なのに6万多く払って買う価値があるのかな?という気持ちがでてしまい 少し考えますと言ってお店を出ました
    もしかしたら 割引率?の違いがあったのかもしれませんが 本来の価値として やはり浜本さんの商品の方が 同じような商品であれば高くなるのでしょうか?

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      まいさま

      はじめまして^^

      うーん、なんだか危なっかしい説明ですねー^^;

      浜本工芸の学習机は確かに皇室に献上されていますが、木材は海外から輸入されています(これについては明日公開予定の記事で詳しく紹介します)。
      逆にカリモク家具の学習机には、一部国産材が使われています。
      もちろん、両社ともに国内生産であることは間違いありません。

      また、浜本工芸のほうが値段が高くなってしまうというのもどうなんでしょうね。
      たとえば浜本工芸のNo.09デスク(100cm幅)+昇降袖A+バックパネル(100cm幅)+ペントレー+コンセントの税別定価は186,800円。
      カリモク家具のピュアナチュールのデスクSU3325+引き出しユニット+パネルAU0315+ワゴンSU0347の税別定価は181,500円。
      同じようなスタイルのもので選べばそんなに価格差はありませんし、ピュアナチュールは引出しが1杯少なく、材質もナラではなくオークであることも考えると、むしろこちらのほうが高価です。
      もちろんオークは日本では取れません。

      6万円もの価格差というのは、割引率の問題ではなく明らかに組み合わせやスペックの異なるものを比べた場合だと思うのですが、いかがでしょう?
      浜本工芸やカリモク家具といったブランド家具の場合は、展示現品処分価格でもそうそう安くはなりませんので、割引率の問題ではないと思います。

      個人的には、スペックで選べば浜本工芸のほうが圧倒的にコスパが良いと思うんですけどねー。
      具体的にどの商品の組み合わせだったのか教えてもらえると、疑問を解決して差し上げられると思います^^

      • まい より:

        詳しいお返事 ありがとうございます
        材料が全部国産だと聞いてました
        違うんですね!びっくりです
        外材だと目が痛くなる子供がいますって説明をされたので カリモクをやめて浜本工芸を選ぼうとしてました

        もしかしたら その説明自体 気にする必要はないのかもしれませんね

        浜本さんの商品は手元にカタログがあるのでわかりますが カリモクはわかりません

        (浜本工芸)デスク09 110センチ ミドルブックスタンド8904 昇降袖A0904 ペントレー コンセント マルチラック1508 シングルベッド5104 チェスト5004 椅子DSC 2504 WHです

        カリモクの商品は これと似たような商品で計算してもらいました

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          まいさま

          ワオ!学習机だけでも高いと言われる方が多い中、こちらで浜本工芸のシングルベッドを候補に挙げられた方は初めてじゃないですか!?

          カリモク家具と比較して6万円もの差が出たのは、こちらのシングルベッドの影響が一番大きいんじゃないかと思います。
          ナラかオークをふんだんに使用していてモノが良いことには間違いないですけど、普通はなかなかこんなに高価なベッドはないですよねー。

          あと、チェストもこのくらいのサイズでこんなに高価なものは珍しいです。
          マルチラックもやはり無垢を使っている部分が多いので、割りと高価な部類です。
          カリモク家具の場合は上手に突板を使っていますからねー。

          必ずしもすべて同じメーカーで揃える必要がなければ、ベッドはフレームにお金を掛けるよりも、良いマットレスを買っていただいたほうが寝心地が良いと個人的には思います。
          フレームはダブルデッキ以外、寝心地には影響しないからです。
          そうすれば6万円の差はすぐに埋まるでしょう。

          ちなみに、「外材だと目が痛くなる子供がいます」と言ったのは、かなりベテランの販売員さんではないでしょうか?
          昔は確かに輸入家具は過度に薬剤を振り掛けて船便で届いたため、そういうこともあったと思います。
          ですが、今はそういう話は聞きません。

          木材もすべて国産のものを使った国産の学習机もありますが、基本的には浜本工芸やカリモク家具クラスであればこれ以上ないくらいに最上級です。
          安心してお買い求めいただければと思います^^

          • まい より:

            スッキリしました!
            確かに 目が痛くなる〜という話は かなりベテランの方に言われました
            机関係だけ揃えて あとは他も見てみようかなぁと思います
            お忙しい中 早いお返事ありがとうございます
            とても参考になりました

          • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

            まいさま

            ベッドの寝心地と言われてもお子さんにはまだちょっと分からないと思いますが、他のベッドなどもいろいろ見ていただくのが良いと思います^^

            是非あちこち足を運んでみてください!

