最近はデスク、ワゴン、上棚、デスクライトの組み合わせを自由に選べる、いわゆるセレクトタイプの学習机が増えてきました。それとともに、ワゴンを購入せずにデスク本体だけを購入する方が増加傾向となっています。
確かに、ワゴンを一緒に買わないことにはいくつかのメリットがあります。
- 予算を抑えることができる
- 余計なモノを詰め込む余地を減らせる
- 足元を広くすることができる
- ワゴンを動かす必要がないので掃除がしやすい
- 定番モデルなら、必要になってもあとで買える(可能性がある)
しかし、「学習机は引出しが命」と考えるワタクシ収納マンとしては、できればワゴンもセットでお買い求めいただきたいと考えています。今回はその理由についてご説明しましょう。
※この記事は2019年3月30日時点の情報に基づいています(2024年4月24日更新)
大人でも「引出しが足りない!」
私は以前に何度か、収納のプロとして民間企業や自治体などでデスク周りのアドバイスをしたことがあります。その際に、ほとんどの方が「引出しがもっと欲しい!」とおっしゃるのです。
机の上にはファイルがズラリと並び、文房具など様々なモノも置かれています。そればかりか、足元までダンボール箱や紙袋がギッシリという強者もいらっしゃいます。その状況なら、もっと引出しがあれば机の上がスッキリすると思うに違いありません。
大人でもこんな調子ですから、子供にデスク本体の引出しだけで我慢しなさいと言うのは、さすがにちょっと厳しいのではないでしょうか。
「余計なモノ」を入れてナンボ
「そうは言っても、子供の引出しなんてガラクタみたいなモノばかりでしょ?」とおっしゃる方もいます。確かにその通りかもしれません。しかし、それは大人の論理であって、子供の価値観とは違うだけではないかと思います。
話が少し戻りますが、先ほどの会社の机の引出しについて、私は正直なところ今以上に引出しは必要ないとも思っています。なぜなら、引出しの半分ほどは私物だからです。つまり、仕事とは直接関係ないモノが半分程度を占めていて、それらを持ち帰るなりすれば収納スペースは確保できるのです。
でも、大人も仕事中に息抜きをするんですよね。飴をなめたり、肩をほぐしたり、子供の写真を眺めたり。ですから私としても、「仕事に関係ないモノは減らしましょう」とは言えないところがあります。
翻って、子供も同じではないでしょうか。子供にも息抜きは必要です。それ以前に、机に向かう習慣を身に付けるには、まず子供にとって心地良い空間になることが大切だと思います。そう考えると、やはりガラクタのようなモノを収めるというのは自然なことなのではないでしょうか。
作業スペースを拡張できる
昔は袖引出しが固定された学習机が一般的でしたが、次第にキャスター付きのワゴンタイプが主流になりました。なんでも「大は小を兼ねる」という考え方が一般的だった時代で、「ワゴンを机の横に並べれば幅140cm以上になる」というセールストークが大いに受けたものです。
しかし実際のところ、机の横にワゴンを並べるスペースがあるお宅は多くありません。そのため、その事実が明らかになってくると、ワゴン天板が昇降式である必要はないと考える人も増えました。
ただ、ワゴンは天板が昇降してもしなくても、机の前に引出してL型レイアウトで使うこともできます。上写真のようにL型レイアウトにした場合は引出しが使いにくくなってしまうものの、プリントや資料集を広げたり、パソコンとノートを同時に使うときには便利です。ランドセルを置くにも好都合と言えます。
中学生になった私の娘はパソコンでレポートを作成する機会が増えており、彼女にとってL型レイアウトはもはや必須です。また、受験勉強の際には夜食を摂るときにも重宝していました。
廃番や色が合わないという可能性も
最近はデスクとワゴンが別々に購入できる学習机は増える傾向にありますが、基本的には浜本工芸やカリモク家具などの国産メーカーのものや、海外生産品の場合は定番と言えるシリーズの一部に限られています。
国産メーカーだから、定番だからと言って、数年後にワゴンの買い足しを期待する気持ちはもちろん分かります。しかし、生産終了を予告するカリモク家具でもせいぜい3年先までしか分かりません。それ以外のメーカーに至っては、突如として生産を終了したり仕様を変更します。なので、数年後にワゴンを買い足すということはあまり期待できないと私は思います。
それと、デスクを買って数年後にワゴンを買い足した場合、色が合わない可能性が高いです。オイル塗装の場合は論外として、ウレタン塗装でも紫外線によって少しずつ色褪せます。
また、同じ商品であっても、実は塗装色は微妙に変えています。時代の変化に応じて変えるということもありますが、入荷する木材の木目や色合いに応じて色の調合を変えざるを得ないからです。
以上のことから、「大手メーカー、定番商品だから、ワゴンはあとで買っても良いでしょ?」と楽観的に構えず、必要性を感じたら、多少無理をしてでも同時に購入することをオススメします。
