リビング学習に最適!?「お片付けデスクマット」があれば消しゴムかす対策になるかも

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リビング学習と言えば聞こえは良いですが、現実には母と子でダイニングテーブルの取り合いになっていることもよくあります。ダイニングテーブルの上にやりかけの宿題を置きっぱなしにされたり、消しゴムかすがテーブルの上にも床にも飛び散ったりするのです。

でもひょっとしたらそんな問題も、このたびセシールが販売開始した「お片付けデスクマット」があれば解決するのかもしれません。

※この記事は2015年12月9日時点の情報に基づいています

 

セシール・お片付けデスクマット

セシール・お片付けデスクマット

出典:セシール

収納のプロとしての見地から言っても、この「お片付けデスクマット」はアリだと思います。

上写真の状態にした場合の大きさは幅58×奥行43cmで、小学校低学年の子供が宿題をするには十分なスペースが確保できます。また、両側の持ち手を持てばやりかけの宿題をダイニングテーブル以外の場所に運んだり、逆に収納スペースからダイニングテーブルに運ぶのも容易です。幅70~90cm程度のオープンラックやサイドボードの上にスペースを確保しておけば、片づけに困る心配も少ないでしょう。

また、三方が囲まれた構造であるため、消しゴムかすが飛び散る心配が少ないと言えます。角のホックを外せばフラットにすることもできるので、水拭きなどのメンテナンスも容易です。

トミカのキャリングケースのような素材であるため、安全かつ必要最小限の耐久性はあると思います。少なくとも小学校低学年くらいまでは十分持つと思われ、もし破損してしまったらその時点でリビング学習から子供部屋に移行することを検討しても良いのではないかと思います。

2023/11/20追記:お片付けデスクマットは既にセシールでの取り扱いを終了しています。なお、こちらはセシールのオリジナルではなく、山善の「持ち運べる リビング学習 テーブルマット」という商品だったようです。こちらも販売を終了しています。

ダイニングテーブルでリビング学習をするにあたって、必ずしもこのようなデスクマットが必要であるとは思いません。しかし消しゴムかすやダイニングテーブルの上を占領されてしまうことを避けるためには、ひとつの解決策となり得るように思います。

スペースに無理をしてリビングダイニングに学習机を置くよりも、移動可能な「お片付けデスクマット」をダイニングテーブルと収納スペースの間を行き来させるという方法は、現実的かつ新しいリビング学習のスタイルとなり得るかもしれません。下段にチェストを備えたオープンラックに「お片付けデスクマット」をセットした家具を学習机メーカーが扱ってくれたら面白いというか、とても良いと思います。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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