スタンド式も!BenQ「WiT MindDuo親子デスクライト」がamazonで販売開始

以前にBenQ(ベンキュー)の「WiT MindDuo親子デスクライト」をご紹介したのを覚えてらっしゃるでしょうか?

デスクトップパソコン用ディスプレイのメーカーとしてメジャーなBenQが開発したLEDデスクライトで、シェード幅がコンパクトなのに広い範囲を照らすことができるというのが大きな特徴です。

シェード幅が狭いのに広く照らせる!BenQ「WiT MindDuo親子デスクライト」
BenQ(ベンキュー)の「WiT MindDuo親子デスクライト」はシェード幅が狭いのに広く照らせるという画期的なLEDデスクライトです。コイズミファニテックのECL-357やツインバードのLE-H635Wと比較しながらレビューします。

ただコレ、紹介時点ではメジャーどころでの取り扱いがありませんでした。これでは、いくら欲しくても買うことができません。

amazonでも販売されるという話もありましたが、待てど暮らせど進展がなく、ひょっとしてこのまま日本で発売されることはないのかしらと思っていました。しかし、いよいよamazonで販売が開始されたようです。

2021/04/08追記:2020年末から2021年初に新型(AR19)にリニューアルされました。Ra97の高演色になるとともに、よりムラのないあかりに進化しています。

 

BenQ「WiT MindDuo」クランプタイプ

こちらが以前にレビューしたのと同じ、BenQの「WiT MindDuo親子デスクライト」のクランプタイプ@amazonです。マーケットプレイスで”BenQ Storeが販売し、Amazon.co.jp が発送”という販売スタイルになっています。

価格は24,800円(2018/02/02現在)。コイズミファニテックのSCL-357が1万円ちょっとで手に入ることを考えると、正直ちょっと手が出にくい価格だと思いますが、むしろSCL-357が安すぎるのであって、これはこれで妥当な価格であるようにも思えます。

 

BenQ「WiT MindDuo」スタンドタイプ

今回注目すべきはクランプタイプよりもむしろこちらのスタンドタイプです。

学習用LEDデスクライトはシェード幅が広ければ広いほど良いと言えますが、スタンド式でシェード幅が広いLEDデスクライトというのは皆無です。例外的な存在としてコイズミファニテックのPCL-711がありますけど、お世辞にもアームの精度が良いとは言えませんし、調色機能もありません。

しかし、「WiT MindDuo」のスタンドタイプなら、シェードが弓なりになっており、コンパクトなのに広い範囲をムラなく照らすことができます。おまけに調光調色機能を備えており、デジタル読書モードも搭載しています。

これは現時点では間違いなくスタンド式LEDデスクライトの最高峰と言えるでしょう。



2017グッドデザイン賞受賞

2017グッドデザイン賞受賞

グッドデザイン賞HPスクリーンショット

しかも驚いたことに、BenQの「WiT MindDuo親子デスクライト」は「2017グッドデザイン賞」なんて受賞しちゃってます。

審査委員の評価として、以下のように述べられています。

長年にわたり見られなかった卓上照明器具の革新であり、広角の曲面設計のほかに、調整可能なLEDも上方の円型回転台上でスムーズに動作し、センシング技術の運用に自動調光が加わり、子供たちの目に対する優しい配慮も見られる。

確かに、この独特の弓なり構造は”卓上照明器具の革新”と言えますね。

ところで、写真のブルーとピンクもそのうち発売されるんでしょうかね?

 

陰山英男先生いちおし

さらに、BenQの「WiT MindDuo親子デスクライト」キャンペーンページを見ると、「かげやまデスク(K-model)」でもお馴染みの陰山英男先生の推薦文まで掲載されています。

ここで陰山先生がおっしゃっていることはすべての調色機能を備えたLEDデスクライトで同じことが言えそうですけど(苦笑)、ともあれ調色機能はやはり大事ということですよね。これは2019年度、オカムラも調色式デスクライトを発売することになるやもしれません。さもなくば、Kモデルは無慈悲に販売終了となることでしょう(※2019/01/28追記:2019年度、オカムラからは調色式デスクライトは発売されず、一方でKモデルは販売継続となっております)。

ちなみに、キャンペーンページの下のほうには私のレビューも紹介されています(笑)もちろん、私はBenQから一銭ももらってませんよー。デスクライトも読者の方にプレゼントしちゃいましたし。

 

いやはや、BenQはなかなか「WiT MindDuo親子デスクライト」の販売に踏み切らないなーと思っていたら、ここまで用意周到に準備を進めていたのですね。価格がちょっと高めなのが不安材料ですが、ここまで材料が揃っていたら好調なスタートを切るかもしれません。

今後、ラインナップが増えることも期待したいですね!