低予算の選択肢も検討の余地あり
数年前まではミニマリスト的な発想でワゴンの必要性を疑問視する方が増えたという感じでした。しかし、コロナ禍以降は相次ぐ値上げに耐えかねてワゴンを買わないという選択肢を検討する方が増えた印象です。確かに、カリモク家具や浜本工芸のワゴンはもはや学習机が1台買える値段ですからね。
しかし、0か1かで考えることもないと思います。工夫次第で予算を抑えることは可能です。
リフティングなし
たとえば浜本工芸の学習机の場合、多くのモデルがリフティング天板付きの「昇降袖」と天板が固定式の「移動袖」(上写真)から選ぶことができます。堀田木工所の一部モデルもそうですし、コイズミファニテックの「ビーノ」なども同様です。
近年、リフティング式のワゴンはどんどん減っています。リフティング金具の価格が高騰しているからです。リフティング機能がなければデスクの天板と高さを揃えることはできませんが、価格は5千円前後安くなります。また、上写真の「No.09移動袖」のように引出し2段目が深めで大きめのモノを収めやすいというメリットを生じるものもあります。
スリムワゴン
従来はワゴンの幅が40cmオーバーということが一般的でした。しかしながら、近年は幅が30cm強のスリムワゴンが増えてきています。スリムだと収納量が減るうえ、最下段に収めるファイルの向きが変わってしまうというデメリットがあります。一方で、足下のスペースを広くできるとともに、価格を抑えることができるというメリットがあるのです。
ついでに言うと、スリムワゴンならノーマルワゴンに比べてデスク横に並べる際も省スペースで済むというメリットもあります。
オープンワゴン
まだ市民権を得たと言えるところまで普及していませんが、近年はオープンワゴン(サイドラック)というものも登場しています。リフティング天板を省き、幅も狭くし、さらにコストの掛かる引出しまで削って、低予算に収めることを狙ったものです。
引出しはあっても1杯ほどなので小物の収納には適さないものの、教科書などは収納できます。また、デスクの作業面を拡張することもできます。さらに、幅がスリムなら足元スペースが狭くならずに済むというメリットもあります。
スチールワゴン
デスクのデザインによっては難しかもしれませんが、スチールワゴンをセットするという方法も考えられます。スチールワゴンなら1万円程度からで購入できますし、木製より板厚が薄いので実質的な容量が多いです。おまけに頑丈でコスパに優れています。
予算面からワゴンを敬遠されているなら、是非ご検討いただきたい選択肢のひとつです。
学習机にワゴンがあったほうが良い理由、お分かりいただけたでしょうか。以下に改めて要約してみますね。
- 大人でも引出しがもっと欲しいと言うくらいなので、子供にも十分な収納量を確保することが望ましい
- 大人にとってはガラクタでも、子供にとっては大切な宝物。それを収めるスペースがあれば、子供が机に向かう習慣を身に付けやすい
- L型レイアウトにするなどして作業スペースを広く確保しやすい
- あとになってから買おうと思っても手に入らない可能性がある
もちろん、いずれも私の考えに過ぎません。教育評論家の方々はむしろ勉強に関係がないモノは机の周りに置かないほうが良いとおっしゃる方のほうが多いので、その前提に立てば余計なモノを収めがちなワゴンはないほうが良いでしょう。
このように、ワゴンを買うかどうか、どんな机を買うかというのは、子供の教育に対する親の考え方が如実に表れるのですね。置き場所にしても然りで、見た目を重視する方もいれば、とにかく子供のことを最優先に考える方もいます。
正直なところ、私も何が正解かは分かりません(苦笑)ですが、学習机の購入を通じて、親として子供の教育をしっかり考える絶好の機会となることは間違いないと思います。
コメント 皆様からご質問・ご意見など
はじめまして。来年むすめが小学校へ入学するに当たり、こちらで色々と勉強させていただいております。
我が家は (まだ建設中ですが) リビングから幅100センチの引き戸 (通常は開け放しの予定) を隔てて5畳ほどの書斎 兼 勉強部屋があり、そこに作り付けで幅350センチ奥行70センチの一枚板のカウンターデスクがあります。
2才下の弟も合わせて子供は二人で(恵まれればあともう一人?)、思春期や受験などを迎えるまでは、そのカウンターデスクに並んで勉強する事になるんだろうなといったところです。
今回のワゴンの記事を見るまでは、椅子、ランドセルラック、デスクライトを揃えておしまいと想定していたのですが、我が家の学習環境ではやはりワゴンはあった方が良いような気がしてきました。
L字型のスペースなど考慮した場合、高さの調節ができるものが良いように思いますが、恥ずかしながら、良さそうなものを見つけ出すことが出来ませんでした。収納マンさんの見立てで何かお勧めしていただけるものがあれば嬉しいのですが、思い当たるものはありますでしょうか?