  3. ゆき より:

    はじめまして。
    いつも楽しく拝見しております。

    来年の4月に小学生になる娘の机を探しており、
    この1年くらいずっと記事を参考に検討してました。
    その結果、浜本工芸にしよう!と現物を見に行ったのですが娘の反応がイマイチでした。理由はホワイトの可愛らしい机を希望しているからだと思います。確かにナラの色はオークなどに比べて少し落ち着いた色味ですからね。うちのリビングの床も薄い色なのでせめてオークくらいの方がいいかな…と考え直しております。

    そこで目をつけたのがカリモクです。
    色も少し明るめでシンプルなので気に入ってもらえると思っています。
    デスクはボナシェルタかユーティリティプラスにして書棚とイス(クレシェを検討中)にして、ワゴンは必要なら買い足すつもりです。

    ご相談したいのは、デスクはボナシェルタとユーティリティプラスだとどちらがオススメでしょうか。サイズは奥行600×幅100か110です。
    書棚をデスクの高さにするか、デスクより一段高いものにするかも悩んでいます。同じ高さならL字などにして活用出来ますし、高ければ収納力がUPしますし…。使い勝手としてどちらがオススメでしょうか。
    書棚よりも無印のオープンラックの方がいいのでしょうか。

    質問が多くてすみません。よろしくお願いします。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      ゆきさま

      はじめまして^^

      ナラとオークは基本的にほとんど地色は変わらないのですが…それはさておき、カリモク家具のボナシェルタかユーティリティプラスでご検討中ということですね。
      これらのうちどちらにするかというのは、ワゴンやシェルフ次第というところが大きいと思います。

      まずワゴンですが、ボナシェルタは引出し3杯、ユーティリティプラスは同じく2杯です。
      収納可能なモノの量だけで言えば、ボナシェルタのほうが有利でしょう。

      また、ボナシェルタのワゴンは天板をデスク天板と同じ高さにできますが、その際には天板の脱着が必要です。
      その点、天板リフティング機能のあるユーティリティプラスのワゴンのほうが簡単と言えるでしょう。

      続いてシェルフですが、100cm幅または110cm幅のデスクでご検討の場合は、以下の選択肢があります。
      (デスクと書棚の幅サイズが異なる組み合わせはのぞく)

      ・ボナシェルタ・書棚4段…100もしくは110
      ・ボナシェルタ・書棚3段…110
      ・ユーティリティプラス・マルチシェルフ100
      ・ユーティリティプラス・書棚100

      ワゴンをデスクの下に収めない場合は問題ありませんが、ワゴンを収めてクレシェをセットする場合は、100cm幅のデスクだとワゴンは幅がスリムなタイプを選ぶ必要があります。
      よって、クレシェ+幅スリムなワゴンの場合は、ボナシェルタのデスク+書棚4段、もしくはユーティリティプラスということになります。
      また、クレシェ+幅ワイドなワゴンだと、選択肢はボナシェルタのみとなります。

      書棚の高さがデスク天板面と同じが良いか、それよりも高くしたほうが良いかは、難しいところです。
      見た目や机上面の広さという点では、書棚はデスクと同じ高さのほうが良いでしょう。
      一方で、収納力が担保できるかという不安があります。

      ほかに教科書類を収納できる棚があるならまったく問題ないですけど、そうでない場合は、やはり収納力を確保することを第一に考えたほうが良いでしょう。
      小学校低学年くらいまでなら書棚の1段分もあれば十分ですが、これから中学、高校に進むと、塾のテキストなども増えますし、大きくなったお子さんが屈み込んでテキスト類を取り出すというのもちょっと厳しいと思います。

      机上面は広いに越したことはないのですが、狭くても狭いなりに何とかなるとも言えます。
      ユーティリティプラスのリフティング式ワゴンなら簡単に机上面を広げることも可能です。

      一方で、収納はユーティリティプラスなら書棚を積み重ねて拡張可能ですが、ボナシェルタの3段タイプの場合はそういうわけにはいきません。
      (棚板を1枚プラスして天板面に本を並べるということはもちろん可能ですが…)

      ユーティリティプラスには110cm幅の書棚がないのが悩ましいところですけど、ワゴンの幅と書棚の収納量という観点でご検討いただければと思います^^

      • ゆき より:

        収納マンさま

        早速のお返事をいただきありがとうございます。
        沢山の質問に的確なアドバイスとレスポンスの早さに驚きました!さすがです!
        カタログとアドバイスを熟読しながら再検討します。
        ありがとうございました。

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          ゆきさま

          すいません、長々とした説明になってしまって^^;

          椅子はクレシェにすることが決まっていて、なおかつ110cm幅でもスペース的に問題ないのなら、幅ワイドなワゴンをセットするのが良いでしょう。
          そうすると自動的にボナシェルタに決まります。

          他方、それだとどうしても予算が上がりますし、将来的に本棚を積み重ねて使うことをご希望でしたら、ユーティリティプラスで100cm幅にしたほうが良いかもしれません。

          最初からそういう風に説明しておけば分かりやすかったかなーと反省しました^^;

  4. ゆき より:

    収納マンさま

    前回、デスクについてアドバイスをいただいたゆきです。
    追記までしていただきご丁寧な説明をありがとうございました。

    アドバイスを受けてユーティリティプラスを購入しました。
    今月納品予定です。

    今回はデスクライトについて相談です。
    ランキングで1位のコイズミファニテック・SCL-357(親の意見)、
    カリモクのディズニーのデスクライト(娘の意見)を検討中ですが、
    他の方へのコメントを拝見しているとデスクに合せてオススメして
    いらっしゃるようですのでご意見をお待ちしております。
    よろしくお願いします。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      ゆきさま

      ユーティリティプラスに決まったのですね!

