国産なのに激安!堀田木工所の天板昇降デスク「ムービー」が大特価販売中

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もともと私は天板昇降デスクに否定的でした。その理由は主に2つあります。

まず、ワゴンの高さを抑える必要があるので収納量が少ない。天板を低くして使う期間はたった数年で、その後のほうが長いことを考えると、犠牲にするものが大きいと感じます。

また、天板の高さを変えるのが大変です。大人二人でやってもかなり苦労します。椅子の高さを調整したほうが簡単で合理的です。

そのように考えていたわけですが、ここ数年で認識が変わりました。

近年は学習机の購入に際してワゴンを買わないお宅が増えています。ミニマリストの影響もあるかと思いますが、それよりも予算を抑えたいというニーズがあると考えられます。それならワゴンが小さくても、もしくはナシでも、まったく問題ないと言えます。

また、近年は小学校入学に合わせて学習机を買うという風習がなくなりつつあります。最初はリビングダイニング学習で、子供が成長してから学習机の購入を検討するという流れが多くなっています。それならなおさら天板昇降デスクは必要ないわけですが、一方で幼児教育熱が高まっているという事実もあります。

幼児教育の一環で天板昇降デスクを買えば、天板を低くした状態で使う期間は相対的に長くなり、そのメリットを最大限に発揮できます。天板の低い状態のデスクは圧迫感が少なく、リビングダイニングに置くにも最適です。さらに、小学校入学よりも早い時期にデスクを購入することで、入学前後の出費を抑えることも可能となります。

ついでに、と言うか、むしろこちらが大事なのだと思いますが、早い時期から机に向かうことで、子供に勉強をする習慣を身に付けさせることができると考えられます。

このように天板昇降デスクは、特に幼児教育に熱心なご家庭にとって魅力的です。しかしながら、既に第二次ブームが終了し、選択肢が少なくなってしまっています。

しかし、ここで朗報です。日本製の天板昇降デスクがあり得ない大特価で販売開始されました!

※この記事は2024年7月31日時点の情報に基づいています

 

堀田木工所「ムービー」が大特価!

今回ご紹介するのは、 堀田木工所の天板昇降デスク「ムービー」です。堀田木工所と言えばアルダーを使った学習机が多くを占めますが、こちらはアルダーよりもやや硬いメイプル(楓=かえで)の無垢板を天板に使っています。カラーはホワイト系です。

ムービーは実は2020年度を最後にカタログから消えています。その後も販売は続けられていましたが、昨年度あたりから完全に在庫が尽きたようでした。

ところが、ここに来て楽天市場の一部店舗で販売されています。しかも、上記セットが税込69,000円という激安価格です!

2020年度のカタログ掲載時の定価は税込124,740円でしたから、約45%オフという計算です。2020年度から2024年度に掛けて「カルロ」のデスクが2割ほど値上げされていることを考えると、さらにお得感が増すことでしょう。

在庫品につき数量限定?

堀田木工所のムービーが久しぶりに販売されたことで、「すわ、ムービー復活か!?」と鼻息を荒くしたのですが、どうやらそうではないようです。価格が明らかに安すぎますし、「ポップ」という専用のチェアも見当たりません。

在庫品限りの数量限定と思われますので、「これは!!」と思われた方はお急ぎください。

椅子はマナベ「ゲイル」が良いかも

天板昇降デスクは天板を低くしたときに対応できる座面高の専用の椅子が必要になります。しかし、現在は専用のポップNチェアが販売されていません。

ポップの代わりを探してみましたが、少なくとも現在の堀田木工所のラインナップにはありません。もっとも妥当と思われるのはマナベインテリアハーツの「ゲイル」(上写真)のホワイト色だと思います。ただし、ポップの座面高が約33~44cmなのに対し、ゲイルは37~45cm。ムービーの天板高をもっとも低くしたときに、ゲイルでは座面高が高すぎると思います。

一方で、IKEA(イケア)の「DAGNAR(ダグナール)」なら座面高が29~47cmなので理想的です。しかしながら、ダグナールは脚部の幅が58cmもあるので、ワゴンを机下にセットした状態のムービーには収まりません。ダグナールをムービーにセットする場合はワゴンを机の横に並べる必要があります。

 

以上の通り、椅子の組み合わせが悩ましいところですが、堀田木工所のムービーはめちゃぐちゃお買い得です。中国製の「ゲイル 」とほとんど変わらない値段で日本製の天板昇降デスクが買える機会なんて、今後もう二度とないでしょう。

しかも、ムービーの足元棚は90度回転させて書棚として使うことができます。幅約38cmの書棚、2段ワゴン、上棚付きのベーシックデスクの3点セットと考えても激安です。送料も考えると、中国製のニトリ「ユニットデスク(メルシーH)」よりも安いんですから笑っちゃいますよね。

天板昇降デスクをご検討中の方もそうでない方も、是非一度ご検討ください。

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この記事を書いた人

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. たかはし より:

    こんばんは。
    先日、次男の学習机購入に関してコメントした者です。
    上棚やワゴンの必要性を問うたのは、Amazonで机本体が購入できる事を知っていたからかもしれません。

    楽天よりも最近はAmazon贔屓の私なので、何か欲しい物がある時はとりあえずAmazonで検索します。
    堀田のダックを本体だけ購入して、後々追加していってもいいかな?(この考えは直ぐに消えましたが)
    なんて考えました。

