昨今の値上げラッシュには皆さん参っていることと思います。もちろん私もそうですが、日頃の買い物でそれを実感することはさほど多くはありません。影響が大きいのはむしろ過去記事の更新で、これがもう本当にウンザリするほど膨大な負担となっています。
学習机や収納グッズの価格を書き換えるだけなら楽ですが、比較記事の場合は文脈はおろかタイトルすら変わってしまうことも珍しくありません。「AよりもBのほうが安い!」という内容だったはずが「どっちも微妙」になり、頑張って更新したにもかかわらずアクセス数が下がってしまって、「私はいったい何をやっているんだろう…」と肩を落とす日々です。
かように値上げというのは誰も喜びません。もちろん、メーカーや販売店も同様です。それでもやらねばならない事情というのがあるのでしょう。2023年7月1日から浜本工芸の学習机がまた値上げです。
※この記事は2023年3月4日時点の情報に基づいています
浜本工芸の学習机が2023年7月1日に価格改定予定
価格改定のお知らせ
2023年7月1日ご注文分より、学習机および学習関連製品の価格改定を実施予定です。ご購入をご検討の方はお早めにお買い求めください。
※その他の家具につきましては、6月1日より改定となります。
現在、浜本工芸の学習デスクのトップページに上記のお知らせが掲載されています。あくまで価格改定なので必ずしも値上げというわけではないものの、値上げと考えてほぼ間違いないでしょう。さもなくば、”お早めにお買い求めください”なんて言わないですからね(苦笑)
業界最大手のコイズミファニテックが昨年12月にシーズン途中で異例の値上げに踏み切ったくらいですから、浜本工芸も2024年度から値上げというのは特段驚くべきことではありません。しかしながら、木材価格が高騰し続けているという話は聞かないですし、為替相場も今は割りと落ち着いています。コイズミファニテックと違って海外からの輸送コストの影響も大きくないはずですから、どんな理由があるのでしょうか。国内物流コスト上昇と、あとは人件費の高騰ですかね。
他社も値上げがあるかも?
ともあれ、気になるのは他社も値上げされるのかというところです。
カリモク家具は2023年3月1日に5月9日納品分からカリモク60とディレトーレの価格改定を発表しています。学習家具に関しては今のところ公表されていることはないものの、昨年は6月1日に10月4日からの値上げを発表していますから気を許せません。
ほか、大商産業直営店の「MWS-520」が1万円アップの税込59,800円になっていたり、イトーキのお買い得品が一部で完売になってしまったりと、私が目を付けている穴場スポットでも値上げの波がジリジリと迫っている感じがします。
近年は目ぼしい新作デスクが少ないということもあり、浜本工芸に限らず学習机は早めに買うに越したことはないと言えるでしょう。
それにしてもまあ、学習机に限らず値上げラッシュが止まる気配はまったくないですね。大企業の一部は給料を大幅にアップするとか、プレミアム価格の商品がよく売れているとか、そういう景気の良い話は聞きますが、私自身はまったく蚊帳の外で実感がありません。
でも、懐に余裕がなくても要るものは要るし、欲しいものは欲しいわけで。近々値上げが実施されることが分かっているのであれば、早めに買ってしまったほうが精神衛生上も良さそうです。
コメント 皆様からご質問・ご意見など
2023.4月に入学の第一子の学習机を調べていてこちらのブログに辿り着きました。周りは購入していない&買わなくていいんじゃない勢しかおらず、しかしリビングが散らかるのがストレスで購入検討中です。
浜本工芸No.09がデザイン含めいいなと私の中で第一候補なのですが、いかんせん高い。似た形のロウヤにしようか迷いつつあります。
現在の浜本工芸デスクの価格でもイチオシでしょうか。椅子抜き一式で18万ちょいです。一方ロウヤは約6万。
3年後には第ニ子の入学も控えています。
ここのところ毎日悩んではこちらの浜本工芸のおすすめ記事を読み、憧れを募らせています。
めがねさんさま
はじめまして^^
近年は小学校入学時に学習机を買う気満々という方は少なくなっているようですね。
でも、たいてい時期を見て購入する方がほとんどですから、お子さんが片づけや学習の習慣を身につけるためには、めがねさんのように計画的に進めていただくのが一番だと私は思います。
さて現在、ご検討中の机は浜本工芸のNo.09デスクと、それに似たロウヤの机ということは「ウィガン」でしょうか。
私も割りと最高級品と完全にコスパ重視の品で揺れ動いてしまう派なのでお気持ちよく分かります^^;
私はウィガンの実物を見たことはないのですが、この構造であれば横揺れの心配は少なさそうですし、No.09デスクと同じテーパー脚でお子さんが座り降りしやすく、天板はレッドオーク無垢、引出しは内部材が桐で全段フルスライドレールですから、質感は決して悪くないと思います。
一方のNo.09デスクの天板も無垢と言ってもナラ材の中でも最高級と言えるグレード、引出内部材の桐もキレイで滑らかな手触りです。
先日のセミナーで佐藤ママもおっしゃっていましたが、本当に「手触りがとても良い」です。
一言で違いを言うとしたら、まさしくそれしかないと思います。
私も浜本工芸の学習机に初めて触れたとき、「婚礼箪笥か!」と思いました。
まだ結婚もしていませんでしたが、子供が生まれたら絶対にこれを買おうと心に決めました。
結婚して新居を決めるときも、浜本工芸の学習机をダイニングの隅に置く前提で間取りを決めました。
今から思うとアホですけど(苦笑)、そこまで思わせる絶対的満足感があると思います。
一方で、子供2人分の机を一度に買うことになったときは参りました。
当時は一番安いモデルが10万円くらいで買えたので、今の価格ではちょっと無理だったと思います。
めがねさんにおかれてましても、2台目のご購入が3年後だとしても負担感は少なくないでしょう。
そんなわけで、どちらを選ぶのが正解かは分かりませんが、めがねさんが熟慮して選んでくれた机ならお子さんもきっと喜んでくれると思いますよ^^