      デスクライトについては、まずユーティリティプラスの書棚とのレイアウト次第と言えるところがあります。

      ディズニーのデスクライトというと、KS0135またはKS0156だと思います。
      前者は片持ちアームで、コイズミファニテックのSCL-357と同様にデスクの左右どちらかに寄せて取り付けるかたちとなります。
      一方のKS0156はセンター置きとなりますので、本棚の前にデスクを置くレイアウトには適しません。

      次に、機能的な部分いついて申しますと、KS0135はいわゆるパワーLEDと呼ばれる、強烈に明るいLED1灯で照らすタイプなので、眩しく、シェード直下とデスクの端の明暗の差が出やすいタイプなので、ハッキリ言ってオススメできません。

      KS0156のほうはLED2灯式で、KS0135よりは明暗の差も出にくいですけど、調色機能もなく、お世辞にも目に優しいデスクライトとは言えないですね。

      お子さんの目の健康を気になさるのであれば、心を鬼にしてコイズミファニテックのSCL-357かなと個人的には思います。
      なんとか、デスクマットでご機嫌を取れないものでしょうか^^;

      • ゆき より:

        収納マン様

        早速のご連絡をいただきありがとうございました。

        デスク購入は私の意見を受け入れてくれた娘は
        ディズニーのライトを見てライトは私に選ばせてね!と
        言っていました。

        でも、目の健康は大事なので今回も断念してもらって、
        デスクマットは好きなものにしてあげようと思います。

        今回も納得のいくアドバイスをいただきありがとうございました。

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          ゆきさま

          あ~~、それはお嬢さんを残念がらせてしまいますねー(+_+)
          明るい売場ではデスクライトが眩しすぎるとか明暗の差が出るというのは分かりにくいので、なおさら説得が難しそうです。

          最近はメガネがおしゃれアイテム化しているので、「メガネ掛けないといけなくなるよ!」という忠告もあまり効果がなく。
          なんとか、お嬢さんに気持ち良く受け入れていただけることを願うばかりです^^;

  5. ゆきも より:

    はじめまして
    5年ほど前から参考にさせていただいております

    来年4月に小学生になる長男の机選びで相談させてください
    先日地元の家具屋でみた展示品の学習机セットが気になっております

    モカブラウン色ボナシェルタの110センチ
    バックパネル(AT0573)
    40センチ幅ぐらいの天板昇降型ワゴン
    クレシェ
    4点セットで148000円でした

    見た目は傷、汚れ等もなく素敵なのですが、気になったのがバックパネルの使い勝手とワゴンの一段目、二段目の浅さです。
    5年前長女の机選びをしていたときから展示してあったような気がして
    何年ものなのかも恐ろしくて聞けなかったのですが
    展示品を購入するときの注意点等も教えていただけたらと思います。

    当初はもう少し小さいベーシックな机を買ってダイニングに置くつもりでおりましたが、
    110幅はスペースに置くことができませんので設置場所はリビング横の和室になります。
    それもあって決めかねております。
    アドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      ゆきもさま

      はじめまして^^

      5年前のお嬢さんの机選びのときからご覧いただいているのですかー。
      当時からはあまり変わっていないところが多いとも言えますし、変わったなーと思うところも色々あるでしょうね^^

      さて、カリモク家具のボナシェルタの現品処分品について。
      「ボナシェルタに天板昇降式のワゴン?」と思ったら、おっしゃる通り、これは2013年度以前のモデルのようです。
      基本的には大きくは変わっていないですけど、5年前のモデルですから、よくまだ店頭に並んでいたものだなーと感心しますね^^;

      現在はバックパネル(AT0573)がないので同じ組み合わせは取り寄せできませんが、当時の価格は税込定価211,680円となります。
      都合、3割引きという計算ですねー。

      カリモク家具は2016年度から値上げしていますので、現在の価格と比べるとちょっと割安感があるかもしれません。
      しかし、展示現品の状況次第ではちょっと難しい価格と言わざるを得ないでしょう。

      ボナシェルタはオーク突板で芯材はLVL(単板積層材)ですから、フラッシュ合板のように表面が波打つことはありません。
      その点は心配ありませんが、角や縁の部分に傷がないかどうか、目線を天板に合わせてジックリと観察してみてください。

      あと、ワゴンは展示替えなどの際に動かしてぶつけてしまっている可能性もあるので、角や天板を中心にチェックしておくと良いでしょう。
      椅子も同様にぶつけている可能性がありますし、座面の汚れなどのチェックも必要です。

