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【2024最新】「東京インテリア家具」の学習机売場は業界随一の品揃え

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東京インテリア家具大阪本店

東京インテリア家具は東京都荒川区に本社を置く家具販売店です。以前は「東京インテリアなのに東京には店舗がない」と揶揄されることもありましたが、2023年12月に東京都足立区の利根川家具竹ノ塚店を東京インテリア家具MAX竹ノ塚店にリニューアルしたことで、名実ともに東京の家具販売店となっています。また、もともと北関東を地盤とするリージョナルチェーンというイメージが強かったものの、現在は青森県から福岡県まで50店舗以上を有する全国チェーンに成長しています。

東京インテリア家具は居抜きの店舗も多いため、外観も内装も一様ではありません。しかしながら、老舗家具店の多くが店舗は古くても良い家具をシッカリ説明すれば売れると考えているのに対し、東京インテリア家具は明るくそれでいてラグジュアリーな雰囲気で、お客さんに自由に見てもらうという現代的なスタイルを目指していると感じます。

学習机を見ていてもしつこく接客されるということはないです。価格帯も幅広く取り揃えられており、見どころが多いと感じます。以下、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

この記事は2024年3月23日時点の情報に基づいています。基本的に大阪店の売場の情報です。店舗により異なる場合があります。

 

東京インテリア家具の取扱いメーカー

国産カリモク家具
浜本工芸
堀田木工所
小島工芸
輸入コイズミファニテック
ヒカリサンデスク
くろがね工作所
大商産業
大和通商
三環ジャパン
利根川家具(東イン関連会社)
ティ・アイ・アイ(東イン関連会社)

東京インテリア家具の学習机売場は、ピーク時(10月~翌年2月)に60台以上のデスクが並びます。一昔前なら他の大型家具販売店でも同程度の学習机が並んでいましたが、今となっては珍しいと言えると思います。

東京インテリア家具では関連会社の利根川家具やティ・アイ・アイのオリジナル商品を前面に打ち出しています。大手メーカー品に比べて手が届きやすい価格ながら、品質は決して悪くありません。これらオリジナルデスクで価格を訴求しつつ、安定感のあるコイズミファニテック、高価格帯のカリモク家具や浜本工芸で全体の半数程度を占める感じです。

ほか、ここ数年は自社オリジナル商品よりも大和通商の学習机が増えている印象です。大和通商はコタツや座椅子、昇降テーブルなどを幅広く扱うメーカーです。

中間の価格帯として、堀田木工所、ヒカリサンデスク、くろがね工作所などがあります。そのため、売場全体の価格帯は概ね5~20万円程度。老舗の家具販売店としては一般的ですが、ニトリなら2~8万円程度なので、それと比べると価格が高いと感じられることもあるかもしれません。

取扱商品の一例

大和通商・コトハ

大和通商・学習デスク コトハ100 NA

出典:東京インテリア家具

個人的に、東京インテリア家具の2024年度新商品でもっとも興味深かったのは、大和通商の「コトハ」です。

デスク天板が片パタ式になっており、最大120×55cmになるというのが最大の特徴。親が横からサポートするのにも適しています。また、引出しを両面から引き出せるようにすることもできるので、部屋の真ん中に置いてもメリットを感じられるという点もユニークだと思います。

堀田木工所・フェリス110NA

堀田木工所の「フェリス110NA」は合板にパナソニックが開発したアブラヤシ廃材再生素材「PALM LOOPボード」を使用しています。同じくPALM LOOPを使っている2024年度発売の「クオン」や「ルオム」に先駆けて、2023年度から東京インテリア家具限定で販売されている商品です。

どこかで見たデザインですが、もちろん私は関わっていませんよ(笑)

浜本工芸・TI09

浜本工芸「No.09デスク」の東京インテリア家具オリジナル仕様「TI09」は天板をナラからオークに変えることでお求めやすい価格を実現しています。また、足元棚の上に3つ口コンセントを装備しているのが特徴です。

2024年度からは「No.28デスク」の脚に3つ口コンセントを埋め込むとともに、引出しに鍵を付けた「TI28」というオリジナル仕様のデスクも販売しています。

ヒカリサンデスク・Mコンパクト2

東京インテリア家具はヒカリサンデスクの学習机を多く扱っているのも特徴のひとつです。定番の「Mコンパクト2」のほか、2024年度新作の「Uトルテ」なども扱っています。首都圏以外では展示がほとんど見られないヒカリサンデスクを拝めるだけでもありがたいことです。

コイズミファニテック・OD1-woody

コイズミファニテックの裏定番「OD1-woody」も扱っています。その横には同じ工場で作られた大和通商の「パステックN23」が並べられていたりするなど、東京インテリア家具の担当者は展示の仕方が上手いな~と感心します。

ちなみに、パステックN23はヤマダデンキの「自由にくみかえ学習机 天然木」に似たデスクです。こちらも同じマレーシアの工場で作られたもので、パステックN23は天板がアルダー無垢で税込79,800円、ヤマダデンキはアルダー突板で同71,280円。

OD1-woodyの天板はラバーウッド無垢ですが、デスクライトがワイドで調色機能付き。価格がパステックN23同等なら悩むまでもないでしょう。

 

東京インテリアは高い?

ニトリの価格帯に比べると、東京インテリア家具は高いと感じられると思います。しかしながら、品質が折り紙付きのメーカー品を中心に扱っているのですから当然です。

また、読者の方々からのご報告によれば、何かしらセールで思ったよりも安く買えたという声も聞かれます。品揃えも豊富ですし、足を運んでみて損はないでしょう。

 

2017年にIDC大塚家具と島忠ホームズの間に割って入るかたちでIKEAの隣に東京インテリア家具大阪本店がオープンしたときは一体どうなることやらと思いましたが、フタを開けてみれば一人勝ちの様相です。学習机に関しても、少なくとも大阪では東京インテリア家具の展示がもっとも充実していると思います。

とは言え、ウィドゥスタイルや一生紀を扱っている島忠ホームズも魅力的。マナベインテリアハーツも学習机が充実しています。コイズミファニテックを全モデル扱っているデスクランドも見逃せません。

西日本に行けばナフコ21スタイルとガチで競合しますし、名古屋は服部家具やファニチャードーム、首都圏はレッドオーシャンです。魅力的な家具店はたくさんあるので、決め打ちせずにあちこちご覧いただければと思います。

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コイズミファニテックの「OD1-WOODY」は裏定番と言えるほど人気のカタログ外モデルの学習机です。上棚ハイタイプのODS-622,623,624,625、ロータイプのODF-522,523,524,525があります。ルームズ大正堂、島忠ホームズ、ルームデコかねたや、東京インテリア家具、ファニチャードームなどで販売しています。ナフコ21スタイルにはデスクライトをSB-545にバージョンアップしたNODF-307,308,309があります。CDファーストやコンパクトよりもお買い得だと個人的には思います。
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ヤマダデンキからオリジナルデスクが発売されています。「自由にくみかえ学習机 YGDK700001」、「同 天然木 YGDK700002」、「同 天然木セレクトYGDK700003」の3台です。いずれもニトリと十分に戦える品質と価格ですが、決め手に欠けるというのも正直なところ。
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