先日から当ブログをあちこちイジっておりまして、その際に「ローラアシュレイ」の取扱いをどうしたものかと思案しておりました。私の記憶では2016年度を最後にローラアシュレイが学習机の取扱いをやめてしまっていたからです。
ところが、念のためローラアシュレイのサイトを見てみると、「ドーセットチルドレン」も「ドーセットライブラリー」も復活しているではありませんか!まさに「死んだはずだよ、お富さん」という心境です(笑)
※この記事は2017年12月3日時点の情報に基づいています
ローラアシュレイ・ドーセットチルドレン(J)
ローラアシュレイのドーセットチルドレンの何が良いかというと、数少ないホワイトの学習机でデザインがとても素敵だということです。
女の子向けのホワイトの学習机って粗悪なものはたくさんありますけど、マトモなのが全然ないんですよ。カリモク家具の「カントリー」が2018年3月末を以って生産終了と聞いたときも、「あー、ドーセットチルドレンに続いてお前もか…」と思ったものです。
それなのに、ドーセットチルドレンが復活していたから驚いたのです。でも、ビックリするするほど値段が上がっていて再び驚きました!
手元には2015年度のカタログしかないのですが、それによるとデスク+チェア+シェルフ(上棚)+キャビネット(ワゴン)の4点セットの価格は税別146,000円で、セール中は20%オフの同116,800円となっていました。
それが今は同じ4点セットで同248,000円!約3年前のセール価格と比較すると2倍近くにもなっているではありませんか!
その理由を探ってみると、以前は中国製だったのが、今は日本製になっていることが分かりました。ともあれ、ディテール写真を見る限り、特にバージョンアップした感じはありません。また、上棚からコンセントが消えていますし、主材は天板MDFで脚などがブナ材だったのがMDF+ラバーウッドにグレードダウンしています。
総じて、コスパはさらに悪くなっていると言えます。デザイン性では劣るかもしれないですけど、カリモク家具の「カントリー・エンジェルホワイトP色」のセットを税別定価171,500円で買ったほうが絶対にお得ですね。ただし、それも2018年3月までです。
ローラアシュレイ・ドーセットライブラリー(J)
ドーセットライブラリーも同様に国産になって復活しています。こちらもやはり上棚からコンセントが消え、天板もカバ無垢からアルダー無垢にグレードダウンしています。それでいて、価格は税別166,000円、セール20%オフで同132,800円だったものが、同274,000円となって、2倍以上の価格となっています。
この価格だったら、浜本工芸で一番高級な「No.32デスク」のフルセットを定価で買ってもお釣りが来ますね!いや、さすがイオン傘下のローラアシュレイ、がっちり儲けます(笑)
個人的には、デザインの素敵なドーセットチルドレンが復活したことはとてもうれしいです。ただ、もともとコスパが悪かったのに国産になって、とてもじゃないですけど手が出ない価格になってしまいましたね。ディテール写真を見る限り、浜本工芸やカリモク家具には遠く及ばないものですので、よほどの金持ちじゃないと買えないと思います。
最近はこちらでもホワイトの学習机の引き合いが少ないので、中国でまとめて生産するのではなく、日本で小ロット生産する方向に切り替えたのでしょう。その方針自体は決して間違いではないと思いますが、それでもやはり値付けを誤ったように思います。
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