リビングダイニング学習をするにあたっては様々な考え方ができます。ダイニングやリビングのテーブルで勉強するのでデスクは買わない。組み替え可能なデスクを買って、子供部屋に移してから拡張させる。国産高級デスクや定番のセレクトタイプなら、将来的に同じ材質と色で買い足しすることも期待できます。
そのほか、リビングダイニングにはとりあえずコンパクトなデスクを置いて、のちのち本格的に子供部屋で勉強するようになってから学習に最適なデスクを買うというのもひとつの方法でしょう。
今回はその前段、リビングダイニングに置くのに最適なコンパクトで低価格のデスクをいくつかピックアップしてみたいと思います。
※価格および仕様は2023/12/09現在
大洋・オーダーコンソール
私がよくオススメするのは大洋(シェルフィット)の「オーダーコンソール」です。幅60~180cmまで1cm単位でオーダー可能。さらに、奥行は3サイズ、高さは4サイズ、カラーは7色、幅木よけカット加工も可能と、至れり尽くせり。組立式ですが、国産でホルムアルデヒド等級F☆☆☆☆(最高ランク)、価格も例えば幅600~900×奥行445×高さ702mmで税込21,800円とお手頃です(オーダー収納スタイル楽天市場店の場合)。
オーダーコンソールをオススメするのはそれ単体だけでなく、同色の「エースラック/カラーラック」を組み合わせることができるからです。こちらは既製品のほか、各種オーダーも可能で、ニーズや予算に応じて最適な学用品の収納スペースも確保できます。なお、ハイタイプの「オーダーオフィスデスク」というのもあります。
ちなみに、カラーは一般的にはホワイトがオススメです。ホワイトなら壁紙の色に溶け込みやすく、存在感を感じさせずに済むからです。逆に他の家具などに色を合わせてしまうと存在感が出てしまうので注意。
IKEA・MICKE(ミッケ)
使い捨てと割り切るなら、私はIKEA(イケア)の「MICKE(ミッケ)」も悪くない選択肢だと思います。上写真のコンビネーションで税込19,990円。デスク単体でも良いですし、引き出しユニットや上棚(追加ユニット)をセットしても良いでしょう。
ただし、上棚をセットすると基本的にクランプ式のデスクライトは使えません。スタンド式のデスクライトを使うか、手元にシーリングライトのあかりが十分に届く場所に設置するようにしましょう。
コイズミファニテック・ビーノ50
コンパクトでもやっぱり引出しがあったほうが良いという場合は、島忠ホームズなどで販売されているコイズミファニテックの「ビーノ50」がオススメ。カタログモデルだと奥行が60cmのところ、オリジナルモデルは奥行50cmでコンパクトです。
ただ、これ1台を買うだけなら楽天市場などでカタログモデルを買ったほうが安いというのが悩ましいところかなと思います(苦笑)ちなみに、コイズミファニテックには奥行48cmの新作「ファリス」もありますが、引出しが付いていないことを考えると割高です。
イトーキ・リーモ リビングデスク
イトーキの「リーモ・リビングデスク」も良いかもしれません。幅800×奥行450mmとコンパクト。2017年度を最後にカタログから消えましたが、まだ残ってたんですねー。
無難な色合いかつ、リビングに置いても違和感のない木質感だと思います。
オカムラ・リュブレ
同じサイズ感だと、オカムラの「リュブレ」という選択肢も良いかもしれません。引出しはオプションで別売となりますが、ホワイトオーク突板でデザインもスマート。サイドチェスト、ホワイトボード、オープンラックなどを追加することもできます。
そのほか、オカムラにはシェルフやスタンディングデスクとしても使うことができる「ヴィチーノ」もあります。
イトーキ・ミノト
リュブレに似た感じでイトーキには「ミノト」というデスクがあります。ミノトには引出しはなく、棚が1段設けられています。配線ケーブルスリットが設けられていることが特徴と言えるでしょう。
無印良品・スチールユニットシェルフ
※上写真はステンレスユニットシェルフです
シェルフとしても使えると言えば、無印良品の「スチールユニットシェルフ」もオススメです。意外と知られていないことなのですが、スチールユニットシェルフは「高さ調整金具」と「帆立補強パーツ」を組み合わせることでシェルフデスクとして使うこともできるのです。
バックパネルを組み合わせればマグネットで時間割表などを貼ることもできてGood。限られたスペースでも収納スペースを確保しやすいうえ、デスクとして使わなくなってもシェルフとして使うことができます。ただし、ちょっと横揺れは生じます。
以上、リビングダイニングに置くのに最適なコンパクトで低価格のデスクを7台ピックアップしました。基本的には天板サイズ幅90cm以下、奥行50cm以下で探したので、それ以上でもOKなら選択肢は他にもたくさんあると思います。
また、予算については概ね4万円台以下で探しましたが、もっと安いものは他にも色々あると思います。ただし、低価格になればなるほど引出しは壊れやすく、天板は消しゴムで消したときにガタガタと揺れるといった可能性もあるので、そこはあらかじめご注意ください。
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