      バックパネルは構造上、手前に傾いてしまっている可能性が考えられます。
      目視ではなく、壁に沿わせて、沿っていないかどうか確認したほうが良さそうですね。

      ボナシェルタのデスク1100×600、ワゴンST0057、クレシェの組み合わせが現在、税込定価167,400円です。
      その実売価と展示処分価格を比べると、バックパネル相当がオマケで付く計算と言えます。

      バックパネルに代えてブックスタンドAT0575では物足りないでしょうし、かと言ってボナシェルタの書棚を追加するとかなり高額になってしまいます。
      そう考えると展示処分品は魅力的と言えるんですけど、個人的にはもう一声欲しいところではありますねー^^;

  6. ゆきも より:

    収納マン様
    ご返事ありがとうございます。

    バックパネルがオマケという計算なのですね。
    今回、お値打ちのような気がして舞い上がってしまっていたのですが、おかげさまで冷静になれ、やはりバックパネルが好みじゃないこと、ワゴンの引き出しが浅いこと、
    大きさ的にリビングに置けないことを考慮して、もう一度はじめから考え直すことに決めました。

    来年度のモデルが発表されてから選び直しますのでそのときはまたご相談させてください。
    展示品の購入の注意点もわかりやすく教えていただきありがとうございました。
    もし、展示品の購入することになったら参考にさせていただきます。

    ちなみに長女の時は収納マンさんのブログを見ながら、kラインの机、天板右奥に小さめの本棚、当時のおすすめの記事に載ってたデスクライト、バランススタディ、机横にオープンシェルフを選びました。文字にしてみると全部収納マンさんのぱくりですね。大変使いやすく気に入っております。本当にお世話になりましたm(_ _)m

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      ゆきもさま

      お値打ちであることは間違いないと思うんですけど、それもニーズ次第かと。
      特にバックパネルの必要性がなければ、あまり意味がなさそうな感じですね^^;
      それよりも割高でも、満足のいく深さの引出しを備えたワゴンのほうが良さそうです。

      カリモク家具は2018年度と2019年度で終売となるモデルが複数あります。
      このままラインナップを減らすとは考えられないので、2019年度は新作が複数登場することが期待できます。
      なので、ここはジックリと品定めしたいところですね^^

      お嬢様がお使いの机は、最強の組み合わせですねー。
      カリモク家具のピュアナチュールでしょうか。

      これを上回るものはなかなか出てこないと思いますが、ちょっと期待したいところですね^^

  7. かばん より:

    収納マンさま こんにちは。

    2019年度入学の娘のデスクを検討しています。
    廃盤のカントリーの事で相談させてください。
    娘はこだわりが強くて「プリンセスっぽい」ホワイトデスクを希望しています。
    いくつか写真を見せたところ、コイズミのCDコンパクトかカリモクのカントリーが好みということでした。

    《その1》
    親は耐久性重視したいと思っていますが、
    ・cdコンパクト(繊維板)
    ・カントリー(ラバーツリー)
    ・カントリー(ブナ)
    の3つのうちではどれが一番傷に強いでしょうか。大学生ぐらいになってもみすぼらしくならないものがいいと思っています。

    《その2》
    購入時期を迷っています。
    今のうちにカントリーの在庫がある店舗を探しまわって買ってしまうか、
    それとも2019年度の各社新作が出るまで待つか。どちらが得策だとお思いでしょうか。
    ちなみに地理的にカリモク本社ショールームまで足を伸ばすこともできます。

    他にもオススメデスクなどがありましたら教えて下さい。なお、コイズミのオルレアやイトーキのカモミールのように、カントリー色を前面に押し出したものは好みでないようです。
    よろしくお願いします。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      かばんさま

      はじめまして^^

      プリンセスっぽいホワイトデスク、いわゆる姫系デスクは本当に難しいですよねー。
      先日も某メーカーの方とそのことでお話していて、改めて難しいと感じました。

      そこに来て、とうとうカリモク家具のカントリーがなくなっちゃいましたからね。
      ローラアシュレイも撤退しちゃうし、もう本当にどうすれば良いのかいう感じです。

      それはさておき、CDコンパクト、カントリー・エンジェルホワイトP色、同プリンセスアイボリー色の天板の耐久性について。

      基本的に、CDコンパクトとプリンセスアイボリー色はいずれも天板は繊維板(MDF合板)なので、これらの耐久性はほぼ同じと言えます。
      もっとも、繊維板と一言で言っても硬度は様々ですので実際の硬さについてはメーカーにしか分かりません。

      とは言え、学習机の天板に使うなら、割りと硬めのものを使っているはずです。
      それでも、一番硬いものを使うことはないはずです。
      天板は硬ければ硬いほど良いというわけではないからですね。
      それはガラスの上で書くのと木のテーブルの上で書くのとを比べるとお分かりいただけると思います。

