「無重力クッション」って本当に卵を置いて座っても割れない？試してみた

私のオフィスではIKEAの「JANINGE（ヤニンゲ）アームレスト付きチェア」を来客用に置いています。スタッキング可能なので、2階に来客があったときも楽に持って上がることができます。

また、普段は使わないのでテーブルの端にアームレストを掛けておけば掃除が楽です。もちろん、アームレストが付いているのでゆったりリラックスして座れるはず…なのですが、樹脂製で座面が硬いので、ちょっと長時間座るのはキツイです。

そこで、ヤニンゲに合う座布団を探していたところ、ちょうど話題の「無重力クッション」を試す機会を得ました。今回はそのレビューをお送りします。

※この記事は2020年10月10日時点の情報に基づいています

今回は楽天市場のプレミアムパートナー制度に基づいて、ママゴオンラインショップ様から商品のご提供を受けてのレビューです。つまり宣伝です。PR記事です。決して営業妨害をする意図はございませんよ（苦笑）

無重力ゲルクッション「SUNNY SEAT」

無重力ゲルクッション「SUNNY SEAT」

こちらが今回ご提供くださった無重力ゲルクッション「SUNNY SEAT（サニーシート）」でございます。amazonなどでも中国系のメーカーと思しきところの類似品が多数販売されているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも意外と、パッケージはアメリカン（笑）「ハイ、ジェーン！ちょっと座ってみなよ！」とかいう感じの茶番なテレビCMをやってそうな雰囲気です。

しかし、製造元や販売元らしき表示は一切なし。とても小さく「Made in China」と記載されているのみです。取扱説明書もなく、胡散臭さがプンプンします。

なお、今回の提供品は2枚セットです。

裏面は滑り止め付き

それでは早速、肝心の中身を見てみましょう。こちらのゲルクッションにはカバーが付いており、片面は滑り止め加工が施されています。商品ページには”滑り止めのマグネットが付いている”と記載されていますが、磁石ではないです。ゴムの間違いだと思います。ドットのラバー加工が施されているんですね。

なお、カバーの材質は記載されていませんが、おそらくポリエチレンかと思います。表面は硬めでありながらテロンテロンで、やや光を通す薄さです。

中身はグニョングニョンのゲル素材

カバーをめくると、ハチの巣状のゲルシートが入っています。手で持つとずっしり重く、グニョングニョンとして掴みどころがない感じ。触っていると何とも言えない気持ち良さがあります。

ヤニンゲの座面サイズにピッタリ

ヤニンゲの座面サイズは40×40cm。対して、こちらの無重力クッションは41×33.5cmなので、ちょうど良いサイズです。学習椅子もだいたい同じくらいのサイズが多いので良いのではないでしょうか。

座り心地は無重力…か？

実際に座ってみると、ハニカム構造の壁の部分がグニャッと潰れて、硬いゼリーの上で座っているような感覚になります。これを”無重力”と言われるとちょっと同意しかねるのですが、確かにお尻が局所的に痛くなることがなく、長時間座っていても大丈夫に思えます。

卵を置いて座っても割れない？

無重力ゲルクッションのパッケージを見ると、この座布団の効果云々よりも”AMAZING! Sit on an EGG without breaking it!（すげー！卵の上に座っても割れないよ！）”というフレーズばかり目立ちます。なんなら、卵を割らないための座布団かと思うほどの勢いです（苦笑）

「このクッションの上に卵を置いて座っても割れない＝体圧が分散される」ということを言いたいのでしょう。ならば、実験してみましょうということで、念のためポリ袋に包んで卵を置いてその上に座ってみました。

最初は恐る恐る…。ちょうど股の間くらいに置いたら、卵にはまったく体圧が加わることがなくて割れそうにありませんでした。

次に太ももの下に卵を移動。それでも割れません。「おおっ！いける、いける…！」