また、その他のアイテムとしては、椅子はコイズミの4ステップチェア、ラックはキヅクのクッカ、ライトは山田照明のZライトかコイズミのSCL-357あたりが候補になっているのですが、それって、ぶっちゃけ、ダメですか?どうでしようか??
考えれば考えるほどドツボにはまってしまい困っています。
選ぶにあたって何かしらヒントやアドバイスをいただければとても助かります。
にじのぱぱさま
はじめまして^^
にじのぱぱさんは今ちょうど家を建てられているところなのですね。
目下、ハウスメーカー巡りをしている私にとってはうらやましい限りです^^
おまけに、幅350cm×奥行70cmの造り付けのカウンターデスクなんて最高ですね!
おっしゃる通り、そこにワゴンがあれば最強だと思います。
ただ難しいのは、L字型というか、ワゴンを手前に出した状態のときに、高さが合うかどうかということです。
もちろん、昇降天板で高さを合わせる必要はないのですけど、合わせる場合はメーカーによって微妙に違います。
あと、奥行がデスクとワゴンで違うはずなので、ワゴンが奥の方に入り込んでしまう可能性があります。
できるだけ奥行が深い(=60cm程度)ワゴンのほうが良さそうですね。
あとはやっぱり素材や色です。
いくら良いものでも素材や色が中途半端に違うと不細工でしょう。
というわけで、高さ、奥行、素材や色を念頭に置いて、ワゴンを選んでいただければと思います。
椅子はカーペットを敷いた上で使われるならコイズミファニテックの4ステップチェアで問題ないでしょう。
カーペットを敷かない場合は4本脚やスキー脚のチェアを選んでいただければと思います。
キヅクのラックというのはランドセルラックのことでしょうか?
ちょっと実物を見たことがないのですが、レイアウトさえ問題なければ価格も手頃で良いと思います。
デスクライトは造り付けのカウンターデスクにクランプで取り付け可能でしょうか?
その点と天板厚の問題がなければ、シェードの幅が広ければ広いほど良いと思います。
ワゴンを探すのだけがちょっと大変かもしれませんが、ご自宅が完成するまでにジックリご検討いただければと思います^^
収納マンさま
早々にご返信下さりありがとうございます!!
なるほど、確かにワゴンが奥に入ってしまっては勉強の集中に障ってしまいそうですね。高さと奥行には特に気をつけて吟味していこうと思います。ことによっては素材・色は目を瞑る事になるかもしれませんが。。
床にはカーペットを敷かない予定でしたので、これも再考の余地がありそうてす。ご指南下さった通りスキー板か4本足を基準として探してみようと思います。成長に合わせた高さの調節が気に入っていたので、そこを押さえたものが見つかるといいのですが。
デスクライトは正面の壁を補強してもらっていますので、壁面固定用クランプの使用を考えていました。もしくは卓上かなという感じです。挟むタイプは、カウンターデスクの両端が壁いっぱいまで届いている予定なので、たぶん不可だろうなと思っています。これもシェードの幅というポイントを教えていただけたのて、ぜひ参考にさせていただきます。
まだ時間には余裕があるので、色々と考えていこうと思います。アドバイス下さりありがとうございました!
