【保存版】ヒカリサンデスク(光製作所)の学習机(最終更新2017年12月)

ヒカリサンデスク(光製作所)とは

ヒカリサンデスク2018カタログ

ヒカリサンデスクと言われても、あまり馴染みのない方が多いかもしれません。コイズミファニテック、イトーキ、カリモク家具、浜本工芸に比べるとマイナーですし、そもそも取扱店が少ないです。くろがね工作所やオカムラのほうがよっぽどメジャーだと思います。

しかし、マイナーなメーカーでも良いものなら購入を検討したいと思う人は少なくないでしょうし、そういうものを紹介することこそ学習机評論家としての醍醐味というものです。

ヒカリサンデスクは光製作所の学習家具ブランドです。光製作所は東京都荒川区に本社を置く家具メーカーですが、売上の半分を不動産賃貸事業が占めるというちょっと変わった会社です。しかも家具メーカーでは珍しいジャスダック上場企業。

営業体制も特殊で、全国に25か所の代理店を置くという方式を取っています。これは家具部門の売上の半分近くが業務用であるため、ある意味でオフィス家具メーカーに近い体制と言えるのかもしれません。

現在、家具部門の売上の半分は、学習家具、リビング家具、インテリア商品、オフィス家具がそれぞれざっと1/4程度を占めています。もともと光製作所と言えば座椅子がメジャーでしたけど、現在はどうなんでしょうね。

ヒカリサンデスクはかなり昔にテレビCMを放映していたことがあり、おじいちゃんおばあちゃん世代ではご存知の方も多いです。



ヒカリサンデスクの学習机の特徴

私が家具メーカーに勤めていた15年ほど前は天然木の学習机がブームとなっていた時代で、ヒカリサンデスクは中国製だけれど材質が良いメーカーとして良いポジションを築いていました。しかし時代が進むにつれ、学習机が材質ではなく機能性やデザインで選ばれるようになり、また国産でも価格が手頃な堀田木工所や杉工場が登場したことで、次第にヒカリサンデスクのポジションが危うくなってきました。

そのまま消えていくのかと思っていた時期もあったのですが、2015年度から急にデザインに力を入れ始め、私の中で人気急上昇となり現在に至ります。

そんなヒカリサンデスクですが、良い意味で特徴は昔から変わっていません。一部モデルを除いて、デスク本体引出し底面には地板(じいた)と呼ばれる板が設けられ、引出しを膝で蹴り上げる心配がなく、デスク本体の耐久性を高める役割も担っています。また、ワゴンは整理タンスで言うところの総地板構造となっており、こちらも丈夫にできています。

引出し内部材は高級婚礼タンスで使われるアリ組み、そして底面には補強桟が設けられており、これも丈夫な構造と言えます。引出しに使われる桐の材質も、以前よりキレイになっていることも評価できるポイントです。

ただし、質感は国産家具メーカーに比べると明らかに劣りますし、コイズミファニテックやイトーキなどのようにソツなく仕上がった感じでもありません。強いて言うと、引出しの開閉などは無印良品のデスクに近い感じです。そのため、実物を見ずにネットで購入することはオススメできません。

ヒカリサンデスクの学習机ラインナップ

ヒカリサンデスクのラインナップは体系的に分類するのが難しいので、代わりに注目度の高い商品をピックアップしてみたいと思います。

SDW-サンワークス2

2017年度に登場し、2018年度は一部改良が加えられた「SDW-サンワークス2」は、今もっとも注目度が高いヒカリサンデスクの学習机だと思います。前述した従来のヒカリサンデスクの特徴は持ち合わせていないものの、価格が手頃でシンプルなデザイン。おじいちゃんおばあちゃんが使っていたようなレトロな机の風合いが懐かしさを感じさせます。