      ラバートリー(ゴムの木)も十分に硬いです。
      余計な説明が先行してしまいましたが、つまるところ、これらについては耐久性について基本的に問題なく、比べる必要はないと思います。

      次に購入時期について、カリモク家具の新作学習机の発表は6月から順次、各地のショールームで実施と聞いております。
      カントリーの販売終了は消費者に非常に大きなインパクトを与えているはずですので、これに代わるものを発売する可能性は十分に考えられます。
      しかし一方で、もはやそういう時代ではないという気もします。
      なので、カントリーに変わる何かが投入されるかどうかは現時点ではまったく分かりません。

      一方で、カリモク家具以外の他社はどうかというと、現状、私が見た限りでは、かばんさんのお嬢様がお気に召すようなデスクの登場はありません。
      また、CDコンパクトのホワイトウォッシュ色については、一応、継続されると思っていただいて問題ありません(仕様や価格には変更なし)。

      そうすると、CDコンパクトという選択肢は安牌として用意されているので、あとはカントリーの展示在庫のありそうな店やショールームを片っ端から見て回るか、6月以降の新作に期待するかですね。
      個人的には、カリモク家具がカントリーをただ廃番にしただけではないということに期待したいところです^^;

      追記:
      カリモク家具ショールーム・新作家具フェア日程

      新作家具フェア2024|カリモク家具 karimoku
      カリモク家具の「新作家具フェア2024」のご案内です。これから始まる、新しい暮らし。なりたい自分から考えてみると、インテリアの形はもっと自由に。カリモクでは、“ゆったり”“すっきり”をキーワードとした新商品を取り揃え、「リビングでもそれぞれ...


      明示されていませんが、おそらくこのフェアのタイミングで新作デスクが並ぶものと思われます。

      • かばん より:

        収納マンさま

        早速のお返事ありがとうございます。

        プリンセスアイボリー色の天板は繊維板でしたか…、見落としておりました。
        いずれにせよ耐久性は問題ないとの事、安心しました。
        教えて下さった情報をもとに、

        ①近隣の店やショールームでカントリーの在庫がないか探してみる
        ②6月になったらカリモクの新作家具フェアに行ってみる
        ③それでも気に入ったものがなければ、CDコンパクトで落ち着かせる

        という順番でいこうと思います。
        どうか新作でステキなデスクが発売されますように…!
        相談に乗って下さってありがとうございまし(^_^)

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          かばんさま

          そうですね、その段取りでまったく問題ないと思います。

          あとはカントリーを上回る素敵な姫系デスクがカリモク家具から発売されることを一緒に祈りましょう(^人^)

  8. ピンキーママ より:

    収納マンさま

    はじめまして、3年ほど前から学習机購入の参考にさせていただいております。

    現在中2男子のための学習机を検討しています。
    これまでの学習はリビングや母(私)の仕事机で凌いできましたが、いよいよ自分の机が持てることになり大変喜んでいます。
    親の側からも、中高生〜大人になっても使えるようなものを妥協なく選ぶ、満を持しての購入です。

    母はもっぱら大きな書棚といろいろ組み合わせられるボナシェルタ推しでしたが、話だけではまだピンと来ないようでしたので、先日息子本人と某シマホ店舗で実物を見に行きました。
    最近、国産木軸ペンなど文房具にこだわりが出てきたせいか、カリモクの品質とデザインの話も交えて勧めてみるとすっかりボナシェルタが気に入った様子。
    シンプルにデスクと書棚の組み合わせにしよう、と方針は決まりました。

    身長はすでに165cmを超えていますので、幅110cm×奥行き60cmサイズがよかろう、と見当もつけてきました。
    色はモカブラウン(濃茶)が気に入ったようでした。

    シマホの店員さんによると、今週末あたりに学習机フェアがあるとのことでした。もしやと思いいろいろサイトを見てみると、今月〜来月にかけて村内ファニチャーでも学習机フェアがあり、また今週末カリモクのショールームでも家具フェアがあるようで(東京の多摩地域です)どうやらフェア目白押しのシーズンにぶつかったようです。

    そこで収納マンさまにご相談したいのは以下になります。

    ・この時期の各社フェアのうち、どこで購入するのがよいお買い物となりそうでしょうか。多少とも割引があること、アフターケアが充実していることなど総合的に見て納得できるところで購入したいと考えています。

    ・色の選択について。ボナシェルタのモカブラウン、シックでいい色なのですが、子ども部屋の床がピュアオークのような明るいベージュなのに対して、少し浮いた感じにならないか気にしています。息子本人が気に入っているのでそれでよし、とも思うのですが、意外とインテリアを選ぶ難しい色味のような気もして… カリモクのサイトによるとピュアオークに次ぐ人気色のようですね。