    結局、週末に地域一番の家具屋(といっても品薄でした)へ行き、
    イトーキ リーモベーシックタイプを79800円で購入しました。
    値切ろうかとも考えましたが、デスクマットとカーペットとポールハンガーがついてきたのでやめました。

    入学前に配達してもらえそうです。
    クオーレもあったんですが、上棚の高さを変えられ、机上に教科書を並べることができるリーモを選びました。

    家具屋に行くまでは、ヒカリサンデスクのレンの方にしようかなと思っていたのですが…なので予算オーバーですが納得いく物が買えました。

    配達されるまでに、机が置ける環境を整えてあげようと思います。

    • 収納マン より:

      たかはしさま

      たかはしさんは堀田木工所の学習机をamazonが販売していることに既にお気づきでしたか~。
      リフォームまで扱っているくらいですし、本当にアマゾンで買えないものは何にもない感じですね^^

      それはともかく、イトーキのリーモ・ベーシックタイプに決まりましたか!
      調色式のデスクライトが付いて、さらにデスクマットとカーペットとポールハンガーがついてそのお値段ですから、これはお買い得だと思います♪
      この時期に発注して入学式の前に届けてもらえるのもラッキーでしたね!

      それまでに学習机を置くスペースを作るのにまだ1ヶ月弱ありますね。
      頑張ってください!^^

  2. があこ より:

    初めまして。こんばんは。
    いつも読ませて頂いて、娘に机を買う参考にさせていただいです。
    ようやく、リーモ、アロン、ビーノにしぼりました。娘はリーモの引き出しの中の仕切りが気に入ってるのですが、実際必要なものでしょうか?
    私はデスクライトはコイズミさんが良いので、ビーノか、アロンがいいなあと意見が分かれ悩んでおります。

    • 収納マン より:

      があこさま

      はじめまして^^

      コメントの承認および返信が遅くなったために、2度もコメントを投稿してもらってスイマセン。

      候補はリーモ、アロン、ビーノに絞られましたかー。
      これはなかなか悩ましいですね。

      リーモの仕切り(お片付けトレー)は良いですよ。
      学習机に標準搭載されているものとしては最強と言って間違いないです。

      引出しに文房具を収める場合は、空き箱や100均のプラ箱で仕切るのが一般的ですけど、なかなかちょうど良いサイズのものを見つけるのって難しいじゃないですか。
      また、そのときは良くても、収めるモノが変われば、箱を変える必要があります。

      イトーキのお片付けトレーはサイズがピッタリ合っているだけでなく、仕切り板の位置を変えることができます。
      これができるのはイトーキだけなんですよね。

      もちろん、どんなサイズの文房具にでも対応できるというわけではないので絶対とは言えませんが、一般的には学生が使う文房具を収めるならほぼ問題ないと思います。

      リーモにもコイズミファニテックのECL-357(SCL-357)は取付可能ですが、リーモ・ベーシックタイプに付属しているL-77でも十分だと思います。
      そのほか、使い分けフック、正面からプラグを抜き挿しできる3口コンセントボックス、天板面を広く使えるブリッジ型の上棚、A3対応ロングワゴン、奥行60cmのデスク天板面、価格がお手頃という点が、リーモを選ぶメリットです。

      一方、ケユカのアロンを選ぶメリットは、オーク無垢で質感が良く、キズも付きにくく、デザインも素敵なところがもっとも大きなポイントでしょう。
      ほか、リーモよりも横から座りやすい脚形状、丈夫なフルスライドレール、ワゴン天板が無垢、リーモよりもコンパクトな奥行、といったところでしょうか。
      アロンはシンプルで長く使えるものというイメージにはピッタリでしょう。

      ビーノを選ぶメリットは、ワゴン天板をリフティングか固定かで選べる、その他のサイズや組み合わせも選べる、ランドセルハンガー、丈夫なフルスライドレール、天板奥行60cmでゆったり、というところでしょうか。
      価格的にもアロンに比べるとお手頃ですよね。

      機能性で選ぶならリーモかビーノ、それよりもデザイン性重視ならアロンといったところだと思います^^
      あとは椅子との組み合わせも検討材料に加えていただければと思います。

      • があこ より:

        お忙しい中、とても分かりやすいアドバイスありがとうございます。
        入力の仕方が悪かったのかと思い2回も入れてしまい、すみませんでした。
        私も木の質感やデザインは、アロンが1番好きで。しかし、使うのは娘ですし、機能性を重視すべきかなという所で迷ってる所でした。
        椅子は、机と揃えて買うか、バランスチェアを買うか検討中です。
        娘は120cmなので、大人用はまだ早いから、バランスイージーの方が良いかなと思っていて。
        バランスチェアの現物が見つからなくて、決まりません。通販しかないのでしょうか?

        • 収納マン より:

          があこさま

          ケユカのアロンだとチェアは4本脚が基本ですが、ニノスのチェアを合わせる方もいらっしゃいます。
          イトーキのリーモとコイズミファニテックのビーノは、通常セットされるのはキャスター付きですね。

          アロンのチェアだと脚の裏にフェルトを貼ればフローリングの上でも使用可能です。
          キャスター付きのチェアは基本的にデスクカーペットまたはチェアマットを敷いたほうが無難でしょう。

          国新産業のバランススタディも、カーペットを敷いたほうが無難かなーと思いますが、敷かなくても大丈夫のような気もします。
          サカモトハウスのバランスイージーも同様ですね。

          なお、バランススタディの取扱店はコチラからご確認いただけます。
          バランスイージーの取扱店はコチラ
          個人的には、バランススタディのほうが良いと思いますけどねー。