無印良品より良いかも!ニトリの充電式LEDデスクライト「DX-SX20」

時間が経つのは早いもので、最後に記事をアップしてからもう1ヶ月が経ちました。例年、この時期は次のシーズンの前に過去記事の更新作業をおこなうのですが、まったく進んでいません。野暮用に忙殺されて本当に困ったものです。

それはさておき、昨年のクリスマス頃にニトリからUSB充電式ポータブルLEDデスクライトが発売されました。「これはちょっと実物を見てみたいかも」と思ったのも束の間、商品ページが削除されてしまって肩透かしを食らってしまいました。

そんなことがあったことも忘れた頃に、先日ニトリの店頭でそのデスクライトを発見したので、衝動買いして参りました。早速ご紹介したいと思います。

※仕様および価格はすべて2021/05/05現在

 

ニトリ・充電式LEDデスクライト「DX-SX20」

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」(ホワイト)8360384

ニトリの「USB充電式ポータブルLEDデスクライトDX-SX20(ホワイト)」は、パッと見た感じ無印良品の「手元をてらすリビングライト(MJ-TLL1)」にとてもよく似ています。デザインだけでなく、充電式で持ち運び可能というコンセプトまでソックリです。

それでいて、価格は無印良品が税込8,890円のところ、ニトリは同2,990円。およそ1/3という価格ですから、誰がどう見ても「おねだん相当ニトリでしょ?」としか思えないはずです。

ところがどっこい。実際に使って見ると、「え?これってちょっとスゴすぎるんじゃない…?」と思わずにおれないほど、コスパに優れたデスクライトなのです!

3段階調色&無段階調光機能

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」は3段階調色

ニトリの充電式デスクライトの特徴のひとつは、3段階調色機能と無段階調光機能を備えているところです。近年は調色機能があるLEDデスクライトも増えつつありますが、3千円くらいではどちらかと言うと珍しい存在です。ましてや充電式でなんて皆無でしょう。

一方で調光機能は、ないよりはあったほうが良いかなという程度の話ですね。減光する必要があるほど光束は大きくありません。

ちなみに、無印良品のは調色機能ナシで3段階調光です。

2000mAhバッテリー搭載で4時間点灯

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」は2000mAhバッテリー搭載で4時間点灯

無印良品のは専用の充電台で充電しますが、ニトリのはUSB type-Bケーブルを直接挿して充電します。充電中は充電ポート横のLEDが赤く点灯し、充電完了とともに消灯します。

2000mAhバッテリーを搭載しており、約7時間の充電で光量を最大にして約4時間点灯。ちなみに、無印良品のほうは900mAhのバッテリーで約2時間充電してHiモードで約1時間使用可能。

無印ショボッ!似鳥スゴッ!

軽くて持ち運びやすい

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」は軽くて持ち運びやすい

ニトリの充電式デスクライトは無印良品の2倍以上の容量のバッテリーを搭載しているので、さぞかし重いに違いないと思われることでしょう。ところが、重量は無印良品の約800gに対し、ニトリはたったの約500gしかないんです!

なので、無印良品のようにハンドルが付いていなくても普通に握って持ち運べます。まるで懐中電灯みたいなサイズ感ですよねー。

スマホスタンドにもなる

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」はスマホスタンドにもなる

無印良品にはない機能が他にもあります。ニトリのはご覧の通りスマホスタンドにもなるのです。

タブレットはどうかと言うと、無理ではないです。カバーさえ外せば7インチのFireタブレット(2015)でも乗りました。もっとも、ちょっと当たるだけで落ちそうになります。

学習用としても良くできた操作感

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」はタッチ式で操作感がGood

操作は基本的にボタンひとつです。無印良品と同様にタッチ式で、タッチするごとに昼光色→電球色→昼白色→オフ→昼光色…という具合に切り替わります。また、それぞれの光色で点灯中に長押しすると暗くなり、また長押しすると明るくなります。なお、シェードを閉じることで電源をオフにすることもできます。

ちなみに、メモリー機能はありません。点灯すると必ず昼光色の照度MAXです。リビング学習で使うなら、ボタンを1回押して昼光色の照度MAX、勉強が終わればシェードを閉じて電源オフ…という動作だけで良いのではないでしょうか。学習用としても良くできていると感心します。

台座底面には滑り止め付き

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」の台座底面には滑り止め付き

あとは些細なことですが、台座の底面にゴムが貼ってあり、滑り止めの役目を果たしています。ちょっとした弾みで倒してしまいそうになったときも、倒れにくくて良いと思います。

こういうのは地味に大事です。メーカーとして安全を重視する姿勢の表れと言えましょう。殺人チェストで世界的に有名な、どこぞの北欧風B級家具店とは大違い!

デザインも十分に美しい

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」はデザインも十分に美しい

こうしてニトリの充電式デスクライトの中身に注目すると、デザインもパクリではなくとても美しいと感じられるようになってきます。無印良品に比べるとツヤツヤテカテカで安っぽいと思っていたのが、逆にガラス質で高級感があるように思えてくるから不思議です(笑)

ちなみに、シェードを水平にした状態が天板から26cmの高さとなります。この状態でスペック上の直下照度が約1200ルクス。

直下照度が約860ルクスしかない?

