今年も浜本工芸の大阪ショールームに行って参りました。しかし、いつも担当してくださるSさんが来られるまでショールーム内を見渡しても、学習机が一台もありません。
いやいやいや、そんな話、聞いてないよ!いくら少子化で学習机市場がシュリンクしているからと言っても、学習机の展示をなくしてしまうとは…。
事態が呑み込めずにいるところにSさんが登場したので聞いてみると、「学習机ならこっちですよ」とショールームの裏手のほうに連れていかれました。
「ああ、バックヤードなのね…」と思いきや、まったく想定外の景色がそこに広がっていたのです!
※この記事は2023年9月30日時点の情報に基づいています
浜本工芸大阪SR デスク別館
そこにあったのはなんと、「浜本工芸 デスク別館」!大阪ショールームがリニューアルするらしいとは聞いてましたが、まさかまさかの拡張リニューアルだったわけです。
ちなみに、デスク別館のオープンは2023年9月16日。私がお邪魔したのはその数日後でしたが、Sさんからは事前にそんな話は一言もなかったです。いけず(笑)
道路を挟んで本館のすぐ東側
新しいデスク別館は本館が入居する中央大通FNビル東側の道路を挟んですぐのところです。車も人も通行量が多いオフィス街の路面店ですから、家賃は相当なものだろうと思います。
近くに保育園などもあり、ふらっと立ち寄られる親子連れも少なくないそうです。確かにこっちのほうが気軽に入りやすい感じがします。
学習机15台ほか展示
デスク別館には浜本工芸の学習デスク全モデルを含む15台のほか、書棚や二段ベッドも並んでいます。
スタッフは常駐しておらず、基本的には無人で運営されるというイマドキの仕組み。来場者があるとスタッフが本館から飛んできます。
新発売のNo.6000金属脚
既報の通り、2024年度の浜本工芸の学習机ラインナップには目立った変化はありません。唯一新しいのは、No.6000デスクユニットの「金属脚」くらいです。
ただ、これも言われなければ気付かない感じですね。キレイすぎて黒く塗った木製脚かと思ってしまいます。
ダイニングテーブルにも金属脚
金属脚の採用はデスクに留まらず、ダイニングテーブルにも採用されています。しかし、こちらも言われなければまったく気付かないです。そう言えば、木製脚よりは薄いかなという程度ですね。
ちなみに、こちらは浜本工芸らしからぬ、ウォルナット無垢のテーブルです。しかも、ウレタン塗装ではなくオイル塗装!もちろん椅子もすべてウォルナットです。
ウォルナットのデスクは販売好調
ウォルナットと言えば昨年度は「No.0989デスク」が発売されました。こんな高級なデスクが本当に売れるのかと思ってましたが、これがコンスタントに売れているそうです。学習用だけでなく書斎用としても売れているそうで、あるところにはあるもんだと思わされます。
ちなみに、セットされているデスクライトは新しくカタログに掲載された山田照明「Z-S7000」。書斎用やリビング用として必要だろうということで採用された模様です。
新商品の高価格帯ソファも販売好調
本館に戻りまして、学習机コーナーだった場所には新商品の「No.6000リビング」シリーズが置かれています。現在の浜本工芸のソファでもっとも高価格帯となるそうですが、さっそく立て続けに売れているということです。
浜本工芸には従来からもカウチソファがあるのですが、それと比べると失礼ながら別格と感じるほどNo.6000リビングは確かに素晴らしいです。かなり本気で欲しくなってしまいました。
浜本工芸は2023年6月に横浜ショールームをオープンしていますし、最近はこういったところに惜しみなく投資している印象ですね。その甲斐あって、今までは考えられなかったような高額品がポンポン売れるのでしょう。
まさしく世の中は二極化の様相です。ネットで1~2万円台の学習机しか売れないかと思っていたら、店頭では浜本工芸の学習机が変わらずコンスタントに売れるばかりか、さらに高額なウォルナットモデルまで売れているという現実。
そう言うと何やら他人事のように聞こえるかもしれませんが、先ほどのNo.6000リビングも含めてやっぱり良いものは良いですよ。触れたり実際に座れば、欲しくないという人はまずいないと思います。
というわけで、是非一度、新しくなった浜本工芸の大阪ショールーム&デスク別館に足を運んでみてください。
本館:大阪市中央区常盤町1-3-8 中央大通FNビル1F
デスク別館:大阪市中央区常盤町1丁目2-12 ユニオン谷町ビル1F
【営業時間】10:00~18:00
【休館日】毎週水・木曜日
コメント 皆様からご質問・ご意見など