    シマホで冊子のカタログをもらい、カリモクオンラインショップで木部と張地(チェアもこの後検討)のサンプルももらって気合い十分です!
    よろしくお願いします。

    • ピンキーママさま

      はじめまして^^

      中学2年生の息子さんの満を持しての学習机、親子ともども楽しみですね!
      ウチの息子も文房具マニアだったので親近感が湧きます♪

      デスクはボナシェルタの110×60cm、それに書棚の組み合わせ。
      色はモカブラウン。
      サクッと決まって良かったですね^^

      さて、どこで買うのがよかろうかということですが、シマホ、村内FA、カリモクショールーム、いずれもネット上ではどのようなフェアの内容なのか確認することができませんでした。
      こちら大阪のシマホでは、過去にランドセルハンガー(デスク横に取り付けるもの)進呈とか、一律5千円引きといったセールがあったと記憶していますので、そのような内容が多いかと思います。
      言い換えると、あまり大きな割引などはありません。

      現在、村内FA八王子店のチラシを見ると、カリモク家具のカリーシルの価格がズバリ表示されていますね。
      カリモク家具がズバリ価格で表示されているというのは私としては隔世の感がありますけど、普通はどこに行ってもこの割引率です。
      シマホも同じだと思いますが、店員に事情を説明するともう少し安くなるというのはよくある話です。

      カリモクショールームにシマホもしくは村内FAの紹介で行くと、それぞれのお店の割引率になります。
      それぞれのお店として伝票が切られ、配送も各店からです。

      一方で、一見さんとして(=紹介なしで)ショールームに行くと、常駐しているエーアイディー(AID)が販売を担当することになります。
      私がこれまで聞いた話では、他の店で購入するよりも安くなることもあれば、そうでないこともあるようです。
      配送はカリモク家具の庸車(提携業者)だと思います。
      エーアイディーは事実上カリモク家具の関連会社なので、アフターケアの面では心配はありません。

      続きまして、カラーコーディネートについて。
      我が家はメープルのフローリングにウォールナットの家具を並べていますが、家具に存在感があって良い感じですよ♪

      さぶイボ立つほど忠実!「3Dマイホームデザイナー」は新築にマジ役立つ
      新居の間取りを設計するにあたり、メガソフトの「3Dマイホームデザイナー」を使いました。とても優秀なソフトであることは理解しているつもりでしたが、実際に家が出来上がってみると、改めてその素晴らしさに感動しました。

      上記記事は「3Dマイホームデザイナー」というPC用ソフトを使った事例を紹介していますが、カリモク家具でもパソコンやiPadで使える「3Dシミュレーター」を用意しています。

      3D Simulator|国産家具メーカーのカリモク家具 karimoku
      総合家具メーカー。全国のショールームの案内。家具の手入れ、取扱い方法Q&A等も

      ボナシェルタのデスクも書棚もモカブラウンを選ぶことができますし、フローリングの色もいくつかの選択肢から選ぶことができます。
      ほかの家具も近いものをチョイスしていただければ、かなりイメージしやすくなるのではないでしょうか。
      息子さんにやってもらうと、かなりハマってもらえるかもしれませんね^^

      • ピンキーママ より:

        たびたびすみません、追記です。

        シマホのカリモクフェア、昨日からだったのは本当のようでした。

        秋のカリモク家具フェア開催! | ホームズ仙川店
        家具フロアにおきまして、秋のカリモク家具フェアを下記期間にて開催いたします。期間:2024年10月23日(水)~2024年11月25日(月)今回は島忠・ホームズ×カリモクのオリジナルパーソナルチェアが新登場!店頭では、上記期間限定で金利手数...

        先日のシマホ下見時に撮った写真を見返してみたら、普段からボナシェルタの提示価格はすでに10%引きされているようでした。フェア中はもう一声、という感じなのかしら?とイメージしてしまいました。

      • ピンキーママ より:

        すみません、数日前からこちらの投稿がうまく送れず、順序が入れ替わってしまいました。
        以下、再投稿します。
        **************************

        収納マンさま

        さっそくの丁寧なご返信ありがとうございました!
        ご子息も文房具好きとのこと、息子に伝えましたら何やらニヤニヤうれしそうでした♪

        たしかにシマホはサイトに明示されていないので真偽はよくわかりませんね。
        村内FA、カリモクショップは、いずれもSeilooというサイトから招待状にたどり着きました。

        ー カリモクショールームにシマホもしくは村内FAの紹介で行くと、それぞれのお店の割引率になります。
         一方で、一見さんとして(=紹介なしで)ショールームに行くと、常駐しているエーアイディー(AID)が販売を担当することになります。
私がこれまで聞いた話では、他の店で購入するよりも安くなることもあれば、そうでないこともあるようです。

        …なるほど、そういう仕組みなのですね。
        現在の選択肢から総じて見ると、カリモクショールームにしれっと出向いて、それが吉と出るか凶と出るか様子を見るのが最善のようです。AIDさんの案内ならアフターケアも安心できそうですね。
        割引にはあまり大きな期待はせず、話題に上がったところでお互いの事情のすり合わせをするつもりでいます。さすがに高額な買い物なので言い値というのもどうかと思いまして…
        