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」の直下照度を計測してみた

ともあれ、学習用デスクライトはデザインやスペックだけで評価できるものではありません。どれだけ目に優しいあかりを万遍なく届けられるかが重要です。

そこで早速点灯し、直下照度を計ってみました。すると、なんということでしょう!直下1200ルクスのはずが、約860ルクスしかないではありませんか!

AC給電中なら直下1100Lx以上

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」の照度分布図(AC給電時)

「これはひょっとして爆風モードのような隠しコマンドがあるのか!?」と思いましたが、バッテリー残量が少ないのかもしれないと考えて充電しながら改めて照度を計ってみました。上図はその際の照度分布図です。

あくまで簡易な照度計で計っているので正確性を欠くものの、直下は1100ルクス以上となり、概ねスペック値と同等となりました。

満充電時は給電時に比べて10%前後ダウン

ニトリ・USB充電式ポータブル LEDデスクライト「DX-SX20WH」の照度分布図(満充電時)

充電が完了してから改めて照度を計ったところ、上図の通りの結果となりました。残念ながらバッテリーで点灯させた場合は全体的に10%前後暗くなるようです。最初に点灯させたときの結果から察するに、バッテリー残量が減ってくるとさらに暗くなるのでしょう。

ちなみに、学習用として私がオススメできるデスクライトはだいたい、半径30cm上が800ルクス以上、半径50cm上が300ルクス以上あります。また、シーリングライト直下のダイニングテーブルは最低でも200ルクス以上あることが一般的です。

それを前提で言えば、ニトリの充電式デスクライトの半径30cm上が200ルクス前後というのはとても貧弱です。半径50cm上の50ルクス前後なんて数字は、6畳間の隅っこでもそれくらいあるわーというレベルですですからね。ぶっちゃけ、リビングダイニング学習用としてはあってもなくてもどうでも良い感じで、こういうのを買うくらいならまず天井照明を買い替えるべきだと思います。

しかしながら、税込3千円以下、3段階調色機能、4時間連続使用可能の充電式、優れた操作感という点を考えれば、これはこれでアリかと思います。あくまで手暗がりを防ぐための補助ライトとしては良いのではないでしょうか。

無印良品との比較

ニトリDX-SX20無印良品MJ-TLL1
商品コード836038438326564
サイズ(使用時)W52×D205×H267mmW75×D245×H340mm
重量(本体のみ)500g800g
コードの長さ1.2m1.8m
主な材質ABS樹脂ABS樹脂
内蔵電池リチウムイオン電池3.7Vニッケル水素電池4.8V
内蔵電池容量2000mAh900mAh
入力電圧・電流DC5V 1ADC9V 1A
定格消費電力5W8.2W
使用環境温度5~35℃5~35℃
充電時間7時間2時間
連続点灯時間(MAX点灯時)4時間1時間
充電可能回数500回500回
調光段数無段階3段階
調色段数3段階
全光束150lm不明
最大直下照度1200Lx(26cm高)1200Lx(30cm高)
色温度3000~5000K不明(昼白色)
LED光源寿命40000時間40000時間
製造国中国中国
税込価格2,990円8,890円

最後に、ニトリと無印良品の充電式デスクライトを比較可能な範囲で表にまとめてみました。

無印良品のほうは2016年10月の発売で、もう4年以上が経ちます。当時ならニッケル水素電池でも良かったのでしょうが、今となっては時代遅れの感がありますね。

また、当時はまだまだ調色機能付きのデスクライトは十分に普及していませんでした。今は3千円台のデスクライトでも調色機能を備えたものが増えていますから、この点でも見劣りします。

まあ、普通に考えたら、もはや無印良品のほうを買う理由はないでしょうねー。

 

近年のLEDデスクライトの進化と価格の低下は目を見張るものがあります。とは言え、充電式のものはほとんど普及していません。LEDデスクライトの売れ筋は3千円台と言われますから、さすがにその価格で充電式というのは厳しいでしょう。

しかし、そこにニトリが3000円以下で充電式、しかも調色機能付きのデスクライトを発売したのですから、売れないはずがありません。個人的にはせめてJIS規格A形相当の明るさが欲しかったところですが、さすがにこの値段でそれを言うのは酷というものでしょう。

いやはや、ニトリってば本当にスゴイですねー。

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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など

  1. まんでー より:

    デスクライト選びについて、今回のニトリの商品ではないのですが、オーム電機のDS-LE85AG-Wという商品の購入を検討しております。
    ホームセンターで現品を見付けて、ネット上のレビューを確認したところ、概ね好評なので、前向きに検討しております。用途としては、リビング学習やこたつでの読書灯としての利用を考えていますが、JIS規格 A形相当ですと、ややスペック不足でしょうか?

    • 収納マン より:

      まんでーさま

      はじめまして^^

      オーム電機のDS-LE85AG-Wについて、3千円台という価格を考えると、スペックとしては全然悪くないと思います。
      JIS規格A形相当ながら直下は1600ルクスに抑えられていますし、3段階調光&3段階調色で、一発で希望の色温度が選べる操作性も良いですね。

      ただ、気になるのはアームです。
      個人的にはどうもオーム電機のデスクライトは、シェードがお辞儀をしてしまったり、任意の位置で止まらないことが多いように思います。

      現物をホームセンターでご確認いただいているということですので、その点で問題なければ「買い」ではないでしょうか^^