サンウッドイズノット「サンノット」!ヒカリサンデスクの2022学習机

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ようやくヒカリサンデスク(光製作所)の学習机カタログが公開されました。

ようやくと言っても、別に今年はカタログの発行が遅かったわけじゃありません。例年よりもちょっと早く新型デスクの情報がキャッチできていて、「これは是非みなさんに早くお伝えしたい!」と思っていたのに、私の期待とは裏腹にデジタルカタログの公開時期が例年通りだけだっただけです。

既にその新作デスクは島忠ホームズの店頭でチェック済み!早速ご紹介したいと思います。

 

SDW-サンノット

こちらが2022年度のヒカリサンデスクの新作デスク第1弾「SDW-サンノット」です。てっきり、そのデザインから2021年度登場の「SDW-サンウッド」が早くもリニューアルしたのかと思いましたが、サンウッドは継続となっています。

上棚が足元棚にチェンジ!

サンウッドは上棚が足元棚になるというギミックでしたが、サンノットも同じようなギミックを備えています。ただ、サンウッドは一旦デスク天板から上棚を外して足元に固定するという仕様だったのに対し、サンノットは上棚を裏返すという構造です。

コンセントは天板収納に格納

それだけの違いか、などと思うことなかれ。上棚の棚板の下に付いていたUSBポート付きコンセントは、上棚をひっくり返しても使えるようになっています。上写真の通り、フタ状になった天板を持ち上げると、コンセントが収まっているのです。余分な電源コードなども隠してしまえます。

タブレットスタンドにもなる

さらに、反対側のフタを立て掛けると、タブレットスタンドとして使える状態になります。

なんすかコレ!めっちゃ良くできてるじゃないですか!

ワイルドな節付きオーク

しかも、デスク本体は地板構造、引出しは四方枠組構造+アリ組み+補強桟つきのこだわり仕様。上棚の側板はボリューム感のある厚みです。天板はオーク突板ですが、節が入っているのでかなりワイルドな印象。これは好みが分かれるところでしょう。

あと、気になったのは上棚スタイルにした状態だとわずかに横揺れがするというところ。上棚をひっくり返した状態のフラットスタイルだとまったく揺れないんですけどね。この点が問題なければパーフェクトだったと思います。

なお、サンノットはナチュラル色とウォールナット色の2色展開で、標準サイズのワゴンを備えたMワゴンセットのほか、スリムワゴンの「Sワゴンセット」もあります。

SDW-サンナチュレ

新作デスク第2弾は「SDW-サンナチュレ」。松(パイン)無垢のデスクで、バックパネルを倒すと天板奥行を拡張できるというギミックを搭載しています。

これ、どうも既視感があるなーと思ったら、以前に一瞬だけKEYUCA(ケユカ)で扱っていた「ヘンリー」に似てるんですよね。デスク、ワゴン、シェルフのセレクトタイプという構成も同じです。もっとも、ヘンリーも光製作所が作っていたので、何の問題もありませんが。

ともあれ、サンナチュレはヘンリーの雪辱を果たすことができるでしょうか。

 

スカーレットが廃番に

2022年度のヒカリサンデスクは新作が上記2モデル。一方で、「スカーレットU」と「SDW-リビスタデスク2」の2モデルが廃番になっています。

サンナチュレはイマドキなんでパイン材なのかと思ったんですけど、おそらく同じくパイン材を主材としていたスカーレットを廃番にしたためでしょうね。材料の引き当てや製造する工場の兼ね合いがあったのではないかと思います。

それにしても、スカーレットの廃番は驚きました。ヒカリサンデスクにとってのスカーレットはイトーキにとっての「カモミール」のような存在だったわけですが、これも時代の流れということでしょうか。

 

Mコンパクト2やベッドが値上げ

今年度は各社とも値上げが取り沙汰されていますが、ヒカリサンデスクはほぼ据え置きとなっています。値上げとなったのは「Mコンパクト2」(上写真)くらい。こちらは75cm幅のデスクが追加されるなど、これから材料を仕入れて作る必要があるからなのだと思います。Mコンパクト2は概ね10%前後の値上げとなっています。

それ以外で値上げとなったデスクは「ニコ リビングデスク90」だけ。旧「サンライト」シリーズはもはや在庫処分の状態だと思ってたんですけど、まだ作っているということに逆に驚きましたー。

それはさておき、ベッドは「ヒュッテ2段ベット」が約24%の値上げとなるなど、ほとんどが値上げとなっています。細かいオプションパーツに至っては50%以上も値上げしているものもあります。ベッドのパーツはデカいので、原材料コストはもちろん、物流コストの影響が企業努力だけではどうにもならないのでしょうね。

