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チャッピーなどAIに学習机の購入について相談してみた結果

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チャッピーなどAIに学習机の購入について相談してみた結果

近頃、何かにつけてAIが話題です。株式市場ではAI関連銘柄が注目を集めるなどして日経平均株価が史上最高値を更新し続けています。詐欺集団はAIを駆使してビデオ通話で警察官に偽装するなどします。

我が家でも大学生の娘と息子がチャッピー(Chat GPT)を当たり前のように使いこなします。私もプライベートや仕事で使うことが増えました。

少し前まではイマイチ使えないという印象でしたが、先月(2026年5月)にGoogleがGemini 3.5を公開してから格段に良くなったと感じています。Gemini 3.5は私が有償契約しているAI画像ジェネレーターよりも的確で、しかもスピーディーに画像を出力してくれます。また、質問を投げかけても以前より正確な回答が返ってきます。

このままいけば、学習机の購入に際して私よりもAIが頼られるようになるのは時間の問題でしょう(苦笑)ともあれ、まだ今のところはAIの回答も完全ではなく、ハレーション(≒誤情報)も散見されます。

そこで今回は、OpenAIの「Chat GPT」、Microsoftの「Copilot」、Googleの「Gemini」に学習机の購入について相談して得られた回答を、プロの目で検証してみたいと思います。

※この記事は2026年6月2日時点の情報に基づいています

プロンプト(質問)

小学校低学年の子供のために学習机の購入を検討しています。
予算は3~5万円程度です。
どんな商品がおすすめですか?

Chat GPTなどのAIは質問の内容を具体的にすることで、より正確な回答を返してくれます。ただ今回は敢えて、上記のように抽象的な質問をぶつけてみました。

なお、AIは過去に私が利用した際の個人情報などを回答に反映させるため、今回はすべてシークレットモードで試しています。

AIによる回答

OpenAI/Chat GPT-5.5 Instant

OpenAI/Chat GPT自身が描いたChat GPTのイラスト
※Chat GPT自身が描いたChat GPTのイラスト

まずはOpenAIのChat GPTから。2026年5月にリリースされたGPT-5.5 Instantの回答を見てみましょう。

MicrosoftとGoogleが長らく検索エンジンを提供していたのに対し、OpenAIはAIの会社です。そのため、回答の元となる情報源に心許なさを感じます。AIをフル活用して画像や文章を生成したアクセス数の少ない個人ブログだったり、大手以外のキュレーションサイトだったりします。ほか、ロウヤ、イケア、楽天市場などのショッピングサイトも参照しています。

ともあれ、今回の回答に関してはハレーションは見当たらず、抽象的な質問に対しても妥当な回答を寄せている印象です。ちなみに、Chat GPTは以下の4台をオススメしてくれました。

コイズミファニテック/ビーノ

最有力候補として挙げられたのはコイズミファニテックの「ビーノ」。推奨理由は、天然木のシンプルデザイン、大学生になっても違和感なく使える、幅105cmで教科書・ノート・タブレットを広げやすい、評価も高い、とのことです。王道的なセレクトだと思いますね。

一生紀/エクリュ

幅105cmのオシャレなアルダー無垢の一生紀のデスクとだけで商品名が挙げられていなかったのですが、「エクリュ」のことだと思います。もっとも、「エルデスク」の可能性もあります。推奨理由は、アルダー無垢材で質感が良い、ナチュラル系インテリアに合う、3万円台前半で購入可能、とのことです。

ただ、塗装に触れていない時点で、評論家としては不十分だと思いますね。

IKEA/レラテラ 昇降式デスク
IKEA/レラテラ 昇降式デスク
出典:IKEA 税込価格:18,990円

3番目の候補はイケアの「レラテラ 昇降式デスク」。推奨理由は、高さ調整可能、小学校低学年に合わせやすい、将来はPCデスクとしても使える、とのことです。

2万円前後なので椅子や照明も含めて予算内に収まりやすいとも言っています。トータルの予算まで心配してくれるのはありがたい一方、じゃあなぜ収納量までは考えてくれないのかとも思います。

LOWYA/クレステ

お次も商品名が明確ではなく、ロウヤでデスク、ワゴン、可動棚が付いて4万円前後ということなので、「クレステ」のことじゃないかと思います。やわらかくて加工がしやすい=キズがつきやすいパイン無垢材、おまけに塗装も不明なので、私だったら「絶対にやめておけ」と言う商品ですね。

Microsoft/Copilot(GPT-4oまたは4)

Microsoft/Copilot自身が描いたCopilotのイラスト
※Copilot自身が描いたCopilotのイラスト

MicrosoftのCopilotはGPT-4oまたは4がベースです。つまり、GPT-5.5よりも古いモデルのため、ハレーションが多くなります。また、画像の生成を依頼しても、こちらの指示に従わないことが多いです(上の画像も800:450ピクセルと指定しているのにアスペクト比が違っています)。

一方で、検索サイトを運営しているだけあって、参照元は一定の信頼感があります。また、総合的な観点から選び方を指南してくれたり、比較一覧表を出力してくれるなど、相談者に寄り添う姿勢が感じ取れます。

