コイズミ学習机の再値上げで昨年度から2~3割アップ!しかし円安の範囲内

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コイズミファニテック2023年度学習家具カタログ

既に皆様ご存知の通り、2022年12月1日にコイズミファニテックが学習家具の価格改定をおこないました。前代未聞のシーズン途中での値上げです。

学習机メーカーに限らず、メーカーならこんなことは絶対に避けたいはずです。一般消費者に混乱を与えるばかりか、得意先(家具販売店)に事情を伝えたとしても、つい先日プライスカードを作ったばかりですから、ボロクソに言われて追い返されるのが関の山です。

私が営業マンなら、上司に「それだけは勘弁してください!」と泣いて頼みます。もしくは、「どうなっても知りませんよ!」と逆ギレするかですね(苦笑)で、返品伝票や値引伝票を切られたり、後日集金に行ったら嫌がらせで台風手形を切られるというのがオチです。

それでも、ここで値上げしないと、売れば売るほど赤字になってしまう…。会社としてはそういう状況なのでしょう。心中お察しします。

ともあれ、消費者としてはいったいどれくらい値上がりしたのか気になるところです。片っ端から電卓を叩いて全商品の価格をチェックしたうえで、一覧表にまとめてみました。

※この記事は2022年12月3日時点の情報に基づいています

価格は昨年度から2~3割アップ

デスク
商品名7/1値上げ率12/1値上げ率2022→23年度
CDファースト約7%約9%約17%
CDコンパクト約9%約10%約20%
WDスペシャル約14%約7%約22%
レイクウッド約14%約9%約25%
オルレア約13%約7%約21%
デコプリ約18%約8%約27%
アルフ約21%約8%約30%
ビーノ約14~21%約3~14%約22~33%
ファリス約14~21%約5~13%約20~32%
ルトラ約8~22%約7~23%約26~38%
コトア約13~25%約5~12%約24~33%
ブロスト約9~19%約4~12%約21~33%
ワイズ約12~42%約6~25%約27~67%
トリムス約6~19%約6~19%
ルーミン
アルテージ(新商品)約6~23%(約6~23%)
その他
商品名7/1値上げ率12/1値上げ率2022→23年度
ベッド関連各種0~約25%0~約21%0~約52%
Sラック各種約26~30%約8%約37~41%
チェア各種約14~21%約3~20%約21~41%
デスクライト各種約20%約20%
デスクマット各種約7%約9%約17%
デスクカーペット各種約13%約21%約36%

今シーズン最初にカタログが発行された際に昨年度と新年度の価格を比較していましたので、今回はまず12月1日からの価格をチェックしました。そうすると、ビーノ、ファリス、WDスペシャル、オルレアなど、高価格帯の売れ筋デスクの値上げ率は抑えられているように感じました。

ところが、2023年度初めの値上げも加味してみたら、結局はほとんど2~3割値上げになっているんですね。年度初めは値上げを抑制していたデスクも、値上げせざるを得なくなってしまったという状況だと思います。

ちなみに、「ルーミン」だけは値上げを免れました。在庫に余裕があり、追加生産の必要がなかったのかもしれません。デスクライトも今回は値上げがなかったことは、他社製デスクを購入されてコイズミのデスクライトを検討されている方にとっては朗報と言えるでしょう。

値上げの最大の原因は円安ドル高

 2021年
4月初旬
 2022年
4月初旬
 2022年
9月初旬
円/ドル109円前後
12.8%
123円前後
14.6%
141円前後
下落率   
29.4%

今回の値上げは、”世界的なインフレによる原材料の高騰や円安の進行、諸経費の値上がり”が理由とされています。

しかしながら、為替相場だけを見てみても、2022年度シーズン前(2021年4月初旬)から2023年度シーズン前(2022年4月初旬)で12.8%も円安が進み、さらにそこから今回の値上げを決断したであろう2022年9月初旬には14.6%も円安が進行。結局、この1年5ヶ月で29.4%も円安となりました。

コイズミファニテックの学習机は中国やマレーシアなどから輸入しているとは言え、日本での諸経費も価格に含まれています。なので、30%円安が進んでもそれをそのまま価格に転嫁する必要はないのですが、原料コストや物流コストも上がっています。それらも含めると30%の値上げでは十分ではないことは明らかでしょう。本当にツライところだと思います。

今回の値上げ前にコイズミファニテックの学習机を買った人は大正解でしたね。これから購入する人にとっては負担感があろうかと思いますが、だからと言って来年度まで先延ばしにするというのは得策ではないと思います。業界のリーディングカンパニーであるコイズミファニテックが値上げしたのですから、2024年度は競合メーカーにとって値上げしやすい状況と言えるからです。

もっとも、為替は現在134円/ドル水準まで高くなっています。このあたりで落ち着くのか、また円安に戻るのか、予想に反して円高になるのか、誰にも分かりません。いつチャンスが来ても良いように、日頃から情報を収集しておくしかないですよねー。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカー在籍時を含め20年以上、年間200台以上の学習机を吟味し続ける「学習机評論家」。学習机だけでなく、目にやさしいデスクライトや姿勢良く座れるチェア、ランドセル等の収納方法についても研究しています。
2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立し、TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」優勝などメディア出演多数。長女の小学校入学に際して学習机を購入したことをブログに報告したところ相談が殺到。以後、展示会や販売店を回り、最前線の情報を発信しています。詳しいプロフィールはこちら

