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【保存版】オカムラ(旧・岡村製作所)の学習机の特徴(最終更新2018年12月)

オカムラ(旧・岡村製作所)とは

オカムラ2019学習家具カタログ

オカムラは横浜市西区に本社を置くオフィス家具メーカー大手。イトーキの年商(約1,017億円)の2倍以上の規模(2,367億円)を誇ります。2018年4月1日に社名を株式会社岡村製作所から株式会社オカムラに変更しました。

オフィス家具メーカー最大手のコクヨが約15年前に学習机市場から撤退していることを考えると、今のオカムラの学習机市場シェアではなかなか採算の合わない事業だと思います。それでもそのような経営判断がされないというのは、やはり学習机に対する思い入れが強いからこそでしょう。



オカムラの学習机ラインナップ

  • 天板高さ調節デスク
  • 天板広さ調節デスク
  • リビング学習デスク
  • 書斎風デスク

現在のオカムラの学習机ラインナップは上記4つに分類されると思います。

オカムラは2005年の「ピエルナ」の発売以来、天板昇降式デスクでトップを走ってきました。しかし、近年は天板昇降式デスクの人気がなくなったために、天板の奥行または幅を調節できるタイプや、リビング学習向けのラインナップ、中高生を意識した書斎風デスクを増やしているという状況です。

天板高さ調節デスク

オカムラの学習机と言えば天板昇降式デスクの「ピエルナ」です。一時はオカムラのほとんどの学習机にピエルナの名が冠されていたほどでした。

しかし、近年はデザイン性や質感を求める消費者が増えたため、同じ天板高さ調節タイプでも敢えてピエルナの名前は使わないもののほうが多くなりました。

天板広さ調節デスク

近年は天板昇降式デスクの人気がなくなったため、オカムラは2016年度に天板奥行を調節可能な「テヌート」を投入。以来、天板の奥行を調節可能なデスクのラインナップを増やすとともに、2018年度は幅方向を拡張可能な「アルコ」を投入し、合わせて「天板広さ調節デスク」と呼ぶようになりました。

かつてオカムラは天板奥行が広い「のびでか」デスクで人気を博していたので、ある意味では原点回帰の流れと言えるでしょう。

リビング学習デスク

オカムラは近年多様化する学習家具に対するニーズに対して、リビングダイニングに置いても違和感のないコンパクトなデスクを増やしています。

リビングダイニング用としては2019年度初登場の「ヴィチーノ」(上写真)や「リュブレ」があります。いずれも本格的に勉強をするというよりも、ちょっと宿題をする程度のサイズ感で、親子で共有するイメージです。

書斎風デスク

書斎風デスクとしては、2019年度初登場の「ラトリオ」(上写真)や国産の「フォルテ2」が挙げられます。いずれも中高生をターゲットとしており、大人が使っても申し分ありません。

中でもラトリオは天板奥側に配線カバーを備えており、スマートに配線を収納することができることが大きな特徴となっています。こういう機能性を重視する姿勢は実にオカムラらしいと感じます。

 

オカムラの学習机の特徴

ピエルナが発売されて以降のオカムラの学習机は価格の割りに材質が良くないので、正直言って私はあまり好きになれませんでした。主材の多くがMDF合板で、引出しは白く塗られた品質の悪い桐。スライドレールは他社と比較しても粗悪だったからです。

しかし、最近になって私にもオカムラの学習机の良さが分かってきました。基本的にオカムラの学習机は天才肌で、材質などどうでも良いのです。他社にはないシャープな切り口で斬新な学習スタイルを作り出すことがオカムラにとっては重要なのだと思います。

近年こそ天然木のデスクや国産のラポールを投入するなど品質に目を向け始めたオカムラですが、相変わらず引出内部材やスライドレールの品質が低いことを踏まえると、やはり斬新な学習スタイルの確立こそがオカムラの学習机の真骨頂と言えるでしょう。

 

K-model(かげやまデスク)

「K-model(ケーモデル・かげやまデスク)」(上写真)は2018年度までカタログに掲載されていませんでしたが、2019年度からカタログ掲載モデルとなりました。あくまで上記のラインナップに当てはめるなら、天板高さ調節デスクのひとつと言えます。

Kモデルは立命館小学校副校長も務める教育のプロである陰山英男先生とオカムラのコラボ学習家具です。陰山先生ご自身が少年時代に会議用テーブルで学習し、プリントを出し入れしやすいことが重要と考えていることから、このようなスタイルとなっています。

かげやまデスクは幅が広くて奥行が短いことが特徴の一つとなっている天板昇降式デスクです。2012年度に登場したときはMDF合板でしたが、2016年度からはアルダー材になりました。

オカムラ製作所×陰山英男氏がコラボしたデスク・K-model(ケーモデル/かげやまデスク)
前回、学研とコイズミファニテックがコラボした「毎日のデスク」を取り上げたことで、ふと岡村製作所と陰山英男氏がコラボ(?)したデスク・K-model(ケーモデル/かげやまデスク)を思い出したので、改めて取り上げてみたいと思います。 ※岡...

 

基本的にオカムラの学習机は他社と比較するとどれも引出しの品質が低く、コスパも悪いと感じるところがあります。しかしながら、品質や見た目よりも独創的な方法で道具としての使いやすさを追求するオカムラの姿勢は個人的には大好きです。

デスクライトでもブルーライトを軽減するなど、オカムラには独自の視点があります。現在では天板昇降式デスクの人気がなくなり、コスパの悪さが敬遠されて、オカムラの学習机を見る機会が少なくなりましたが、これからも頑張って欲しいメーカーのひとつです。

 

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