一方、仕入れ商品であるデスクライトはすべて価格据え置き。木製デスクチェアは主力モデルが約5~15%の値上げとなっています。既に在庫になっているものはともかく、これから作るものはコスト上昇を価格に転嫁しなければやっていけません。

 

というわけで、2022年度のヒカリサンデスクをザザーッとご紹介したわけですが、いかがだったでしょうか。

個人的には新作のSDW-サンノットがすごく良かったです。多少の横揺れはありますが、ウィドゥスタイルの「セレクト」ほどではないので、許容範囲と言えばその通りです。ショボいデスクライト付きで、Sワゴンセットが8万円台、Mワゴンセットが9万円台なら、選択肢としては悪くないと思いますねー(価格は2021/10/30現在の家具の穴場カナケン楽天市場店の場合)。

しかもこれが、ニトリ色に染まりつつある島忠ホームズでも拝めるというのがありがたい。島忠ホームズではMコンパクト2のSワゴンみたいなワゴンがセットされていますが、カタログモデルは取り寄せできるはずです。

ヒカリサンデスクのクオリティーは賛否の分かれるところですけど、是非一度チェックしていただきたいと思います。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. アカッチ より:

    こんにちは。以前ウィドゥスタイルのページで質問させて頂いたアカッチです。
    毎回丁寧なお返事ありがとうございます。

    その後、改めて家具屋さんへ行って、セレクトの横揺れ確認できました。テーパードも四本脚も同じくらいに感じました。(二本脚はなかった)

    恐らく消しゴムを使ったときに揺れが気になるのでしょうが、今回一番上の子の小学校入学に備えての購入なので、子供がどれくらい消しゴムを使うのか、字を書いたり本を読んだりする分には気にならないものなのか分からなくて…。
    もし収納マン様なら、横揺れすると感じた机は選択肢から外されますか?

    ビーノが良い机だということは、現物を見て分かっています。
    一番我が家のニーズと予算にピッタリなのになぜ購入に踏み切れないのか、色々机を見た結果、自分が角張ったデザインは好みではないことに気づきました。

    廃盤のコイズミプレオや、新商品のコトアのデザインはとても好きです。
    コトアは奥行きが狭く、リフティングワゴンがないので候補ではないのですが…。

    そこで見つけたのがヒカリサンデスクのMコンパクト2です。100くらい✕60(以上)、リフティングワゴン、上棚(本棚ですが)、脚の形状、予算面で良いのではないかと。

    ただ関西在住でヒカリサンデスク自体全く馴染みがないことや、こちらでヒカリサンデスクは引き出しの感触が独特だ、乾いた感じ?等の記事を読み、未知過ぎてまた悩んでいます。
    リビングに置く予定はなくMコンパクト2でも初めから65センチで設置するので奥行を変えられることは我が家ではメリットになりません。

    継ぎ目ができることを考えるとやっぱりビーノでしょうか。
    今は選択肢があるから悩んでいるだけで、えいやっと買ってしまえば、家具のデザインは家に馴染んで気にならなくなるものでしょうか。
    主人はビーノ派です。

    新一年生に合わせて買うのではなく、好みのデザインが出るかもしれないので、本人が欲しいと言うまで数年待ってもいいのかなと考えたり。

    Mコンパクト2についての考えをお聞かせ頂けるとうれしいです。
    よろしくお願いします。

  2. アカッチ より:

    早々にお返事頂きありがとうございます。

    そうです!浜本工芸09やカリモクのピュアナチュールはドンピシャ好みです!

    セレクトには諦めがつきました。ありがとうございます。

    学習机は買い替える機会がないだろうからなるべく良いものを買いたいけれど、ライト、椅子は壊れたり、体型によって使えなくなるかもしれないので、同じシリーズでなくてもある程度のもので良いのではないかという私と、机もライトも椅子も(書棚も)可能な範囲で、まんべんなくなるべく良いものを与えたい、シリーズで揃えたい主人とで、噛み合わずです。

    すみません、まずは夫婦間で話し合いが必要ですね。

    いつも的確なアドバイスに感謝しています。

    Mコンパクト2について東京インテリアへの問い合わせや、あとwoody-1もリフティングタイプがあるのですね。
    視野に入れて検討してみます。

    年末でお忙しい中、本当にありがとうございました。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      アカッチさま