にじのぱぱさま
そうですね。
ワゴンは最悪、素材と色は目をつむって…というのは合理的な判断だと思います。
天板昇降タイプをお探しでしたら、大手メーカーの学習家具で、しかも単品販売されているものに限られますから、選択肢はそんなに多くはありません。
カーペットを敷かないのでしたら、4ステップチェアは避けたほうが良いでしょうね。
4本脚チェアの脚裏にフェルトを打ち付けたり、スキー脚の裏にフェルトを貼るのが良いでしょう。
学習椅子は基本的に座面と足置きの高さ調節機能が付いていますから、あとは座り心地、素材や色などで選んでもらえればと思います。
【参考】https://desk.shunoman.com/dining_learning_chair/
デスクライトについては、壁にクランプ取付金具が使えるなら山田照明のZライトを設置できそうですね。
もしくはスタンド式。となると、BenQの親子デスクライトなどがオススメです。
【参考】スタンド式も!BenQ「WiT MindDuo親子デスクライト」がamazonで販売開始
またご不明の点がございましたら、いつでもご相談ください^^
はじめまして!ブログ大変参考にさせていただいています!
学習机として、飛騨産業のソフィオ を検討しています。そこで、2点迷いがあり、アドバイスいただけますでしょうか。
①机の横サイズ
100、110、120と選べますが、どのサイズでも置き場所確保としては大丈夫な場合、どう選ぶべきでしょうか。奥行は60です。
評論家さんの記事で、デスク横幅100センチで充分というのを読みましたので、100センチが良いのかなと思っています。
たなとつくえも100センチなので100センチが置き場所に関わらずおすすめでしょうか?
②ワゴン
ワゴンが横幅32.5cmと43cmの2種類ありますが、どう選ぶのが良いでしょうか。
たなとつくえのワゴンは幅41.2cmとのことで、横幅100cmの机には41.2cmがベストなのかな?と思ったのですが、
32.5cmと43cmの2択の場合はいかがでしょうか。32.5の方だと、デスク引き出しと幅が同じと説明があり、これを重視すると良いのか、容量を重視すると良いのか、、
当初、ランドセル屋さんでカタログをもらって知ったキシルを買おうと思ったのですが、その後評論家さんのブログを知り、キシルはすぐに選択肢から外れ、あれやこれやと悩んで1年経ちました笑
その間に、学習椅子だけでも買おうと思い、評論家さんの学習椅子の記事を参考に、飛騨産業のTF268チェアを購入したところ、これがあまりに素敵で、、、
リビングに1台あるだけで部屋のクオリティが変わりました笑
そこで今回、ソフィオ (机、ワゴン、パネル型ブックスタンド)を検討している次第です。
アドバイス、いやそもそも考え直した方が良いよ等教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します!
悩み中さま
はじめまして^^
悩み中さんは飛騨産業のTF268チェアを購入されたのですね!
あれはデザイン、座り心地ともに、本当に素晴らしいと思います。
それでもそれ1脚でお部屋のクオリティが変わってしまうとは…それほど豊かな気持ちになれる質感を持ち合わせているということなのでしょう。
さて、TF268チェアに合わせてソフィオのご購入を検討されているということですね。
まず、ソフィオは脚が太いのでそれを前提としてサイズやワゴンを選ぶ必要があります。
チェアTF268の幅が440mm、ワゴン大MR613は430mm、ワゴン小MR616は325mmです。
また、普通に両脚を組み合わせると脚間寸法は1000mm幅で790mm、1100mm幅で890mm、1200mm幅で990mmとなります(カタログ29ページ参照)。
ですから、1000mm幅のデスクではワゴン小しかセットできません。
スペースに無理がないようでしたら、ワゴン大のほうが使いやすいと思うので、1100mm幅以上のデスクを選んだほうが良いでしょう。
ここでちょっとワゴンの説明を。
確かにワゴン小は手を自然に横に動かしたときに取り出しやすいファイルの向きと言えます(カタログ22ページ参照)。
しかしながら、引出しを奥まで引き出さないとファイルを取り出せないんですよね。
押入れ用の引出しはもちろん、整理タンス、食器棚、システムキッチンなどを思い出してください。