ちなみに、Copilotは以下の4台をオススメしてくれました。

くろがね工作所/ラティック

まず、Copilotが”予算内で最もバランスが良い本格派デスク”として紹介してくれたのは、くろがね工作所の「ラティック」です。えらい玄人好みのチョイスだなと思ったら、ソースが私の書いた記事(5万円台のオススメ学習机)でした(苦笑)

ただ、推奨理由のひとつとして、Copilotは”国産メーカーで耐久性が高い”と述べているんですね。もちろん、私はそんなこと言ってません(ラティックはベトナム製)。くろがね工作所が国産の学習机を扱っていたのなんて10年以上も前の話ですし、口から出まかせも良いところです。

スマート・アイ/ルック

楽天ランキング上位の人気モデルとしてCopilotがピックアップしたのはスマート・アイの「ルック」。”コスパ最強の定番セット”と持ち上げてくれてますが、これはただ安いだけでパフォーマンスが良いとは私は思いません。”手頃な価格でしっかりした机”とも言ってますけど、完全組立式なのですぐに壊れます。

スマート・アイ/ハロ2

お次もスマート・アイで「ハロ2」です。推奨理由は、成長に合わせてレイアウト変更できる組み替え式、収納力が高く長く使える、カラー展開が豊富で部屋に合わせやすい、3万円前後で買えるのが魅力、となっています。幼児期からお絵かきデスクとして使うには良いかもしれませんが、小学校低学年には今さらでしょう。

ニトリ/ES23

Copilotは最後にニトリの「コンパクトデスクES23上棚セット」をセレクトしてくれたのですが、上棚は既に完売、デスク本体もブラック色だけとなっており、今後は「スタンダードデスク上棚セットYS01」に移行するものと思われます。どんどんIKEAの「ミッケ」に似てきますね。

私もES23の在庫がほぼなくなっていることは初めて気づきましたが、これに限らずCopilotは既に廃番になったものや日本では扱われたことがない商品を勧めてくることが少なくありません。

Google/Gemini 3.5 Flash

Google/Gemini自身が描いたGeminiのイラスト
※Gemini自身が描いたGeminiのイラスト

Chat GPT 5.5と同時期にリリースされたGoogleのGemini 3.5 Flashは以前のバージョンよりも早く、的確な回答を提供してくれます。個人的にはGPT 5.5よりも優れていると感じます。

今回の質問に対しても割りと当たり障りのない回答でした。ただし、参照元は示されていません。”私(Gemini)が総合的に作成したもの”と主張していますが、検索エンジンのデータベースから抽出していることは明らかです。個人的にはちょっと傲慢すぎると感じてしまいます。

なお、Geminiは以下の3台を私に提案しました。

一生紀/エクリュ

まず1台目は一生紀の「エクリュ」。Chat GPTも2台目にピックアップしたデスクですね。”無垢材(アルダー材)を贅沢に使った温かみのあるナチュラルなデスク”と評価しています。フルスライドレールを使っていることも評価していますが、塗装はどうでも良いみたいですね。

LOWYA/クレステ

次もChat GPTと被っています。商品名が明示されていないのですが、ロウヤの組み替え式デスクで3万〜4万円台ということですから「クレステ」で間違いないでしょう。やはり塗装や材質はどうでも良いみたいです。そこに言及している(知識を持ち合わせている)サイトが少ないからでしょう。

    ニトリ/くみあわせですくDL03(?)

    ”言わずと知れたニトリの定番シリーズ”の「くみあわせですく」と言えば2026年度は「DL03」のことだと思いますが、現在は約8万円です。これが”4万〜5万円台”っていつの話だよって思ってしまいます(2023年度の廉価版「GL23」が税込59,900円で最後)。

    Geminiは賢いと思っていたのですが、まだまだですねー。

    以上の通り、チャッピーなどのAIは日進月歩で賢くなっていますが、現在のところは参考程度にはなるけれどもまだ不正確な情報が少なからず含まれるという状況だと思います。しかしながら、一般のユーザーはそんなことには気づけないでしょうね。楽天市場などで売上上位に上がっている商品をそのままオススメされて買ってしまう人は少なくないはずです。

    とは言え、AIが人間よりも賢くなるのも時間の問題だと思います。そのことにAI自身が気付いて人間を支配しようと企てる時代がやってくるかどうかは分かりませんが、私としてはとりあえずAIの養分として頑張れるところまで頑張っていくしかないと考えております。

    まあ、私が死んでもAIの中で私の知識が生き残ると考えたら、それもロマンかもしれませんね(苦笑)

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    この記事を書いた人
    収納マン(芝谷 浩)

    家具メーカー在籍時を含め20年以上、年間200台以上の学習机を吟味し続ける「学習机評論家」。学習机だけでなく、目にやさしいデスクライトや姿勢良く座れるチェア、ランドセル等の収納方法についても研究しています。
    2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立し、TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」優勝などメディア出演多数。長女の小学校入学に際して学習机を購入したことをブログに報告したところ相談が殺到。以後、展示会や販売店を回り、最前線の情報を発信しています。詳しいプロフィールはこちら

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