 

2019/01/28追記:

私のほうで把握できる限り、「WiT MindDuo親子デスクライト」は発売以来、かなりコンスタントに売れています。詳しいことは書けませんが、この価格帯のものがこんなによく売れるものかと驚いています。

2021/04/08追記:

冒頭でも案内した通り、2020年末から2021年初め頃に新型にリニューアルしました。
BenQ・新型MindDuo

デスクライト2018学習机
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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など

  1. くまママ より:

    長年、記事を楽しみに拝見しています。
    今回、学習机のデスクライトに関しアドバイスいただきたく初コメントさせていただきます。

    クランプ式とスタンド式で迷っています。
    設置ができればクランプ式のほうがお勧めですか? クランプ式のほうがスペースを取らない、スタンド式は移動しやすい、くらいしか思いつかないのですが、ほかにもポイントがあればアドバイスいただけるとありがたいです。
    また、クランプ式の場合、設置位置は机上部の棚がある場合はそちらがお勧めですか?

    商品については、このBenQ か、コイズミのSCL-357がよいかなと記事を拝見して検討していますが、この二つを比較した場合の、お勧めポイントをあらためて教えてくださいますか?
    BenQは良さそうですが、いくつか改善希望な点もありそうで(価格以外でも)、今は発売したばかりなので、少し待ったほうが一般的には改良モデルが出るかな、、と躊躇もしています。こればかりはわかりませんが。

    お忙しいなかありがとうございます。

    • 収納マン より:

      くまママさま

      はじめまして^^
      長年(!)お読みくださいましてありがとうございます♪

      クランプ式は設置スペースが必要でないだけでなく、大きなシェードを取り付けても安定するという大きなメリットがあります。
      学習用デスクライトは基本的にシェードがワイドなほうがオススメですので、クランプ式のほうが好ましいと言えるでしょう。

      また、スタンド式は移動がしやすいと言えますが、そもそもシェード幅が広ければ移動の必要はありません。
      さらに、一般的にアーム式のほうがシェードの可動範囲が広いので、光の向きを調整しやすいと言えます。

      クランプ式のデスクライトの場合、上棚に付けるかデスク天板に付けるかは難しいところです。
      上棚の形状にもよりますし、デスク天板の形状にもよります。
      今のところどんな学習机をご検討でしょうか?

      BenQの親子デスクライト、コイズミファニテックのSCL-357を比較した場合、それぞれの主なメリットは以下の通りです。

      【親子デスクライトのメリット】
      ・シェード幅がコンパクトなのにムラのない光
      ・シェード幅がコンパクトなので圧迫感がない
      ・センサーが秀逸で最適なあかりを自動的に調整してくれる
      ・デジタル読書モード搭載でタブレット学習に最適

      【SCL-357のメリット】
      ・コスパが良い
      ・シェード幅が広くムラのない光
      ・親子デスクライトよりも広範囲を照らすことができる
      ・小学生でも操作しやすい大型ハンドル&操作ボタン

      ともあれ、いずれも非常に良い商品であることに間違いありません。
      BenQの親子デスクライトはまだ日本で発売されたばかりなので、次期バージョンについてはまったく未定ではないかと思います。

      以上、ご参考になれば幸いです^^

  2. くまママ より:

    早速お返事くださいましてありがとうございます!感激しました^_^

    デスクは、バランスチェアに合う、サカモトハウスのひのきデスクを検討しています。
    BenQのスタンドはいま欠品中ですが、入荷を待つか、そもそもクランプ式がよいのか、悩んでおります。

    なるほどクランプ式はスペースを取らない以外にも選ばれる理由があるのですね。ありがとうございます。

    • 収納マン より:

      くまママさま

      サカモトハウスのひのきデスクのご購入を検討されてらっしゃるんですね。

      一般的にクランプ式を取り付けるにはデスク天板の端に飛び出している部分があるか、上棚の棚板に取付け穴が開いている必要があります。
      新ひのきデスクにはデスク天板の端に取り付けできないので、クランプ式なら上棚の棚板にしか取り付けできません。
      (上棚を外した場合は天板奥側に取り付けできるものと思われます)

      なお、上棚の棚板にクランプ式を取り付ける場合は要確認です。
      おそらく一般的なデスクライトのクランプ金具に適応した穴の大きさに設定しているとは思いますが、写真を見る限りちょっと小さいようにも思います。
      (私は新ひのきデスクを見たことがありますけど、さすがに穴の大きさまでは覚えていません^^;)

      あと、幅110cmの新ひのきデスクの場合、コイズミファニテックのSCL-357に比べて、BenQの親子デスクライトでは照射範囲が足りないと感じると思います。
      もっとも、SCL-357のクランプ金具も取り付け可能かどうかは微妙ですけどね^^;
      確実と言えるのは、イトーキのL-77くらいでしょうか。

      【参考】イトーキの学習机にコイズミファニテックのLEDデスクライトは取り付けできる?

  3. くまママ より:

    なるほど、照射範囲まで考えていませんでした!
    クランプはぎりぎり、ひのきデスクの穴に収まりそうです。かなりぎりぎりぴったりです、ご注意くださらなければヒヤヒヤしました、ありがとうございます。
    照射範囲も考え、コイズミファニテックにしようかなと思います。
    多角的に専門的なアドバイスをいただき、本当に感謝します。ありがとうございました。

    • 収納マン より:

      くまママさま

      上棚のクランプ金具取付け穴の寸法は問題ありませんでしたか!
      それは良かったです^^

      学習机が決まってからデスクライトが取り付けられないことに気付いたら凹みますもんね~^^;