引出しを奥まで引き出すことってどれだけあるでしょうか。
ほとんどの場合、手前半分程度だけ引き出して、モノを手に取ることが多いのではないでしょうか。
もちろん、たかだか奥行40cmほどの引出しですし、飛騨産業は質の良いフルスライドレールを使っていますから、ストレスなく引出しは開閉できます。
それでも、特にカーペットを敷いたところで使用したり、数年経ってグリス切れしてくると、引出しがあと2~3cmのところで完全に引き出せないことは起こります。
もちろん、そのような場合も強めに引けば完全に引き出せますが、そういう風にしてやらないとファイルの角をいちいち上の引出しにぶつけながら取り出すことになっちゃうんですね。
説明が下手で申し訳ないのですが、お分かりいただけたでしょうか。
つまるところ、スペースに無理がないのであればワゴン大のほうをオススメする次第です。
先ほどの話に戻りまして、デスクの幅を1100mmと1200mmのどちらにするかですが、個人的には1100mmでよろしいのではないかと思います。
1200mmあれば大は小を兼ねるし、ゆったりしていて良い、足元も広々するという意見ももちろんあると思います。
一方で、横に書棚を置いたときに相対的に距離が離れてしまう、家具レイアウトに制限が生じるなどのデメリットもあるからです。
お子さんが将来的に大柄になっても、ワゴンタイプなら横に並べて使うこともできます。
作業スペースもワゴンをデスクの横や手前に並べることで広げることが可能です。
そう考えるとなおさら、1100mm幅で十分なのではないかと思う次第です。
ちなみに、パネル型ブックスタンドMR581を取り付ける場合はおそらく利き手側の天板奥に取り付けることになると思います。
その場合、デスクの幅が広すぎると、座った状態で手が届きにくいと言えます。
その点でもやはり、無駄に天板が広すぎないほうが良いと思います。
以上、ご参考になれば幸いです^^
収納マン様
こんなにご丁寧にアドバイスいただけるとは。。びっくりしました。
自分では思いもよらない点で、伺ってみて本当に良かったです。
ありがとうございます!!
確かにソフィオ は脚が太いですね。。迷わず、机は幅110、ワゴン大を選ぼうと思います。
ワゴンが引き出しにくい場合があるなど、、そのまま購入していたら大変でした。
机の幅が広すぎるとブックシェルフに手が届きにくい、、 考えてもいませんでした。
学習机って面白いですね!!
ありがとうございます!!
幅110、ワゴン大、パネル型ブックスタンドの組み合わせで、
ライトは山田証明のZ80NWを考えているのですが、
問題ないでしょうか?
また思いもよらない見落としがあったら、、と 教えていただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。
悩み中さま
ホント、学習机って面白いですよねー^^
ソフィオの110+ワゴン大+パネル型ブックスタンド、良いと思います!
デスクライトは山田照明のZ-80NWをご検討とのことですが、これは見た目のシンプルさ重視ということでしょうか。
もちろん、Z-80NWがダメというわけではありませんが、直下照度が1,880ルクスと非常に明るいので、たとえばコイズミファニテックのSCL-357の1,100ルクス、浜本工芸のC3763 の1,420ルクスと比較すると、眩しさを感じたり、直下とデスクの端で明暗の差を感じやすく目が疲れやすいかもしれません。
もちろん、デザイン性やアームの精度はZ-80NWのほうが優れていると思いますし、調光機能をご希望の場合はそれが最善の選択だと思います^^
収納マン様
詳しくアドバイスいただき大変ありがとうございます!!
またまた買ってから後悔するところでした、、
15年程前に自分のデスク用に買った山田証明のZライトが良かったので、何となくデスクライトで性能も見た目も1番なのはZライト〜と思い込んでおり、
Zライトありきで、Zライト、目に優しい、と検索して出てきたのがZ80だった次第です笑
そして、収納マンさんのデスクライトの記事を再度読んで出直してきました。
コイズミファニテックのscl357が良さそうですね!
これにしようと思います。
子供の目に良いことが最優先なので、目が疲れやすい恐れがあるのは困ります笑
大人に向くライトと子供に向くライトは違うんですね。
伺って良かったです!
ありがとうございました!!
