【2025最新】定番デスク徹底分析!イトーキ「カモミール」ベーシック

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ランドセルがそうであるように、学習机も男子より女子のほうがこだわりが強い傾向があります。近年はジェンダーレスなナチュラル系のデスクが選ばれることも増えているものの、なんだかんだ言ってホワイト系のデスクが人気です。

ホワイト系と言えばコイズミファニテックの「デコプリ」やイトーキの「ジュエルキュート」が定番です。しかし、そこまでホワイトなのは近い将来を考えたときにどうなのかしらという不安があったり、ちょっと好みと違うと言われることがあります。

そんなときに絶大な支持を得ているのがイトーキの「カモミール」。シルバニアファミリーの世界観を彷彿とさせるフレンチカントリー風のキュートなデスクです。

※この記事は2024年5月11日時点の情報に基づいています(2025年4月12日一部更新)

イトーキ・カモミール ベーシックデスク

イトーキ・カモミール ベーシックデスク
出典:イトーキ

ラインナップ

商品名サイズ W×D×H(mm)税込価格カラー品番
カモミール・
ベーシックタイプ
1000×600×124084,900円
94,900円
ナチュラルホワイトGC-F52
ハーブグリーンGC-F52G
42,450円
販売終了
ハーブグリーンGC-F42G
フラワーピンクGC-F42P
2024年に入ってから登場した「GC-F52」は「GC-F42」(販売終了)の後継モデルと見られます。主な違いはGC-F42のワゴン天板がバーチ無垢なのに対し、GC-F52はプリント化粧合板にグレードダウンしている点です。おそらくユニットデスク(GC-S52)のワゴンと共通化を図ったものと考えられます。また、以前は楽天市場店限定だったフラワーピンク色はなくなるようです。
2024/08/19追記:GC-F42(旧型)のナチュラルホワイト色は完売となった模様です。8月20日まで楽天市場店で15000円引きクーポンが発行されています。GC-F52(新型)は4000円引きクーポンです。

2025/04/01からカモミールはベーシックデスク、ユニットデスクともに、値上げされています。

特徴・人気の秘密

カモミールが人気なのは何と言ってもそのデザインでしょう。母子ともに共感できる可愛らしいデザイン。しかも、中高生になっても使えそうな落ち着いた雰囲気で安心感があります。あえて節などを採り入れたバーチ無垢の天板も良い味を出しています。

もちろん、機能的にも良くできています。天板サイズは100×60cmで十分。上棚の棚板は高さ調節ができるので、机上面を広々確保しやすいだけでなく、本などを上下2段に収納可能です。

デスク本体とワゴン最下段の引出しはフルスライドレール採用でガッチリ。ワゴンの引出しはA3サイズ対応のロングサイズで収納量が多いだけでなく、最上段は浅め、2段目は中深というところも使い勝手が良いと思います。また、デスク本体の引出しには使いやすいお片付け専用トレーが付属します。

カモミールは元々ホワイト色の天板でした
イトーキ・Camomille(カモミール)2011年度版

もともとカモミールの天板はバーチ突板でホワイト系でした。2012年度にフリーワンタイプ(組み替え式デスク)が登場、2013年度に数量限定でバーチ無垢仕様の「Camomille rustic(カモミール・ラスティック)」が発売され、それが現在のカモミールとなっています。ちなみに、2016年度には天板がダークブラウン系の「Camomille Luxury(カモミール・ラグジュアリー)」が発売されています(現在は廃番)。

関連商品

ユニットデスク(GC-S52)

2024年度からデスク奥行と同じ幅の書棚をセットした「ユニットデスク(GC-S52)」が販売されています。こちらの書棚は上写真のようにデスクの片脚を外して連結することも、連結せずにデスクと並列で並べて使うこともできます。ベーシックデスクよりも机上面が広く使えるだけでなく、少し価格が手頃なのも魅力です。

ちなみに、カモミールの組み替え式デスク(フリーワンタイプタイプ:GCH-F32Z)は販売を終了した模様です。

よく比較検討されるデスク

コイズミファニテック・オルレア

カモミールは以前は島忠ホームズの一部店舗でしか扱われていましたが、現在は取扱店がないようです。そんなこともあって、雰囲気の似ているコイズミファニテックの「オルレア」を検討される方もいるかもしれません。ただし、現在のオルレアはベーシックデスクがなく、ステップアップデスク(組み替え式デスク)のみとなっています。

ニトリ・スタンダードデスクセット SC01 NA
ニトリ・スタンダードデスクセット SC01 NA
出典:ニトリ

ニトリにもカモミールに似た「スタンダードデスクセット SC01 NA」(旧・シナモ)という商品があります。ただ、デスクライトとコンセント付いているとは言え、奥行が55cmしかなく、天板は無垢ではなく突板、上棚の棚板が固定になっており、ワゴンの奥行き浅いなど、仕様がかなりショボいので、個人的にははカモミールをオススメしたいところです。

ヒカリサンデスク・Lビスコット

ヒカリサンデスクの「Lビスコット」は幅が105cmでカモミールより広いです。高さもありそうに見えますが、これはカモミールとほとんど変わらず、逆にワゴンの奥行は短いです。カモミールよりもビスコットのほうが安ければ検討の余地があるかもしれませんが、残念ながらビスコットのほうが高いです。

一生紀・シャンテ

一生紀の「シャンテ」はシンプルなカモミールという雰囲気ですが、あまりオススメできません。天板の奥行が50cmしかないのに上棚を乗せると天板面が狭くなります。ワゴンは引出しが2杯しかなく、上段のスライドレールはローラー式。おまけに引出内部材は樹脂フィルム貼りです。

これで3点セットが税込54,970円ですから、価格は高くてもカモミールのほうが遥かにコスパが良いと思います。

大商産業・LPC-830

大商産業(金次郎デスク)の「LPC-830」はカモミールよりもシックな雰囲気のベーシックデスクです。天板は軟らかいパイン無垢なのでキズが気になるかもしれません。

大商産業・LPR-550

大商産業の「スタンダードデスクLPR-550」のほうがシンプルで良いという声もあるかもしれません。ホワイトウォッシュ(WW)色のみ天板はラバーウッド無垢です。なお、同じデザインで3Dデスク(LUR-550)コンパクトデスク(SPR-550)もあります。

ニトリ・メルシーQ

もっとシンプルに、ニトリの「スタンダードデスク・メルシーQ」という選択肢もナシではないかもしれません。天然木突板の天板、デスクライトとコンセント付きで、税込59,990円とお手頃です。

以前はセール時にカモミールを買えばメルシーと良い勝負ができましたが、今はさすがに難しいです。ただし、カモミールのほうがハイスペックであることは変わりありません。

以上の通り、カモミールの魅力や特徴とともに比較検討されることが多いデスクを紹介しました。

ただ、実際のところ、カモミールは他の学習机と比較されることはほとんどないと思います。ニトリのSC01など雰囲気がカモミールに近いものもありますが、スペックを見れば明らかにスペックが劣るうえ、見た目もチープだからです。カモミールのデザインは唯一無二で、このかわいらしさにハマってしまえば、他はもう目に入らなくなるでしょう。

なお、イトーキのオンラインショップでは2月9日の学習机の日や楽天スーパーセールなどで破格の割引クーポンが出ることが多いです。じっくり検討したうえでお得に買えるチャンスを狙いましょう。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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【昨日のクイズの答え】カタログモデル(左)は奥行60cm、島忠ホームズで販売されている「ビーノ50」は奥行が50cmです。今は「ファリス」もあるのに継続しているなんてスゴイことですよね。