また、間取りシミュレータの記事とカリモク3Dシミュレータのご紹介ありがとうございました!
        これはかなりイメージ作りに役立ちますね!
        そして本人にやってもらうのが一番ですね。喜んでハマってくれそうですし、よいインテリアのレッスンになりそうです♪

        息子に見せましたら、マイクラ(マインクラフト)みたい!やるやる!とはりきっていましたので、それで部屋全体のコーディネートも考えながら最終的なカラーを選んでもらおうと思います(モルトブラウンが次点だそうです。一般的に男子は暗い色好きの傾向があるのでしょうか?)。

        • ピンキーママさま

          こちらこそ申し訳ありません!

          おそらくですが、複数のURLを含むコメントだったために、こちら側がスパム認定してしまったようです。
          もっと早く気づけば良かったのに、すいませんでしたm(__)m

          カリモクのフェアについても私の理解が及ばず失礼しました。
          てっきり学習家具のフェアかと思ってましたが、カリモク家具全体のフェアだったのですね。
          こういうのは度々実施しており、特に目立った特典はないはずです。
          メーカー、販売店ともに、販売強化ウィーク的なものだと思ってもらって良いと思います。
          Seilooも今回は村内、次は大正堂、その次は宮田家具、亀屋百貨店…みたいな感じで回しているだけです。
          エーアイディー主催のものも掲載されていますね。

          価格については10%からもう一声…あることもあれば、そうでないことも、というところです。
          これについては学習机単品だから割引がないとか、逆にほかの家具もセットだから割引があるというよりは、そのときの会社の指示次第なのかなという印象です。
          今月の目標達成のために何としてでも売上を確保する必要があるとか、そういう具合ですね。
          一昔前なら、現金払いでとか、平日の時間指定なし配送で、割引できるという話もありましたけど、今は少ないと思います。

          カリモク3Dシミュレーター、お子さんに取り組んでもらっても面白いと思います。
          マイクラに比べるとゲーム性はないですが(笑)、ベッドを置く向きとか色々試せるので楽しんでもらえるでしょう。

          男子はやっぱり昔からダーク系やブラックが好きなことが多いですね。
          ウチの息子の学習机は私が選んだのでナチュラル系ですが、カーテンは自分でチャコール系を選んだので、それ以来、彼の部屋はブラックやグレーでコーディネートされていっています。

  9. ピンキーママ より:

    収納マンさま

    ご返信ありがとうございます。
    いえいえ、おっしゃる通り、当初複数URLを貼りつけた状態でしたので仕方なかったと思います。
    また、学習机フェアとは私が最初に言っていましたね。こちらこそ失礼しました。

    家具販売の仕組みについても、メーカーと販売店の関係がまだよくわかっていませんでした。カリモクはショールームで品を見て、その後家具屋を紹介してもらうシステムのようですね。

    正味なところをいろいろ率直に教えていただけてありがたかったです。
    たしかによく見ると、特筆するような特典か?と思うような内容がけっこう並べられていたり… 買い手側というより売り手側目線でのフェアということなのでしょうかね。
    
Seilooで見たカリモク家具フェアというのも、要は宮田家具のものでした。
    教えていただいたエーアイディー主催のフェアも見てみましたが、宮田家具のフェアと時期が重なっているのに、同じカリモク多摩ショールームが会場とあり、?となりました。
    同じ会場でそれぞれ別の販売店が競合して案内しているということなのでしょうか?

    割引についても現実的な見立てをありがとうございます。
    相見積もりする予定ではありませんでしたが、まずはシマホで様子を見て、感触次第でエーアイディー主催のフェアに参加しようかと思います。徒労に終わるかもですが、いろいろ検証してみたい気持ちに駆られています。

    男子のダークカラー好き、傾向として面白いですね。
    反対に、女子はナチュラルやホワイトの明るい色味が好みという傾向でもあるのかと。
    因みに私の仕事机は、30年ほど前、大学入学祝いにいわゆる学習机から買い替えてもらったアクタスの白い大きな天板&着脱可の背の高い書棚つきがいまだに現役です。
    それと椅子は今見たらフリッツハンセンのkevi チェア(イエロー)でした…
    よく知らないままけっこう酷使してきたかも… よく耐えてくれていたと思います(笑)。

    • ピンキーママさま

      ショールームへの招待状という仕組みやフェアはちょっと分かりにくいですよねー。
      おっしゃる通り、特典と言っても、平時でもやっているようなことがほとんどです。
      seilooをざっと見たところ、粗品プレゼントくらいしか目立ったものはなさそうですね。

      その点、いま村内FA八王子でやっている学習デスクフェアのほうが、特別ご優待価格、配送手数料50%ポイント還元、組立・設置は無料といった特典にちょっと期待してしまったりします。

      東京にある日本最大の家具店 村内ファニチャーアクセス八王子本店 2025年モデルを展⽰︕ ≪特別ご招待≫ 『2025年モデル 学習デスクフェア』
      ▶特別お見積りご提示いたします!最新2025年モデルをはじめコイズミ、カリモク家具や国産木製の「杉工場」「堀田木工所」「浜本工芸」など学習デスクをお探しなら当店へ!◀ ●ご招待状をお申し込みの上、ご来店下さい。 ご招待状をお申し込みの上、ぜ...

