先日のこと。私が家に帰って晩御飯の支度をしようとしたところに、息子が申し訳なさそうな顔をしながら言いました。
「パパー、こんなんなってん。」
なんじゃこりゃ!?息子の机の上に敷いたデスクマットの表面がフニャフニャに浮き上がってしまっているではありませんか!
いったい何をやらかしたのかと思いきや、その原因はまったく意外なものでした。
コンセントに挿して使うタイプの芳香剤の容器がひっくり返って中身の液体が漏れ、どうもその液体がデスクマットを変質させてしまったようです。
芳香剤の液体にデスクマットの塩ビに対する可塑剤のような成分が入っていたのでしょうか。芳香剤の液体の成分が不明のため正確なことは分からないのですが、おそらくそういうことだと思います。
※この記事は2016年11月30日時点の情報に基づいています
デスクマットを買い替える羽目に(苦笑)
LEDデスクライトに引き続き今度はデスクマットか…とも思いましたが、芳香剤を息子の机の上に置いたのは母親ですし、私もまさかそんなことになるとは思いもよりませんでした。そんなわけで息子にとっては不可抗力。新しいデスクマットに買い替えてあげることにしました。
新しいデスクマットは、先日メール取材をさせていただいたアイルインテリアエクセルで購入させていただきました。しかしまあ、丸めずに板ダンボールでしっかり梱包して発送したら、利益なんて残りませんよね(苦笑)逆にご迷惑ではないかと申し訳なく思ってしまいます。
息子の希望で「ドラゴンボール超」
息子の希望はドラゴンボールもしくは世界地図ということで、コイズミファニテックの「ドラゴンボール超(スーパー)YDS-173DB」に決まりました。裏面は世界地図ですし、息子的にはパーフェクトなデスクマットです(笑)LEDデスクライトの光が反射して、迫力が増しています。
「しかしまあ、小学3年生にもなってドラゴンボールとはまだまだお子ちゃまだなー」なんて思ってしまいましたが、よくよく考えたら私が少年ジャンプでドラゴンボールを読んでいたのって、小学校高学年から中学生の頃なんですね(苦笑)いつも子供の立場を考えていたつもりが、まったく同じ目線になれていないことに気づいて愕然としました。
ちなみに、凸凹になったデスクマットも1ヶ月ほどしたら随分マシになってました。裏返せばまだ使えたということにも気づいてしまい、買い替える必要はなかったですね。息子はご機嫌ですが(笑)
デスクマットが大きくなっている!
新旧のデスクマットを重ねてみて驚きました。奥行こそ変わっていないものの、幅が840mmから890mmに大きくなっているのです。
改めて調べてみたところ、コイズミファニテックのデスクマットは2013年度から現在のサイズに変わっていました。価格も100円アップしてるんですけど、最近はお菓子でも値段は変わらず量はものすごく減っていてガッカリさせられることが多いことを考えると、世の中の流れに逆行していますよね。
息子の学習机は110cm幅ですので、余計にありがたく思います。
芳香剤の液体を無塗装とオイル塗装にかけてみた
話は変わりますが、塩ビのデスクマットを変質させた芳香剤の液体はデスクマットだけではカバーできずに、ウレタン塗装の天板にも広がっていました。しかし、天板はまったく損傷なし。やはりウレタン塗装は薬品にも強いと改めて確信しました。
では、無塗装やオイル塗装にかけてみたらどうなるんだろうということで実験してみたのが上写真です。左が無塗装、右がオイル塗装ですね。
無塗装のほうは、木目に沿って液体が広がりましたが、拭いた後は濡れ色になるだけで目立った変質は見られませんでした。
オイル塗装のほうは、木目に沿って液体が広がることはほとんどなく、拭いた後はやはり濡れ色になりました。
「濡れ色になるくらいだったら別に問題ないじゃない?」と言うこともできますが、これがもし墨汁だったら最悪ですね。やはり学習机の天板はウレタン塗装であるべきだと痛感しました。どうしても木の質感をと言うならカリモク家具のピュアオークで決まりでしょう。
学習机は子供が使うものですから、十分な耐久性を持っていなければならないと思います。堅牢な引出し、ウレタン塗装は必須条件です。デスクマットさえ敷いておけば大丈夫なんて言うのはまったく見当違いです。そもそもデスクで一番キズや汚れがつきやすいのは、デスクマットでは覆えない天板の手前の縁ですからね。
「キズが思い出になる」なんて美化した言い方もできますけど、実際のところキレイなキズや汚れなんてものはありません。もっとも、今回のデスクマット変質事件は良い思い出になりましたが…(苦笑)
コメント 皆様からご質問・ご意見など
収納マン 様
たびたび失礼致します。
マットですが、カーペットに合わせて、STUDY UP DESK対応のシンプルラインに決めようかと思いましたが、サイズを確認したところ、シェルフを置いた状態では敷けない感じですが、実際は如何でしょう?
マットの上にシェルフを置いて使用できるものなのでしょうか?
よろしくお願い致します。
やまさま
ケユカのニノスは天板サイズが1050×600mmながら、シェルフ(上棚)は920×235mmですので、1020×535mmのコイズミファニテックのデザインマット・シンプルライン(YDW-260SL)だと、シェルフの手前側がマットに乗る感じになるでしょうね。
そうすると、シェルフが若干後傾するようなかたちとなりますが、取り付けできないということはありません。
一昔前はデスクマットの幅がもっと大きくて、そこに上棚が乗って若干後傾するということが多かったので、個人的にはあまり気にならないのですが、気になる人もいるかもしれませんね^^;
ちなみに、ニノスの専用デスクマットが880×500mmですので、これがもっとも無難でしょう。
コイズミファニテックの標準デスクマットのサイズが890×500mmですので、これでもギリギリ大丈夫なんじゃないかと思いますが。
(幅95cmのCDシリーズでも大丈夫なように作られているはずなので)
収納マン 様
ありがとうございます。
ニノス専用のマットがあるのですね?
それに決めます!!
諸々ありがとうございました。
やまさま
今年のカタログはまだ見ていないのですが、2016年12月版には「デスク10560用マット」という商品名で、税別3100円にて取り扱われています。
柄などはなくクリア仕様。
2枚重ねか1枚ものかは分かりません。
店舗にてお尋ねください^^