悩み中さま
山田照明のZライトはシェードの精度が極めて高いので、大人がシェードの位置を自在に調整しながら作業をするタスクライトとしては最高です。
しかしながら、常に参考書類を天板面に広げて使う学生には、シェード幅が広くて位置の調整がほとんど必要ない学習用ライトのほうが適しています。
110cm幅のソフィオなら、なおさらシェード幅が広いほうが机の端まで光が届きやすくて良いと思います^^
はじめまして。
中学2年生になる娘の初めてのデスク選びをしています。
杉工場のSDデスク(幅100)とSDシェルフの購入を検討しているのですが、それに合うワゴンがどれが良いか迷っています。
リフティング式のユニシスは、今後パソコンを使うであろう時に、L時使用で、便利かなと思います。
またアルダーのPワゴンにも惹かれています。何教科もの宿題を一晩でするので、ズボラの娘には、投げ込み式のフォルダーが便利な気もします。
ただPワゴンの利便性がどれ程のものなのか、分かりかねています。
これって人気商品なんでしょうか?
無難に大は小を兼ねるで、Nワゴンもありでしょうか?
デスクは自室に置く予定です。
お手数ですが、アドバイス頂けると助かります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ワゴン検討中さま
はじめまして^^
杉工場のSDに合わせるワゴンをお探しですね。
まずSDを選ばれる理由は、奥行が60cmで深め、書棚をデスク側面に配置してユニットデスクとして使う、シンプルなデザインが好み、といったところでしょうか。
杉工場のワゴンはいずれも奥行53cmのデスクに合うようにできているので、奥行60cmのSDに収めると、ちょっと奥まってしまうんですよね。
また、ユニシスのRワゴンをセットした場合、機能的ではありますが、Rワゴンは少し丸みがあるデザインなので、SDのデザインが気に入られている場合は少し違和感を感じるかもしれません。
デザイン的にはレグシーのNワゴンのほうが似合うでしょうね。
アルダー材のPワゴンもデザイン的にはマッチしやすいと思います。
ただ、ファイルが多い場合や、リビングダイニング学習で書棚を置かない場合には良いと思いますが、中2のお嬢さまでシェルフもセットで購入されるなら、Pワゴンの必要性は低いような気がします。
ちなみに、杉工場は最近、家具屋での展示が少なくなってきているので、Pワゴンが人気かどうかというのはちょっと分からないですね^^;
収納マン様
詳しく教えて頂き誠にありがとうございます。
そうなんです。ユニシスはデザイン的に合わないので迷ってました。
奥まってしまうのも難ですね。
堀田木工のウィンディのワゴンがデザイン的には合ってると思ったのですが、こちらは奥行きが深すぎて、デスクの下に収納できないようです。
やはりNワゴンが無難でしょうかね。
アドバイス助かりました!ありがとうございました!
ワゴン検討中さま
そうですね、やっぱりNワゴンが合うと思います^^
ウィンディのワゴンだとサイズだけでなく、中の引出しの感じも違いますからね。
収納マン様
やはりメーカーが違うと統一感が無くなるのですね。
Nワゴンのリフトタイプを作って欲しいですね〜。
ワゴン検討中さま
私も浜本工芸のようにワゴンの種類が選べたら良いと思っているのですが、年々、リフティング式のワゴンは人気が薄くなってきており(=数が出ない)、それとともに価格も上昇していることから、どこのメーカーも採算を合わせるのが難しくなっているようです。
イトーキ、大商産業、ニトリですら、リフティング式を大幅に減らす方向で進んだわけですから相当厳しいんでしょうねー。
ワゴンの設置位置にきまりはあるのでしよまうか?右利きの場合はデスク下右横のほうが使い易いように思いますが、
もしデスク右横に本棚がある場合は、手が届きにくくはないでしょうか?
また、フリースタイルなど組み合わせ型の棚を横向きに設置した場合などはワゴンが邪魔になって下部分は全くふさがってしまいますよね。その場合は左側にワゴンを置くものなのでしょうか?ふと疑問に思ったので質問させて頂きました。
カープ女子さま
基本的にお子さんが右利きならワゴンは右側に置いたほうが使いやすいと思います。
しかしながら、右側に書棚をデスク側面に面して配置する場合は、ワゴンは左側に置いたほうが使いやすいでしょう。
ワゴンが右側だと書棚に手が届きにくくなるうえに、書棚の下半分がふさがってしまうからです。
つまるところ、カープ女子さんが考えられた通りです^^
やはりそうですよね!