      ほかの家具メーカーのショールームは狭いので、複数の家具店が同時に商談会を実施すると、見積価格が漏れ聞こえてしまったりする可能性がありますが、カリモクの場合はショールームが広いので、そのリスクはほとんどありません。
      そのため、同期間中に複数の家具販売店、住宅メーカーなどが同時に商談会を開催することは少なくないようです。

      それはさておき、ピンキーママさんご自身はアクタスで机を購入されたのですね。
      30年くらい前のアクタスは今とは違ってオリジナル商品はほとんどなく、セレクトショップっぽかったですから、フリッツハンセンのkeviチェアを扱っていたというのも納得です。

      現在も女子にはホワイト系のデスクが人気です。
      それこそ男子のダーク系よりも好みがハッキリしているように思います。

      息子さんの机もピンキーママさんと同じように一生の伴侶になるかもしれませんねー^^

      • ピンキーママ より:

        収納マンさま

        ご返信ありがとうございました!
        ちょうどこの週末、息子とエーアイディー主催のフェアに行き、そこでデスクその他購入してきましたのでご報告します。

        ショールームの入り口には「今週のフェア開催店様」という看板に6社ほど名が連なっていました。ああこのことか〜、と前回教えていただいたことがよく理解できました。
        そして受付で招待状を見せると、担当の方が呼ばれてショールーム内を丁寧に案内してくれました。
        本当に細かな疑問にも丁寧に答えてもらえて、こちらがじっくり吟味することに急かされないでつきあってもらえたので、商品選びについては満足でした。

        息子にも改めてサイズ、色の確認をしてもらいました。床色と家具の色をイメージするのに、ちょうど向かいのリビングセットコーナーがわかりやすく2パターン(ウォルナットの家具色に対して同系色とナチュラルの床色)並んでいるのを俯瞰させてもらえたのですが、これは貴重な判断材料になりました。いちおう3Dシミュレータで予習(笑)していきましたが、自分の目で実際に家具を見て選ぶというのは大事だなと思いました。これは広いショールームならではですね。それで息子はますます確信したようで、当初の希望通りモカブラウンのデスク&書棚に決定しました。

        実は前回シマホ下見で、私たちはXT4711デスクチェアの座り心地を知ってしまったのですが(笑)、今回同時購入は要検討とは思いながらも、ひとまずどの色、どの貼地にするか息子に選んでもらいました。
        その過程も貼地のサンプルだけではわからなかったことが多く、実物を見る重要さを再認識しました。
        結局モカブラウンの木部にオーソドックスなシャンパンゴールドという配色に落ち着き、またチェアは改めて一から調べて出直して… というのも煩雑に思えたので、デスクと一緒に購入することにしました。
        後で見たらオンラインショップにも同じ配色のものがありましたね。それでも自分が選んだ末にたどり着いた色というのは意味合いがまったく違うと思うので、息子本人にとってもこれは貴重な経験だったのではないかと思います。

        また下見時に息子はクランプタイプのデスクライト(ばかうけ似デザインのもの・笑)をえらく気に入っていたので今回詳しく説明してもらいましたが、これは光が当たる位置が動かせないものと知り、もう少し比較検討の余地あり、と同時購入は見送りました。デスクライトも奥が深そうですからね。また別途相談させてください。

        そして最後に見積もりを出してもらったのですが、最初は定価の額面を示してこちらの出方を見られているようでしたので、事前にリサーチした他店(シマホのフェア割引価格)の見積もり額をお話ししたところ、今日はわざわざ足を運んでもらったので… と送料含めてそれに準じたキリのいい額に訂正してくれました。10%+もう一声、です。組立、設置はサービスとのこと、送料も実質サービスで割引も相場相当にかないましたので、それで納得して話がまとまりました。
        あとはデスクマットと足元マットをもらいましたが、これは正直ほんとにおまけでいただいた感じでした。

        …と、長くなりましたが、今回エーアイディーさんから購入できたのはいい経験でした。商品知識や使い手への配慮が伝わってきましたし、接客がとても丁寧でした。収納マンさんに紹介されるまで知らない会社でしたので、教えていただけてよかったです!このたびはありがとうございました。

        また、個人的なデスク思い出話へも素敵なコメントありがとうございます!
        私にとってのアクタスデスク& keviチェアがある意味人生の伴走者となったように、息子にとってもこのボナシェルタがこの先長く苦楽を共にできるよき友となれることを願っています。