今年も大阪府豊中市にある学習机専門店「デスクランド」に行って参りました。伊丹空港のすぐそばなので、轟音とともにジェット機が幾度となく上空を飛んでいきます。
例年のことながら、何か目的を持ってやって来たというわけではありません。強いて言えば、同じ学習机を愛する者として、社長と雑談をしに来ただけです。
今回は特にワゴンについて話が盛り上がりました。
※この記事は2024年12月11時点の情報に基づいています
CDコンパクトが非リフティングに
2025年度からコイズミファニテック「CDコンパクト」のワゴンが天板リフティング式ではなくなりました。これについて、これまでに全国屈指の台数のCDシリーズを販売してきたデスクランドの社長はどのように考えているのか聞いてみたかったのです。
もちろん、ワゴン天板が昇降しなくなったことはデメリットばかりではありません。引出しの2段目が深めになり、実質的な収納量は増えますからね。
それを踏まえ、社長に質問を投げかけたところ、意外な答えが返ってきました。「別にどっちでも良い」と言うのです。
驚いて真意を聞いてみると、「たとえば標準は天板固定ワゴン、5千円アップで昇降ワゴンという感じで、選ばせてくれたら良いのにと思います」とのことでした。
なるほど確かに、「CDファーストならリフティング式ですよ」という提案は、CDコンパクトを検討している方にとっては飛躍しすぎです。CDコンパクトでワゴンの天板が固定か昇降かが選べたほうがユーザーファーストです。
「やはり、おそらく日本で一番CDシリーズを売っている社長の視点は鋭いな…」と改めて思いました。
ちなみに、デスクランドではワゴン天板がリフティング式の2024年度モデルの在庫がまだ少しあります。「リフティング式のほうが良い!」とおっしゃる方はお早めにどうぞ。レイアウトパターン全5種をすべて実際に見ることができるのもデスクランドならではです。
OD1-woodyハイタイプは昇降ワゴン継続
「ワゴン天板が固定になったと言えばOD1-woodyのハイタイプもですよね?」と水を向けてみたところ、社長から驚くべき発言がありました。なんと、OD1-woodyのハイタイプのワゴンはリフティング式が継続されたというのです(ミドルタイプは引き続き固定式)。
上写真のデスクがまさにそれ。その代わりというわけではないでしょうが、WW(ホワイトウォッシュ)色はピンクの♥の取っ手のタイプがなくなり、水色の■に統一されたようです。また、上棚の笠木の形状がWT色やBR色と同じに変更されています。これについては後に東京インテリア家具でも確認しています。
ファリスのWO色がなくなるらしい
今年6月の商談会では聞いていなかった話が他にもありました。「ファリス」のWO色(上写真)がなくなるというのです(ナチュラル系のMO色は継続)。
もっとも、これは中途半端な色なので、もっと濃いWT色などに変更する予定なのかもしれません。そうなると、より「ビーノ」に近い感じになりますが、個人的にはそれで良いんじゃないかと思います。
ルーミンなどが現品特価
廃番と言えば、デスクランドでは「ルーミン」(上写真)などが特価で販売されています。多くが現品処分とは言え、デスクランドでは展示品の扱いが丁寧なのでキズなどは見当たりません。なのに、めちゃぐちゃ安いです。
ちなみに、某店のオリジナルデスクなどもあります。
2025新作デスク「レノス」
もちろん、新作デスクもあります。こちらは電動昇降天板の「レノス」。学習机売場を縮小させる家具店が多い中、実物を拝める店は非常に珍しいはずです。
ちなみに、他で展示が少ない「ウォルビー」を目当てに来店される方も多くて、実際にポツポツ売れているそうです。
というわけで、今回はコイズミファニテックの学習机に関する話がメインでしたが、デスクランドでは堀田木工所、杉工場、浜本工芸、カリモク家具などの学習机もたくさん扱っています。
京阪神エリアを中心に無料で配送設置可能。社長自ら届けてくれるので安心です。ぜひ一度、デスクランドに足を運んでみてください(現在は基本的に土・日・祝日のみの営業なので注意)。
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