      僭越ながら、私もアカッチさんと同じ考えですねー。
      ただ、良い机を買ったらそれに合う椅子が欲しくなるだろうし、デスクライトもなかなか妥協しがたいところなので、結局はご主人様のおっしゃるのと同じことになるように思います^^;
      つまるところ、話し合いも大切かと思いますが、ご夫婦ともに「これだったら…」と思える机に巡り会うことが必要かもしれません。
      家具選びはなかなか理屈では説明がつかないですからね。

      東京インテリア家具やナフコ21スタイルは遠いかもしれませんけど、年末年始に遠出する機会があればついでに寄ってみてください。
      個人的には下手な観光名所に行くよりも楽しいと思いますよ~♪

  3. およめちゃん より:

    初めまして。孫が春に新1年生になるので、何かお祝いをと申し出ましたら机が欲しいと言われまして。
    なんせ、自分の子供たちの時から20年以上たっており、今回初めて様々検索しているところにこちらのサイトに行き当たりました。有益な情報をたくさん載せて頂いており、感謝です。

    さて、実際にこの目で見てみないとと思い、ニトリと島忠ホームズに行ってまいりました。
    そもそも、息子夫婦からこういう感じかなと写メで送られてきたのがニトリの化粧板?を使った2万円を切る物で・・・。今日見て来ましたらあまりにチープで、これはちょっとと思っています。

    島忠で収納マンさんも推しておられるヒカリサンデスクのサンノット、見ました。
    これ本当に素敵です。脚の形もとてもおしゃれで。どうやら当面はリビングに置くというので、デザインとしては申し分ありませんね。

    ただ、「6万円台のおすすめ机」の中で紹介くださっている、セールになっているくろがねラティック、イトーキのリーモシリーズも良いなあと。コイズミのビーモは島忠で見て来ました。これも捨てがたい。

    収納マンさんはこれらの中でどれがおすすめでしょう?

    孫の体の大きさとリビングの隅に置くということから、幅は100㎝まで奥行きは60㎝までで考えたいと思います。また、本棚などは今のところは必要なく、机・ライト・椅子・キャビネットワゴン、あと机上に簡単な上置きがついていれば十分かと思っています。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      およめちゃんさま

      はじめまして^^

      お孫さんのために20年以上ぶりの学習机選びですか~。
      お子さんのときはコクヨや奥本木工所なども健在で、逆にカリモク家具や浜本工芸なんて売場にほとんど並んでいなかったと思います。
      ニトリもまだ首都圏や近畿圏にはなかったですよね。
      もっとも、近畿圏には島忠もなかったですが。

      それはさておき、かわいいお孫さんのことを考えると、あれもこれもと目移りするところだと思います。
      ヒカリサンデスクのサンノットも候補に入れられているところを見ると、特にご予算の制限はなさそうです。
      また、近年の学習机のほとんどが幅100㎝まで、奥行60㎝までの範囲で収まります。
      ラティック、リーモ、ビーノあたりも良さそうと考えてらっしゃるということは、基本的にナチュラル系の天然木のデスクでお考えでしょうか。

      一方で、息子さんが指定してこられたのは、2万円を切るニトリの化粧板のものということなので、「レトアーデC」もしくは「ピットN」あたりでしょうか。
      いずれもホワイト色、幅は90cm以下で奥行は50cm前後という特徴があります。
      もしこの色味やサイズ感が気に入ったということでしたら、およめちゃんさんの考えてらっしゃる候補とは違ってきますね。

      ともあれ、そこはもちろん抜かりなく意見調整をしたうえでのことだと思いますので、以下はあくまでおよめちゃんさんの方針に従って話を進めたいと思います。

      もっとも気になったのは、収納量のことです。
      まずランドセルをどこに置く予定か。
      ニトリのレトアーデCならワゴンの上に、ピットNならワゴンの棚の中もしくは天板上に置かれるご予定だったと思います。
      対して、サンノット、ラティック、リーモ、ビーノはデスクの横のフックに掛ける、もしくはワゴンをデスク横に並べてその上に置くことになるでしょう。
      ちなみに、ビーノにはランドセルの肩ひもを掛けられる立派なランドセルハンガーが付いています。
      そうすると、デスクの幅+30~40cm程度の幅は見ておかなくてはなりません。

      次に、教科書類の収納スペースについて。
      小学校低学年まではほとんどの教科書類はランドセルに入ったままでOKです。
      しかし、高学年になればそうもいきません。
      通信教育や塾のテキストも置くとなれば、もっと収納スペースが必要になります。