ありがとうございます。すっきりしました。
カープ女子さま
お役に立てば幸いです^^
遅ればせながら家具レイアウトの件も回答させていただきましたので、またご確認ください。
以前、堀田木工のシルフィ購入で何度かコメントさせて頂きました者です。
引き出しをぐちゃぐちゃに使われるだろうから、と
机購入時にワゴンは見送ったのですが、
本人の様子をみて購入を決め、
クリスマス時期に、シリーズの天板固定?のものを買い足しました。
収納マンさんのおっしゃる通り、机=居場所であってほしい。
そのために、引き出しの使い方など多少の事は目をつむりました。
最下段はファイルや不要な(まだ使わない)教科書置き場にして、
残りのスペースは息子の自由に。
折り紙や、工作、落書き用の裏紙(テストの答案など)、スーパーボールなど入れてます。
勉強が終わり、ゲームの時間が終わると机に来ては何か作ったり、好きな漢字をひたすら書いて遊んだり、熱心に紙に落書きしたり、
引き出しの明け具合を調節してスーパーボールでピタゴラ装置を作ったり。笑
怒られると机でふてくされたり…
机が自然に居場所になっているようです。
こちらのサイトを拝見して、机を選んで本当に良かったです。
今もサイトを覗かせて頂き、
買えなかった机に少々未練もちつつ楽しく眺めて参考にしています。
はるママさま
おひさしぶりですー!
その後、ワゴンを追加購入されて、お子さんなりに使いこなされているのですね♪
親から見ればガラクタ同然のモノを、しかももうちょっと整頓して収めれば良いのに…と思うところでしょう。
けれど、そこをグッと堪えてそっと見守っているはるママさんはエライと思いますよー^^
はるママさんのお話で、お子さんにとって自分の机がすごく居心地の良い場所だということがすごく伝わってきました。
その気持ちを一人でも多くの方にお伝えできるよう、私も頑張っていきたいと思います!
ありがとうございました^^
ランドセル置き場を兼ねて低めワゴンと迷い(ご相談もさせてもらい)ましたが、
勉強しなくても机で過ごす時間が多いので、収納力のあるワゴンにして正解でした。
ランドセルは机のそばではありませんが、同じ部屋に置いた山善の三段ワゴンに、身支度アイテムとともに収納してます。
机や机まわりの選び方は、実際学校が始まって使ってみないと見えてこないことも多く、なかなか難しいんですね。
心強いご助言のお陰でとても助かりました。これからも楽しみに拝見しますね。
コメント返し失礼いたしました。
はるママさま
ほんと、実際に学校生活が始まらないと分からないことが多いですよねー。
ランドセルが必要かことすら地域によって違いますし、教科書は置き勉(学校で保管)か否かなんてもっと地域差があります。
また、私やおそらくはるママさんも勉強と遊びはシームレスと考えるタイプですが、学習机には勉強とは関係ないモノは排除するのが良いと考える人もいます。
文房具だけを収納するなら、おそらくワゴンは要らないですよね。
お子さんによってもまちまちです。
実際、うちの娘と息子を見ていても全然違います。
我が家では娘は引出しの中は整然としていますが、机の上はほとんどモノで埋め尽くされています。
反対に息子は机の上はキレイなのに、引出しはまったくと言って良いほど活用できていません。
私もまだ子育て初心者なので十分なアドバイスができませんが、はるママさんのようにお話しくださると他の読者の方にとても参考になると思います。
またお気づきのことがございましたら、是非コメントください^^
以前、別の名前で沢山相談をさせて頂きました。
お返事が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
結局、まだ悩んでおり、購入には至っておりません。
購入しよう!と思った学習机があったんですが、娘が左利きである事を思い出し、振り出しに戻ってしまいました。
学習机は、左利きを考慮する必要はありますでしょうか?
どちらかの記事やコメントにあるようでしたら、重複をお許しください。
宜しくお願いいたします。
さくらんぼさま
先日、杉工場のプルッケNLやコイズミファニテックのデコプリでご検討中ということでご相談いただいていたKさんですよね^^
左利きの場合は、ワゴンが動かせて、アーム式のデスクライトの場合は右側に取り付けできれば、特に問題ないと思います。
デスク本体引出しは一般的に左側のほうが大きいですけど、それもさほど使いにくさを感じることはないでしょう。
ただし、たとえばデコプリのように上棚の引出しに扉があったりすると、圧迫感や使いにくさを感じることがあるかもしれません。
そのあたりも含めて、実際にワゴンを左側に置いた状態で座って比較検討していただくのがよろしいかと思います^^