上棚を足元棚として使えるギミックを備えていることも大きな特徴と言えます。ただし、そのためにワゴンの奥行が短くなっており、引出しの収納力は少ないです。

パティナ

2015年度に登場した「パティナ」は私が絶賛した影響もあってか、翌年度に各社から片袖机が発売されました。学習机は長らくワゴン式がスタンダードになっていたんですが、片袖机はレトロ感があってフォトジェニックであるとともに、コストを抑えられるというメリットもあったのです。

結果的に片袖机はブームとなるには至らず、パティナも翌年度にワゴンタイプが発売されたものの片袖タイプに集約されましたが、デザイン的な評価は高いと感じます。

Kコンパクト

2018年度はヒカリサンデスクのカタログからは消滅しましたが、「Kコンパクト」は現在も東京インテリア家具オリジナルとして扱われている模様です。

Kコンパクトはいわゆる北欧風のシンプルなデザインであることも評価が高いのですが、デスク、ワゴン、シェルフ(上棚)、ラック(書棚)の組み合わせを選べるセレクトタイプであることが大きな特徴となっています。また、デスクは天板奥行拡張機能を備えており、リビングダイニングから子供部屋に移動することを考えるときにも最適と言えるでしょう。

Kコンパクトのような特徴を持つ学習机は他にないので(強いて言えば浜本工芸のNo.32デスクくらい)、個人的には絶対に廃番にして欲しくない学習机ですね。

ヒュッテ2段ベッド

ヒカリサンデスクは昔から2段ベッドやベッドデスクが強いメーカーです。現在もその傾向は強く、「ヒュッテ2段ベッド」は割りと多くの家具販売店で見ることができます。

ぶっちゃけ、ヒカリサンデスクの学習机はなくても困らないけど、二段ベッドがなくなると困ると言う販売店は多いのではないかと思います。学習机は競合がひしめき合いますが、二段ベッドのメーカーでメジャーなのはヒカリサンデスクとグランツくらいしかないからです。

ヒュッテはポップなデザインが目を引く二段ベッドです。ちなみに横に写っているヒュッテのデスクは2016年度に廃番となっています。

ヒカリサンデスクは2015年度以降、かなりデザインが良くなっていて、私としてはかなり高く評価しています。しかしながら、冒頭でも紹介しました通り営業体制が特殊で、業務用家具を軸足としており家庭用家具にはあまり力を入れていない地域が多いようで、首都圏以外ではほとんど取り扱いがないようです。

ただでさえ、少子化などで市場が縮小しているうえに、全国に並ばない現状では、どんなに魅力的な商品を作っても実を結ばないのでしょう。2018年度は前年度と比べて縮小を図ったように見えます。

それでも、ヒカリサンデスクに期待したいという私の気持ちは変わりません。東京インテリア家具の関西以西への進出で、ヒカリサンデスクにも良い影響があればと願っています。

【関連】「ヒカリサンデスクの学習机」最新記事一覧

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

コメント

  1. hide より:

    収納マン様
    こんばんは。
    本日、おかげさまで光製作所との商談まとまりまして、限られた予算で納得いく品数購入でき満足いく結果になりました。
    すごくまじめな会社で、商談には誠意を持って望めばいいと、そんな感じです。値段の割に品質も良くさながら業務用の浜本工芸といったところです。
    収納マン様には、いい会社を紹介していただき感謝しております。

    • 収納マン より:

      hideさま

      光製作所との商談、無事にまとまったんですね!
      それは本当に良かったです^^

      しかし、浜本フリークのhideさんをして”値段の割に品質も良くさながら業務用の浜本工芸といったところ”と思わせるとは、光製作所、スゴイですね~。
      いったいどんな家具が入るのか、すごく興味深いです^^

  2. ゆきママ より:

    収納マン様

    はじめまして。
    いつも参考にさせていただいております。

    来年小学校入学の息子に、パティナデスクを購入しました。
    大阪の島忠ホームズで台数限定価格にて購入することができました。
    散々迷ってやっと決まりホッとしましたが、楽しい机選びが終わってしまい、寂しい気もします。
    こちらのサイトを見なければヒカリサンデスクを知ることはなかっただろうと思いますので、収納マン様には感謝しております。