      その点で、ニトリのピットNだと収納量はまったくありません。
      レトアーデCなら上棚があるので収納量はある程度確保できるのですが、いかんせんデスク天板奥行が50cmしかないので、逆に天板面がかなり狭く感じられます。
      また、レトアーデCはワゴンの引出しに教科書類を収めることは可能ですが、お世辞にもスムーズに開閉できるとは言えず、使いづらいと思います。

      その点、サンノット、リーモは、上棚があり、ワゴン最下段の引出しも使えるので、小学校で使う教科書類については問題ないでしょう。
      ラティックは上棚がないのでちょっと厳しいですが、ファイルボックスをブックエンドの代わりに使って対処するということはできます。
      ビーノは幅100cm以下だとデスク幅は90cmを選ぶしかなく、ワゴンはスリムワゴン、上棚は本立てもしくはエクステンション本立てを選ぶことになります。

      息子さん自身が小学校に入学した当時はどうだったか分かりませんが、いつの時代も子供は自分のお気に入りのモノを机の上に並べたいものです。
      そうして、そこが自分だけのスペースになっていきます。
      一方で、親の立場から収納して欲しいモノも少なくないので、全体としてはやはり収納は多いに越したことはありません。
      しかし、そうすると今度はどんどん幅方向にスペースが必要になってしまいます。
      リビングの限られたスペースにそれだけのスペースを割くのは困難ということもあるでしょう。

      そういったことを総合的に考えると、リーモのようなベーシックデスクはそれなりに収納量があり、なおかつリビングに置いても違和感が少ないと言えます。
      似たところで言うと、調色機能付きのワイドなデスクライトを標準装備しているコイズミファニテックのレイクウッドのベーシックデスクも良いでしょう。

      収納の仕方を考えると親でも頭が痛いところですが、以上、ご参考にしていただければ幸いです^^

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      およめちゃんさま

      ランドセルの置き場所について補足です。

      ランドセルは学習机に置き場所を確保する以外にも、学習椅子の足元に置く、同じく背もたれに掛ける、という方法もあります。
      また、宿題をするときはランドセルを床に広げて、済んだらデスク天板の上に明日の用意と一緒に並べて置く、というのも方法のひとつです。

      【2024最新】子供の勉強に最適な学習椅子の選び方
      子供の勉強に最適な学習椅子の選び方をまとめてみました。特に重要なのがデスクカーペットを敷くかどうかで選ぶタイプが変わってくるということ。リビングダイニング学習の場合はカーペットを敷かないことが多いので、4本脚やスキー脚のチェアを選ぶのが良いでしょう。
      • およめちゃん より:

        収納マン様

        早速にご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございます。
        実は今日、もう一度ヒカリサンデスクのサンノットを見たいと思い、今度は村内ファニチャーに行ってきたんです。そうしたところ、前回島忠で見た時は壁につけてあったのであまり気にならなかったのですが、今日はフロアの真ん中にサンノットとサンウッドを向かい合わせに展示してあり。

        様々な角度から見ることができたのですが、サンノットの可動棚が横から見ると、ボコっとこぶのように出ていますね。
        サンウッドも同じく上棚ありと天板フラットの両方使えますが、後ろが出っ張ってなく、壁についています。
        更に、天板をフラットにした場合、サンノットは上棚をひっくり返すので隙間ができてしまいます。

        脚の形がサンノットの方がおしゃれだなと思ったのですが、どうみても不自然な形に思えました

        国産木のコーナーも案内されて、やはり見るからにどっしり素敵だったのですが、ちょっとお高過ぎました・・・

        今のところ、サンウッドもしくはリーモで悩んでいます。

        息子夫婦の意見は、サイズと色(ダークなブラウンが良いらしいです)が合えばと。
        あんまり品質の良し悪しにこだわらないようなのですが、10年以上使うかもしれないと考えると、ある程度のものを買ってやりたいと思います。

        それから、島忠・村内ともになぜかイトーキやくろがねのものは何一つ置いてませんでした・・・。

        リーモも見てみたかったです。

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          およめちゃんさま

          サンウッドとリーモに絞り込みましたか^^

          イトーキは現在、基本的に店頭販売はおこなっておりませんが、島忠ホームズだけはリーモとカモミールのみ扱っています。
          ただ、今年度からはニトリ傘下体制となり、学習机売場が縮小した一方でニトリのデスクも導入され、結果的にイトーキの学習机を扱っていない店舗が増えているかもしれません。