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. もみ より:

    収納マン様
    新年あけましておめでとうございます。新春早々のコメント、失礼いたします。

    先日、オカムラのクオーレについてコメントしたものです。最近、島忠へ行き、実物を見てきました。夫は、奥行50cmが良さそうで、コイズミのビーノが気に入ったようです。

    ちょうど島忠がセールで5千円安くなっていて、2台買おうか話してます。しかし、予算上、ワゴンや上棚は買わず、机のみの予定です。まだ小1で、机についてる引き出しのみで事足りるだろう、と夫は言っています。

    ここでアドバイスいただきたいのは、ワゴンか上棚、一つ買うとしたらオススメはありますか。
    収納マン様の過去の記事で、ワゴンや上棚のメリットデメリットを拝見しました。なんとなく上棚推しかな、と感じましたがどうでしょうか

    ここで、上棚を買うとすると、ヒカリサンデスクのサンナチュレや、Mコンパクトで上棚付きも似てると思うのですが、品質や価格などはどうでしょうか。サンノットがワゴン無しで買えたらより良さそうかな…

    また、ワゴンを買うとしたら、ノーマルかスリムか、オススメはありますか。

    なお、子どもたちはすでに自分専用の収納があり(幅広のカラボ3段)、ランドセルはそこに置く予定です。

    私個人としては、ちょうどイトーキがセールをしててリーモが6万を切っているのでそれを購入するつもりが、奥行60cmがネックになったようです。

    というわけで、机のみ買う場合、上棚かワゴンか1つつけるとしたら、何がオススメか、アドバイスや気をつけることを教えていただけると助かります。

    なお、新年早々で失礼だとはわかっていますので、お返事はお仕事始めからでも大丈夫です。よろしくお願いします。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      もみさま

      あけましておめでとうございます♪

      大阪近郊の島忠ホームズ2店舗では「ビーノ50」を見つけられなかったので昨年度を最後に終売かと思っていたのですが、まだ販売しているのですね!

      ともあれ、先に結論を言ってしまうと、ビーノ50なら上棚はやめておいたほうが良いです。
      上棚を置くとその手前の天板面の奥行が30cmを切ってしまい、A4ノートをギリギリ置けるくらいになってしまうからです。

      デスクの幅と同じデスクシェルフではなく、コンパクトな本立てであっても同様です。
      本立てくらいの大きさならファイルボックスの口を手前に向けてブックエンド代わりに使ったほうがコスパが良いと思います。

      一方で、学習机に限らず片づけで困りがちなのは小物の収納場所です。
      本ならカラーボックスもしくは組立式書棚でも容易に収納できますが、小物は引出しのほうが圧倒的に片づけやすいです。

      一般的に学習机の引出しは、大人から見れば勉強に関係のないモノで埋め尽くされがちです。
      しかし、会社員の机の引出しを見ても、半分くらいは仕事には直接関係のない私物です。
      大人でもそんな調子ですから、できれば引出しは多めに確保してもらえればと思います。

      楽天市場で見た場合、
      サンナチュレの105デスクが39,000円から、
      Mコンパクトの105デスクが44,800円から、
      ビーノの105デスク(奥行60)が48,400円からです。

      ビーノ50の2023年度の価格は私のほうで把握できておりませんが、おそらくビーノがもっとも高価だと思います。
      サンナチュレの拡張天板がもみさんのニーズに適っているなら十分アリだと思う反面、ウレタン塗装とは言え軟らかいパイン材でキズや汚れが目立つ可能性は覚悟する必要があるでしょう。

      その点、Mコンパクトならアルダーまたはウォールナットの突板なのでキズや汚れの心配は少ないです。
      ただ、サンナチュレも同様ですが、引出しの開閉はお世辞にもスムーズとは言えないのがネックです。

      サンノットはSワゴンのセットが楽天市場で84,800円からとなっています。
      こちらは奥行が60cm、上棚スタイルにした場合はちょっと横揺れが生じるように感じます。
      フラットスタイルにした場合は棚が背板の役割を果たすのか、横揺れは感じないです。

      スリムワゴンかノーマルワゴンのどちらを選ぶべきかについては、足元のスペースをゆったり取りたいならスリム、それよりも収納量を重視したい場合はノーマルというのが一般的なチョイスです。
      幅が広めの椅子をセットしたいがためにスリムワゴンという選択肢も考えられます。

      ただ、スリムワゴンだと引出し最下段はファイル類の背表紙を前後方向に向ける必要があります。
      そのほうが見やすい、手に取りやすいという意見もあるのですが、引出しを奥まで引き出さないと取り出せないというデメリットもあります。
      よって、個人的にはどちらかと言うとノーマルワゴンがオススメです。

      ご主人様が奥行が浅いほうが良いとおっしゃるのは、リビングダイニングに置いたときに圧迫感を抑えたいということでしょうか。
      もしくは、回遊スペースを少しでも広く取りたい、または椅子を引くのもギリギリな状態ということでしょうか。

      もし、後者であればデスクの奥行はやはり50cm程度が望ましいと思います。
      逆に、前者であれば奥行は確保して、上棚はやめておくという選択肢もあるのではないかと思います。
      幅広のカラボ3段で当面の収納量は確保できそうですし、一方でデスク天板の奥行は広いほうが今後のことを考えると勉強や作業がしやすいからです。

      現状では結論を急がず、じっくりご検討いただければと思います^^