イオンが数量限定でイトーキ「カモミール・ベーシックデスク」販売開始

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イトーキは2019年度を最後にほとんどの家具販売店から撤退し、現在は公式オンラインショップで販売するとともに、島忠ホームズでカモミールのベーシックデスク、ニトリでハート型のチェアを扱うのみとなっています。

一方のイオンも2021年度を最後に店頭販売をやめてオンライン販売のみに移行した模様※一部店頭に並んでいたようです。10年ほど前まではコイズミファニテックやオカムラなどのメーカー品も扱っていましたが、今となっては完全に過去の話です。

そんなわけで、もはやイオンがイトーキの学習机を扱うなんてあり得ないと思っていたのですが、そのあり得ないことが起こりました。イオンの公式オンラインショップでイトーキのカモミール・ベーシックタイプが販売されているのです。

 

イトーキ・カモミール@イオン

イトーキ・カモミール@イオン

出典:イオンスタイル

品番 GC-F02G-L77WAS
JANコード 4954166378700
税込価格 82,280円
配送設置料 4,400円(メーカー直送)
サイズ デスク:幅100×奥行65×高さ76cm
ワゴン:幅42.2×奥行45.2×高さ61.5cm
上棚:幅96×奥行24×高さ49.3cm
デスク天板材質 バーチハギ材
製造国 中国

このたびイオンスタイルオンラインで販売開始されたのは、イトーキの「カモミール・ベーシックタイプ」です。ホワイトナチュラル色の用意はなく、ハーブグリーン色のみとなっています。

「GC-F02G-L77WAS」という品番は2015年度までカタログに掲載されていたもの(GC-F72G-L76WBC)とは異なります。2017年度以降、カタログ外モデルとして販売されていた当時の品番が「GC-F92G-L77WAS」で、2018年度頃から「GC-F02G-L77WAS」という品番で流通していたため、その在庫処分と考えられます。

2022/06/17追記:6/14~6/21まで期間限定(BUZZTTOセール)、10台限定で、約20%オフの税込66,000円となっています。これは安い!!さすがイオン!
2022/07/01追記:上記セール終了とともにカモミールの販売を終了した模様です。安すぎたのに残念。
2022/08/05追記:8/1~8/11まで期間限定(BUZZTTOセール)、10台限定で、約26%オフの税込60,500円となっています。まさかの投げ売り状態!

イトーキ公式 現行モデルとの比較

イオンスタイル イトーキ公式
品番 GC-F02G-L77WAS GC-F32GZ
デスクライト L-77 なし
コンセントボックス あり なし
デスク側面 使い分けフック 樹脂製フック
税込価格 82,280円 69,900円
配送設置料 4,400円 3,300円

では、イオンで売られているカモミールはイトーキ公式オンラインショップのものとどこがどう違うのでしょうか。上表はその比較です。

現在、イトーキの公式オンラインショップで販売されているカモミール・ベーシックタイプ(GC-F32Z/32GZ)にはデスクライトもコンセントボックスも付いていません。また、デスク側面に付いているのは樹脂製フックとなっています。

一方、現在イオンで販売されているのはLEDデスクライトもコンセントボックスも付いています。写真では確認できないものの、イオンに問い合わせて確認しました。また、デスク側面には使い分けフックが装備されています。

ちなみに、本体右引出しの専用お片付けトレーはどちらも装備していると思います。ワゴン最下段はフリーボックス型ではなく普通に仕切り板が2枚入っている仕様ではないでしょうか。

なお、デスクライトについてイオンに問い合わせたところ、3段階調光・・という回答がありました。しかしながら、L-77であれば3段階調色・・のはずです。そこがちょっとよく分かりません。

ともあれ、こういった仕様の違いでイオンのほうが配送設置料込みで13,480円も高くなっているというわけです。決してイオンがボッタくっているわけではありません。L-77が13,900円で販売されていることを考えると、コンセントボックスと使い分けフックの分だけお得と言えます。

一方で、イトーキ公式オンラインショップ楽天市場店で購入すれば、6月20日まで7,000円引きクーポンが使えますし、お買い物マラソンの買い回りポイントやSPUなどを考慮すれば実質的にもっと安くなります。

 

それにしても、イトーキはこれまで取引のあった家具販売店の多くとは縁が切れたはずなのに、イオンとは関係が続いていたことには驚きましたー。

また、オンライン販売に絞ったはずのイトーキが、同じくオンライン販売だけに限定したと見られるイオンに学習机を卸したというのも意外です。ひょっとすると、イオンは一部店舗に並べる予定があるのでしょうか。でも、そうすると島忠ホームズはどうするんですかね。これもシマホがニトリ傘下となった影響なのでしょうか。

今回のイオンでのカモミールの取り扱いは色々と謎な部分が多いと感じます。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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