          リーモの質感についてはイトーキ直営オンラインショップの商品ページをご覧いただくのがもっとも分かりやすいと思います。
          引出しの質感については「NUF-F4VB」をご覧いただくと良いでしょう。
          実物での比較で言うと、コイズミファニテックのレイクウッドがもっとも似ていると思います。
          レイクウッドよりもエッジが直線的な感じです。
          クランプ式のデスクライトを取り付けるための穴がかなり小さいので、非調色式の「L-78」を取り付けるか、他社製品を取り付ける場合はいったん上棚の棚板を取り外す必要がある点にご注意ください。

          質感の違いは表面よりもむしろ引出しに出ます。
          サンウッドはワゴン最下段以外は金属製のスライドレールが付いていません。
          メリットとしては、数年おきにベアリングをグリスアップする必要がないことです。
          また、変形させてしまって引出しが開かないという心配もありません。
          一方で、浜本工芸やカリモク家具ほど精度が高くなく、引出しの遊び(すき間)が大きいので、中身を詰めると開閉がスムーズではなくなることもあります。

          一方のリーモは良くも悪くも引出しの開閉は無難です。
          レイクウッドと違って全段フルスライドレールではなく、デスク本体とワゴン最下段のみフルスライドレールです。
          ただし、引出しの奥行自体はリーモのほうが深くて実用的だと個人的には思います。

          両者ともデスクライトを別とすれば、デスクそのものはだいたい7万円くらいだと思います。
          いずれも店舗で購入すれば(リーモは島忠のみ)、配送設置の面では不安はありません。

          ダークブラウン系の色という点ではサンウッド一択になると思います。
          リーモはサンウッドのナチュラル色よりは色が濃いですが、レイクウッドや堀田木工所のナチュラル色に近い感じです。

          その他、機能面でのそれぞれのメリットは以下の通り。

          【サンウッド】
          ●上棚が足元棚にもなる
          ●コンセント付き

          【リーモ】
          ●ワゴン引出しの奥行が深い(A3用紙対応)
          ●ワゴン引出し2段目が深いので理科の実験セットなど大きめのモノを収納可能
          ●上棚の棚板の高さを変えられるのでその下にモノを収めやすく天板面も広々使いやすい
          ●専用お片付けトレーが使いやすい
          ●天板が無垢なのでボリューム感がある

          ぶっちゃけ、リーモのほうがメリットは多いです。
          リビングに置く場合はリーモのほうがちょっと圧迫感が強いかもしれませんが、色合いさえ問題なければご満足いただけるのではないかと思います^^

          • およめちゃん より:

            ありがとうございます!

            引出し、本当にその通りですね。昨日、サンウッドを色々触ってみた時に、引出しがちょっとひっかかりを感じるような気がして・・・。
            小さな子供の手でどうなんだろうと思いました。

            リーモのHPの画像を息子夫婦に送ったら(その前にサンウッドも送っていました)、リーモがとてもいいと言い出しまして・・・。

            とにかく一度現物を見てみたいよねと、明日一緒に見に行くことになったのですが。

            今、いつも行っている近くの島忠に電話をしたら、イトーキはカモミールしか展示していませんと。
            取り扱っている他の店舗分かりませんかと聞きましたら調べられないとのこと。

            困ったなと思っています。

            こういう場合、島忠のお店片っ端から電話するしかないのでしょうか・・・

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          およめちゃんさま

          ちなみに、サンウッドについてはwebですとこちらのベルメゾンネットのページが分かりやすいです。

          • およめちゃん より:

            驚きました!こういった通販サイトにもあるんですね・・・

          • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

            およめちゃんさま

            息子さんご夫婦がリーモを気に入られたようで良かったです^^

            > 今、いつも行っている近くの島忠に電話をしたら、イトーキはカモミールしか展示していませんと。
            > 取り扱っている他の店舗分かりませんかと聞きましたら調べられないとのこと。

            そう言われてみれば、確かに今年は関西でもカモミールしか見ていません。
            ひょっとしたら今年はリーモを展示していないかもしれませんが、一度イトーキのほうに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
            調べるのにちょっと時間が掛かるかもしれませんが、納品データを確認してもらうと展示店舗は分かるはずです。

  4. およめちゃん より:

    収納マン様

    ありがとうございます。
    私もハタと気づき、問いあわせたところ、現物を見られる店舗はないそうです・・・。
    残念です。

    が、収納マンさんが教えて下さった通り、リーモの方がメリットが多く、中でも私がいちばん魅力を感じるのは引出しがスライドレールでフルオープンというところです。
    実際我が家にある家具の中で、奥まで出てこない引出しにどれほどイライラすることか・・・

    ましてや小さな子供ですから、見えないところをぐちゃぐちゃにすること間違いなしですね。