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2023年度のヒカリサンデスクは新作続々!ラシュレ&クレスト&ビスコット

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ここのところ学習机市場はサッパリ盛り上がりません。値上げやスペックダウン、廃番などといったネガティブなニュースが多くて、新商品なんてほとんど登場しないからです。

その点、ヒカリサンデスク(光製作所)は素晴らしい!なんと2023年度は新作デスクが3台もあるんです!

ただ、ヒカリサンデスクは9月下旬に2023年度のデジタルカタログを公開していたものの、こちらで引用できる商品写真がありませんでした。それがこのたびようやく販売開始されたので、紹介したいと思います。

※この記事は2022年11月20日時点の情報に基づいています

 

M-ラシュレ

順番にご紹介したいと思います。まずは「M-ラシュレ」。天板にメラミン合板、それ以外は主にカバ材を使ったベーシックデスクです。セット品ではなくセレクトタイプで、ワゴンはスリムなSサイズを組み合わせることもできます。

いわゆる北欧風なデザインながら、実用性もシッカリと備えているのがM-ラシュレの特徴です。天板下に配線トレーのようなものが付いていたり、上棚は下段にA4サイズが収納できるように棚板の高さを変えることもできます。天板はホワイトですが、メラミン合板なのでキズや汚れにも強いです。

B-クレスト

お次は「B-クレスト」。最近はデザイン重視のデスクが多いヒカリサンデスクですが、B-クレストは一昔前のヒカリサンデスクらしい素朴な佇まいとなっています。

B-クレストは天板にタモ突板を使ったベーシックデスク。上棚は足元棚としても使える「チェンジ棚」で、2022年度を最後に廃番となった「SDW-サンウッド」と同様のギミックを備えています。

サンウッドはデザイン重視でしたが、B-クレストはコの字脚になっていて、椅子に座ったり降りたりしやすい機能性重視と言えるでしょう。なお、B-クレストには上棚ミドルタイプとロータイプ、ワゴンMサイズとSサイズが用意されています。いずれもナチュラルとブラウンの2色展開です。

 

L-ビスコット

「L-ビスコット」はたぶんビスケットをイメージしたカワイイ感じのベーシックデスク。天板はパイン突板ということですから、これはやはり2021年度を最後に廃番となった「スカーレット」の穴を埋める必要があると判断したんでしょうね。

チューリップがモチーフの小箱(別売)は跳ね上げ式の鏡が付いていて、ミニドレッサーとして使うことができます。また、上棚にはタブレット端末を立てることができるなど、デザイン性だけでなく機能性にも配慮しています。

なお、ラシュレ、クレスト、ビスコットの3モデルの登場とともに、サンウッド、サンユニット、サンビジョンの3モデルは廃番となりました。

 

木製学習椅子G-71

木製学習椅子にもニューフェイスが登場です。「G-71」はM-ラシュレに合わせて用意された4本脚チェアで、市場の「イイトコチェアJUC-2170」に似た形状となっています。

リビングダイニングなどカーペットを敷いていないスペースで使うケースも増えているので、ヒカリサンデスクとしてもこういう椅子が必要だったのでしょう。

 

値上げはかなり抑えました

品群商品名値上げ率
デスクサンナチュレ0.4~4.1%
サンノット実質14.9~15.4%
Mコンパクト21.0~9.5%
BE・BE
サニーサイド
ロイス
ベッドヒュッテ・バンクベッド
カスティナ3・バンクベッド14.7~16.1%
カスティナ3・ロフトベッド10.2~23.8%
カスティナ3・システムベッド&デスク0~26.0%
スリーミン・バンクベッド
サンロフト・ベッド29.0%
デスクライト0~7.4%
ランドセルラック等
椅子0~6.4%

最後に、値上げについてもチェックしてみましょう。

驚いたことに、値上げは商品名別で半数程度にとどまっています。昨年度までの在庫がそのまま残っているだけというものもあろうかと思いますが、「サンナチュレ」のわずかな値上がりなどを見ていると、かなり頑張って価格を抑えたんだと思いますよ。

「SDW-サンノット」は一瞬、値下がりしているように見えますが、デスクライトとコンセントが別売になっており、実質的には値上げとなっています。また、「ヒュッテ・バンクベッド(2段ベッド)」はフレームの色を1色に絞り、オプションパーツも減らすことで、本体の価格を維持。価格上昇を抑えるために腐心した様子が散見されます。

 

以上の通り、2023年度は学習机メーカー各社が防戦一方となる中、ヒカリサンデスクはかなり攻めてきた印象です。新型モデルを3つも投入したうえに、値上げも極限まで抑えました。これは素直に拍手喝采を送りたいと思います。

あとはこれらの施策がどれだけ売上に貢献するかですよねー。新型3モデルはいずれも実売価で10万円近い価格です。地板、アリ組み、四方囲いなどの「こだわり仕様」の良さを消費者にしっかりと伝えなければ売れるはずがないのですが、昨今の家具販売店ではちゃんと説明できる販売員が少ないですし、それができる販売員なら浜本工芸やカリモク家具を勧めることも多いと思います。

そんなこんなでなかなか立ち位置が定まらないヒカリサンデスクですが、なんとか手応えを掴んでもらいところです。

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