    ちなみに、ホームズにはパティナと一緒にロイスキッズチェアが展示されていたのですが、子供はキャスターがついているのがいいらしくチェアはまだ購入できていません。
    ヒカリサンデスクのG-61DXの板座のものもありましたが、男の子なので大きくなっても大丈夫なようにもう少ししっかりしたものがいいと思いました。
    そこで収納マン様にご相談したいのですが、ナチュラルカラーのパティナに色味の合うキャスター付きの木製チェアは何がいいでしょうか。
    ぜひご意見を聞かせて下さい。

    長々と書いてしまいすみません。
    よろしくお願い致します。

    • 収納マン より:

      ゆきママさま

      はじめまして^^

      島忠ホームズでヒカリサンデスクのパティナをお買い上げですかー。
      良いご縁があって、私もうれしく思います♪

      さて、パティナに合わせるチェアですが、G-61DXでも十分丈夫だと思うんですけどね。
      「もう少し幅があれば」ということなら話は別ですが。

      その点で言うと、コイズミファニテックのビーノチェアのNS色あたりは比較的近いかなと思います。
      パティナのナラに対してビーノチェアはタモですが、木目の違いはそれほど気にならないはずです。

      あと、ケユカ×コイズミファニテックのニノスチェアもアリかもしれないですね。
      ケユカは大阪ですとグランフロントの中にあります。

      あとは浜本工芸やカリモク家具にもナラのチェアは多数ありますけど、しっかりした感じのものを選ぼうとすると、デスクに対して割高感があるでしょうね^^;

      ちなみに、キャスター付きのものを選ばれる場合はデスクカーペットやチェアマットを敷いたほうが良いです。
      敷かない場合はロイスチェアの脚裏にフェルトを貼って使うのが良いでしょう。

  3. ゆきママ より:

    収納マン様

    さっそくのお返事ありがとうございます!

    デスクがお安く買えたので、椅子は奮発しても。。と思っていましたが、確かに椅子だけ良いものにしてもアンバランスですね。

    ビーノとニノスで考えたいと思います。
    息子はパティナデスクを気に入りましたが、私は本当はケユカのアロンが良かったんですよね(^_^;)
    G-61DXにももう一度子供を座らせてみます。

    ありがとうございました!!

    • 収納マン より:

      ゆきママさま

      学習椅子はある程度、消耗品と捉えていただいたほうが良いかもしれません。
      いくら良いものを買っても、子供が成長すると体のサイズに合わなくなったり、ハイバックの回転チェアが良いと言ったりすることもあります。

      少なくとも、小学校を卒業する頃には、足置きステップは必要なくなってしまうことが多いんですよね。
      木製チェアだと、高さ調整機能、足置きステップ、足元棚があるため、どうしても重くなってしまいます。
      子供が成長するとそれらの機能が不要になりますから、もっと軽い椅子のほうが良いと思うのは自然の流れでしょう。

      もちろん、中学生以降もそのまま使うことも多いので一概には言えませんけど、基本的にはデザインさえ合っていれば良いと思います^^

  4. ゆきママ より:

    収納マン様。

    なるほど、椅子は消耗品ですね!
    なぜだか机と一緒にずーっと使うものだと思い込んでいました(^^;
    確かに私自身も高校生くらいの頃には回転チェアがいいなーと思っていた気がします。
    息子の机もいずれリビングから子供部屋に移しますし、そうするとリビングの家具の雰囲気に合わせる必要もなくなりますね。

    そうすると、やっぱり手頃なG-61DXでいいかなーと思えてきました。
    収納マン様に相談させてもらって良かったです。
    ご丁寧なお返事ありがとうございます!

    • 収納マン より:

      ゆきママさま

      腑に落ちたようで良かったです^^

      またご不明の点があればいつでもご相談ください♪

スポンサードリンク
スポンサードリンク